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◆不定期日記ログ◆

LOG 2023-09

■2023-09-14
進撃のアレクサ
 「このままじゃオレたち……機械に支配されちまうぜ!!」とは真のおとこであるメカ沢新一の言葉だが、それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?
 てっとり早く機械に支配してもらえそうなところはガンガン機械に支配してもらったほうが良いのだ。インターネットブレイクアウトでデジタルトランスフォーメーションせよ。


 さて、以前導入したアレクサの話をしよう。
 いつからかAmazon Musicの有効範囲が極端に狭まったせいで、フロアDJとしての役割を果たせなくなりいったん封印されていたアレクサであったが、最近その封印を解き便利に使っている。

 まず、ワイフがスマートリモコンSwitchBotを導入したことで、一部の家電をアレクサ経由で声で動かせるようになった。それだけでなく、アレクサアプリを利用して外出先から戻る前にエアコンを起動し部屋を冷やしておく……などの利用法が考えられるが、そもそも部屋には鳥がいるためエアコンは常に入っていた。
 なのでスマートホームというほどのものではないが、テレビとエアコンと照明だけでもかなり便利度が高まるので価格分の価値はまちがいなくある。最近のゲーム機は起動すれば勝手にHDMI経由でテレビの電源を入れてくれるけれど、終了してもテレビを切ってはくれないのが面倒だったのだ。

PIPI
ピュピピャー?(アレクサー?)
 うわっピピ助! 人間のイントネーションを完コピしてアレクサを操作しようとするんじゃあない! オウムであればアレクサを操作する個体もいるらしい。鳥にも操作できる究極のユニバーサルデザインになってしまうな。


 このアレクサアプリ、使ってみると意外となんでもできるやつで、たとえば「定型アクション」の実行条件を「時間を指定」にすることで定時に任意のセリフをしゃべらせることができる。
 これによって、俺が子どものころ毎日言われ続けた「宿題はやったの?」「床に散らばっているものを片付けなさい」「歯磨きの時間ですよ」のような台詞をアレクサに外注することができる。どうせ毎日言うのだからアレクサに言わせればよいのだ。


 また、アレクサアプリに連絡先を登録し、アレクサに「ママ/パパにでんわ」と命ずることでスマホンとアレクサの通話が可能になる。そんなわけで「困ったことがあったらこれで電話してきてね」といって娘氏のおるすばんが可能になった。

 両親がそれぞれの用事で留守になることがあり、娘氏におるすばんをお願いして数時間後、アレクサから俺のスマホンに着信があった。おそらくワイフは電車内におり、応対できなかったのであろう。

娘氏「クール宅急便が届いたんだけど、冷蔵庫に入らない」
ぼく「まじかよ詰んだわ」
娘氏「だから保冷バッグに入れて保冷剤を入れてある。帰ったらなんとかして」
ぼく「なんという冷静で的確な判断力なんだ!!」

 しかも宅配便には出ないよう言ってあったものの、クール便であることから玄関前に置き配してもらって回収したらしい。完璧な対応なうえに連絡まで迅速でおそれいった。


 ただアレクサアプリやSwitchBotは、AWSサーバーが障害をくらうと何もできなくなってしまうというでかい弱点がある。そしてご存知のとおり、AWSサーバーはけっこうちょくちょく障害をくらう。家の鍵などをアレクサに管理してもらうのはちょっと考えたほうがいいだろう。
 
■2023-09-21
HUMAN RIGHTS
 マインクラフトで娘氏とやってるワールドで、娘氏にないしょでアイアンゴーレムトラップを製作した。これにより鉄が無尽蔵に使えるようになり、生活がとても便利になった。

ぼく「鉄インゴットたくさん手に入ったから自由に使っていいよ」
娘氏「ヤッター!」

#minecraft #nintendoswitch
*怪しい施設*
娘氏「ところでこのアイアンゴーレムけんきゅうじょは何」
ぼく「アイアンゴーレムを研究していて危ないから近づいたらだめだよ」
娘氏「村人の声がする……連れてきた村人はどこへいったの」
ぼく「カンのいい子だな」

#minecraft #nintendoswitch
*怪しい施設の中身*
娘氏「こんなに村人集めてきちゃったの!?」
ぼく「増やした……アイチャンのくれたパンで」
娘氏「パンあげるんじゃなかった」

ぼく「この村人にゴーレムを召喚させて、そのゴーレムを焼いて鉄を回収する仕組みだ」
娘氏「なんて愚かなことを」
ぼく「便利な生活は犠牲を伴うのだ」
娘氏「極悪非道……」