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◆不定期日記ログ◆

LOG 2023-01

■2023-01-01
ミズノ・トノウ
 バッ謹賀ム新年2023ッ!
 スゲーッ爽やかな気分だぜ。
 正月元旦に新しいパンツをはいたばかりの噴上裕也を病室からブッ飛ばした東方仗助のよーによォ~~ッ!

うめとモロッコ
なんで今年とり年でもねずみ年でもないの?
 ウサギもネズミもげっ歯類だし、
 ウサギも文鳥も「一羽・二羽」で数えるから、
 もう合わせて今年の干支ってことで
 いいんじゃないでしょうか。

 調べてみると厳密にはネズミは単歯類でウサギは重歯類であり「げっ歯類」として括ってよいかというと怪しいものがある。今では「げっ歯目」「兎形目」として分離されているようだ。新年から勉強になった。
 
■2023-01-14
テラスタール恋してーる
 昨年末、娘氏がサンタさんから『ポケットモンスター スカーレット』を貰ったので、せっかくだからセーブデータ作って娘氏が寝ている間にめちゃめちゃ進めてエンディングに到達しました。
 俺は金銀以降ポケモンの本筋に触れておらず、去年『レジェアル』で4000年ぶりにポケモントレーナーとして復帰した者です。よろしくお願いします。

#nintendoswitch
 こいつらが今回の御三家ポケモンです。スプラトゥーンフェスでコラボしたのでよく知っています。
 あのときTwitterトレンドに「ニャオハ」「ホゲータ」「マンタロー」が並んでいたので、きっとクワッスについてはそういうことなんだろうな、と理解しています。なのでクワッスを選んで「マンタロー」と名付けました。

 今作はオープンワールドを採用しており、かつ『レジェアル』のようにポケモンが全部シンボルエンカウントです。それはつまり、見かけるポケモンをかたっぱしから捕まえていくことで、チュートリアルである学校までの道のりが無限に遠くなっていくということを示しています。

#nintendoswitch
 そしてこれが今回のライバル枠である弾丸のような女です。すでにチャンピオンであり、俺が水ポケを選ぶのを見て火ポケを選ぶ優しさを持っています。俺が27年前に戦ったライバルは後出しで有利属性のポケモンを持っていったので、こういう強者の余裕が心に沁みますね。


 俺はかつて緑や銀をやっていたとき、ロケット団を壊滅させるのはドえらい偉業なのに、それは道中のひとつの寄り道にすぎず、目的はあくまでリーグの頂点でライバルに勝つことである、という点に若干の違和感をもっていました。だってライバル倒すことよりサカキを倒すことのほうが社会的影響が大きくない?
 今作では「団を壊滅させる」「リーグチャンピオンになる」に自分で優先順位をつけることができます。これはすごいいいなって思いました。もうひとつのルートが「伝説のポケモン捕獲」になると思ってたんですが伝説のポケモンは特に出てきませんでしたね……。

 ぼく「出てきませんでしたね……」
 でかい犬「アギャス

 「オープンワールドなのにジムやヌシのレベルが固定だから攻略順もほぼ固定で自由度がない!」という不満はよく耳にしましたが、俺は大して気になりませんでした。
 実際、俺は娘氏の案内でいきなりでんきジムのある街まで行ってしまいましたし、終盤でもタイプ相性がよさそうなところを優先して攻略しました。「不自然にカビゴンが道を塞いでいるのではなく、周辺のポケモンのレベルで行動をゆるく縛る」というのは立派な自由ではないでしょうか。

 ……ただ、これを実現するためには野生ポケモンのレベルを常時表示にして欲しかったと思います。マップ上の攻略対象も、曖昧な難易度表示でなく攻略推奨レベルの案内があってしかるべきでしょう。
 ジムの攻略推奨レベルを大幅に越えてしまってジムリーダーをワンパンKOするというのも、わかっててやるのと、気付いたらそうなっていたのとではゲーム体験がぜんぜん違うじゃん? お前たちのことだぞスター団ほのお組! なんでお前ら次の街のジムよりレベルが高いんだよ!


#nintendoswitch
 他人の話を聞いてみるとみんな旅パのメンバーがバラバラで愉快です。なので旅パを紹介します。最後に手持ちにいたのは画像の通りですが、メンバーは10匹のうちから入れ替えていました。

  • ウェーニバルのマンタロー(みず・かくとう)
     最終進化で急に陽キャになったクワッスです。みずアタッカーであると同時に、ひこうタイプを持たないひこう技の使い手としての出番がけっこうありました。
  • ドオーのカサンドラ(どく・じめん)
     パルデア地方でもウパーにはカサンドラと名付けるのが掟となっています。特性ちょすいのドオーは弱点がじめん・こおり・エスパーしかなく、特防とHPがクソ高いので皆の盾としてがんばりました。
  • ファイアローのややこ(ほのお・ひこう)
     序盤に鳥ポケが活躍するのは伝統なので即決で確保し、むしやらくさやらを食い散らかしました。後半でもほのおかひこうが必要なことがわかっている場合は先発で起用しました。
  • サーナイトのさな(エスパー・フェアリー)
     サーナイトには『レジェアル』でお世話になったので今回は外す予定でしたが、俺を悲しませまいとHP1で耐えたので手元に置いておくことにしました。終盤、ドラゴンをワンパンするフェアリー大砲として大活躍しました。
  • ジバコイルのイーロン(でんき・はがね)
     コイルは推しポケなので娘氏の案内で最速で取りにいきました。ただ序盤は技がショボすぎてほぼ出番がなく、後半に対フェアリーでラスターカノンしていました。
  • タイカイデンのあかし(でんき・ひこう)
     カイデンのあかしですが4回攻撃はできません。ダブルウイングで2回攻撃します。きわめて有用な耐性を備えており、イーロンの代わりにでんきアタッカーとして先発をつとめました。
  • モトトカゲのミニアギャス(ドラゴン・ノーマル)
     エンカウントせずにポケモンを蹴散らす「レッツゴー」において、ドラゴンタイプはタイプ相性で雑に有利がとれるので、中盤の先発として便利でした。うちのパーティでは貴重なあく技持ちでもあります。
  • スコヴィランのニャオゲータ(くさ・ほのお)
     一人でニャオハとホゲータの役割ができるので重宝しました。かなり早い段階でかえんほうしゃを覚えてくれるのがありがたく、ほのお弱点の相手を容赦なく焼き払い続けました。
  • デカヌチャンのおおきづち(はがね・フェアリー)
     ドオー以上に無慈悲な耐性もちで、さらにむちゃくちゃな攻撃力を誇る恐るべきやつです。使わない理由がない。終盤、知らんポケモンがでてきたらとりあえずこいつで殴りました。
  • ガブリアスのブリリア(ドラゴン・じめん)
     ドオーに替わって入ったじめんアタッカーです。とはいえ実際はエスパー・ゴーストをひたすらかみくだくことが多かったです。バンギラスのほうがよかったのでは。


 俺はポケモンをRPGとしてプレイしているので、対人戦には興味がありません。特に顔の見えないオンラインマッチングは一切やるつもりがないです。なのでタマゴとか努力値とかにはまったく触れずに過ごしました。
 あとはクリア後の主要キャラ全員ぶちのめし祭りをゆるーくやって、謎の杭を抜きまくって、DLCでフランス(カロス地方)に行けるのかどうか楽しみにしつつ、娘氏の進行を見守ろうと思います。
#nintendoswitch
パルデア地方、最高~!
 
■2023-01-27
ねずみのキャラクターに告ぐ
 うちで暮らす最後のハムスターであったモロッコは、今年の年賀更新を飾ったのち、静かに天寿を全うした。これによって、我が家に旋風を巻き起こした「突然ねずみが5匹に増えた事件」は幕を閉じた。

 この記録のあと、全てのねずみは独立したスペースで暮らすことになり、したがって回し車や水飲み器などの設備は当初の5倍に達した。ねずみは原則として単独で暮らす生き物なので仕方ない。ハムスターヴァルハラに逝っても仲良くケンカしていることだろう。


 そして、ねずみと暮らしたことで俺は深刻な後遺症を抱えることになった。
 ねすみの可愛さとはすなわちそのくびれのないフォルムであり、したがって世の中にあふれる「首があるねずみのキャラクター」をねずみと認識できなくなったのである。

 たとえばこれは我が地元の誇るオリジナルキャラクター「ポンキッキ」であるが、このポンキッキ氏はだいぶ擬人化が進んでいるので仕方ない部分はある。
 だがもう一匹の世界的なねずみはそうはいかない。ピカチュウのことである。

 ピカチュウには首がない。れっきとしたねずみのキャラクターだ。だが一部グッズではかなりハッキリと首……つまり頭と胴の境目が描かれている。ちょっと公式のイラストを引用させてもらおう。
ピカ様
ポケモン図鑑ポケセンのピカチュウ
 ねずみと暮らした後遺症で、俺はこのポケセンでよく見る「首があるタイプのピカチュウ」を許容できなくなってしまったのだ。これはもうねずみポケモンではない……なにか別種のポケモンなのではないだろうか。
 後遺症が先鋭化した俺は、ピカチュウの進化ツリーにすら疑問を抱いてしまうに至った。
ピカ様進化
こうでは?
 だいたいオーキド博士はピカチュウの進化前の個体を発見していなかったし、そのわりにカントー地方にもともとピチューがいたことが2019年のアニメで明らかになったし、ピカチュウにはわりと謎がある。デデンネがピカチュウに進化する可能性がまだあるのではないだろうか。


 これがねずみと暮らした男が見いだした狂気である。これを読んでしまったからには、あなたもピカチュウを見かけるたびに首があるかどうか確認してしまうことだろう。