Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

LOG 2014-02

■2014-02-09
ロボのプリンスさまっ
 ワイフから、『うたのプリンスさまっ』に出てくるあるキャラがロボだと聞いて驚いた。
 猫が人間になったと聞いたとき以上の衝撃であった。

 猫はまあ、驚きはすれども、ああ、そーゆーのアリな世界なのね、と理解することができる。
 だがロボとなると話は違ってくる。ロボは工業製品だ。コストの問題はあるが、一体あるのなら同じものを作ることができる。これは大変な問題だ。
 以下、ニンジャスレイヤー「メリー・クリスマス・ネオサイタマ」の一節を引く。

別な二機のマグロツェッペリンは、NSTV社のものだ。片方の大型液晶モニタでは、オイランドロイド・デュオ「ネコネコカワイイ」の2人が、サイバーサングラスで目元を隠しながら歌っている。もう一機のモニタでは、彼女たち二人を模した廉価版オイランドロイドのコマーシャルが流れていた。

アンドロイド技術の実用化により真っ先に発展したのは、医療でも介護でも軍事でもなく、大衆の脳を麻痺状態に陥らせ狡猾なエクスプロイテーションを続ける、ショウビズ産業と性産業であった。彼女らの出現によって数十万人単位の女子が夢を諦め、オイラン専門学校への転校を余儀なくされたという。

NJSLYR 2010/11/12 23:28:53
 おお!見よ!機械のアイドルが出現すると、生身のアイドルは不要とされ、数十万人のアイドル志望者が風俗業へ身を落とすマッポーの世になるのだ!
 ……すうじゅうまん??まあ細かいことはいい。
 このロボは人間である他のメンバーの中で、問題なく歌ったり踊ったり演技したりできる。そのうえ金銭や色恋沙汰によるブルシットなスキャンダルがない。労働基準法がないので休暇もない。このロボが量産されたら、人間には太刀打ちできない速度でアイドルカツドウを始め、そのうち生身のプリンスさまたちを駆逐してしまう可能性がある。もはや待ったなしか。

 さらに驚くべきことに、このロボは歌って踊れるだけでなく、作詞作曲をも行うという。これはもうミクさんとかとは次元が違う。ただでさえ天使のミクさんが、自ら歌う曲を作り始めたら……もはやプロデューサーも不要!芸能プロダクションにはメーカーから派遣された保守エンジニアが勤めるのみ!なんたるディストピア!ショウビズ界は自らその首を絞め、ネオサイタマ以上のアビ・インフェルノ・ジゴクを引き起こすことは疑いようもない。

 このような退廃的未来を招かないためにも、このロボには「暴走して人を殺してしまったことがある」とか、「実は小型原子炉で動いている」とか、どうあっても量産できない設定をASAPで付け加えるべきであろう。スゴイヤバイぜ!
 
■2014-02-11
カードゲーム熱
 ドイツのカードゲーム、ドミニオンを今さら購入した。
 以前カタンを購入したとき並の今さら感だな。

 カードゲームは好きだがトレーディングカードを集めるのはめんどくさい、同じトレカを集めている対戦相手を探すのもめんどくさい、そんな俺にピッタリなデッキ構築型のカードゲームである。
 なにしろゲームを構成するカードがすべてセットで入っている。対戦相手1~3人のぶんまで入っている。トレーディングの余地なし。ありがたい。
 基本セットだけだと戦略性に欠ける部分があるということなので、拡張第一弾「ドミニオン:陰謀」も購入した。これによって5~6人が同時に遊べる分のカードがすべて手に入ったことになる。すばらしい。そんな人数集まるのは年に何回あるんだよ……まあいい。

 しかしこいつ、場所をとる。
 二箱合わせてカード1000枚。それが整頓して立てておける箱なんだがとにかくデカイ。ドイツ製のものって無駄に箱がごつい勝手なイメージがある。
 「ドミニオン 収納」で検索するといろんなアイデアがある。専用ボックスもあるようだが、ほかの拡張を買うつもりがないので100均で済ませた。昔懐かしのMDラックがジャストサイズだと聞いたがさすがにもう売っていなかった。
ドミニオン
入ったァー!
 結果、Seriaの隅っこに眠っていたカードボックスがあつらえたようにピッタリだったので嬉々としてインデックスを作り、収納した。
 マニュアルは……カードの解説とかはネットにいっぱいあるからいいか!
 
■2014-02-17
カメラ新調
 新しいカメラを買った。

 LUMIX GF1 から LUMIX GM1 への乗り換え。
 大きさと重さがオモチャめいている。
 このサイズでGF1のレンズが使えるんだから言うこと無い。


 とりあえず、買ったその足で実家へ行って猫を撮ってきた。
P
 記念すべき初シャッターがこれ。
 オマエはもう少しいい顔しろよ……
 画質確認のための大画像を掲載するのを控えるレベル。


P
 えも子はかわいい(相対的に)。
 ちょっと斜視入ってるな。気がつかなかった。

 えも子のカメラ目線が撮れるというのはスゴイことで、ふつうのカメラだとオートフォーカスの光と音に反応して顔を背けてしまうところを、GM1のサイレントシャッターで撮りにいっている。
 無音カメラというとなにかと犯罪を連想されるが、こういう切実な盗撮用途があるのである。


 なおこのあと、えも子が出て行った玄関からノラ猫が侵入し、尿をスプレーするという事案が発生した。
 奥の客間に追い詰めてさんざん脅したら、スゴイ脚力で壁を登り天井に張り付いた。
 かわいそうだが縄張りにされると尿が臭いので、このようにさんざん脅したあと外に蹴り出すのである。
 そしてうちの猫よりこのノラ猫のほうがイケメンであった。つらい。