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◆不定期日記ログ◆

LOG 2015-02

■2015-02-05
ベルサイユのばらHARD
 アニメ版『ベルサイユのばら』を観終わった。
 どうやら春からNHK-BSで再放送するらしい。なんたるタイミングか。BSないから関係ないけど。


 原作漫画が1972年、アニメが79年とやや間が空いているからか、かなりのアレンジが施されている。
 ざっくり言うとハードモードになっている。

【ノーマルモードとハードモードはこんなに違う!】
  • 全体的にコメディパート削除、戦闘パート大幅増量
  • 序盤からオルレアン公がたびたび暗殺者を差し向けてくる
  • シャルロットとロザリーの和解イベントがない
  • ジェローデルが序盤から登場するわりにショコラをかけられない
  • サン=ジュストが暗殺者となって何度も攻撃を仕掛けてくる
  • 「戦いが終わったら結婚式だ」の死亡フラグを立ててないのに銃撃される
 中盤に監督が替わってから特にその傾向が顕著で、ベルサイユ宮に「貴族をコロセー!」と叫びながら火薬をかかえて飛び出してくる奴が突然POPするとか、貴族の馬車を囲む暴徒がバイオ4の村人並みに多いとか、隅々までハードモードの影響は及ぶ。
 そのかわりアランが非常に使える人材になっていたのでよかった。一人だけ男塾から来たかと思った。そういえば男塾にもオスカルめいた奴がいたのでおあいこである。


 なお、例の処女喪失シーンが野外という別の意味でハードな変更もあるので要チェックだ。
 
■2015-02-08
ロマサガ2プレイにっき
 WiiUのゲームパッドでじわじわプレイしていたロマサガ2をクリアしたので、プレイの流れを「バレンヌ帝国史」にまとめました。
 当時できなかったクイックタイムなしでのクリアを目指す、程度のプレイスタイルです。

 正直このゲームについては「小剣のみでクリア」だの「皇帝一人でノーダメージクリア」だの「ロマサガ3に出てくるキャラ、武器防具、術、技だけ使ってクリア」だの狂気のやりこみプレイがなされているため、それら超人の知識の上澄みだけをおいしくいただいて楽しくプレイさせていただきました。
 
■2015-02-18
座椅子チェンジ
 あいりさんが座椅子を食べてしまうので困った話。


 俺が使っている座椅子がとても汚損おぞい(今考えた当て字)ため、縫い目にかなりほつれが生じており、そこからはみ出すスポンジ部分があいりさんにはとても美味しそうに見えるようだ。
 あいりさんが持ち前のアカチャン器用さとアカチャン指先力で縫い目をこじ開け、中のスポンジを千切っては食べ千切っては食べしていたのを見た我々は、さすがにこの汚損い座椅子を使い続けるのは無理だと判断した。


 こいつは速やかに廃棄して新しいのを買わなければ……
 しかし新しい座椅子を買ってもまたあいりさんが突進してしまう……どうしたら……

座椅子がなければパンに座ればいいじゃない
ワイフ「これなら大丈夫」


 わぁーこれなら食べても平気ってオーイ!!
 
■2015-02-26
年号の影響力
 すでにすっかり使いつくされた感はあるが、もう「平成」に「新しいもの」のイメージを乗せるのはよしたほうがいい。
 
 有珠山に昭和新山ができたのは昭和19年。まだ十分に昭和が「新しいもの」だった時代だ。しかし平成新山も存在する今の世の中、昭和とはもはや歴史を感じさせる名前ですらある。
 平成ももう27年。そろそろ「新しいもの」のイメージを引き上げさせるときだ。
 
 平成19年に結成されたHey! Say! JUMPはいまのところ無事に活動を続けているが、もし天皇陛下が崩御されるような事態を迎えたときに、いったいどうするというのか。
 そのとき年号は新しいものに変わり、「平成生まれ」の称号はすべて過去のものとなるのだ。アイデンティティの崩壊。彼らの命運は天皇陛下の両肩にかかっているといっても過言ではない。

 仮面ライダーも最近「昭和ライダーVS平成ライダー!」みたいな世代間対立を煽るコピーで劇場版を作っているけれど、これも天皇陛下が御壮健でいらっしゃるからこそできることだ。このままいくと、おそらく平成仮面ライダーの歴史に幕を下ろすのは天皇陛下であろう。今のうちに東映さんはこういった括り方を改めておくべきだ。

 年号だけでもこれほどの影響力。天皇陛下がいつまでも御健在であることを祈るしかない。
 
■2015-02-28
2月のあいりさん
 アッ!今月は29日が無いぞ!まあいい28日付で更新だ。


 2月に入ってすぐ、あいりさんは謎のオネツを出した。
 夜、やけに顔が赤いと思って体温計をぶちこんだところ、平熱+2度。しかしあいりさんの行動力にはまったく減衰がかかったようには見えず、食欲はむしろ増進していた。最高に元気そうだったので一晩様子をみたところ、翌朝には完全に平熱になっていたのでよかった。いったい何だったのか。


 あいりさんは猛烈にたっちの練習を続けている。つかまり立ちから手を離してプルプルする姿がよく見られるようになった。この前カウントしたら10秒くらい立っていた。なぜか「たかいたかいたかい……」と呟いていたが視点が高いと言いたいのだろうか。そういえば抱っこしたときにも「たかいたかい」と言うことがある。あいりさんのたかいたかいの定義はかなりゆるい。
 つかまり立ちは完全に安定したので、お風呂に入るときにも「武器を捨てて浴槽に手をついてこちらに背を向けろーッ!」としてからお尻周りを洗えるようになったので便利になった。

 なぜあいりさんは立ち上がるのだろう。立ち上がっても室内では大して情報量は増えぬ。あんよスキルがないので移動もできぬ。高速ハイハイ移動をしたほうが、情報量が多くて楽しいのではないだろうか。そしてずっとハイハイしたまま成長してしまうのではないだろうか。だって人間以外の哺乳類はたいていそうしている。人類はなぜ立ったのか。ぜひ聞いてみたいところだが、あいりさんは「たかいたかい……」とささやくばかりである。


 あいりさんはコタツの上にあるものを全て地面に落とす。つかまり立ちをして手が届く範囲のものなら全て落とす。落としたものに注意を払う様子はない。自分より大きな位置エネルギーを持つものすべてを憎んでいるかのようだ。あいりさんはポテンシャルの高いものを許さない。
 落とすだけでなく、あいりさんはコタツの上のものを全てなぎ払ったあと自分がコタツの上によじ登ってクリアーとする闇のゲームを行っている。高いところに登ると視界が広がりマップが更新される、というシステムはUBIソフトのゲームでもおなじみなので仕方ない。ただ、どうやって下りるのかはゲームに含まれていないようだ。


 あいりさんのアカチャン器用さは日々進化している。具体的に言うと引き出しの中まであいりさんの実効支配地域に入った。引き戸もうまいこといけば開けられるようだ。もはやこの家に安息の地は存在しないというのか。
 うちでは炊飯器が低い位置に置かれているため、これもあいりさんのアカチャン器用さによってワンタッチで開けられるようになってしまった。これを開けると中にご飯のパリパリ部分が残っていて、食べるとうまいのだ。なんたるサバイバルスキルの高さか。炊飯中はベビーゲイトでの隔離を徹底しなければならない。


 10ヶ月健診の結果、身長68.6cm、体重7.27kg。標準枠の下から1/3くらいの位置をキープしている。
 以上、生後10ヶ月を迎えたあいりさんの記録。