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◆不定期日記ログ◆

LOG 2002-09

■2002-09-02
誕生日プレゼント対決
 誕生日プレゼント。
 それは一年分の威信を賭けた壮大な対決。
 誕生日を迎えた相手に、いかに精神的ダメージを与えるかという男の勝負なのである。

 7月に誕生日を持つ御白州氏と、8月に誕生日を持つ俺は、毎年激しく火花を散らしてきた。
 ちなみに前年度は、「竹ぐし」VS「クッキー型」で御白州氏のクッキー型が圧勝をおさめている。
 もちろん両者ともに、テキトーにいらないものを贈っているわけではない。みずからお店に出向き、ちゃんと自腹で購入して真心込めて攻撃するのである。

 先攻となる俺は若干不利ではあるが、ここで諦めては男がすたる。
 最高のプレゼントで脱力させて、そのままインパクトで押し切れば勝てない戦ではない!

 で、今年の結果。

 俺の「洗濯機のなんか風船みたいなくずとりのネット」
 御白州氏の「パスタとかスパゲティとか人数分量る装置」

 壮大な引き分け。
 あと少しだったのに……くそ、来年は勝つ!
 
■2002-09-04
事実を元にしたフィクション
「もう少しでゲームキューブの『スターフォックス』が発売されるわけだが…
 なんつーか、フォックス・マクラウドって狐っぽく無くねぇ?」

「あー確かに。そういわれればそうだな。
 もっと顔とか長いと狐っぽくなるのかな」

「このままだと犬だな。意外と犬だったりしてな」

「いくらなんでも犬はねえだろ」

「いや、犬じゃねぇの?
 …ドッグファイトとかするし」

 脳内を乱れ飛ぶ『笑点』のサブトンを受けながら、男は思った。
 俺はただ、うまいこと言いたいだけだったんだ。
 
■2002-09-06
今日は「妹の日」らしいけど激しくどうでもいい
 うちの爺さんと婆さんが、
 毎週欠かさず「堂本兄弟」を見ているのは何故ですか。

 えなりかずきだけでは説明しきれないのです。
 
■2002-09-07
伏兵エンカウント
 徐々に秋の気配が感じられるようになってきました。

 そんな折、私のバイト先のスーパーにも、梨が並ぶようになりました。
 梨のために、レジには新しいキーが入っています。というか旬のものの入れ替えが行われています。梨が来たら「幸水梨」のキーを押して認識させるわけです。簡単簡単。

 しかし翌日、そんな私に襲い掛かる残酷な現実。
 「20世紀梨」のキーが増えてました。

 まさか素人に、それもキャベツとレタスを混同する「違いのわからねえ男」に、幸水梨と20世紀梨の判別をさせるおつもりでは…と思いましたが、どうやらついているネットで判別せよとのことらしいです。
 ネットがついていないのが20世紀梨、と。
 これなら楽チンです。

 しかしその油断が招いた悲劇。
 密かに追加されていた「豊水梨」と「幸水梨」を押し間違える罠。
「ネットの色が緑だから…幸水!」とか注意してても、キーを見間違えるという落とし穴。

 違いのわからねえ男は今日もゆく。

―――追記―――

 さらに翌日、「幸水梨のネットが足りなくなる」という事件が発生。
 完全に見た目だけで梨を識別しなければならない事態に。

 …。
 店長!ゲームバランス悪すぎです!イージーモード付けてください!!
 
■2002-09-11
第一印象
 実家の愛猫えもくんの行動パターンレポート。

【CASE1】
 俺が実家に帰ったらいきなりえもくんが台所で盗み食いしているのを発見、あまりの微笑ましさに頬を緩ませつつも、厳しい口調で「こら!」と説教した場合


→ものすごい勢いで逃走、帰ってきても俺が近づくと目をまんまるくして厳戒体勢。
 評価「修羅のごとく怒るひと」
 一日たつと普通の態度に戻る。

【CASE2】
 実家に帰ってすぐにえもくんと遭遇しなかった場合


→夕飯の頃になってふらっと帰ってきて父者などと交流。俺無視。
 評価「だれだっけこのひと」
 つかまえてなでなですると「べたべたさわる嫌なひと」にランクダウン。

【CASE3】
 実家に帰ってすぐに台所に行き、にぼしを取り出した場合


→取り出す前から呼びもしないのに匂いを嗅ぎつけ、すり寄ってきてお座り・お手。
 外から帰ってくると真っ先に俺のところにきて、なでられて喉を鳴らす。
 評価「にぼしくれるいいひと」
 一日たつと普通の態度に戻る。

 ファーストインプレッション、これ大事。
 
■2002-09-13
break wind
 きょうは、ゆうがたからバイトがあったので、
 おやつに、さつまいもをおなかいっぱいたべて、いきました。

 おしりが、バクハツしそうになりました。
 
■2002-09-14
ふまれたりけられたり
 いま、煎餅たべてるんだけど。
 「しょうゆがしみてるおかき」っていう奴。
 確かに、しょうゆがしみてる。
 俺の口内炎に。
 やられた。
 
■2002-09-18
日記っぽい日記
 実家(山奥)に帰ってみた。
 接続手段は電話から引っこ抜いた電話線。
 バババババピーピョロロと、懐かしきネゴ音がする。

 雨降りの上、ゲームキューブのAVケーブルも行方不明なのでヒマ。なので、プレステを引っ張り出して久々に「聖剣伝説レジェンドオブマナ」でもやってみることにした。
 適当にさしたメモリーカードのデータをロードしてびっくり。

 名前「のる」
 武器「ぱんち」
 防具「はだか」「ぬのきれ」「ねくたい」


 最終ダンジョン・マナの聖域を目前にしてなんだこの貧弱な名前は。実際弱いし。

 しかし連れているゴーレムを見てびっくり。
 名前「ロボ彦のすべて」。すべてってなんだ。
 あげく、分解を試みたらディオールナイフ・フルメタルフルメイル・スウィフトフルメイル・ドラゴンペンダントで出来ていることが判明。
 つまりこの主人公は、自分の装備にかけるはずの金・労力をすべてロボ彦に託していたのだ。
 ためしにマナの聖域に乗り込んでみたら、本当にロボ彦のみの攻撃でマナの女神を落としやがった。
 なんつープレイをしてたんだ、俺は。
 (そういえばこんなこともしてたっけ)
 こういう、なにやってもいいよっていうゲーム、大好きだ。

 最近のゲームにはめっきり食指が動かなくなった保守ゲーマーな俺だが、あらためて聖剣伝説の新作に期待をかけてみることにした。
 
■2002-09-21
十五夜
 今夜は十五夜。

 先日、14歳の誕生日を迎えた末弟を、「記念写真を撮っておこう」といって外に連れ出した。
 さらに、次兄に頼んで原付を貸してもらう。
 今日の十五夜のために、撮っておかなければいけない写真があったのだ。本当は十五夜当日に撮りたかったのだが事情により妥協。
 いい感じに月もでてきた。末弟を原付にまたがらせて、デジカメを構える。
 末弟にはこの撮影の意味がまったくのみこめていないようだが無視。

 見よ!これが十五夜のために撮られた写真だ!
ナイトライダー
盗んだバイクで走り出す~♪

 …オーケーオーケー。言いたいことはわかる。
 俺がかわりにツッコんでやるから。
  • 末弟はまだ15歳じゃないだろ。
  • あとそれ、「盗んだバイク」じゃなくて「借りた原付」。
  • スルーしようかと思ったけど、十五夜と「15の夜」は違うぞ。
 よし。来年はハジけてもらおうか。
 
■2002-09-24
TSUTAYA万歳II
 最近借りた音楽CDリスト。
  • Hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~ // hide
  • T.M.Revolution B*E*S*T // T.M.Revolution
  • Da Best of Da Pump // DA PUMP
  • THE SHORT HAND // SOPHIA
  • THIS BOOWY // BOOWY
  • D・N・A // Janne Da Arc
  • 世直し Good Vibration // sex MACINEGUNS
  • 蜃気楼 // TETSU69
 5月29日の段階よりはまとまった雰囲気なのでよかったです。
 あと、こういう日記を書くと検索でうっかり来る人がいて申し訳ないです。
 
■2002-09-26
独白レジスター
 レジとかのお仕事をやった人ならわかると思うんです。
 やったことない人でも、スーパーとかによく行く人なら気づいてるかもしれないんです。

 レジに並んでいて、前の人が代金として払ったお札。
 これは、レジの中の一番上にそのまま入れられます。
 そして、次のお釣りのときに、たいてい上から取られていきます。

 何が言いたいかというと。
 前の人がお札をなめたりしていた場合は、死んでもお札のつり銭が無いようにしろと。
 もし一万円など出そうものなら、唾液が付着した紙幣がかえってきます。
 
■2002-09-28
記憶の果てに
 この前書いたように、何枚かCDを借りてきた俺。
 今日は、その中の一つである「Da Best of Da Pump」を聴いてテンションを微妙に上げることを試みた。
 思惑通り微妙なテンションになって作業が微妙にはかどった。

 しかし12曲目の「if...」になってテンションが急落。
 この曲は2000年発売のシングル。俺が高校を卒業した年の、秋だ。
 辛く厳しかった浪人時代を思い出して、もう。
 うかつだった。
 
■2002-09-29
カメムシ大発生
 無事昇給したスーパーレジスターT-1000Kです。

 そんな私がいつものとおりレジを打っていましたところ。
 店長がやって来て、「君に特殊任務。」と仰せになりました。
 そして袋とガムテープを渡されました。
 当然、私は怪訝におもって問いました。
 「特殊任務ってなんですか?」

 「かめむし拾い。」

 よく見ると、なんとレジの周りに点々とカメムシが落ちています。
 私に課せられた仕事は、そのカメムシを回収&処分することらしいです。
 臭いのがアレですが、私以外にこの任務を行える者がいません。快く承諾し、袋を片手に作業を開始。ガムテープによる伝説の必殺技「ベットリ☆ザ☆アグネス」にてつぎつぎとカメムシを回収していきました。
 しかし、出入り口まで来て驚愕。

 …えーと…
 窓の、外側に、1/4スクリーントーンがかかってます。
 …というか、大量発生したカメムシによって店が包囲されています。
 蠢いています。カメラ持ってればよかったです。

 で、入り口の自動ドアのところに大量にカメムシが死んでいます。
 落ちたところをお客様に踏まれて潰れたのでしょう、ひどい匂いが漂っています。
 とりあえずこれを排除しなければなりません。気合をいれて、私は必殺の「ベットリ☆ザ☆アグネス」で攻撃をしかけました。すると、自動ドアが私の動きを関知しました。ドアが開きました。外の連中がまた何匹か入ってきました。

 今日の仕事、エンドレスかめむし拾い(時給10円UP)