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◆不定期日記ログ◆

LOG 2015-09

■2015-09-01
ハッピーホームデザイナー
 おたんじょうびに『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』をもらったので、ここんとこちょくちょくプレイしている。

 このゲームについては発売日前くらいにちょっと調べたんだけど、「要するにどういうゲームなの?」という肝心な点がまったくつかめなかったので購入を見送ったのだった。まあスピンオフ元である『とびだせどうぶつの森』も説明のしにくいジャンルなので仕方ない。
 
 で、実際触ってみて、このゲームの正体がハッキリわかった。
 これはシルバニアファミリーです。
 『とび森』の豊富な家具一式を使って、『とび森』の動物たちのドールハウスを自由に作ってあそぶ、シルバニアファミリーなのです。そう説明するのがいちばんしっくりくる。

 たとえば顧客は「カワイイものに囲まれて暮らしたい!」という案件を持ってくる。それを引きうけると、その要件を満たせる家具が何種類もアンロックされる。これは要するにシルバニアファミリーの拡張セットを買ったに等しい。あとは手持ちの部品と、新しく買ってきた部品で、自由にドールハウスを作れば良い。
 
 最初は「どうやったら顧客の満足度が上がるんだろう」と試行錯誤しがちだが、これはハウスメーカーを経営するゲームではない。別に完成した家が採点されるわけでもない。シルバニアファミリーに既存の他社製品を組み合わせてシュールな世界を作ったことはないだろうか?そういうネタ画像を見たことは?……つまりこれはそうやって遊ぶゲームなのだ。

 顧客が説明した要件:病院の待合室
  ↓
 プロジェクトリーダーの理解:待機中の不安が和らぐデザイン
  ↓
 実際の運用:病人なれどもパーリナイ
パーリナイ!
 こういうマネをしても誰一人苦情をよこさない優しい世界。
 こうしてわかりにくいところから徐々に狂気を忍ばせていき、最終的にはマイデザインを駆使した名状しがたい家で村を埋め尽くすのが目的のゲームなのだ……!
 
■2015-09-20
ベランディア収穫祭
 めっきり寒くなってきたのでベランダのバジルをすっかり収穫した。
 バジルたちは前回の収穫祭から2ヶ月ちょいですっかり勢いを取り戻していた。バジルの鉢だけ土が乾くのが早い。それくらい勢いよく育っていたのだ。

ザ・バジル
はっぱ
 今回もごっそり収穫。収量は前よりもだいぶ多く、虫もつかなかったのでたいへんきれいな葉っぱである。娘もさかんに「はっぱはっぱ」と言っていた。

 今回はちゃんとバジルらしく使ってやることにした。
 これにニンニクとオリーブオイルと塩を加えて粉砕だ!

ザ・バジル
ハンドブレンダーで、バジルをブレンドせよ!!
 十分細かくなったら、さらにオリーブオイルを追加してパジルペーストの完成である。
 そのまますぐ茹でたスパゲッティにぶっかけて食した。
 ついさっきまでベランダに生えていたものが立派なパスタソースになるとは……むしろバジルと塩とニンニクを砕くだけでこんな旨いものができるとかイタリア人は天才だな。
 あと2食分くらいあるから、残りはジップロックして冷凍だな!
 
■2015-09-29
うちのこジャーナル1509
 1歳4ヶ月~1歳5ヶ月の記録。
  • 本当に長い文を喋るようになった。早口でよどみなく紡ぎ出される言葉は残念ながらご両親にとっては全く理解できない言語であり「そうだねェー!」と調子を合わせてやることしかできない。本人はコミュニケーションが取れたと錯覚しているに違いない。
  • 実家で「苔」を教えたら空前の苔ブーム来る。一日中「こ・け!」って言いながら屈伸している。ただ苔そのものにはまったく興味が無い。そのうち語感が似ている「とけい」を指さして「こけ」と言い始めた。それは苔じゃない。そういえば最近は「ぼーりろ」を聞かない。
  • ねんね前のミーミー(フォローアップミルク)を卒業させるべく、ミーミーを与えずに寝かしつけを試みたが延々抗議してくる。仕方なくミーミーを用意したら両手を上げて半泣きで「ミーミーバンザーイ!」とか叫んで突進してきた。万歳てオマエ。このような苦心の結果、無事ミーミーなしでも就寝可能となった。
  • ほ乳瓶を卒業し、ストローマグでミルクを飲むようになった。ほ乳瓶と違って自力で持って飲んでくれるので朝とか非常に助かる。ただ飽きると容赦なく床にたたきつけることがあるので要注意だ。フタがあるとはいえ、本当に無慈悲に給水所のマラソン選手の如く投げ捨てるので無事では済まない。
  • ミルクを飲んでる最中などに「おいち!」と言うようになった。なおスーパーのレジで自分の好物がスキャンされると「おいしーよねェー」と言うので恥ずかしい。なぜフランクに同意を求めるのか。
  • ペットショップの熱帯魚コーナーですごいテンションがあがる。「ととだねェー」「とといるねェー」と連呼しているので面白い。魚への執着心はいったい何なのか。
  • 花と鳥のテーマパークである掛川花鳥園で鳥と触れあう。巨大なエミューを見てもまったく臆することなく、というか気にせずあんよしていた。鳥がどうとかいうレベルでなく、とにかくこの広いエミュー牧場を自由にあんよすることが何より楽しいのだ。恐怖を知らぬのでは勇気とは呼べぬ。
  • シールを貼るのがとにかく大好き。歯磨きが済んだあとカレンダーにシールを貼るのが日課。自力で台紙から剥がして貼ることができるが、貼るだけでなく食べることもあるので要注意である。シールでないものも「んーよいしょ」とか言いながら壁に押しつけていた。
  • 室内に現れた蚊を指さして「あっ!ちょうちょー!」という事件が発生。
  • 1日じゅう絵本を読むことを要求してくる。絵本を持って、タイトルらしき言葉を連呼しながら本を叩きつけてくる。ご両親が寝転がっていると眼窩に本の角を振り下ろしてくるので危険極まりない。
  • 知らないおばちゃんに「可愛くてかしこい子ねェー」と話しかけられて「はい」と即答。奥ゆかしさが足りない……。シャコウジレイとケンソンを覚えて立派な日本人となるのだ……。
  • 慢性的に便秘気味。「うんちでたー?」と問いかけたところ「うんち でなない」とはっきり答えてきた。俺に対して正しい受け答えで正しく使用された初めての二語文がこれかい。ちゃんと出たときは「うんちでたー」的なことを言うので助かる。なお便秘時に排便に苦しむ娘をうまいことトイレに導いて、補助便座でうんちっちさせることに成功したワイフはマジでMVP。