Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

LOG 2009-04

■2009-04-01
ドルラル
 新年度だというのに何一つ「新生活」を感じない。
 本当に俺は勤め人なのか?

 話は変わるが、ドルという通貨は世界中で流通している。
 ときには地域名を冠して、別の通貨に派生することもある。
 ジンバブエドルのゼロの多さは世界的に有名なところだ。

 中央アメリカにエルサルバドルという国がある。
 南アメリカの太平洋側にエクアドルという国がある。
 どちらの国も、通貨は「ドル」である。
 エルサルバドルドルとかエクアドルドルとか、相当ドルドルなことになっているのだろう。

 どこからどこまでが嘘か、そこを見極めるのが4月1日の情報リテラシーである。
 
■2009-04-04
シンプルな答え
 目くじらを……立てる?
 なぜ目にクジラが?しかもそれが立つだって?

 「目くじらって何者だ?」

 「目にクマができるからその仲間じゃないですか?」

 疑問はいっこうに解決しなかったが、納得はできた。
 
■2009-04-11
ジャガー THE MOVIE
 ふとしたはずみで『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』(実写版)をうっかり観た。

 正直、お金を払って観たら負けかなと思っていたのだが、
 その先入観は完全に間違っていた。

 ごく控えめに見積もっても、
 三太夫セガール・アニソン・ションボ~リ山本・影千代先輩の再現度だけで、
 レンタル料くらいは軽く回収できる満足度である。
 完全に侮っていた。


 原作を熟知していないとひたすら困惑するだけなので、
 コミックスを全て所持しているレベルの人間のみ、以上の感想を参考にしてほしい。
 
 「鼻血」は「鼻+血」なので「はなぢ」である。
 「はなじ」ではない。

 しかし「地面」に代表されるように、この使い分けの根拠は薄弱である。
 たとえば「稲妻」は「稲+妻」なので「いなづま」だったハズだが、
 広辞苑先生は「いなずま」のみを採用している。

 こういうとき妙に頼りになるのがATOK先生である。
 「はなじ」で変換しようとすると「鼻血《はなぢの誤り》」と赤を入れてくる。

 さて前述の「いなづま」はどうかというと、さすがATOK先生、
 「いなづま」でも「いなずま」でも「ゆうづう」をきかせて変換してくれる。
 俺の中で新しいスタンダードが生まれた。
 
■2009-04-19
赤壁2
 雷の震うが如く「レッドクリフ Part II」を観てきたよ!
 核心に触れないまでも、微妙なネタバレを含みつつ、感想。

 直前に地上波放送された「Part I」をあらためて観たところ、最後の「IIの予告」でかなり細かいところまでネタバレしててエエエエエって思ったが、実のところ全然問題なかった。
 最初のあらすじの段階ですでに予想外で吹いた。
 孫尚香自重しろ。

 「I」と違って、合戦シーンが最後にしかないので、派手なアクションを求めてる人は中盤ダレるかもしれない。
 序盤~中盤の見所は自重しない孫尚香。
 せっかく情報を持ち帰ったのに皆おっぱいしか見てない。
 孫尚香自重しろ。いやもっとやれ。

 終盤、風が吹いて火がついてからは合戦シーン真骨頂だ。
 戦争は地獄だぜと言わんばかりに、死体が累々と積み重なる。
 そんな中、平然と紛れ込む孫尚香。
 しかもあからさまに普段着。自重しろ。

 …以下、例によって雑多な感想。
  • 「東南」とか「西北」とかの発音ばかりがつい気になる
  • むやみに炎を浴びる甘将軍
  • 十万本の矢と蒋幹を騙すエピソードをよくぞ連結した
  • 爺が鞭打ちされるシーンなんて誰得だったんだろうな…
  • なにこの団子の嵐!!
  • 奸雄 → 徳王 → エロ親父とキャラがガンガン変わる曹操
  • 矢が刺さっても全然気にしない張飛
  • やはり趙雲はまっさきに無双モード
  • メキシカンスタンドオフ…だと…!ジョンウー自重しろ!
 三兄弟はもうちょっと無双してもよかったと思いました。
 
■2009-04-23
ソース出せ
 「しょうゆ顔」「ソース顔」というカテゴライズが気になる。

 調べてみると、1988年の流行語大賞らしい。
 1988年!昭和63年!光GENJIのお兄さんたちがローラースケートを装着して、壊れそうなものばかり集めてしまっていた頃じゃないか!
 それなら「ソース=洋風」といういささか古臭い連想も頷ける。
 去年の流行語すら思い出せないこのご時世に、20年も前の流行語が生きているとは驚いた。

 それはさておき、気になるのは「ソース」のとらえかたである。
 しょうゆも立派なソースだし、サラダドレッシングもトマトケチャップもソースの一種だ。
 「ソース」と名のつくものだけでも、ここ20年で様々なものが食卓に入ってきた。
 それなのにウスターソース類のみをさして「ソース」と呼ぶのはいかがなものか?

 だが、よく考えたら「ケチャップ」といえばトマトケチャップのことをさすし、
 「ドレッシング」といえばサラダドレッシングのことをさす。
 調味料界では珍しい事象ではなかった。

 自分はとんかつにもエビフライにも目玉焼きにもソースはかけない主義だ。
 他の数々のソースの中から、ウスターソースから「ソース総称権」を奪う、新鋭のソースが頭角を現してくることを期待する。
 
■2009-04-27
くいこめ1号完成
 海外のロボットが、BBSを絨毯爆撃してくる。
 頭にきて海外アクセスをガッチリ止めてやったら、一部ブラウザで書き込めなくなるなど、いろいろと不都合が生じた。

 なんでロボットごときに振り回されなきゃいかんのだ。
 よし、人間の叡智をみせてやろう。

 人間らしさとは何か?
 それはもちろんクイズを解くことだ。
 遥か昔、東方より現れた賢者たちが、クイズを解くことで瘴気を払ったように、我々もクイズを解くことでロボットを撃退せねばならない。

 そんな明らかに偏った頭脳で作り出したのが、この新しいコメントフォーム、クイズ式コメント装置「くいこめ1号」である!
 現行のツッコミ送信システムと違って、投稿内容は閲覧者にも公開される。
 クイズはいくらかパターンがあり、日記ごと違うパターンになるようにした。
 しばらく試してみて、こいつで十分いけそうなら、現行のツッコミ送信システムとBBSを破棄して、こいつに一本化しようと思う。

 まだ挙動があやしいので、右下の[COMMENT]から是非テストしていってほしい。
 書くことがなけりゃ好きなお菓子でも書いてくれ。
 
■2009-04-30
流れゆく思考
 ふと、J1クラブチーム「モンテディオ山形」の名前を聞いて、
 「Monteは『山』のことだよな……となるとディオは『形』か!?」
 と思いついたのだが、全然そんなことはなく、ジョジョ紳士ならとっくにご存じの通りDioは『神』を意味する言葉だった。
 霊峰・出羽三山にちなんだ名前だということだ。

 こうなると「ニューラグーン新潟」とか「千葉サウザンドリーブス」などというチームが現れるのを期待したくなるところだが、それを差しひいても「水戸ホーリーホック」は「水戸イエローゲート」であって欲しかった。

 さらに関係のない話になるが、「リーフ」→「リーブス」の複数化は凄いと思う。
 本家英語だと「leaf」「leaves」であり、「f」と「v」の字形にはなんの関連性も見られないのに、日本語では「フ」と「ブ」という関連性の強い文字が使われている。
 濁点というギミックが普及したのはわりと最近だと思うが、これを作った奴はそうとう冴えている。表音・音節文字の特徴を生かした仕組みといえよう。

 かくして今日も思考は横道にそれていく。