◆不定期日記ログ◆
LOG 2017-12
- ■2017-12-01
- キャンプてばさきの苦悩
レベル36に到達し、現段階でカモミが実装されていないことが明らかになったので、ここらで『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(以下ポケ森)のファーストインプレッションを記しておく。
去年はカモミのいない寂しさからなぜか荒野にとびだしてしまったため、まずは無事にどうぶつの森の新作が遊べることに感謝したい。
深夜、キャンプ場に立つてばさき村長 何をするかがプレイヤーにゆだねられている『とびだせ!どうぶつの森』(以下とび森)と違い、こちらはやるべきことが明確になっている。キャンプ場の管理人に任命されたプレイヤーは、魚や果物などの商品を仕入れ、それを各地でキャンプしているどうぶつたちに納品し、いくらかのお金と素材をもらい、そこから家具を作り、家具でキャンプ場を彩るという流れの中で、どうぶつたちの好感度を上げていくのがおおまかな目的となる。
プレイ感覚が『とび森』とまったく違う理由がこの「仕入れ→納品」の部分にある。どうぶつたちは計3回納品すると満足し、それ以上注文をしなくなる。つまり「好感度を上げる」という目的が進捗しなくなる。決まった時間まで待つとどうぶつが入れ替わり、また納品が可能となる。
問題なのがこのサイクルが0時・3時・6時・9時という3時間毎というところである。3時間ごとにお世話とか新生児かよ。1日単位でリフレッシュしていた『とび森』と比べるともう目まぐるしい速度と言っていい。ソシャゲ的な観点で見ると、6時間放置したらスタミナが溢れるということだ。スタミナが溢れることに不快感のある俺がプレイすると、たとえば以下のような一日になる。
……こんな悲惨なブラック労働が、スローライフを掲げる「どうぶつの森」で許されていいのか。さすがにこれでは続かないので、スタミナが溢れることを許容せざるを得ない。
ではログインはそこそこにして、課金アイテムによってカバーしようと思ってもなかなか上手くいかない。課金アイテムでは魚や果物などの仕入れを早くすることはできるが、どうぶつたちに納品して好感度を得る作業は加速できないからだ。一応追加注文を出させる課金アイテムはあるものの、たった3時間で入れ替わることを考えると、これは好感度を集中的に上げたい「推し」に使うものだろうと推測される。
そもそもどうぶつの森とは「明日になったらまた来てくれ」って言われたら素直に待つゲームではなかったか。そこをリアルマネーで解決しようという気が微塵も起こらない。これはもう完全に相性が悪いとしか言いようがない。
概要が発表されたときは「たぬきちがUR家具ガチャを持ってくるゲームでなくてよかった」と素直に思ったが、今は家具はガチャで集めたほうが『とび森』に近かったのでは……とすら思っている。『とび森』で毎日品揃えの変わる家具はある意味ガチャであり、『ポケ森』においても広場で売られている家具や服は似たような性質を持つ。こちらがメインで、この品揃えをリフレッシュする権利が課金アイテムにあったらまた違ったのではないか。『とび森』ではそれに加えて、モデルルームで他人の持つ家具を注文できたので、他人の家を見に行くモチベーションに大きく貢献していた。
そう、他人のキャンプ場を見に行くモチベーションがないのも大問題だ。特に他人のキャンピングカー内部は見に行く理由が何もない。したがって俺の車も誰も見に来ることはない。誰も見に来ない場所にリソースをつっこむのは無駄なので、ローン完済の実績を解除してからは車にはまったく手をつけていない。
さらに言えば『とび森』では「今日はもうやることがないから、誰かの家でも見に行くか」というヒマがあったわけだけど、この3時間サイクルでは、スキマ時間で少しずつプレイする人は「もうやることがない」という状況が永遠に来ない。
誰も見に来ないなら別に家具を増やす必要もない。というか、無駄に家具を作っていると、オブジェを建てるための素材が無くなる。どうぶつの勧誘に必要な家具だけつくっていても無くなる。オブジェは完成まで時間がかかるうえ、どうぶつたちの好感度上限を上げるのに必須なので、一刻も早くこれに手をつけ始めないと好感度が溢れてしまう。というかすでに溢れている。これを一通り完成させないと、おちおち家具で遊ぶこともできやしない。
光と音のステージを楽しむどうぶつたち いくらSNSとの接続が容易なスマートフォンアプリとはいえ、キャンプ場、特にキャンピングカーへの導線が弱い現状では「お気に入りの家具を集めてキミだけの最強キャンプ場をつくろう!」という動機はなかなか湧いてこない。『とび森』、特に『ハッピーホームデザイナー』をそういう動機でプレイしていた俺はコンセプトから外れてしまったなという感じがする。
いろいろ不満点を書き連ねてきたけれど、これは現段階での不満であり、今やゲームはアップデートで大きく姿を変えることができる時代である。QRコードによるマイデザインの実装(解像度がネックか?)や、ARコンテンツなど、遊べる仕掛けはまだまだあると思う。なによりカモミが実装されたら確実に神ゲーになるので早くどうぶつ追加のアプデを下さい。
去年はカモミのいない寂しさからなぜか荒野にとびだしてしまったため、まずは無事にどうぶつの森の新作が遊べることに感謝したい。
深夜、キャンプ場に立つてばさき村長
プレイ感覚が『とび森』とまったく違う理由がこの「仕入れ→納品」の部分にある。どうぶつたちは計3回納品すると満足し、それ以上注文をしなくなる。つまり「好感度を上げる」という目的が進捗しなくなる。決まった時間まで待つとどうぶつが入れ替わり、また納品が可能となる。
問題なのがこのサイクルが0時・3時・6時・9時という3時間毎というところである。3時間ごとにお世話とか新生児かよ。1日単位でリフレッシュしていた『とび森』と比べるともう目まぐるしい速度と言っていい。ソシャゲ的な観点で見ると、6時間放置したらスタミナが溢れるということだ。スタミナが溢れることに不快感のある俺がプレイすると、たとえば以下のような一日になる。
……こんな悲惨なブラック労働が、スローライフを掲げる「どうぶつの森」で許されていいのか。さすがにこれでは続かないので、スタミナが溢れることを許容せざるを得ない。
ではログインはそこそこにして、課金アイテムによってカバーしようと思ってもなかなか上手くいかない。課金アイテムでは魚や果物などの仕入れを早くすることはできるが、どうぶつたちに納品して好感度を得る作業は加速できないからだ。一応追加注文を出させる課金アイテムはあるものの、たった3時間で入れ替わることを考えると、これは好感度を集中的に上げたい「推し」に使うものだろうと推測される。
そもそもどうぶつの森とは「明日になったらまた来てくれ」って言われたら素直に待つゲームではなかったか。そこをリアルマネーで解決しようという気が微塵も起こらない。これはもう完全に相性が悪いとしか言いようがない。
概要が発表されたときは「たぬきちがUR家具ガチャを持ってくるゲームでなくてよかった」と素直に思ったが、今は家具はガチャで集めたほうが『とび森』に近かったのでは……とすら思っている。『とび森』で毎日品揃えの変わる家具はある意味ガチャであり、『ポケ森』においても広場で売られている家具や服は似たような性質を持つ。こちらがメインで、この品揃えをリフレッシュする権利が課金アイテムにあったらまた違ったのではないか。『とび森』ではそれに加えて、モデルルームで他人の持つ家具を注文できたので、他人の家を見に行くモチベーションに大きく貢献していた。
そう、他人のキャンプ場を見に行くモチベーションがないのも大問題だ。特に他人のキャンピングカー内部は見に行く理由が何もない。したがって俺の車も誰も見に来ることはない。誰も見に来ない場所にリソースをつっこむのは無駄なので、ローン完済の実績を解除してからは車にはまったく手をつけていない。
さらに言えば『とび森』では「今日はもうやることがないから、誰かの家でも見に行くか」というヒマがあったわけだけど、この3時間サイクルでは、スキマ時間で少しずつプレイする人は「もうやることがない」という状況が永遠に来ない。
誰も見に来ないなら別に家具を増やす必要もない。というか、無駄に家具を作っていると、オブジェを建てるための素材が無くなる。どうぶつの勧誘に必要な家具だけつくっていても無くなる。オブジェは完成まで時間がかかるうえ、どうぶつたちの好感度上限を上げるのに必須なので、一刻も早くこれに手をつけ始めないと好感度が溢れてしまう。というかすでに溢れている。これを一通り完成させないと、おちおち家具で遊ぶこともできやしない。
光と音のステージを楽しむどうぶつたち
いろいろ不満点を書き連ねてきたけれど、これは現段階での不満であり、今やゲームはアップデートで大きく姿を変えることができる時代である。QRコードによるマイデザインの実装(解像度がネックか?)や、ARコンテンツなど、遊べる仕掛けはまだまだあると思う。なによりカモミが実装されたら確実に神ゲーになるので早くどうぶつ追加のアプデを下さい。
- ■2017-12-04
- いろんな娘氏
- 起きるなり「お部屋あかるくして?」と要求し、電気をつけると「これでたのしく暮らせるね」と素朴な感想を述べる娘氏。
- 多目的トイレで無事娘氏をトイレさせたぼく「じゃあ次はパパチャンがおしっこするね」
→娘氏「じゃあアイチャンがみててあげる」
→ぼく「ええ~~みないで~~」
→娘氏、鍵を開けて外に出ようとする
→ぼく「うおおおッ!こっち来てくれッ!見てくれェーッ!」ジョロンジョロン - 寝言で「トイレットペーパーのしん……」と呟く娘氏。こ、工作をしている!
- お友達に「あったかいコーヒーをのむと心がおちつくよ。」と教えてもらったらしい。どんな園児だ。
- トイレに連れて行ったところ「パパチャンはお外で並んでて」とドアを閉める娘氏。なぜわざわざ自分を追い込むのか。
- お友達から刷り込まれてきたらしい「おならだったら安心して うんちだったらヤメロ」という謎の標語を連呼する娘氏。
- 幼稚園でお手紙を回すのが流行っているらしい。娘氏がお友達から貰ったお手紙はPASCOのパン祭り(1点)のシールで封がされ、何故かホウセンカのたねが5粒入っていた。カワイイだな。
- 帰宅するなり「きょうも、ようちえんで、とてもたのしかったよ。」と言いながらすらすらとお友達にお手紙を書く娘氏。ただし便せんには謎の線とマルが並んでいるだけであった。これでも伝わると思って書いているのだ。
- 葬儀に参列中、会場の照明が落ちたのに反応する娘氏「くらいねェーオバケがでるのかな~~」ぼく「僧侶が半ダースいる部屋に出るオバケがいるかよ……」
- なぜか「コストコ」という語感がツボり、言い方のバリエーションだけで5分くらいむせるほど笑う娘氏。
- 翌日もなぜか「きゅうに笑ってごめんなさーい」と言いながら5分くらい笑う娘氏。
- プリキュアさんのEDダンスを観ながら「かみのけ重そうだねェー」と今更の感想を述べる娘氏。
- 正しい歌詞「ローリン♪ローリン♪ココロにズッキュン」 娘氏「あーりー♪おーりー♪チョコライス♪キュッ♪」 ぼく「チョコライスとは」
- うす茶あられが非常に気に入って、たびたび「丸いのが入ってるおちゃがいい」と要求する娘氏。普通のお茶を出すと「丸いのがはいってないじゃない!」と苦情を申し立てる。
- テーブルの上のペットボトルを転がして落としてしまった娘氏「……ピタゴラ♪スイッチ♪」ぼく「ユーフラテスに謝れ」
- ガソリンスタンドにて「アイチャン、赤がいい」と油種を指定する娘氏。
- 砂場で砂を盛りながら「モンブランつくる」という娘氏。一応聞いとくけどこの場合のモンブランはアルプス最高峰のあれじゃないよね?
- クリスマスを楽しみにするあまり、延々と「じんぐるべ~ じんぐるべ~ すずな~がる~ あでこ~ いじゅあれ あたこれせ~ HEY!!」と歌い続ける娘氏。
俺が車を運転していると、チャイルドシートで娘氏がずっとしゃべり続けている。「パパチャンが小学校にいってるあいだにね、アイチャンとかーたんがー、えっとー、運動会を見ていたんだよ~~……もうじきおたんじょうびだから~~」みたいな意味不明ワードを延々としゃべっているので、この子はマルコフ連鎖による文章自動生成botなのではないかと訝しんでいる。
- ■2017-12-21
- 平成ジェネレーションズFINAL
お仕事をお休みして朝8時から映画館に行って『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL』を観てきたぞ。えっ朝8時? 朝8時とかちょっと映画観るテンションじゃなくね? って思ったけど、よく考えたら朝8時って今まで普通に仮面ライダー観てきた時間帯なので何にも問題はなかった。まだ冬休みに入っていないこともあり映画館はほぼ貸し切りだった。やったぜ。
ニチアサクラスタでない人向けに説明すると、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL』は、平成仮面ライダーにおいて毎年のように行われている、新旧ライダーのクロスオーバー映画の最新作である。ただ今回は7年前の『オーズ』をはじめ総勢6作品からオリジナルキャストが出るとのことで特に話題になった。
俺がニチアサクラスタになったのも、ワイフがプリキュアにハートキャッチされる→なんか前番組で仮面ライダーWがやってる→オーズからリアルタイム視聴開始→ゴーカイジャーが始まり完成、という流れであり、そこから7年ニチアサ民を続けてきた関係上、同じ時代に今出逢えた仲間達が集まるこの映画をスルーするわけにはいかなかった。子どもたちだけでなく、俺が今まさにターゲットにされているのだ。高鳴る心が導くあの場所(映画館)へ駆け抜けていくだけだった。
そういうことなので、ここから先は映画のすごく細かいネタバレを含む。観る予定のある人はブラウザを閉じ映画館へ行くべきだ。人の話だけで知った気にならないで果敢にタフにチャレンジしてほしい。
……というような感じで、とても尊いものを観せて頂きました。これで心置きなく平成が終わるのを迎えられます。えっあと1年あるけどどうすんの!?
ニチアサクラスタでない人向けに説明すると、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL』は、平成仮面ライダーにおいて毎年のように行われている、新旧ライダーのクロスオーバー映画の最新作である。ただ今回は7年前の『オーズ』をはじめ総勢6作品からオリジナルキャストが出るとのことで特に話題になった。
俺がニチアサクラスタになったのも、ワイフがプリキュアにハートキャッチされる→なんか前番組で仮面ライダーWがやってる→オーズからリアルタイム視聴開始→ゴーカイジャーが始まり完成、という流れであり、そこから7年ニチアサ民を続けてきた関係上、同じ時代に今出逢えた仲間達が集まるこの映画をスルーするわけにはいかなかった。子どもたちだけでなく、俺が今まさにターゲットにされているのだ。高鳴る心が導くあの場所(映画館)へ駆け抜けていくだけだった。
そういうことなので、ここから先は映画のすごく細かいネタバレを含む。観る予定のある人はブラウザを閉じ映画館へ行くべきだ。人の話だけで知った気にならないで果敢にタフにチャレンジしてほしい。
とはいえ、加点方式でこの映画の感想を書いちゃうと、
という感じで軽く5000兆点くらいになっちゃうのでもう手の尽くしようがないですね。完全に手遅れです。最高でした。「タカ! トラ! バッタ! 」「……。」「……。」「……変身!!」のとことかもうえいじ君の気持ちが重すぎて手を合わせて拝んでいました。
強いて言えばビルド本編とリンクするタイミングがシビアすぎて、ちゃんとお話を追ってないと意味がわかんなくない? ってなるシーンとかが懸念点ですかね。これテロとかで本編の放送中止があったらギリギリ成立しなかったんじゃあないだろうか。まあシナリオ上「仮面ライダーになったばかりの万丈が先輩方の正義感にふれる」っていうのがクローズアップされてるんで、クローズだけに! クローズアップ! されてるんで、難しいタイミングながら頑張ったな、という感じ。
あとはエグゼイド組のキャラが濃すぎるのでこちらも履修してないと置き去り感がありそうなところも懸念点でしょうか。ほんと神(佐野岳じゃないほう)はすごいよな、自分の作り出した萌えキャラが完全に「母」と化してるんだからバブみどころの話じゃねえ。いずれにせよ福士蒼汰のファンがいきなり観るとかはちょっと難しいのではと思いました。逆に言えばエグゼイドから入った人が観る分には問題ないということで、ここから足し算を飛ばして掛け算で駆け上がっていってエニシンゴーして欲しいものです。
まあそんなことはフォーゼがさらっとコズミックステイツに変身できていたことに比べればどうでもいいですよね。あれは仮面ライダー部との絆が切れると使えないので、あの世界ではユウキは謎の教団の巫女になっておらず、歌星さんも引退してなくて、ちゃんと宇宙飛行士になってるんだなということがわかります。そのことをJKが超早口で説明してくれて本当によかった。あと考察されていたとはいえ、せんとくんが人違いで他人を蹴り殺す仮面ライダーではなかったということが劇中で明言されたのも嬉しかったです。
それぞれのライダーにエンディングの尺が割かれていて、ここのえいじ君とアンクさんも非常にエモかったりするわけですが、ほかに共演者がいないコータさんだけは一人ダムの上で空を見上げる「フラグを立て忘れたノーマルエンド」みたいな感じになってたのが印象的でした。よく考えてみたら仮面ライダー変身者以外のサブキャラが全然いないな鎧武。
最後にひとつ苦情を申し立てますが、誰だよ「スーツアクターの高岩さんももう歳だから100体分身はキツい」みたいな情報を流した奴は。そうなのかーと思って観てたらガタキリバで50体くらいは分身してるじゃねーか。とんでもないデマを流すんじゃあない。さすがミスター仮面ライダーは違うな。
- どこまでが特撮でどこからがCGなのか理解が追い付かない殺陣。特にバイクと最後の大槻ケンヂとの肉弾戦。+1000兆点。
- タケル殿の持ってくる神の恵み。+1000兆点。
- 限られた尺の中でちゃんと「複数の関智一を召喚し殴る」という勝ちパターンを見せつけてくれるタケル殿。+1000兆点。
- 例の「前回の仮面ライダーフォーゼは!」の音楽とともに現れ、例のギターサウンドとともに変身ポーズを決める弦ちゃん。+1000兆点。
- アンクさんの走馬燈を見るえいじ君の思い出の中に、恋愛コンボで超ウザキャラになってしまったときの回転イス頭パチンパチンが差し込まれる。+1000兆点。
という感じで軽く5000兆点くらいになっちゃうのでもう手の尽くしようがないですね。完全に手遅れです。最高でした。「タカ! トラ! バッタ! 」「……。」「……。」「……変身!!」のとことかもうえいじ君の気持ちが重すぎて手を合わせて拝んでいました。
強いて言えばビルド本編とリンクするタイミングがシビアすぎて、ちゃんとお話を追ってないと意味がわかんなくない? ってなるシーンとかが懸念点ですかね。これテロとかで本編の放送中止があったらギリギリ成立しなかったんじゃあないだろうか。まあシナリオ上「仮面ライダーになったばかりの万丈が先輩方の正義感にふれる」っていうのがクローズアップされてるんで、クローズだけに! クローズアップ! されてるんで、難しいタイミングながら頑張ったな、という感じ。
あとはエグゼイド組のキャラが濃すぎるのでこちらも履修してないと置き去り感がありそうなところも懸念点でしょうか。ほんと神(佐野岳じゃないほう)はすごいよな、自分の作り出した萌えキャラが完全に「母」と化してるんだからバブみどころの話じゃねえ。いずれにせよ福士蒼汰のファンがいきなり観るとかはちょっと難しいのではと思いました。逆に言えばエグゼイドから入った人が観る分には問題ないということで、ここから足し算を飛ばして掛け算で駆け上がっていってエニシンゴーして欲しいものです。
まあそんなことはフォーゼがさらっとコズミックステイツに変身できていたことに比べればどうでもいいですよね。あれは仮面ライダー部との絆が切れると使えないので、あの世界ではユウキは謎の教団の巫女になっておらず、歌星さんも引退してなくて、ちゃんと宇宙飛行士になってるんだなということがわかります。そのことをJKが超早口で説明してくれて本当によかった。あと考察されていたとはいえ、せんとくんが人違いで他人を蹴り殺す仮面ライダーではなかったということが劇中で明言されたのも嬉しかったです。
それぞれのライダーにエンディングの尺が割かれていて、ここのえいじ君とアンクさんも非常にエモかったりするわけですが、ほかに共演者がいないコータさんだけは一人ダムの上で空を見上げる「フラグを立て忘れたノーマルエンド」みたいな感じになってたのが印象的でした。よく考えてみたら仮面ライダー変身者以外のサブキャラが全然いないな鎧武。
最後にひとつ苦情を申し立てますが、誰だよ「スーツアクターの高岩さんももう歳だから100体分身はキツい」みたいな情報を流した奴は。そうなのかーと思って観てたらガタキリバで50体くらいは分身してるじゃねーか。とんでもないデマを流すんじゃあない。さすがミスター仮面ライダーは違うな。
……というような感じで、とても尊いものを観せて頂きました。これで心置きなく平成が終わるのを迎えられます。えっあと1年あるけどどうすんの!?
- ■2017-12-26
- スーパーマリオオデッセイ
12月の上旬、俺は迷っていた。
ここのところずっとイカをやっている。イカのマッチング時間にポケ森でイカを釣る毎日だ。同じSTEPの毎日じゃ生きてることさえ忘れちゃうそれじゃ張りがない。新しいゲームがやりたい。
そういえばPS4で出た地球防衛軍の最新作が面白そうだ。あとゲームオブザイヤーでガンガン名前があがるブレスオブザワイルドとか、スーパーマリオオデッセイもプレイしておきたい。この週末あたりどれかを買おう。
Splatoon公式「フェス始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしていつものようにイカをプレイして週末を終えた俺は危機感を覚えていた。
まずい。去年の今頃はうっかりFallout4を始めたばっかりに気づいたら半年もそれで遊んでしまい、Switch本体とブレスオブザワイルドの購入タイミングを完全に失った。このままではまた1年半くらいSplatoonに持っていかれてしまう。次の週末こそ新しいゲームを……。
Splatoon公式「ガチアサリ始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしてイカの新ルールで週末を終えた俺は逆にすがすがしい気持ちになっていた。
イカはいつやっても楽しい。ならば新しいゲームが買いたいと思ったときに買うべきだと。イカにはいつでも戻ってこれるのだと。
そんなわけで結局、俺がスーパーマリオオデッセイを手にしたのは年の瀬もせまる12月の下旬になってからだった。
この スッパーマーリオー↑オデッセーイ!!(例の声)は、俺にとってはマリオ64以来の3Dマリオということになる。あのころは、初めての3D空間でクリボーすらうまく踏めない我々のために、マリオさんはパンチとキックを習得していた。
今回のマリオさんは「帽子投げ」を習得している。帽子は基本的にはマリオさんの向いているほうに飛んでいくので、最初はやや戸惑った。イカと平行してやっているので、視点変更が右スティックでなく正面を向くボタンで行うようになっていたら、帽子投げも多少はスムースだったかもしれない。しかしこれはすぐに慣れた。操作に関して本当にストレスがないのはさすがのマリオさんと言える。
そしてヨッシーのときにも感じたことだが、本当にすみずみまでオモテナシの心が詰まっている。言い換えれば、ブリックロード憲章が忠実に守られている。ブリックロード憲章とは「ゆきどまりにはアイテムを置く。自由勝手に持ち去るべし。」「今はゆけなくとも、いずれたどり着く場所もある。」など、探索要素のあるゲームの基本的方針をうたったもので、俺がたった今名づけた概念である。
創意工夫して到達した場所には、たいていパワームーン(規定数集めると次のワールドが解放される)か紫コイン(収集アイテム)があり、かけた労力がスピーディーに達成感に変換されていく感覚がある。そのサイクルが小刻みにくり返され「うおォン俺はまるで人間達成感発電所だ」という気持ちになってくる。
そしてあるとき、ふとジャンプした先に隠しブロックが現れたのを見て「制作チーム……なぜ俺がここでジャンプすることがわかった……?」みたいな感覚に陥る。たとえば寄り道をしてずいぶん本筋と離れたところに来てしまったな、と思っていたのに、いつのまにかマップの重要地点に到着しておりこの道こそが本筋だったのだ、みたいな状況がすでに何度か起こっている。
ブリックロード憲章のはじめのほうに「私の統計によれば、約70パーセントの人は、まず右を選ぶ。」とある。俺は俺の自由意思によって好き勝手に走り回っていたはずだった……しかしそれは巨大なブッダの掌の上だったのだ……。
正直に言えば「何をやっても製作チームの想定内なのではないか」という感覚はたしかにあり、それゆえ64ほどの無邪気な解放感はない。だが一挙手一投足が気持ちいいので何かせずにはいられない。特にキービジュアルに使われている都市の国では、周囲がリアル頭身の人間だらけのためマリオさんの超人的身体能力が際立ち、存分に解放感を味わえる。素晴らしいというほかない。
写真はうっかり湖の国の開放的な服装のまま都市の国へと向かってしまい、娘氏から「はだかでまちに行ったらだめでしょ~~!」と注意されるマリオ氏です。がんばれ。
ここのところずっとイカをやっている。イカのマッチング時間にポケ森でイカを釣る毎日だ。同じSTEPの毎日じゃ生きてることさえ忘れちゃうそれじゃ張りがない。新しいゲームがやりたい。
そういえばPS4で出た地球防衛軍の最新作が面白そうだ。あとゲームオブザイヤーでガンガン名前があがるブレスオブザワイルドとか、スーパーマリオオデッセイもプレイしておきたい。この週末あたりどれかを買おう。
Splatoon公式「フェス始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしていつものようにイカをプレイして週末を終えた俺は危機感を覚えていた。
まずい。去年の今頃はうっかりFallout4を始めたばっかりに気づいたら半年もそれで遊んでしまい、Switch本体とブレスオブザワイルドの購入タイミングを完全に失った。このままではまた1年半くらいSplatoonに持っていかれてしまう。次の週末こそ新しいゲームを……。
Splatoon公式「ガチアサリ始まるぞ」
ぼく「アッハイ」
こうしてイカの新ルールで週末を終えた俺は逆にすがすがしい気持ちになっていた。
イカはいつやっても楽しい。ならば新しいゲームが買いたいと思ったときに買うべきだと。イカにはいつでも戻ってこれるのだと。
そんなわけで結局、俺がスーパーマリオオデッセイを手にしたのは年の瀬もせまる12月の下旬になってからだった。
この スッパーマーリオー↑オデッセーイ!!(例の声)は、俺にとってはマリオ64以来の3Dマリオということになる。あのころは、初めての3D空間でクリボーすらうまく踏めない我々のために、マリオさんはパンチとキックを習得していた。
今回のマリオさんは「帽子投げ」を習得している。帽子は基本的にはマリオさんの向いているほうに飛んでいくので、最初はやや戸惑った。イカと平行してやっているので、視点変更が右スティックでなく正面を向くボタンで行うようになっていたら、帽子投げも多少はスムースだったかもしれない。しかしこれはすぐに慣れた。操作に関して本当にストレスがないのはさすがのマリオさんと言える。
そしてヨッシーのときにも感じたことだが、本当にすみずみまでオモテナシの心が詰まっている。言い換えれば、ブリックロード憲章が忠実に守られている。ブリックロード憲章とは「ゆきどまりにはアイテムを置く。自由勝手に持ち去るべし。」「今はゆけなくとも、いずれたどり着く場所もある。」など、探索要素のあるゲームの基本的方針をうたったもので、俺がたった今名づけた概念である。
創意工夫して到達した場所には、たいていパワームーン(規定数集めると次のワールドが解放される)か紫コイン(収集アイテム)があり、かけた労力がスピーディーに達成感に変換されていく感覚がある。そのサイクルが小刻みにくり返され「うおォン俺はまるで人間達成感発電所だ」という気持ちになってくる。
そしてあるとき、ふとジャンプした先に隠しブロックが現れたのを見て「制作チーム……なぜ俺がここでジャンプすることがわかった……?」みたいな感覚に陥る。たとえば寄り道をしてずいぶん本筋と離れたところに来てしまったな、と思っていたのに、いつのまにかマップの重要地点に到着しておりこの道こそが本筋だったのだ、みたいな状況がすでに何度か起こっている。
ブリックロード憲章のはじめのほうに「私の統計によれば、約70パーセントの人は、まず右を選ぶ。」とある。俺は俺の自由意思によって好き勝手に走り回っていたはずだった……しかしそれは巨大なブッダの掌の上だったのだ……。
正直に言えば「何をやっても製作チームの想定内なのではないか」という感覚はたしかにあり、それゆえ64ほどの無邪気な解放感はない。だが一挙手一投足が気持ちいいので何かせずにはいられない。特にキービジュアルに使われている都市の国では、周囲がリアル頭身の人間だらけのためマリオさんの超人的身体能力が際立ち、存分に解放感を味わえる。素晴らしいというほかない。
写真はうっかり湖の国の開放的な服装のまま都市の国へと向かってしまい、娘氏から「はだかでまちに行ったらだめでしょ~~!」と注意されるマリオ氏です。がんばれ。
- ■2017-12-30
- 年の瀬の娘氏語録
- お風呂の五十音表を見て娘氏が「や ゆ よ の間はなんであいてるの?」と鋭い指摘をしたので、ワイフが「昔はあったんだよ」と適切な情報を与えたらしい。そして翌日……
- 翌日お風呂で俺が知らないふりをして「や ゆ よ の間は何で空いてるの?」と聞いたら娘氏は「今はつかわないんだよ」と自慢げに教えてくれた。「そうなんだよく知ってるね」「きょうはつかわない。」「今日……」
- そんなこんなでいつのまにかカタカナまで読めるようになったので、お風呂場のシートをアルファベットのものに変えた。「え~び~し~び~い~えふじ~♪」「BとDは違うよ」「おなじだねェー」「違うよ」
- 「これは?」「Lだよ」「これは?」「Mだよ」「これは?」「Nだよ」「おなじだねェー」「俺もこれを隣同士に並べた奴にはホワイイングリッシュピーポー!って言ってやりたいよ」
- そもそも娘氏はまず各アルファベットの名前を覚えたいのに、頼みの綱のABCの歌が、本場の歌詞に合わせただか知らないが「H・I・J・K えれめのぴ~♪」って早口でPまで行っちゃう奴になっており、LMNの名前と順番を正しく覚えることが困難になっている。順番を覚えるための歌だろうがふざけんなホワイイングリッシュピーポー!
- どうぶつの森のキャラクター名をすいすい覚えていく娘氏。
- 玄米茶をたしなむ娘氏「ポップコーンのにおいがするおちゃだよ」
- イオンに来た娘氏「商品を買いたい」
- イオンでハートのクッションを買ってもらった娘氏「アイチャンこのハートの商品が大好きなんだ!」
- ぼく「ただいまー」魔女宅がクライマックスな娘氏「がーんばれ!がーんばれ!」ぼく「がーんばれ!がーんばれ!」娘氏「パパチャンはおうえんしないで!」ぼく「おっおう……」
- 「ほっぺがピンクとー、ほっぺがみどりとー、どっちがかわいい?」と謎の選択肢をつきつけてくる娘氏。
- 食事中に突然「コンストーレ食べたい」という娘氏と「ひょっとしてクルトンのこと?」と翻訳するワイフと、顔中にクエスチョンマークを浮かべるぼく。
- 「まほうのおなべでね、まほうのおすくりをつくるんだよ~~」「その薬は何に使うの?」「むしをたおす。」「???」「まじょがむしをたおすんだよ。ミッキーだよ。」……ディズニーガチ勢の解読の結果、ソフィアでそういうお話があったという説が濃厚になった。むしをたおす……。
- お風呂前後のお着替えがだいたい一人でできるようになったが、よくボタン外しをサボって頭から洋服が抜けなくて「やーれーなーいー!やーれーなーいー!」ってなってる娘氏。
- ワイフの胴体にどすんと乗っかった娘氏「アイチャンソースがどっさり。」
- 「おかーたんグミちょーだい!……ベツニイイカ……」と小声でおかーたんの返答を捏造する娘氏。
- 仮設足場に覆われたマンションをみた娘氏「おうちさん捕まっちゃってる……あれじゃあおうちさんがかわいそうだよ〜〜」
- 娘氏「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。すると、どうなったでしょうか~~?」ぼく「突然のクイズブーム再燃」
「あっ!自転車がたたかってる」
娘氏は一族からすると久しぶりのお子様なので、各所からクリスマスプレゼントをたびたび頂く。こうなると、クリスマスイヴの夜中にプレゼントをもってくるサンタクロースとかいう聖人のことも、ただの「プレゼントをくれる人の中の一人」となってしまっているのではないか。となると、お手紙を書かせるなどして、ご両親がサンタクロースの特殊性を演出していく必要がある。しかしそうまでして虚構を作り上げなければならないものだろうか? とてもむずかしいもんだいをはらんでいる。