◆不定期日記ログ◆
LOG 2018-06
- ■2018-06-02
- いろんな娘氏
- ねんねの前の恒例行事だった「おはなし劇場」が消滅。娘氏自ら「きょうはおはなしげきじょう無し」と宣言するようになった。なんか寂しいので、代わりに短くてシュールな「一口劇場」を行うことにした。
- ぼく「ひとくちげきじょ~~♪(サウンドロゴ)……アイチャンは、お庭で自転車に乗っていました。するとどうなりましたか?」娘氏「リリチャンがニャーンってきて、じてんしゃを壊しちゃった。」ぼく「ひとくちげきじょ~~♪(サウンドロゴ)」
- 折り入って頼みがあるというから何かと思ったら「パパチャンは、えほんを、変な声で読まないでください」と噛んで含めるように諭された。エエーッ!? 演技しちゃだめなのォォー!?←こういうとこ
- 風邪で幼稚園を休んだ日、娘氏はバナナを食べたら「いま○○ちゃんが『アイチャンバナナ食べてるかな』って言ってるかな~~」といい、トイレに行ったら「いま○○ちゃんが『トイレを流す音聞こえた』って言ってるかな~~」といい、たとえ欠席でも話題の中心にいたいという強い欲望をにじませていた。
- 俺自身にポプテピピック最終回の強い後遺症があり、娘氏が「○○できない~」って甘えたことを言うたびに「よぉ~~し任せて! 僕は○○することができるんだ! さっ掴まって! ♪ほ~し~キ~ラキ~ラ~」ってなってしまう。
- 娘氏、中指の手の甲側にはじめてのホクロが出来たのを嬉々として見せに来るんだけど、そのときのポーズが本当に綺麗なファックサインになってるので、どうあがいても、クソ。
- 俺が「おかーたん」って言ってたら突然「おかーたんじゃないよ。おかあさんだよ。」と真顔で訂正してくる娘氏。幼児語が抜けるのが早い子だなあと思っていたが、もうこれもやめてしまうのか……。
- 「じゃあおかあたやんは?」「おかあたやんじゃない。」「おかあたやんのほうが可愛くない?」「かわいくないよ。おかあさんのほうがかわいいよ。」
- 娘氏「てばさきパパチャーン」
- 運転中、娘氏が「アイチャンもいつか、パパチャンみたいに……」っていうから何を言うのかと思ったら、「パパチャンみたいに、いろはすをハンドルのかわりにして、同じほうこうにまわしたい!」と意味不明の供述をしており……。どこから出てきたいろはす……。
- トイレの外から娘氏の「パパチャンがトイレから出てきたらばぁーっていってビックリさせよう!」っていう独り言が聞こえる。とてもむずかしい演技を求められている。
- 夜、ねんねの前に、積み木の板を電話代わりにして電話ごっこをする娘氏。「どんぐりちゃんからメールがきた」「何て言ってるの?」「たすけてーって言ってる。でもきょうはもうねんねだから、明日たすけるから。明日はえんそくだから、いそいで行ってきて、いそいで帰ってたすけるから。じゃあね。ピッ」「ドライ!!」
- 遠足では大きな声でお名前が言えてえらかったようです。
- 体操教室にて「新しくきたコーチはなんと18歳でーす。じゃあ、私は何歳でしょう?」というコーチに対しすかさず「アイチャンは4さーい!」と自己紹介する娘氏。
- ぼく「アイチャンもう寝なさーい!」娘氏「アイチャンもうねるから。かんべんかんべん。」
- 幼稚園のかばんを背負い「なんでアイチャンのバッグはフィットちゃんじゃないの?」と素朴な疑問をぶつける娘氏。ニチアサ……それはフィットちゃんと天使のはねの仁義なき戦い……。
- 娘氏「今日幼稚園でパパの顔描いたー」ワイフ「そうなんだ、どんな顔?」娘氏「ふつう。」ワイフ「そう……」娘氏「誰が描いたの?ってくらいふつう」ワイフ「??……そっか、普通の顔なんだねー」娘氏「誰?ってくらいふつう」……まるで俺が普通じゃないみたいな言い回しになってきたぞ。
- ゆうめいな「ルビンの壺」の絵を娘氏に見せて「何に見える?」と聞いたら、「かびんがしゃべってるようにみえる」とヨクバリな答え。
- 娘氏の授業参観に時間ギリギリの到着をしたご両親を待っていたのは、待ちくたびれて業を煮やした娘氏の阿修羅のごとき表情であった……。
- ワイフ「今日の授業参観たのしかった?」娘氏「楽しかった! でもパパチャンがにこにこ笑ってうんうんってしてるのがよけいにこわかった」ぼく「余計にって何だよ……」
- 娘氏が「俺の足指の上に乗ったレゴの板を踏む」という残虐超人も真っ青の凶器攻撃で俺の足指を破壊した。
- 『どうぶつの森』のプレイがだいぶ達者になり、虫取り・釣り・どうぶつたちのコーディネートに続いてキャンプ場のもようがえにも手を出し始めた。気が付くとキャンプ場が家具で埋まっているので引き算を覚えような。
- すっかり田植えの終わった田んぼを見た娘氏「おこめ何時にそだつ?」「米がとれるのは夏が終わってからだぞ」「やっぱりですねー」
これは娘氏が紙粘土でつくったエリンギです(天才では?)。
- ■2018-06-05
- エジプトのメジャイ
『アサシン クリード オリジンズ』のメインシナリオ(DLC除く)を終わらせた。……昔は「クリアした」とだけ書けばよかったのになんか回りくどい書き方になったな。
アサシンクリードは「2」と「ブラザーフッド」しかプレイしていないので、実にひさしぶりのアサシン体験となる。今回の舞台はシリーズ最古の紀元前エジプトということで、予備知識がほぼない。
こういう景色を見て「わーエイジオブエンパイアみたーい」って言ってるのでもうダメ。
紀元前49年のエジプトは、ギリシャ人とヘレニズム文化が浸透していて、想像していた古代エジプトのイメージとは全然違っていた。古代と一口に言っても、ピラミッドで有名なクフ王から2500年が経っているので、四大文明ハンパねえなという実感がある。
サイドクエストとかでよく「古代の遺跡」とか「古文書」みたいなのが出てくるけど、おらっち極東の人間からするとおめえっちも立派な古代人なんだよなぁ。
それにしても「2」のルネサンス期のイタリアと比較してもまったく遜色ない街並みが広がっているのには驚いた。1500年も人類は何をしていたのか。中世ヨーロッパはどんだけ暗黒時代だったんだよ……。
UBIソフトのオープンワールドゲームの例にもれず、ボタンをフルに使うので慣れるまで時間がかかった。その都度画面に案内が出るのでそれほど困ることはないが、救出クエストなどでよくある「救出対象を担いで(△長押し)馬に乗せて(R2)自分も乗り(△)、移動して、降りて(○長押し)救出対象を馬から降ろし(△長押し)地面に降ろす(R2)」あたりは最後までガイドなしにはできなかった。
装備の切り替えも横や横長押しやメニューからの変更が組み合わさって混乱を招く。このあたりは初心者アサシンにはちょっと厳しいのではないかと思った。
基本的にはレベルが足りる限りメインクエストを優先して進めていったんだけど、今回はサイドクエストのお話も凝っていて、寄り道に寄り道感がない。密猟者を狩りまくる同郷の女ハンター、自由になりたくて狂言誘拐する剣闘士、突然のウィトルウィウスなど、ちょっとしたサイドクエストにも濃いキャラクターが出てくるため、ついついいろんなクエストを見てまわってしまう。ウィトルウィウスって手足が4本ずつある人じゃなかったんだ……。
主人公がメジャイという伝統的治安維持係に就いているため、いろんな人が渡りに船とばかりに助けを求めてくるのも、サイドクエストの寄り道感を減らしていると思う。
システム面では鷹の目をリアル鷹に委託することで空から偵察ができるようになり、潜入前の情報収集がたいへんに捗るようになった。ここ数年のシリーズを知らないので確かなことは言えないが、直接戦闘での強行突破は成功しにくくなった感じがする。「2」では4人に囲まれてもカウンターからキルストリークをキメてビクトリーできたが、今回はそういったシステムがないため、自分よりレベルの高い敵に囲まれると本当に虫けらのように蹂躙される。真面目にアサシンすることが求められている。しかたない……真面目にアサシンするか……。
画像は腐敗させた敵兵の死体を馬に乗せて敵拠点を駆け回り疫病をばらまく外道。
アビリティもファークライ並みにバラエティ豊かで、最終的には「捕食者の弓強化(狙撃弓の弾道を操作できるスタンド能力)」で遠距離からちくちく暗殺し、敵拠点に侵入したら「チェーンアサシン(ダブルアサシンがないのでその代わり)」を活用して敵を順番に始末して、最後は「アドレナリン2(無双ゲージ満タンで戦闘モード開始)」の力で強引に崩していった。
シナリオの最後には、エピローグめいてローマの宮殿のステージがあった。この宮殿(フォロ・ロマーノの在りし日の姿?)がまた美しく、個人的には「ブラザーフッド」で描かれた16世紀のローマより美しいまである。本当に1500年も人類は何をしていたのか。中世ヨーロッパはどんだけ暗黒時代だったんだよ……。
アサシンクリードは「2」と「ブラザーフッド」しかプレイしていないので、実にひさしぶりのアサシン体験となる。今回の舞台はシリーズ最古の紀元前エジプトということで、予備知識がほぼない。
こういう景色を見て「わーエイジオブエンパイアみたーい」って言ってるのでもうダメ。
紀元前49年のエジプトは、ギリシャ人とヘレニズム文化が浸透していて、想像していた古代エジプトのイメージとは全然違っていた。古代と一口に言っても、ピラミッドで有名なクフ王から2500年が経っているので、四大文明ハンパねえなという実感がある。
サイドクエストとかでよく「古代の遺跡」とか「古文書」みたいなのが出てくるけど、おらっち極東の人間からするとおめえっちも立派な古代人なんだよなぁ。
それにしても「2」のルネサンス期のイタリアと比較してもまったく遜色ない街並みが広がっているのには驚いた。1500年も人類は何をしていたのか。中世ヨーロッパはどんだけ暗黒時代だったんだよ……。
UBIソフトのオープンワールドゲームの例にもれず、ボタンをフルに使うので慣れるまで時間がかかった。その都度画面に案内が出るのでそれほど困ることはないが、救出クエストなどでよくある「救出対象を担いで(△長押し)馬に乗せて(R2)自分も乗り(△)、移動して、降りて(○長押し)救出対象を馬から降ろし(△長押し)地面に降ろす(R2)」あたりは最後までガイドなしにはできなかった。
装備の切り替えも横や横長押しやメニューからの変更が組み合わさって混乱を招く。このあたりは初心者アサシンにはちょっと厳しいのではないかと思った。
基本的にはレベルが足りる限りメインクエストを優先して進めていったんだけど、今回はサイドクエストのお話も凝っていて、寄り道に寄り道感がない。密猟者を狩りまくる同郷の女ハンター、自由になりたくて狂言誘拐する剣闘士、突然のウィトルウィウスなど、ちょっとしたサイドクエストにも濃いキャラクターが出てくるため、ついついいろんなクエストを見てまわってしまう。ウィトルウィウスって手足が4本ずつある人じゃなかったんだ……。
主人公がメジャイという伝統的治安維持係に就いているため、いろんな人が渡りに船とばかりに助けを求めてくるのも、サイドクエストの寄り道感を減らしていると思う。
システム面では鷹の目をリアル鷹に委託することで空から偵察ができるようになり、潜入前の情報収集がたいへんに捗るようになった。ここ数年のシリーズを知らないので確かなことは言えないが、直接戦闘での強行突破は成功しにくくなった感じがする。「2」では4人に囲まれてもカウンターからキルストリークをキメてビクトリーできたが、今回はそういったシステムがないため、自分よりレベルの高い敵に囲まれると本当に虫けらのように蹂躙される。真面目にアサシンすることが求められている。しかたない……真面目にアサシンするか……。
画像は腐敗させた敵兵の死体を馬に乗せて敵拠点を駆け回り疫病をばらまく外道。
アビリティもファークライ並みにバラエティ豊かで、最終的には「捕食者の弓強化(狙撃弓の弾道を操作できるスタンド能力)」で遠距離からちくちく暗殺し、敵拠点に侵入したら「チェーンアサシン(ダブルアサシンがないのでその代わり)」を活用して敵を順番に始末して、最後は「アドレナリン2(無双ゲージ満タンで戦闘モード開始)」の力で強引に崩していった。
シナリオの最後には、エピローグめいてローマの宮殿のステージがあった。この宮殿(フォロ・ロマーノの在りし日の姿?)がまた美しく、個人的には「ブラザーフッド」で描かれた16世紀のローマより美しいまである。本当に1500年も人類は何をしていたのか。中世ヨーロッパはどんだけ暗黒時代だったんだよ……。
- ■2018-06-13
- 17周年
弊サイトは17周年を迎えた。17周年ともなるともう特別な感情は湧いてこない。具体的にいうと16周年の更新を忘れたことに半年後くらいに気づく状態だ。情報技術分野の進歩がドッグイヤーだというのなら、17年も同じサイトをやってる奴は119歳に相当する。インターネット老人会とかいうレベルじゃない。ボケを超えて涅槃が見えてきた。
せっかく涅槃が見えてきたので、老人らしく昔話をしよう。
ここに一本のバトンがある……いや、これはバトンではない、いにしえのことが記された巻物じゃ。ここを見よ。かすれた筆文字で「テキストサイト管理人に100の質問」と書いてある。出土したインターネットアーカイブの地層から察するに、つくられたのは2001年後半……侍魂やちゆ12歳などの神々がWebを席巻していた神話の時代じゃ……今日はこれを、17年たった今、あえて紐解いてみるとしよう……。
このいわゆる「100質」ってどこが発祥なんだろう。これはかなり最古に近い時点の100質だと思うんだけど確証がない。
「○○バトン」については2004年~2005年くらいにオランダから伝来したという記録を見つけることができたが、それより前となると残されている電子的資料が限られている。バトンに比べると「○○に100の質問」は文章量がご無体であり、やはりこれはインターネット黎明期のテキストをガンガン読み書きしていた人たちから発祥したのではないかと踏んでいる。常時接続でないナローなインターネットでは、こういう文字の多いコンテンツはコスパが良かったのだ。
いずれにせよ大変ノスタルジーな作業でした。この質問集を作った17年前の「ナフ」の竹田様に感謝の意を表します。
せっかく涅槃が見えてきたので、老人らしく昔話をしよう。
ここに一本のバトンがある……いや、これはバトンではない、いにしえのことが記された巻物じゃ。ここを見よ。かすれた筆文字で「テキストサイト管理人に100の質問」と書いてある。出土したインターネットアーカイブの地層から察するに、つくられたのは2001年後半……侍魂やちゆ12歳などの神々がWebを席巻していた神話の時代じゃ……今日はこれを、17年たった今、あえて紐解いてみるとしよう……。
このいわゆる「100質」ってどこが発祥なんだろう。これはかなり最古に近い時点の100質だと思うんだけど確証がない。
「○○バトン」については2004年~2005年くらいにオランダから伝来したという記録を見つけることができたが、それより前となると残されている電子的資料が限られている。バトンに比べると「○○に100の質問」は文章量がご無体であり、やはりこれはインターネット黎明期のテキストをガンガン読み書きしていた人たちから発祥したのではないかと踏んでいる。常時接続でないナローなインターネットでは、こういう文字の多いコンテンツはコスパが良かったのだ。
いずれにせよ大変ノスタルジーな作業でした。この質問集を作った17年前の「ナフ」の竹田様に感謝の意を表します。