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◆不定期日記ログ◆

LOG 2014-01

■2014-01-03
FPS事始
 お正月だし、いままでやったことのないジャンルのゲームをやろう。突然そう思った。
 去年はじめてMMOをプレイして、意外と面白かったからかもしれない。
 好きなジャンルばかりやっていてはゲームの嗜好は狭まるばかりである。新しい風を入れなければならない。

 ……という流れで、PS3の『ファークライ3』を買ってきた。
 海賊たちの暮らす美しい南の島で、島民や動物たちと触れ合うバカンスが楽しめる。
 だが公式サイトの雰囲気を見ればわかるとおり、そのバカンスはアビ・インフェルノ・ジゴクと化すのだった……。

 

 まず海賊がひどい。AK-47で武装していて俺を見かけると問答無用で銃撃してくる。あと人数多すぎ。ここは彼岸島か。AK-47は自生しているのか。
 動物もひどい。虎とかは俺の事ごはんとしか思ってない。俺も毛皮としか思ってないのでおあいこだが、触れ合うとたいてい死ぬ。
 このように非常にサツバツとしたFPSなのである。


 初めてのFPSだけど、『アサシンクリード』のUBIソフト製なので、感覚的には「狙撃できるアサシンクリード」としてプレイしている。見つかって囲まれるとハチの巣にされるので、ステルスの必要性はかなり高い。
 ゲームの進めかたも、オープンワールドのマップ上を走り回ってメインクエストとサブクエストを受領していくスタイルで、アサシンクリードと実際同じだ。高いところに登って地図を更新するとか、拠点を解放していくところも共通している。

 一番違うのは野生動物の存在だ。銃撃できる・銃撃されるというのもデカいが、虎の脅威からすればたいした問題ではない。
 海賊を狙撃しようとジャングル内に身を潜めていたら、目の前を虎が横切っていったとかすげえ緊張する。敵の拠点に一撃くれてダッシュで離脱したら、その銃声に反応して逆側から虎が突入したらしく、何もしてないのに拠点が半壊してたのには盛大に笑った。

 野生動物の皮からは武器ホルダーとかが作れるので積極的にハンティングしたいが、調子に乗ってると肉食動物が奇襲してくる。奴らもハンターなのだ。目の前に撃った覚えのないバッファローの死体があったのでとりあえず皮を剥いでいたら、横から虎に飛びかかられたりした。お前のごはんだったのかスマン……数秒後俺もおかずの一品になった。

 このように大自然の厳しさがよくわかるゲームになっているので、そういうの好きな人にはオススメ。
 俺のサツバツ密林体験はまだ続く。
 
■2014-01-12
ザ・ニュー電話
 スマフォを変えた。

 2年半使ったXperia acroは、本体のストレージが0.5GBしかないのが弱点だった。そのうえSDカードに移せないドコモメールが100MB近く食ってたこともあり、実際限界だった。
 いつ新機種にするか思案していたところ、XperiaのZ1fが一万円引きで実際安かったので、一括で機種変更してきてしまった。

 これによって通信形式がFOMAからLTE Xiになったわけなんだけど、この料金プランがけっこー痛い。
 いままでwifiを駆使してパケット通信を使わずに2050円で済ませていたんだけど、これがXiになると一番安いプランでも5000円近くする。一ヶ月3GBもパケット通信しねえよ……。月々プラス3000円は痛いが、ポジティブに考えれば無線LANの有無を気にしなくていい生活になったとも言える。……あれ、それならドコモメール解約してもいいんじゃね……?

 Android2.3からAndroid4.2への以降だったんだけど、これについてはもともとホームアプリを別に使っていたこともあって違和感なく進められた。設定のバックアップが復元できないアプリもあったがまあ予想の範囲内。

 メモリとバッテリーに余裕ができたので、試しにSkypeをインストールしてみた。某一家のところに抜き打ちでビデオ通話をしかけたら応じてくれた。某一家はほとんどブッダ。
 
■2014-01-15
猫事情
母「Pさんがどこかで腰を打ってきたみたいで」

僕「はぁ」

母「外傷はないけどここ数日元気がないのよ」

僕「あらまあ」

母「だから、えも子がすっごい生き生きしてる!(嬉)」


 いや病院つれてけよ!
 
■2014-01-24
日本版ジョジョ5部
 『ジョジョ』5部のキャラクターの名前は「リゾット・ネエロ」とかだけど、これはイタリア人からみたら「イカスミ・オカユ」みたいな名前になってしまってカッコ悪いのではないか?……という積年の疑問に対して、「逆にコードネームみたいで違和感がない」という意見を耳にした。
 そういえばそうだ。そもそも主人公のジョルノからして偽名じゃないか。暗殺チームのメンバーなんて特にコードネームくさい。どうして俺はその発想に至らなかったのか。


 こうなってくると、もう一つの懸念である「ギャングが観光名所ばっかり巡ってる点はどう写るのか?」が気になってくる。
 現地のひとに聞きたいものだが、そんな人脈も語学力もないので、ここは自分に置き換えて考えてみよう。
 異論はあろうが強引に舞台を日本に移してみると……
  • 福岡の町でヤクザの抗争に巻き込まれる
  • 沖縄に幹部の隠し財産を探しに行く
  • 九州へ戻って吉野ヶ里遺跡で「鍵」をゲット
  • キョート行きシンカンセンを途中下車
  • 神戸ポートランドまで「娘」を連れていく
  • 関西国際空港から伊豆大島へ
  • ボートで東京に上陸、かちどき橋で最終決戦

 おもしろそうじゃないか……。
 これでメンバーの名前がみんなマスオとかカツオとかなんだろ……?
 完全にサザエさんじゃないか!
 
■2014-01-30
プリキュアが教えてくれたこと
 マナさんは我々大人に多くの教訓を残してくれた。


■エシディシ・メソッドは役に立つということ
 怒りや絶望など、感情が高ぶりすぎたなと思ったときは、ためらわずに大声で泣くことで気持ちを落ち着かせることができる。
 これはおよそ12000年前から伝えられるエシディシ・メソッドと呼ばれる方法であり、10000年の歴史を持つプリキュアがこの秘法を伝承していても何ら不思議はない。
 過酷な戦いに身を置きながら、最終回まで一度も心の折れなかったマナさんの鋼鉄メンタルは、このエシディシ・メソッドに支えられているのだ。

■話し合いをするためには力が要るということ
 「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」とよく言われるが、むしろ話し合いも同じレベルの者同士でしか成り立たないことを、マナさんは身をもって伝えてくれた。
 両者に明らかな武力の差があると、話し合いはただの脅迫に変わってしまう。戦争を放棄しても武力は放棄できないのはこのせいである。
 話し合いをするために強くなった、とおっしゃるマナさんは、その身につけた武力を存分に発揮し、笑顔でターゲットの背後をとって説得を強行するなどしていて少し怖かった。

■大勢の他人より家族を優先するのは悪ではないこと
 終盤に「大切な家族を救うために大勢の他人を犠牲にするのは自己中か」という、まるでサンデル先生の講義のような哲学的な問いが出てきて困惑した。
 いったい子供番組でどのような答えを出すのかと思ったが、これは「愛」でいいらしい。
 これを一歩進めて「自分の命を救うために大勢の他人を犠牲にするのは自己中か」というところまで行ったらどのような答えを出しただろうか。さすがにこれは許されないだろうか。すまない、蝶野攻爵……「謝るなよ、偽善者」あなたに届け!マイ・サンライト・ハート!
 これではプリキュア5つの誓いが真っ赤な誓いになってしまう。危ないところであった。


 次のプリキュアさんはカードでコスチュームチェンジして戦う人らしい。
 10周年ゆえにレジェンド・プリキュア・コスチュームを出すつもりであろう。
 バンダイさんは抜け目ない商人の目を持っている。