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◆不定期日記ログ◆

■2023-03-19
スプラトゥーンと化した文鳥
 ウメセンパイはようやく換羽が落ち着きを見せ、くちばしも赤くなり、だいぶ白文鳥らしくなってきた。
ウメチャン
背景に溶け込む白さ
 オスの幼鳥は、「ぐぜり」と呼ばれるさえずりの未満の歌をウジュウジュと口ずさむ。しかしそれもいつの間にかハッキリとしたさえずりになっていた。

 だがこのさえずり……ときどきどっかでよく聴く音が混じるような……しかし一体……?

 ……「決定」……か?
 「選択・決定」を……しているのではないか?

 俺はある日突然その可能性に思いあたり、ただちにニンテンドースイッチを起動し、効果音を録音した。
 録音したものをここに引用し、比較検証を行う!
 検証の結果、ウメセンパイは選択・決定をしていることが明らかになった。
 
 なんで、なんでよりによってそこを「さえずり」として学習したのか……?
 ウメセンパイは文鳥らしくハデな色を嫌うわりに、なぜかスプラトゥーンは大好きで、モニターの前によくやってくる。そのうち「人間はこの音によってテレビと意思疎通している」と理解したのだろうか。すまん、それはさえずりではないんだ……

 ここから、効果音もUI設計の大切な要素であり、文鳥もそれを理解しているのだという学びを強引に得ることができる。強引に得ることしかできない。
 こうして今日もリビングには、テレビからなのか鳥籠からなのかわからないイカの音が鳴っているのであった。