◆不定期日記ログ◆
- ■2010-11-13
- チメイドのカタヨリ
ガリバーさんが心配だ。
「名前は誰もが知ってるけど、詳しくは誰も知らない」
という可哀想なキャラクターを探して保護する活動を行っているが、ガリバーさんは脳内レッドリストのかなり危険な位置まできている。
このレッドリストは「名前/容姿」に対して「実態」の認知度の差が激しい、もしくは誤解が大きいキャラクターを収集・保護する目的で俺の脳内に生まれたものである。
たとえば金太郎さん。
あの圧倒的アウトな服装のインパクトに加え、宇治金時とかサラリーマンとか、ネーミングの元ネタにも広く使われる文句なしの知名度。
だがその実態は、「まさかり担いだ金太郎」のあとの歌詞が続かず、かろうじて熊と相撲をとったことくらいしか思い起こされない。
童話も「俺たちの冒険はこれからだ!~数年後、彼は立派な戦士になったという~」みたいな終わり方をしていたと記憶している。
たとえばターザンさん。
ターザンさんと聞けば、誰もが「アーアアー」と奇声を発してツタにぶら下がる野生児の姿を思い浮かべるのに、ターザンさんが何をしたのかを知っている人はごく少ない。
英国貴族としてのターザンさんを知る人はもうほとんどいないのではないか。
たとえばドンキホーテさん。
この人については「痩せ馬に乗って風車に突撃するオッサン」程度の認識すら危うい。
雑貨屋の歌のせいで「ドンキ・ホーテ」だと思われてるフシすらある。
この人についてはアマゾン同様、名を借りた現代企業によってそのイメージを上書きされていくであろう。
そんなレッドリストに片足つっこんでるのがガリバーさんだ。
さすがに『ガリバー旅行記』の知名度は今でも高いはず。
しかしガリバーさんと聞いて誰もが思い浮かべるのは、決まって小人たちに拘束された姿なのだ。
このイメージのせいで、だんだん「ガリバー=巨人」になってきてないか!?
……いや、さすがに心配しすぎかもしれない。
だが、ガリバーさんが小人の国で冒険をやめたら、ラピュタもヤフーも生まれなかったのだ。
後半の存在感を考えると、この仕打ちは不憫すぎる。
そういう意味で、ガリバーさんの印象に警鐘を鳴らすべく、俺の脳内レッドリストに記載していきたい所存である。
「名前は誰もが知ってるけど、詳しくは誰も知らない」
という可哀想なキャラクターを探して保護する活動を行っているが、ガリバーさんは脳内レッドリストのかなり危険な位置まできている。
このレッドリストは「名前/容姿」に対して「実態」の認知度の差が激しい、もしくは誤解が大きいキャラクターを収集・保護する目的で俺の脳内に生まれたものである。
たとえば金太郎さん。
あの圧倒的アウトな服装のインパクトに加え、宇治金時とかサラリーマンとか、ネーミングの元ネタにも広く使われる文句なしの知名度。
だがその実態は、「まさかり担いだ金太郎」のあとの歌詞が続かず、かろうじて熊と相撲をとったことくらいしか思い起こされない。
童話も「俺たちの冒険はこれからだ!~数年後、彼は立派な戦士になったという~」みたいな終わり方をしていたと記憶している。
たとえばターザンさん。
ターザンさんと聞けば、誰もが「アーアアー」と奇声を発してツタにぶら下がる野生児の姿を思い浮かべるのに、ターザンさんが何をしたのかを知っている人はごく少ない。
英国貴族としてのターザンさんを知る人はもうほとんどいないのではないか。
たとえばドンキホーテさん。
この人については「痩せ馬に乗って風車に突撃するオッサン」程度の認識すら危うい。
雑貨屋の歌のせいで「ドンキ・ホーテ」だと思われてるフシすらある。
この人についてはアマゾン同様、名を借りた現代企業によってそのイメージを上書きされていくであろう。
そんなレッドリストに片足つっこんでるのがガリバーさんだ。
さすがに『ガリバー旅行記』の知名度は今でも高いはず。
しかしガリバーさんと聞いて誰もが思い浮かべるのは、決まって小人たちに拘束された姿なのだ。
このイメージのせいで、だんだん「ガリバー=巨人」になってきてないか!?
……いや、さすがに心配しすぎかもしれない。
だが、ガリバーさんが小人の国で冒険をやめたら、ラピュタもヤフーも生まれなかったのだ。
後半の存在感を考えると、この仕打ちは不憫すぎる。
そういう意味で、ガリバーさんの印象に警鐘を鳴らすべく、俺の脳内レッドリストに記載していきたい所存である。