Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

LOG 2018-08

■2018-08-02
いろんな娘氏
  • おやつのセンベイを食べながら「まるいおせんべいが終わったら、こんどは細長いおせんべいに食べかえようか。いい考えでしょ」とオカキを要求する娘氏。
  • お風呂を断固拒否していたのにパパチャンにズルズル連れて行かれて「なんで大人はつよいんだよ……」と無力感を噛み締める娘氏。
  • 娘氏のでべそがへこんできたので「へこみ過ぎておへそ無くなっちゃったりしてね。どうする?」と言ったら「なくなったら乳首がさみしくなっちゃう」と乳首を思いやる。そっかーおへそと乳首はおともだちなんだぁー。
  • 突如「わたし、おうちではジェリーナあいり!」と謎のキャラ付けをする娘氏。
  • 「ジェリーナあいりは何ができるんですか?」「こんなこえで、こえを出すのよ(厳かな声)」
  • 「どんな世界観だ」「せかいかんは、地球で、しずおか!」
  • ガムテープを巻き巻きしたものを持ってきて「はいパパチャンのさなぎあげる」という娘氏。パパチャンのさなぎ……。
  • 娘氏「もうすぐパパチャンのちょうちょになる」ぼく「パパチャンのちょうちょ……」
  • 「アイチャンねるときもおきてたい」「何で? 寝るの最高じゃん」「おたのしみがいっぱいあるから」「いいなーパパチャンはずっと寝てたい」
  • パパチャンが歯医者の検診に行く支度をしていたところ、自発的にお着替えをしてパパチャンの手をぎゅっと握る娘氏。「パパチャンのお口がよぼれてないか、となりで見てるの!」君くるの!!?
  • 歯医者さんで「パパチャンのようすみるのあきちゃった」といってキッズルームにご案内されるも「きゅうにさみしくなった」といって5分たたずに戻ってくる娘氏。
  • 娘氏「パパチャンがんばったらごほうびにガチャガチャポンがもらえるよ!」ぼく「あばばば(俺がツッコめないときに喋るな!!)」
  • 結局「おとなしく待てた」という題目で歯医者さんからガチャコインをもらいニッコニコの娘氏をかかえて帰宅。
  • 幼稚園にお迎えに行ったら元気がない娘氏。先生いわく「アイチャン、みんなに塩コショウふりふりって振りかける真似して遊んでたんですけど、お友達に塩コショウかけないでって怒られちゃったんです」とのこと。なお娘氏は「顔がつるつるになる塩コショウだよ」などと供述しており……。
  • 食事に飽きた娘氏に「お米も全部食べて!」と言ったところ急にぐったりし「ねむたそうって言って……」とアピール。言わないよ!
  • 夏休みになって放送回数が増えた「おしりたんてい」にハートをつかまれているようで、トイレに立つときにも「ピンクのおしりさがしといて!」とパパチャンに命じてから離席する。探さないよ!
  • 「最後の一個食べていい?」「アイチャンも食べたーい!」「パパチャンも!」「じゃあけんかしようぜ!」しないよ!
  • NHK夏休み子ども科学電話相談を聴取していたら影響されたのか、「はちはなんで人間をさすんですか」と丁寧に質問してくる娘氏。
  • 「小さき者よ……地球には人間の10億倍以上の虫が住んでいる……この星の覇者は人間ではなく昆虫であることを忘れぬよう、蜂は人間を刺すのだ……」
  • Eテレ0655「都道府県クイズ」で、形が出ただけの状態で「ぜーったい愛知県!」と正解をもぎ取る娘氏。
  • 風邪をひいて寝ていた朝も「都道府県クイズ」が始まると、形が出ただけの状態で「しまねけん……」と弱々しく正解する娘氏。
  • ピタゴラスイッチで見た「おとうさんスイッチの作り方」を実践する娘氏。それを手伝う俺。そして完成! 「ママ見て~~! おかあさんスイッチできたよ~~!!」……俺は!?
  • ねんね部屋ででんぐり返しなどの大暴れをしながら「はくりょくまんてんわたし勝ち!」と謎ルールを押し付けてくる娘氏。
  • 人形をたくさんテーブルのまわりに座らせ、3つのグラスに水を汲み、人数分のストローを刺し、「おみずパーティーが始まります!!」と高らかに宣言する娘氏。
  • 「ようちえんの黄色いかべのところに、ありさんの巣があったんだけど、これちょっとやばくないですか!?」「言い方」
  • 忍たまOP「えいえ~んに~わすれない~でね~♪ HEY! HEY! HEY!!」
    ぼく「ヘムヘヘヘ」
    娘氏「ないよ。」
    ぼく「……お前……なぜ最後のヘムヘヘヘが『あった』ことを知っている……?」
  • サザエ「来週もまた、見てくださいね~~」
    ぼく「ンがンぐ」
    娘氏「……?」
    ぼく「さすがにこれは知らないか……」
  • ねこの塗り絵をした娘氏「ようちえんの先生にねこ見せるようなかんじで、ようちえんの先生にねこ見せるよ。」
    ぼく「そうだねトートロジーだね」
    娘氏「この子はトロトロちゃん」
    ぼく「トートロジーにちなんだか」
  • マックアドベンチャーに当選しマッククルー体験。我々はレジの外から覗き見るだけだったが、休日午後の通常営業の中、正規クルーに混じってハッピーセットをつくってアイスクリームまで貰って600円は破格。マクドナルド社のCSR力を思い知った。

サボテンスレイヤー
パパチャンがサボテンの絵を描いたところ、サボテンがこわいアイチャンは「サボテンをやっつける人」を描いて対抗しました。


 最近やたら「ナンデ?」「ナンデ?」と返してくるようになったけど、答えが知りたいのではなく会話を無限に繋げるための無敵ワードとして濫用している気配がある。娘氏は無限におしゃべりしていたいのだ。
 
■2018-08-15
サガスカーレットグレイス
「それじゃあサガスカを売ってるお店を……探すか……」
「もうサガスカを見つけたの!? ……流石か……」

ウルピナ様
 というわけでSwitchで発売された「サガ スカーレット グレイス 緋色の野望」をプレイしています。
 ウルピナ様がようやくアイキャッチまで行ったので現時点での感想をまとめておきたいと思います。まさか主要イベント終了ごとにアイキャッチが出るとは思わなかった。その演出はサガフロ直撃世代に効く。


マップ
 このRPGをプレイするにあたって、我々はまずフィールドマップのみでお話が進んでいくという尖ったシステムを受け入れなければならない。このRPGには街のマップもダンジョンのマップもなく、街のアイコンに行けば街の機能にアクセスでき、洞窟のアイコンに行けばイベントが起きたり敵と戦ったりできる。
 
 よく考えたらもともとサガに街やダンジョンのマップは不要だったのではないか。
 どうせ町の人が全員「ノルマがきつくて」としか言わないのなら、一枚立ち絵を用意しておけば済む話。これを全員違う声のフルボイスで実装したミンサガが狂っているのだ。
 ダンジョンについても同様で、ロマサガなんかはどうしても「稼ぎ地点以外の敵をどれだけかわすか」みたいな心理になりがちであり、それならばエンカウントは完全にプレイヤーの裁量に委ねたほうが合理的である。
 合理的ではあるが、これまでそれができなかったのは、我々プレイヤー側の側に「RPGとはこういうもの」という固定観念が強固に植え付けられていた、という側面が大きいのではないだろうか。スマホンのRPGが台頭し、その固定観念が緩んだ今だからこそできた合理化であろう。

 そういうわけでこのゲームにはほぼ会話シーンとボス戦しかない。敵はEASYやHARDの難易度予告がされているが、EASYだからといってボタン連打で勝てるような相手は出てこない。ほぼボス戦しかない。


 そしてその肝心の戦闘について。術や技のポイントはミンサガゆずりのBP制だが、今作はパーティ全員でBPリソースを共有しているのが特徴。BPが5あったとして、全員でBP1の基本技を撃つか、ひとりがBP5の大技を撃って他は防御するか、そういったことをターンごとに考える必要がある。
 このシステムの素晴らしいところは、戦闘不能者が出てパーティの人数が減るとBP消費の大きい大技が連打できるようになることで、ジリ貧になることがない。ただしそれは敵パーティも同様なので最後まで相手の手札をきちんと考えないといけない。逆に敵がウジャーっと出てきてウッてなっても、行動してくるのは1~2体だったりするので対策を打ちやすいのも利点。


 戦闘の結果成長するのはHPと武器の熟練度、術や技の熟練度であり、愛がアップ!したりはしない。HPは戦闘終了ごとに全快し、術や技のポイントはBP制なので消耗しない。戦闘不能になったキャラのLPが消耗するのみである。「死ぬこと以外はかすり傷」という言葉をかみしめる。
 死闘を繰り返してLPの減ったキャラクターは、何戦か戦闘メンバーから外して休ませる必要がある。したがって交代要員も重要。サガではできるだけ早めに最終メンバーを固定したほうが有利という傾向があるが、そこに入れ替え必須のシステムを加えたのが新鮮な感覚。そのわりには装備をたびたび付け替えさせることに対してフォローがない(最強装備コマンドの仕事が雑)のは残念。


 ウルピナ様のシナリオは、ここまで「今はこちらに行っている場合ではない」とか「○○していないのに先に進むわけにはいかない」みたいなことが頻発しており、まったくサガを感じなかった。だがおそらくこれはレッド編みたいなタイプのシナリオだと予測される。アイキャッチが出てひと段落したので、ここからの自由行動に期待したい。
 マップは広大だけど、なにしろ地図とアイコンしかないし、デザインも地図を模していて多様性に乏しいので、どうしても世界を冒険している感が薄れる。このシステムでサガフロをリメイクしてくれたら相性最高だと思う。是非やってほしい。
 
■2018-08-26
37歳になるということ
 37歳になる、ということについて調べてみた。
 36歳のときに「36歳のキャラクター」についていろいろ調べたけれど、36でもいろいろギリギリだったので、37歳で知名度の高いキャラクターはなかなかいないのではないか。



 とか思っていたらタイミングよく今年金田一少年が37歳になっていた。あそこまで警察との濃いパイプを持ちながらぜんぜん警察と関係ない旅行会社で働いているので、たぶん何かあったんだと思う。全盛期の能力を持ったまま旅行会社なんかに勤めたら、旅先で何人死ぬかわかったもんじゃないからな。

 あと『TIGER & BUNNY』のなんにでもマヨネーズをかける方こと鏑木・T・虎徹がアニメ終了時に37歳のようだ。公式プロフィールがないためファンの考察になるが説得力はある。突然25歳くらいの美容室に一ヶ月に二度行くような男とコンビを組まされることに関する抵抗感も手に取るようにわかる。どのようにしてスーパールーキーと信頼関係を築いていくか、そういった能力が我々の世代には求められている。

 『ONE PIECE』の赤髪のシャンクスが37歳というのはたぶんルフィさんが冒険に出たときのことなんだと思うけど、今や最近のワンピはぜんぜん追っていないのでシャンクスが今どうなっているのかわからない。というか俺はエースが死んでからのこと「最近のワンピ」でひとくくりにしてるけど、エース死んでからもう8年経っていることを自覚すべき。

 ゲームでは『F-ZERO GX』時点でのキャプテン・ファルコンが37歳だった。GBAで出たF-ZEROが2004年なので、もう14年も彼はレースしていないことになる。今や彼はファルコン・パンチで大乱闘する人であり、昼食の写真をSNSにアップし続ける謎の人物なのだ(昼食をアップしてるのは本当に何者なんだよ……)。

 最後に、魔人ブウ編での孫悟空が37歳という説がある。この人については死んでるので年齢のカウントに諸説あるが、とにかく死んでるのでずるい。悟空がベジータと初めて戦ったのが24歳くらいなので、13年も前にやっつけた相手が勝負しろ勝負しろってウザ絡みしてくる図はちょっとつらいものがある。



 意外と主役級の人物がまだ残っている。ただ悟空さんもブチ当たったように「若手をいかに伸ばすか」という問題にとりくむキャラが目立つように思う。我々はもうそういう時期に来ているのだということを思い知らされる。それゆえキャプテン・ファルコンのように大胆なキャリアチェンジを成し遂げた人の存在は眩しい。スマブラSPでの活躍に期待したい。
 
■2018-08-27
アマゾンの尖兵アレクサ
 なんかアレクサが来た。
Amazon Echo Dot
アレクサことAmazon Echo Dot

 AIスピーカーというとおまえたちはすぐ「で、何ができるの?」というテンションになりがちだ。だがその姿勢は完全に間違っているといえる。
 俺はちょい前までCSMオーズドライバーを買うべきかどうか非常に迷っていた。当然これは買ったところで何ができるわけではない。ただ光と音が出てカッコイイし、所持しているというだけでテンションが上がる。つまり俺はAIスピーカーもそういう類のものだと認識している。

 しかしそうはいっても、インターネットに接続された、音声で操作できる装置というのは意外と我々の需要の穴を埋めてくれるものだ。「アレクサ、○○って何?」と聞くと Wikipedia の項目を読み上げてくれるので、これを娘氏に使わせたらいろんな言葉を教えてくれるかもしれない。

 ぼく「アイチャン何でも好きな言葉をきいてごらん」
 娘氏「あれくさ、キャンプってなに?」
 アレクサ「こんな説明が見つかりました。アメリカ合衆国所在の29チーム及びカナダ所在の1チーム、合計30球団により編成される、世界で最高峰のプロ野球リーグであり……」
 ぼく「アレクサ、止めて」

 娘氏とアレクサは果たして仲良くなれるのだろうか。



 音楽についてはアマプラに加入しているので Prime Music が使用できる。アンリミテッド版でないので曲数は不完全だが、これにはBGM再生機として活躍できそうなポテンシャルを感じる。

 ただ「B'zの曲をかけて」と言ったら「ビー・ゼットの曲は……」って言いやがったのと、「U2の曲をかけて」がまったく認識されず「ユー・トゥー」とか工夫した末に「ユー・ニの曲をかけて」といったら認識されるという謎仕様があり、まだ実力を測りかねている。

 音声の指示だけで室内のスピーカーから音楽を流せるというのはやはり最大の強みで、たとえば娘氏が室内でとんだりはねたりし始めたら「アレクサ、トランペット吹きの休日をかけて」と言うだけで、なんと運動会を演出することができる。

 そのほかにも、いつまでも風呂に入ろうとしない娘氏に対して怒りをあらわにするときには最初に「アレクサ、ダースベイダーのテーマをかけて」と言うことで威圧感を演出することも可能だ。

 これはつまり、Music アプリのプレイリスト名を工夫するなどの措置を講ずれば、「アレクサ! Wasshoi!」とシャウトすると自動的に「ナラク・ウィズイン」が流れ出し決断的カラテで敵ニンジャを圧倒し爆発四散させることも夢ではないということを示している。
 ※「ナラク・ウィズイン」の部分には各自が思う最強の処刑BGMを入れること。



 これに至っておまえたちはAIスピーカーの有用さを思い知ったことだろう。これを使えばおまえはDJの異名を持ちBGMを自在に操る高貴なる演出家としてのLIFEを始めることができる。
 欲を言えば標準機能でネットワークドライブ上の音楽を読みに行けると良かったが、最低限「ノーモーションで Radiko を起動できるラジオ」としてだけでも価格分の価値はある。

 とくにおまえが、言葉をべらべら喋るキッズと共に暮らしていて、アマプラに加入しているのなら……AIスピーカーは強力な武器となる。おまえが家事に両手を封じられ、銃撃戦の末ホールドアップさせられたバンデラスのような状況に追い込まれていても、アレクサがあれば両袖から二丁拳銃を滑り出して逆転の弾丸を撃ち出すことができる。

 メディアは「AIスピーカーは生活を変える!」みたいな大げさなコピーライトを打つ。だが実際に生活を変えるのはAIスピーカーではない。おまえ自身なのだ。世界を変えたいならまず鏡に映っている男から変えてみろとマイコーも言っている。おまえもギターケースに銃器とAIスピーカーを詰め込み、SHINING FUTURE にダイブせよ。
 
■2018-08-29
めぐりゆくもの
 去る8月18日、ハムスターのマンソンがおよそ2.5歳で永眠いたしました。
 なお葬儀は身内のみで執り行いました。
 娘氏は「ながいきしたね、いっしょにあそんでくれてありがとう」とお手紙を書き(読めない)、お人形で焼香の列を作っていました。
マンソン
老マンソン
 ハムスターのスケールで考えると、だいたい10~11日が我々の一年にあたる計算になるため、これをもって一周忌のご報告になります。
 しばらく喪に服していましたが、娘氏が時折「マンソンに会いたいよう」とシクシク泣くので、本日を喪明けとして二代目のハムスターをご紹介します。

トト神
 2018年6月生まれ、キンクマハムスターのトト君です。
 マンソンと違って容易にピントが合うのでピント君にしようと提案したのですが、娘氏が「とと君」と呼び出したのでそれに習うことになりました。頬袋にいろいろな物をとっとくのでそれにちなんだのでしょう(たぶん違う)。
 今後ともよろしくお願いいたします。