◆不定期日記ログ◆
LOG 2010-11
- ■2010-11-03
- オーガ
9世紀ごろ行われた、マジャール人によるヨーロッパ侵攻は、当時のヨーロッパ人に大きな恐怖を与えたらしい。
彼らはマジャール人を「オノグル」という部族連盟の名で呼んだ。
これが恐ろしいイメージと共に広まり、なまって「オグル」になり、「オーガ(鬼)」の語源となった、という説がある。
一方、「マジャール」の語源は「ムガール」にあるらしく、それはペルシアの言葉で「モンゴル」を意味する。
つまり「オーガ」は「モンゴル」なのだ。
となると『伝説のオウガバトル』は「伝説の蒙古襲来」。
鎌倉時代の元寇のことを指すと見て間違いない。
また『タクティクスオウガ』は「蒙古の戦法」。
すなわち「火薬兵器や集団戦法を使用し、一騎打ち主体の日本の武士を苦しめた」である。
こんな俺でも、PSPのタクティクスオウガ、買っていいんだろうか……
彼らはマジャール人を「オノグル」という部族連盟の名で呼んだ。
これが恐ろしいイメージと共に広まり、なまって「オグル」になり、「オーガ(鬼)」の語源となった、という説がある。
一方、「マジャール」の語源は「ムガール」にあるらしく、それはペルシアの言葉で「モンゴル」を意味する。
つまり「オーガ」は「モンゴル」なのだ。
となると『伝説のオウガバトル』は「伝説の蒙古襲来」。
鎌倉時代の元寇のことを指すと見て間違いない。
また『タクティクスオウガ』は「蒙古の戦法」。
すなわち「火薬兵器や集団戦法を使用し、一騎打ち主体の日本の武士を苦しめた」である。
こんな俺でも、PSPのタクティクスオウガ、買っていいんだろうか……
- ■2010-11-13
- チメイドのカタヨリ
ガリバーさんが心配だ。
「名前は誰もが知ってるけど、詳しくは誰も知らない」
という可哀想なキャラクターを探して保護する活動を行っているが、ガリバーさんは脳内レッドリストのかなり危険な位置まできている。
このレッドリストは「名前/容姿」に対して「実態」の認知度の差が激しい、もしくは誤解が大きいキャラクターを収集・保護する目的で俺の脳内に生まれたものである。
たとえば金太郎さん。
あの圧倒的アウトな服装のインパクトに加え、宇治金時とかサラリーマンとか、ネーミングの元ネタにも広く使われる文句なしの知名度。
だがその実態は、「まさかり担いだ金太郎」のあとの歌詞が続かず、かろうじて熊と相撲をとったことくらいしか思い起こされない。
童話も「俺たちの冒険はこれからだ!~数年後、彼は立派な戦士になったという~」みたいな終わり方をしていたと記憶している。
たとえばターザンさん。
ターザンさんと聞けば、誰もが「アーアアー」と奇声を発してツタにぶら下がる野生児の姿を思い浮かべるのに、ターザンさんが何をしたのかを知っている人はごく少ない。
英国貴族としてのターザンさんを知る人はもうほとんどいないのではないか。
たとえばドンキホーテさん。
この人については「痩せ馬に乗って風車に突撃するオッサン」程度の認識すら危うい。
雑貨屋の歌のせいで「ドンキ・ホーテ」だと思われてるフシすらある。
この人についてはアマゾン同様、名を借りた現代企業によってそのイメージを上書きされていくであろう。
そんなレッドリストに片足つっこんでるのがガリバーさんだ。
さすがに『ガリバー旅行記』の知名度は今でも高いはず。
しかしガリバーさんと聞いて誰もが思い浮かべるのは、決まって小人たちに拘束された姿なのだ。
このイメージのせいで、だんだん「ガリバー=巨人」になってきてないか!?
……いや、さすがに心配しすぎかもしれない。
だが、ガリバーさんが小人の国で冒険をやめたら、ラピュタもヤフーも生まれなかったのだ。
後半の存在感を考えると、この仕打ちは不憫すぎる。
そういう意味で、ガリバーさんの印象に警鐘を鳴らすべく、俺の脳内レッドリストに記載していきたい所存である。
「名前は誰もが知ってるけど、詳しくは誰も知らない」
という可哀想なキャラクターを探して保護する活動を行っているが、ガリバーさんは脳内レッドリストのかなり危険な位置まできている。
このレッドリストは「名前/容姿」に対して「実態」の認知度の差が激しい、もしくは誤解が大きいキャラクターを収集・保護する目的で俺の脳内に生まれたものである。
たとえば金太郎さん。
あの圧倒的アウトな服装のインパクトに加え、宇治金時とかサラリーマンとか、ネーミングの元ネタにも広く使われる文句なしの知名度。
だがその実態は、「まさかり担いだ金太郎」のあとの歌詞が続かず、かろうじて熊と相撲をとったことくらいしか思い起こされない。
童話も「俺たちの冒険はこれからだ!~数年後、彼は立派な戦士になったという~」みたいな終わり方をしていたと記憶している。
たとえばターザンさん。
ターザンさんと聞けば、誰もが「アーアアー」と奇声を発してツタにぶら下がる野生児の姿を思い浮かべるのに、ターザンさんが何をしたのかを知っている人はごく少ない。
英国貴族としてのターザンさんを知る人はもうほとんどいないのではないか。
たとえばドンキホーテさん。
この人については「痩せ馬に乗って風車に突撃するオッサン」程度の認識すら危うい。
雑貨屋の歌のせいで「ドンキ・ホーテ」だと思われてるフシすらある。
この人についてはアマゾン同様、名を借りた現代企業によってそのイメージを上書きされていくであろう。
そんなレッドリストに片足つっこんでるのがガリバーさんだ。
さすがに『ガリバー旅行記』の知名度は今でも高いはず。
しかしガリバーさんと聞いて誰もが思い浮かべるのは、決まって小人たちに拘束された姿なのだ。
このイメージのせいで、だんだん「ガリバー=巨人」になってきてないか!?
……いや、さすがに心配しすぎかもしれない。
だが、ガリバーさんが小人の国で冒険をやめたら、ラピュタもヤフーも生まれなかったのだ。
後半の存在感を考えると、この仕打ちは不憫すぎる。
そういう意味で、ガリバーさんの印象に警鐘を鳴らすべく、俺の脳内レッドリストに記載していきたい所存である。
- ■2010-11-18
- 本日のつぶやき
借りて取り込んだはいいがタグを付け忘れて7年もの間Track1とかになっていた洋楽のアルバムがあって手がかりもなく放置していたところ余所で偶然知った曲がアルバムの9曲目らしくまさかと思いTrack9を聞いたら一致して他の曲名も埋まったときの感じ、アリアハン城の宝箱部屋に入れたときの爽快感に超似てた。
- ■2010-11-22
- 盗撮は犯罪です
映画『人のセックスを笑うな』を観た。
2度目のラブシーンで笑ってしまった。
すまん、そういう話じゃない。
そういう話じゃないのに、なぜこのタイトルなのか?
原作の小説を読めばわかるんだろうか。
いずれにせよ、タイトル勝ちだと思う。
この映画は、かなりの雰囲気映画だ。
とにかくいい画を撮り続ける。雰囲気が美しければ人物の動きも追わない、表情も押さえない。セリフも人物が遠すぎて聞こえないことが多々ある。カメラさん仕事しろ。
映画館で観ていたら完全に寝ていただろう。
だが、この映画がただの雰囲気映画で終わっていないのは、やはりこのタイトルの力なのだ。
何度かあるラブシーンのピロートークがやけにリアルなのは、徹頭徹尾、カメラさんが「盗撮」にこだわっていたからに他ならない。
セリフもBGMも動きもないまま、人物が座って思案しているだけのシーンが続いたりするのは、盗撮だからだ。この盗撮感が「人のセックス」というタイトルの力を借りて具体的に伝わってくる。
カメラさんはいろんなものを犠牲にして、盗撮という仕事をしていたのだ。
松山ケンイチ演じる主人公が「みるめ」という変わった名前だ。
「みるい」とは静岡弁で「やわらかい」を意味し、「みるめ」といえば摘採時期の茶の新芽のことだがおそらく関係ないだろう。恋敗れた蒼井優の「男をみるめが無かった」というオチに使う予定だったのだろうか?(ドヤァァァ)
2度目のラブシーンで笑ってしまった。
すまん、そういう話じゃない。
そういう話じゃないのに、なぜこのタイトルなのか?
原作の小説を読めばわかるんだろうか。
いずれにせよ、タイトル勝ちだと思う。
この映画は、かなりの雰囲気映画だ。
とにかくいい画を撮り続ける。雰囲気が美しければ人物の動きも追わない、表情も押さえない。セリフも人物が遠すぎて聞こえないことが多々ある。カメラさん仕事しろ。
映画館で観ていたら完全に寝ていただろう。
だが、この映画がただの雰囲気映画で終わっていないのは、やはりこのタイトルの力なのだ。
何度かあるラブシーンのピロートークがやけにリアルなのは、徹頭徹尾、カメラさんが「盗撮」にこだわっていたからに他ならない。
セリフもBGMも動きもないまま、人物が座って思案しているだけのシーンが続いたりするのは、盗撮だからだ。この盗撮感が「人のセックス」というタイトルの力を借りて具体的に伝わってくる。
カメラさんはいろんなものを犠牲にして、盗撮という仕事をしていたのだ。
松山ケンイチ演じる主人公が「みるめ」という変わった名前だ。
「みるい」とは静岡弁で「やわらかい」を意味し、「みるめ」といえば摘採時期の茶の新芽のことだがおそらく関係ないだろう。恋敗れた蒼井優の「男をみるめが無かった」というオチに使う予定だったのだろうか?(ドヤァァァ)
- ■2010-11-25
- 本日のつぶやき
「ゴセイジャーって、なに戦隊だっけ?」
「えっと、ゴセイ戦隊……はダイレンジャーだから……」
「大連戦隊か!」
「えっと、ゴセイ戦隊……はダイレンジャーだから……」
「大連戦隊か!」