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◆不定期日記ログ◆

LOG 2009-09

■2009-09-04
サスロ…?
 同僚に、男・男・女・男の4人兄弟の人がいる。

 兄弟の数が多いと、兄だとか妹だとかでは個人を特定できないことが多い。
 だが、この場合は、たとえば「兄が…」という話題になったときに、
 「ギレンのほう?ドズルのほう?」という識別ができるので大変ありがたい。
 こういったパターンは他にもどんどん編み出していくべきだと思う。
 
■2009-09-07
JINGマシーン
 蕁麻疹がすごい。
 金曜日は1日中どこかしらボリボリ掻きながら仕事をしていたが、夜になって蕁麻疹の範囲が全身に広がっていることに気づいた。
 腕とか脚とか、蚊の群れに襲われたみたいになってる。
 ケツや背中なんてもう世界地図を描いてる。

 土日ともに仕事に出なきゃならんというのに、全身かゆくて眠れない。
 痒み止めがないかと深夜のコンビニを巡ったが、化粧水しかなかった。
 クソッ!
 原因不明の蕁麻疹なんてすぐおさまると思ったのが甘かった!

 結局、土曜は寝不足&蕁麻疹のひどい状態で仕事をこなし、当番医に駆け込んだ。
 注射と飲み薬と軟膏の力でかゆみを押さえ込むと、睡眠不足のせいかケータイ大喜利を観る余裕すらなく布団に倒れていた。

 まだ、あとからあとから蕁麻疹が出てくるが、原因はわからない。
 蕁麻疹の原因なんて9割がたは不明なもんだ。
 だが、出続けているということは、原因が取り除かれていないということだろう。
 いったい何が……

 あっ、仕事か?(24日連続勤務予定・15日目)
 
■2009-09-14
月に吠える
 月の表面を覆う砂は、太陽光をでたらめに反射させてしまうらしい。
 そのため、夜空に見える満月は、球形であるにも関わらず、平面的に、円形に見える。

 ふと「竹取物語は凄いんじゃないか?」と思いあたった。
 日本最古の物語が、教科書に載るくらいの完成度を誇っているとか、そういう視点では言うまでもなく凄いのだが、今回はそういう話ではない。

 平安時代の半ばごろに、この作者は、月に都があることを想像している。
 つまり月には地球と同じ大地(大地の定義は曖昧)があると認識していたわけだ。
 これは凄いんじゃないか?

 だって夜空に出てる月なんて、お盆にしか見えないし、毎日ゴリゴリ欠けるし、うさぎの模様は描いてあるし、とうてい大地があるように見えないじゃないか。
 「円い」と「丸い」の区別もできない日本語話者が、どうやってそんな発想をしたのか?
 満ち欠けの様子から、球形であることが推測できた……のかもしれない。するとしかし、朔望の仕組みを知っていて、我々のいる大地のほうも球形をしているという事実をあっさり受け入れていたということになる。
 地球が丸いこと自体は、紀元前から知られていたようだけれど、そのうえ月も球状で、そこに都がある、なんてことがフィクションの下地として平然と受け入れられていたのが凄い。
 
 「いや、別に凄くない。地『球』というからには球形なのは確定的に明らか」
 
 お前マジ頭いいな。
 
■2009-09-17
秘宝を求めて
 SaGa2がリメイクされた。

 原作を小学生のころからプレイし倒している以上、やらないわけにはいかない。
 久しぶりにRPGをプレイする好機だ。
 残念ながらせんせいは村一番の美人ではないようだが。

 意外にもテンポよくできていて、サクサク進める。
 俺がマップを暗記していることを差し引いても進行が早い。
 サガみそよりもおおらかなシンボルエンカウントは、ランダムエンカウントだった原作よりも快適かもしれない。バトルのテンポもかなり気を使っている印象。

 とりあえず、変身テーブルが一部さしかえになっていて参った。
 そりゃそうだ、モンスタークリアの英知がそう簡単に生きちゃ困る。
 逆に言えば、そのほかのセオリーはだいたい通用する。
 追加イベントをすべて無視すれば、ほぼ原作どおりの時間でクリアできるかもしれない。イベントの追加を、無視して差し支えなさそうな程度に抑えたのは英断だったと思う。

 さしあたって安心したのは、
 「カイもいっしょとは つごうがいいし、ネ★」
 にしか見えなかったライノサウルスのセリフが、ちゃんと
 「都合がいい 死ね!」
 と書かれていたことでした。
 
■2009-09-21
連休、挙式、そして物欲
 シルバーウィークのシルバーって、敬老の日の事だったのか!
(カレンダー上ではゴールデンウィークより長いことに気づいた)

 さて、そんな大型連休に、次兄が結婚式を挙げた。
 俺の仕事はパンフレットの製作で、コラ画像を作るのに全力を傾けた。
 当日は全編にわたって新郎が出ずっぱりで、お色直し再入場や友人余興ですら新郎が大活躍し、新婦友人の写真を新郎自ら撮りまくるなどの新郎無双を見せつけていた。
 あまり突っ込んだことは割愛するが、長兄として「お前ハードル上げすぎ」とだけ言っておくことにしよう。おめでとう。



 身内の話はこのくらいにして……
 ここまで休日返上での出勤が続いていた俺は、この一大イベントにかこつけて、溜まりに溜まった物欲を炸裂させることにした。
 今回の炸裂対象はデジカメだッ!!

 4年前にIXYを買ったときには、デジタル一眼レフにするかコンパクトデジカメにするかで非常に迷ったものだが、もう今は迷いはない。
 良い写真を撮る条件、それはカメラを持っていることだ。
 携帯性は何より勝る。

 したがってコンパクト一眼のカメラを買うんだよーッ!!
 やはり一眼への憧れは拭いがたく、18日に発売されたばかりのLUMIX DMC-GF1を躊躇なく購入!!
 祝儀でダメージを受けた家計をさらに酷使!俺の消費は低迷しない!
LUMIX DMC-GF1
一眼らしくブラックで
 さっそく、前回と同じく、最新型コンパクト一眼をケータイのカメラで撮るという羞恥プレイに及んだよ!!

彼岸花
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 このカメラ、思っていた以上に良い。
 なんにも考えずにオートで撮ってもこんな状態になってしまう。

野良猫
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 薄暗くても構わないでフラッシュ無しで撮ってしまう男なんだぜ。
 それでもこの細かさ。
 こいつはしばらく遊べそうだぞ。
 
■2009-09-30
ゼロ除算
 よく「数学は社会とかと違って、答えがきっちり1つに決まる」みたいな比較がある。
 これはある意味では正しいが、かならずしもそうとは言えない。

 小学校の段階で、すでに数学は不安定である。
 3年生の教科書で「割り算」が登場するが、当然その中には「ゼロ除算」が含まれる。
 しかし、手元の教科書には「ゼロで割ってはいけない」という内容の説明が無い。

 いったい教室ではどうやって切り抜けているのだろう。
 「0÷4=0」が示されているのに、「4÷0」について疑問を持つ子どもが一人もいない、なんてことがあるだろうか。

 数学の世界が崩壊してしまうようなバグが、小学校3年生の段階で露呈してしまう。
 これを不安定と言わずして何と言うのか。


 しかし、虚数なんかもかまわないで定義してきた数学である。
 「ゼロをゼロで割った数」みたいなものを定義した人はいなかったのだろうか。
 なんかこう、それっぽい記号をあてがって「ゼロで割るとコレが出てきちゃってすごい高度な数学になるヨ!」みたいなハッタリを効かせれば、小学生もとりあえず矛を収めてくれるのではないか。

 それっぽい記号か…
 ゼロをゼロで割ったことを示すために「%」みたいな形でどうか?
 あれ、なんですでにキーボードに刻印されてんだ、この記号。