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◆不定期日記ログ◆

LOG 2023-03

■2023-03-03
インコComming!
 新たな鳥、襲来!
 先述のとおり文鳥と暮らし始めた我々であったが、ねずみの喪に服したあと、追加でもう1羽の鳥をお迎えしていた!

ピピチャン
 ということでこちらオカメインコになります。娘氏がピピチャンと呼び始めたので名前はピピチャンになりました。
 今回はヒナヒナしい状態でお迎えしたわけではなかったのですが、体重がなかなか増えなかったため結果的にワイフが差し餌でここまで育て上げました。

 しかしオカメインコってインコでなくてオウムなんですね……言われてみればほかのインコは頭に羽が立ってないね……なんでこいつインコとして広まってしまったんだ。
 オウムの仲間なので人間の発する音をコピーするのが得意なのだそうです。隙あらば「呼び込み君」のアレを口笛で提供し、生体呼び込み君にならないか試しています。

ウメチャン
 そしてこちらは換羽期のまっただ中にあるウメセンパイです。秋生まれのヒナってこんな酷寒の時期に換羽すんの? 死ぬでは? 暖房の不自由だった江戸時代とかどうやって飼育していたんだろう。
 なお換羽期の文鳥はチンピラそのものであり、人間の肩にとまっては「てめえも換羽しろオラァ!!」とキレてうなじの毛をむしってきます。そのうえ、文鳥の咬合力をどう活かせば人間の皮膚をちぎれるのかを学習してきたためかなり治安が悪くなってきました。

 二種の鳥と暮らして、スズメの仲間である文鳥とオウムの仲間であるオカメではまったく生活の仕方が違うことを感じています。ウメセンパイは部屋に放つと威勢よく飛び回りますが、ピピチャンは基本徒歩移動です。よほどのことがない限り飛ぼうとしません。たまに飛ぶと勢いが良すぎて毎回壁に激突してしまうので、ひとまず羽を一部クリッピングしています。

 基本飛ぶバードと基本徒歩バード、今のところ同時に部屋に放ってもちょっかいを出すことはほとんどなく、互いに好きなことをしています。いままで顔を見れば強襲するねずみたちと暮らしていたので、この穏やかさには驚きを禁じ得ません。まあウメセンパイはめちゃめちゃキレてきますが……。

基本飛ぶバード、しなやかな翼を広げ
基本徒歩バード、にぎやかな声を響かせる
飛翔する美しさ、地を駆ける力強さ
文鳥とオカメ、愛らしき鳥たちよ永遠に

ChatGPTによる鳥を讃える詩

 ……さて、ワイフが差し餌でヒナを育て上げたように、私も新生してヒナになってしまった弊サイトに差し餌としてこまめにTwitterからリンクを与えています。一ヶ月たってようやく、わずかながら検索でこちらにたどり着くケースが見られるようになってきました。
 とはいえ、何もしなくても50visit/day(bot含む)前後のアクセスがあった以前と比べればまだまだ存在しないも同然。以前見てくれた人がもう一度検索でたどり着けるよう、もうしばらく差し餌を続けていく次第です。
 
■2023-03-19
スプラトゥーンと化した文鳥
 ウメセンパイはようやく換羽が落ち着きを見せ、くちばしも赤くなり、だいぶ白文鳥らしくなってきた。
ウメチャン
背景に溶け込む白さ
 オスの幼鳥は、「ぐぜり」と呼ばれるさえずりの未満の歌をウジュウジュと口ずさむ。しかしそれもいつの間にかハッキリとしたさえずりになっていた。

 だがこのさえずり……ときどきどっかでよく聴く音が混じるような……しかし一体……?

 ……「決定」……か?
 「選択・決定」を……しているのではないか?

 俺はある日突然その可能性に思いあたり、ただちにニンテンドースイッチを起動し、効果音を録音した。
 録音したものをここに引用し、比較検証を行う!
 検証の結果、ウメセンパイは選択・決定をしていることが明らかになった。
 
 なんで、なんでよりによってそこを「さえずり」として学習したのか……?
 ウメセンパイは文鳥らしくハデな色を嫌うわりに、なぜかスプラトゥーンは大好きで、モニターの前によくやってくる。そのうち「人間はこの音によってテレビと意思疎通している」と理解したのだろうか。すまん、それはさえずりではないんだ……

 ここから、効果音もUI設計の大切な要素であり、文鳥もそれを理解しているのだという学びを強引に得ることができる。強引に得ることしかできない。
 こうして今日もリビングには、テレビからなのか鳥籠からなのかわからないイカの音が鳴っているのであった。
 
■2023-03-21
いろんな娘氏
 年末年始から三学期修了までのお話。
  • 娘氏「ぜったいおきてて新年をジャンプしてむかえる」
    ぼく「おうおう、一生に一度はやっとけ」
  • 娘氏「やっぱ今ジャンプするのはつらいから毛布の中で年越ししよっと……」
    ぼく「諦めんなよ」
  • ワイフ「文鳥が換羽期になった」
    文鳥を知らないぼく「我が名は関雲長!!」
    三国志を知らない娘氏「きたない!!」
  • 公園に寄ったが寒いので早く帰ろうと促すが、「わたしがブランコしてるあいだ寒かったらマラソンでもしてな!」と取り合ってくれない娘氏。
  • 娘氏「おかーさん見て!マンマミーヤ!」
    ワイフ「マンマミーヤってそういう意味で使ってんの?」
  • 娘氏「きょうはおかあさんと『うるほしやつら』を観た」
    ぼく「うるほし」
  • 朝、寝ながらシクシク泣いているので起こしたら「給食の時間になってもR君とわたしだけ学校のプリントが終わらない夢をみた……」と悲しい悪夢の話をしてくれた。
  • パパのお古のカメラを貰った娘氏、「これでわたしが小さなシャッターマンになるってわけ」とウキウキで写真を撮りに出かける。そこは「小さなカメラマン」でいいと思う。
こうえんのBB弾
  • これは小さなシャッターマンの作品「こうえんのBB弾」。良すぎるな。
  • 娘氏「コーラのペットボトルのキャップあけて」
    ぼく「駄目。冷えるまで待って」
    娘氏「あけてくれないと缶切りで切り裂くわよ」
    ぼく「えっ」
    娘氏「パパもね」
    ぼく「えっ」
  • 娘氏、土曜日の祝日にキレる。
  • 娘氏「いらないサービスランキング第一位」
    ぼく「はい」
    娘氏「スーパーでお菓子買うとお店のシールを貼らせてくれる」
    ぼく「えっとそれは、レジを通ったよっていう印のアレ?」
    娘氏「そう」
    ぼく「いらねえ……」
  • 「パパみて! 昔のお金」といって2000円札のおもちゃを持ってくる娘氏。
  • 娘氏の話によると、クラスの男子が歌詞の一部を「うんこを投げる」にして歌っていてとても下品らしい。小学生男子らしさあふれるエピソードで心が温まる。パパはもう男子を40年以上続けているプロ男子なんだ。
  • ぼく「そうだ うんこを投げる みんなのために
    愛と うんこを投げる ともだちさ
    ああ うんこを投げる やさしい君は
    いけ! うんこを投げる まもるため」
    娘氏「やめて」

 2年生の修了式が終わり、「わたし今日は今までないくらい泣いた」「K君からもらい泣きした」「泣きすぎてありがとうも言えないくらい泣いた」と報告してくる娘氏を見て、よい学校生活を送っているな、と実感するパパチャンであった。パパは1クラスしかないド田舎の学校で育ったからよくわからないんだよね……。