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◆不定期日記ログ◆

■2015-02-26
年号の影響力
 すでにすっかり使いつくされた感はあるが、もう「平成」に「新しいもの」のイメージを乗せるのはよしたほうがいい。
 
 有珠山に昭和新山ができたのは昭和19年。まだ十分に昭和が「新しいもの」だった時代だ。しかし平成新山も存在する今の世の中、昭和とはもはや歴史を感じさせる名前ですらある。
 平成ももう27年。そろそろ「新しいもの」のイメージを引き上げさせるときだ。
 
 平成19年に結成されたHey! Say! JUMPはいまのところ無事に活動を続けているが、もし天皇陛下が崩御されるような事態を迎えたときに、いったいどうするというのか。
 そのとき年号は新しいものに変わり、「平成生まれ」の称号はすべて過去のものとなるのだ。アイデンティティの崩壊。彼らの命運は天皇陛下の両肩にかかっているといっても過言ではない。

 仮面ライダーも最近「昭和ライダーVS平成ライダー!」みたいな世代間対立を煽るコピーで劇場版を作っているけれど、これも天皇陛下が御壮健でいらっしゃるからこそできることだ。このままいくと、おそらく平成仮面ライダーの歴史に幕を下ろすのは天皇陛下であろう。今のうちに東映さんはこういった括り方を改めておくべきだ。

 年号だけでもこれほどの影響力。天皇陛下がいつまでも御健在であることを祈るしかない。