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◆不定期日記ログ◆

LOG 2011-11

■2011-11-04
攻城戦
 カステラの語源は、スペインのカスティーリャ王国。
 カスティーリャの語源は、スペイン語のCastillo、すなわち「城」。
 つまりカステラの語源の語源は城。

 圧倒的な甘さで目の前に立ちふさがる一本そのままのカステラをどう食べたものか、それを考えたら絶望的な気持ちになってきた。
 
■2011-11-13
平常運転
 実家なう。



ねこたつまき
 この家ではもはや、Pさんの上半身と下半身が逆にくっついていても、
 誰もツッコんだりはしないのだ。



 仕方ないので「逆だぞ」と直そうとしてやったら
あぁ?
 半ギレである。



 Pさんは可愛くない。
 
 ぎゅうひって、響きも字面も最悪なのに、なんであんなに美味いんだろう。

 まず「ギュウヒ」という音が最悪だ。
 三国志に出てきたら、間違いなく関羽に一撃で倒される程度の端役だ。
 次に表記がよくない。
 今は「求肥」とされているものの、もとは「牛皮」とか「牛肥」とか書いたらしい。
 牛の肥!どうあっても食べ物にあてる漢字じゃあないだろう。

 以上、どう考えてもザコ敵ないしは嫌われ者であろう、ぎゅうひ。
 なのに下馬評をひっくり返す美味さ。語感への反乱。
 あんみつから雪見だいふくまで、あらゆるモチモチ感を演出するスーパースターではないか。

 駅で見かけるとつい買ってしまうボンタンアメの本体もぎゅうひだと聞いた。
 語感原理主義者ではあるが、ぎゅうひの前では教義も無効である。
 恐れ入った。
 
■2011-11-22
この中にシナモンがいる
 シナモンとニッキが同じ物であることを今知った。
 言われてみればそうだが、生八つ橋がシナモン味だなんて思ったこともなかった。
 
 どうやら古くに日本に伝わったのがニッキで、舶来品がシナモンらしい。
 この2つは微妙に違う木からつくられていて、支那肉桂(シナニッケイ)からつくられたのがニッキなんだとか。
 こりゃダブルで紛らわしい。

 せめて中国から渡ってきたのがシナニッケイ略して支那物(シナモン)、ならわかりやすかった。
 さらに舶来品のほうは売り出したニックさんの名前がなまってニッキ、ならありがたかった。
 紛らわしいことには違いないが、今日みた八つ橋のお菓子には「シナモンパウダー」と書かれていたので、徐々にニッキは消滅していくのだろう。
 寂しいが紛らわしいので仕方ない。
 
■2011-11-29
ゆめにっき
 オレ……変な『夢』を見たぜ。

 夢の中で満員電車に乗っていると、誰かは覚えてないけど複数の知り合いから、小突く、つかむ、みたいな嫌がらせを受けたんだ。
 オレ、腹が立ってきたんで、

 「おめーら、アカウント名バラすぞ!」

 って言ったら、嫌がらせがピタッと止まったんだ……。

 なんのアカウント名をだれにバラすつもりだったんだろう……。
 とても寂しい夢だったよ。