◆不定期日記ログ◆
LOG 2021-05
- ■2021-05-09
- 走馬灯のごとく……
サガフロンティアのリマスター!
それはもはやリマスターの枠に収まるものではなかった!
俺は過去、当たり前のようにサガフロのエンディングを21回見ており、そのうえ今回のリマスターでそれに14回を追加して平気な顔をしています。このエントリは、かつて『裏解体真書』を買うほどサガフロっていて、かつ「サガフロリマスター? 普通のリマでしょ……」とナメた態度をとっているそこのお前に向けて書かれています。カクゴしろ。
発売直前に公式サイトを見ていた俺は、衝撃的な情報を得ました。
[New Game+] いわゆる強くてニューゲームで、「既にプレイしたセーブデータがある場合、そのデータからアイテムやクレジット、パラメータ、技などを引き継いで最初からプレイできます。」とのこと。
これはつまり、主人公の攻略順が効率に大きく影響してくるということでもあります。いかに楽して14周するか、それを考えるゲームになるわけです。
追加要素のヒューズ編は最後に回すとして、俺が実際に攻略した順にインプレッションを書いていくので、まだプレイしていないお前たちはこれを見て脳内で攻略順を組み立ててください。
リマスター版の新機能として、戦闘回数を加算せずに撤退することができるため、めちゃめちゃ育成するパートと、一切育成せずにラスボスまで突っ走るパートをはっきり分けた方が効率が良いのです。
そしてお前たちもよくご存じの通り、リュート編は明らかに後者です。
さしあたりリュートを術士として鍛えつつ、今後のために誰でも仲間に加えやすいゲン・エミリア・T260・コットンを育てていきます。
まず俺は流れるような動きでシンロウ→スクラップと進みました。ジャンク屋で当面の資金を得るときにダメ元でハイペリオンのカラ売りをしてみたところ、なんと「無限ジャンクのバグが生きている」という事実が明らかになりました。
俺はなかば確信しつつネルソンとクーロンを往復しました。そして「金売却バグが生きており、あまつさえ『転売屋』のトロフィーが出る」という狂気的事実を確認しました。
念のためトロフィーを確認したところ、追加で「開発2部で~」というトロフィーを目撃した俺は、全面的にこのリマスター班を信用することにしました。信頼できるプロの仕事とは何か……お前たちはそういったことをこのリマスターから感じることができるでしょう。
リュート編はノープランでモンド基地に殴り込んだあと、たまたまゲンさんが「神速三段突き」、T260が「多段斬り」を現地調達できたので何とかクリアできました。ツモ運がいい。
そういうわけでこの周回は育成パートです。ゲンさんとエミリアを引率役にしつつ、生科研でルージュ・クーン・メサルティムを育てていきました。
「勇気の間」の針山で足を踏み外すたびに退却不可のエンカウントがありめちゃくちゃウザいので、この周回を育成のターンにしてしまったほうがいいのかもしれません。
周囲が育ってきたらエミリアは体術にスイッチし、コスチュームチェンジを駆使してDSCを覚えさせました。ラスボスは耐性があれば余裕です。エミリア編は全体的に「モデル出身の女優さんの初主演映画(ほぼ監督の趣味で撮られたもの)」みたいな味わいがあって良いですね。
アセルス編では月下美人とブリューナクが手に入るので、いつものゲンさんとエミリアを担当に据えてダッシュで終わらせました。さしあたり人間エンドでクリアです。
メカ軍団と言えば、ここまでの引き継ぎでオクトパスボードが4枚在庫しているという異常事態になっています。そのうえハイペリオンとスプリガンスーツが入荷されました。期待が高まります。
こうなれば「多段多段多段(ここで一息ついて)多段ランページ」の5連携で負ける要素はありません。本当にこれはメカ主人公のための最高のシナリオで、「Last Battle -T260G-」→「少年の日の想い出」の連携が俺の涙腺に抜群に突き刺さります。
各シナリオでスタメンだったキャラが必ず仲間になるとは限らないし、毎回毎回メサルティムを迎えにいくのとかが面倒なので、すぐ会いに行けるキャラかIRPOメンバーを事前に鍛えておくと楽になります。その他レッドやアセルスも簡単に仲間にできます。
お話の内容は……ネタバレになるので言及しませんが……もはやサガフロのファンディスクといって差し支えないレベルのファンサービスに溢れています。ブルーはあのあとどうしたのか? レンはなぜああなったのか? ゲンさんは何を考えていたのか? 想像するしかなかった部分に次々と優しい答えがお出しされてきます。ありがとう……20年前にこのゲームをやっていて本当に良かった……。
以下ヒューズ編の感想です。↓
あっという間の14周でした。お前たちならもっと簡単に周回する方法を思いつくでしょう。または、スタメンを一人も被らせずに7周して、35人が育ちきったデータを引き継いで悦に入るのもいいでしょう。レンを鍛えるために早々にヒューズ編に手を付けていくのもアリだと思います。サガフロは自由です。
最後にサントラ即泣きおじさんとしての情報です。
サガフロの隠れた人気曲でありオーケストラやアコースティックなど様々なアレンジが施されているにもかかわらず本編で一切使用されていないという集団幻覚めいた曲といえば「アセルスのテーマ」ですが、このリマスターで晴れて使用されました。おめでとう!!
あと「正調・ヨークランド節」「運命 -さだめ-」も無事使用されました。良かったね!!
代わりにサントラの隠しトラックが正式に「クーンのテーマ」という名前になり、新たな未使用曲の登場に頭を抱えています。現地からは以上です。
それはもはやリマスターの枠に収まるものではなかった!
俺は過去、当たり前のようにサガフロのエンディングを21回見ており、そのうえ今回のリマスターでそれに14回を追加して平気な顔をしています。このエントリは、かつて『裏解体真書』を買うほどサガフロっていて、かつ「サガフロリマスター? 普通のリマでしょ……」とナメた態度をとっているそこのお前に向けて書かれています。カクゴしろ。
発売直前に公式サイトを見ていた俺は、衝撃的な情報を得ました。
[New Game+]
これはつまり、主人公の攻略順が効率に大きく影響してくるということでもあります。いかに楽して14周するか、それを考えるゲームになるわけです。
追加要素のヒューズ編は最後に回すとして、俺が実際に攻略した順にインプレッションを書いていくので、まだプレイしていないお前たちはこれを見て脳内で攻略順を組み立ててください。
■[1周目]リュート編
俺はまず、サガフロの基幹である「術資質イベント」をおさらいしようと自由度の高いリュート編から始めましたが、これは間違いだったとわかりました。リマスター版の新機能として、戦闘回数を加算せずに撤退することができるため、めちゃめちゃ育成するパートと、一切育成せずにラスボスまで突っ走るパートをはっきり分けた方が効率が良いのです。
そしてお前たちもよくご存じの通り、リュート編は明らかに後者です。
さしあたりリュートを術士として鍛えつつ、今後のために誰でも仲間に加えやすいゲン・エミリア・T260・コットンを育てていきます。
まず俺は流れるような動きでシンロウ→スクラップと進みました。ジャンク屋で当面の資金を得るときにダメ元でハイペリオンのカラ売りをしてみたところ、なんと「無限ジャンクのバグが生きている」という事実が明らかになりました。
俺はなかば確信しつつネルソンとクーロンを往復しました。そして「金売却バグが生きており、あまつさえ『転売屋』のトロフィーが出る」という狂気的事実を確認しました。
念のためトロフィーを確認したところ、追加で「開発2部で~」というトロフィーを目撃した俺は、全面的にこのリマスター班を信用することにしました。信頼できるプロの仕事とは何か……お前たちはそういったことをこのリマスターから感じることができるでしょう。
リュート編はノープランでモンド基地に殴り込んだあと、たまたまゲンさんが「神速三段突き」、T260が「多段斬り」を現地調達できたので何とかクリアできました。ツモ運がいい。
■[2周目]ブルー編
ブルー編は最初にやるのがおすすめです。LPを惜しみなく支払って幻魔等を買いまくり、そのままルージュになることでチャラにします。そのうえこの後の周回でルージュが仲間になったときすげえ量の術を所持しているという寸法です。あとで確認したところ、ステータス引継ぎをしたブルーのLPは7に戻ってましたし、すげえ量の術も所持してました。よかったなブルー。そういうわけでこの周回は育成パートです。ゲンさんとエミリアを引率役にしつつ、生科研でルージュ・クーン・メサルティムを育てていきました。
■[3周目]クーン編
ブルー編の最後でクーンが「石化凝視」をツモったので、マリーチ目指してクーン編を始めました……が、敵レベルを上げるのが面倒になり、最強ルージュをはじめ、育ってるメンバーで一気に駆け抜けました。「勇気の間」の針山で足を踏み外すたびに退却不可のエンカウントがありめちゃくちゃウザいので、この周回を育成のターンにしてしまったほうがいいのかもしれません。
■[4周目]エミリア編
ここまでの周回で鍛えたエミリアを引率役として、アニー・ライザ・アセルス・白薔薇を育てていきます。アセルスは人間として育てます。アニーとライザはこのあと使う予定はないのですが、他に育てる奴がいないのでついでに強化しました。周囲が育ってきたらエミリアは体術にスイッチし、コスチュームチェンジを駆使してDSCを覚えさせました。ラスボスは耐性があれば余裕です。エミリア編は全体的に「モデル出身の女優さんの初主演映画(ほぼ監督の趣味で撮られたもの)」みたいな味わいがあって良いですね。
■[5周目]アセルス編
序盤のボス戦に備えてあらかじめアセルス・白薔薇・メサルティムを強化して挑みましたが、いきなり知らない方法でのファシナトゥール脱出が提示されて驚きました。ゾズマ加入後のイベントもすべて復元されています。お前にもこの気持ちがわかるでしょうか。今まで裏解体真書や没テキスト解析でしか見ることのなかった展開が実際にプレイできてしまっているのです。アセルス編では月下美人とブリューナクが手に入るので、いつものゲンさんとエミリアを担当に据えてダッシュで終わらせました。さしあたり人間エンドでクリアです。
■[6周目]レッド編
レッドは初登場なので育成パートです。レッド編ではヒューズが早めに仲間にできるため、工作車とBJのメカ軍団を引率役にして、ヒューズ・ドールと共にディスペアに籠ります。ヒーロー技は忘れがちですが、最低でもアル・フェニックスを覚えておかないとみんなががっかりするでしょう。メカ軍団と言えば、ここまでの引き継ぎでオクトパスボードが4枚在庫しているという異常事態になっています。そのうえハイペリオンとスプリガンスーツが入荷されました。期待が高まります。
■[7周目]T260G編
引き継ぎ装備を使えばメカはすぐに最強になるので高速で駆け抜けたいところですが、有用なプログラムは戦闘で得なければなりません。T260Gと工作車はともかく新参の3機はプログラム欄が空っぽです。でもまあこのシナリオはメカ系の敵とよくエンカウントするので、なんとかラスボスまでに「剣闘マスタリー&多段斬り」ないしは「猛虎プログラム」をツモることができました。こうなれば「多段多段多段(ここで一息ついて)多段ランページ」の5連携で負ける要素はありません。本当にこれはメカ主人公のための最高のシナリオで、「Last Battle -T260G-」→「少年の日の想い出」の連携が俺の涙腺に抜群に突き刺さります。
■[8~14周目]ヒューズ編
実際にやるまでよく理解していなかったのですが、ヒューズ編は「ヒューズ・ブルー編」「ヒューズ・クーン編」などに細かく分かれており、それぞれのシナリオは「イベント→自由行動→ラスボス」の短いものになっています。事実上引き継ぎ前提のつくりなのでヒューズを鍛えておいた俺は安心しました。各シナリオでスタメンだったキャラが必ず仲間になるとは限らないし、毎回毎回メサルティムを迎えにいくのとかが面倒なので、すぐ会いに行けるキャラかIRPOメンバーを事前に鍛えておくと楽になります。その他レッドやアセルスも簡単に仲間にできます。
お話の内容は……ネタバレになるので言及しませんが……もはやサガフロのファンディスクといって差し支えないレベルのファンサービスに溢れています。ブルーはあのあとどうしたのか? レンはなぜああなったのか? ゲンさんは何を考えていたのか? 想像するしかなかった部分に次々と優しい答えがお出しされてきます。ありがとう……20年前にこのゲームをやっていて本当に良かった……。
以下ヒューズ編の感想です。↓
ヒューズ編のレッドルートで、シュウザー戦後にあるイベントシーンが良かったです。シュウザーを倒したあとレッドは男泣きしたとは思うのですが、これをレッド編の追加シーンとして入れてしまうと「主人公は俺なので泣いたかどうかは俺の気持ちに任せてほしい」となってしまうところ、ヒューズ編であれば「レッドが泣いているのを俺が目撃した」というだけの話になります。短いシーンですが本編のフォローとして素晴らしいワザマエです。
リュートルートでは淡泊すぎる本編の補足だけでなく、まさかのゲンさんの掘り下げがあり驚きました。本編では剣のカードを手に入れるだけの間柄にも関わらず、ゲンさんを止められるのはリュートしかいねえよなっていう幻覚を見てしまっています。
アセルスルートも脚本のワザマエが光っていました。設定が緻密に固められたアセルス編にヒューズを殴りこませると裏解体みたいなギャグになっちゃうところを、ヒューズ個人の話に落とし込むことで回避しています。本当に原作を大事にしてくれているなあという感謝の気持ちでいっぱいです。
リュートルートでは淡泊すぎる本編の補足だけでなく、まさかのゲンさんの掘り下げがあり驚きました。本編では剣のカードを手に入れるだけの間柄にも関わらず、ゲンさんを止められるのはリュートしかいねえよなっていう幻覚を見てしまっています。
アセルスルートも脚本のワザマエが光っていました。設定が緻密に固められたアセルス編にヒューズを殴りこませると裏解体みたいなギャグになっちゃうところを、ヒューズ個人の話に落とし込むことで回避しています。本当に原作を大事にしてくれているなあという感謝の気持ちでいっぱいです。
最後にサントラ即泣きおじさんとしての情報です。
サガフロの隠れた人気曲でありオーケストラやアコースティックなど様々なアレンジが施されているにもかかわらず本編で一切使用されていないという集団幻覚めいた曲といえば「アセルスのテーマ」ですが、このリマスターで晴れて使用されました。おめでとう!!
あと「正調・ヨークランド節」「運命 -さだめ-」も無事使用されました。良かったね!!
代わりにサントラの隠しトラックが正式に「クーンのテーマ」という名前になり、新たな未使用曲の登場に頭を抱えています。現地からは以上です。
- ■2021-05-31
- 7歳児がゲームする顛末
ゴールデンウィークをステイホームするために「街コロ通」を買った。
前作「街コロ」を買ったとき娘氏は3歳児であった。当然3歳児の集中力はゲームセットまで続かず、最近まで勝利条件のランドマークを4つから3つに減らしてプレイしていた。そんな状態なので拡張を入れたりする余地はまったくなかった。
それで今回の「街コロ通」である。これは我が家における前作の不満点をだいたい一掃してくれた。
とにかく「幼児が飽きてしまう終盤のダレが減った」「準備と片づけにかかる時間が減った」という点が大きい。
物件の供給がランダムになったことでやや運ゲー要素が高まったものの、7歳児にとっては歓迎すべき調整のようだ。目についた赤い物件を買いあさって、ご両親のクソダイス運に賭けてコインを奪い取るプレイスタイルがお気に入りらしい。外道か?
一方デジタルのほうでは、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS」を始めた。
娘氏はビルダーズをドラクエだと思っているので、ここらでちゃんと原作があることを知らしめなければならない。
しかし果たして小学一年生にドラクエはプレイできるのだろうか。ハラハラしながらチラ見していたが、「たたかいはにがてだから」といって敵シンボルをガン無視し、ホイミも覚えずにデルカダール城に突入しようとしていたので、さっそく修行(レベル上げ)の大事さを教えなければいけなくなった。あと生まれて初めて「武器や防具は装備しないと効果がないぞ」ってリアルで言った。
ぼく「3Dモードは迷うからやめたほうがいい」
娘氏「好きなようにやりたい」
ぼく「好きなようにやっていいけど迷って助けを求めてこないでくれよな」
娘氏「……ひっこんでな」
まあ、ポリゴンネイティヴの7歳児には3Dモードのほうが受け入れやすいのだろう。2Dのほうが迷わないというのはオッサンの先入観なのかもしれない。仕方ないのでマップと自分の向きをちゃんと見ることを教えた。
ベロニカとセーニャが仲間になるところまでは順調だったが、なにしろ装備更新を怠りがちなので、要所要所のボスで全滅している。たびたび戦力を確認してやらねばなるまい。
現在は船を手にいれ、カジノでマジスロに興じ、グロッタの町に到着したところのようだ。カミュがシルビアのおっさんを自然に女扱いするので、娘氏はシルビアのおっさんのことを女だと信じて疑わない。優しい世界であった。
前作「街コロ」を買ったとき娘氏は3歳児であった。当然3歳児の集中力はゲームセットまで続かず、最近まで勝利条件のランドマークを4つから3つに減らしてプレイしていた。そんな状態なので拡張を入れたりする余地はまったくなかった。
それで今回の「街コロ通」である。これは我が家における前作の不満点をだいたい一掃してくれた。
- 拡張ルールであったランダムサプライが標準となり、カードを並べる手間とスペースが大幅に削減された。
- ランドマークもランダムサプライとなり、これまた配る手間と並べる手間が削減された。
- 初期物件もランダムサプライから選択するようになり、配る手間と(略)
- ランドマークの多くに全体の収入が上がる効果があり、後半のゲームスピードが上がった。
- サイコロを1つ振るか2つ振るかは完全に個人の意思になった。
とにかく「幼児が飽きてしまう終盤のダレが減った」「準備と片づけにかかる時間が減った」という点が大きい。
物件の供給がランダムになったことでやや運ゲー要素が高まったものの、7歳児にとっては歓迎すべき調整のようだ。目についた赤い物件を買いあさって、ご両親のクソダイス運に賭けてコインを奪い取るプレイスタイルがお気に入りらしい。外道か?
一方デジタルのほうでは、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS」を始めた。
娘氏はビルダーズをドラクエだと思っているので、ここらでちゃんと原作があることを知らしめなければならない。
しかし果たして小学一年生にドラクエはプレイできるのだろうか。ハラハラしながらチラ見していたが、「たたかいはにがてだから」といって敵シンボルをガン無視し、ホイミも覚えずにデルカダール城に突入しようとしていたので、さっそく修行(レベル上げ)の大事さを教えなければいけなくなった。あと生まれて初めて「武器や防具は装備しないと効果がないぞ」ってリアルで言った。
ぼく「3Dモードは迷うからやめたほうがいい」
娘氏「好きなようにやりたい」
ぼく「好きなようにやっていいけど迷って助けを求めてこないでくれよな」
娘氏「……ひっこんでな」
まあ、ポリゴンネイティヴの7歳児には3Dモードのほうが受け入れやすいのだろう。2Dのほうが迷わないというのはオッサンの先入観なのかもしれない。仕方ないのでマップと自分の向きをちゃんと見ることを教えた。
ベロニカとセーニャが仲間になるところまでは順調だったが、なにしろ装備更新を怠りがちなので、要所要所のボスで全滅している。たびたび戦力を確認してやらねばなるまい。
現在は船を手にいれ、カジノでマジスロに興じ、グロッタの町に到着したところのようだ。カミュがシルビアのおっさんを自然に女扱いするので、娘氏はシルビアのおっさんのことを女だと信じて疑わない。優しい世界であった。