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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 育成記

■2016-12-29
娘月報・十二月
 2歳7ヶ月~8ヶ月の記録。

  • 来年5月から幼稚園の三歳児保育に挑戦することにした。幼稚園見学中に、娘氏は2階からお庭で遊ぶ園児たちを見て「アイチャンもようちえんで遊ぶ」って言ってたからたぶん建物の方は幼稚園と認識してない。大丈夫か。
  • 知らない人から「こんにちは」と話しかけられると、なぜか「いしがいっぱいあるの!」とか周囲の実況をする。村人Aかな?
  • よく歌詞がわからない歌を「おりおりおーりお おーりーおー」みたいに「おりおり」で歌うので、次は「やりやり」で歌うことを覚えさせればTHE UP-TOWN TOKIOがSLAMIN NIGHTしてしまうな。
  • ワイフが鮭をフライパンで焼いてたところ、猫耳カチューシャをわざわざ引っ張り出して装着した娘氏が「ネコチャンもお魚たべたいんだにゃー」って言いながらつまみ食いしに来る事件が発生。ネコチャンなら仕方ない……あざとみ……。
  • 我々のついでに娘氏もマイナンバーカードを作ったんだけど、証明写真が無理ゲーすぎて、証明写真ボックス内に一家がぎゅうぎゅうに押し込まれてるのが写り込んでるやつで提出するはめになった。総務省のケツの穴の広さを測ってやる。
  • 後日、無事に総務省から「やりなおし」のお達しが届いた。ケツの穴~~~!!
  • おねんどおねえさんの真似をする娘氏「きょうは、おねんどのせかいをつくります!」ぼく「ついに神に……」
  • 実家のお茶会に参加して、その2週間後に再び実家を訪れた娘氏「だれもいないね」
  • 最近娘氏は「パパチャンおもしろいかおして!」ってリクエストするのが面倒になったのか「おーい、パパチャンのかおー」って直接俺の顔を呼んでくる。
  • 先月後ろ髪をばっさり切って発注した胎毛筆が届いた。筆になってなお「これは明らかにアイチャンの髪だ」とわかるその存在感。記念品として重宝される理由がわかった。
  • エア絵本を開いて「~がやってきました。~といいました。」と一人で物語を紡いでいる姿が目撃された。いいぞその調子だ。
  • 「アマールカ」にハマって毎日DVD再生を要求する。ただ「アマールカ」とは言えないで「まんまーるか」と呼んでいるのでカワイイ。キャラクターの名前とわかっていても「ヒワの奥さん」という言葉を口走る幼児というのはシュールな光景だな。
  • mixiを見ていると娘氏がサンリオさんの広告に気づいて「きちーさんいるねェー」「ぽぬぽぬぷりんだねェー」と言ってくる。さすがサンリオさん……幼児でもスグ覚えられるぜ……。
  • 30cmの定規のことを「さんじゅっはかり」と呼んでいる。あげくそれをワイフに当てて「34はかり。」と何かを測定した。戦闘力たったの34はかりか……
  • ネコチャンの吐瀉物をふんづける悲しい事件が起こったが、本人は「くつしたまちがっちゃった」と言っていた。別にくつしたはまちがってない。
  • 相変わらずクイズブーム。「しぇーかいはー、じゅうでしたー!」「問題がまだだぞ」「こあらはー……きいろでしたー!」「どんな問題だ」「おくちがにてるでしょー?」「知らないよ!何のだよ!」
  • 娘氏「ねーねーしぇんぱい、ピカーチュウとかー……」ぼく「うん」娘氏「モンスターボールとかー……」ぼく「うん」娘氏「しってる?」ぼく「わしが教えたんやで?」
  • 娘氏「おーけー工場がはじまるよ」ぼく「?」娘氏「たしかにかいてあるよ」ぼく「??」
  • ときどき知性がすごく下がって「ダー!」「ダグヴァー!!」とか叫びながら家中を駆け回ったりする。グロンギ語かな……?ここではリントの言葉で話せ……。
  • 髪の毛を手でツインテールにして、その先端でご両親を突きつつ「はなまるちゃん!ずら!ずららら!」とか言い出した……ツインテールはルビィちゃんだぞ……知性帰ってきて……。
  • 実家のお茶会に参加して、その一ヶ月後に再び実家を訪れた娘氏「だれもいないね」
  • お昼寝を拒否して遊びまくっていた娘氏、晩御飯の最中に勝手にテーブルから離れ、一人でねんね部屋に直行してねんね。ねんね部屋に行くだけのAPは残していたようだな……
  • WiiUとかPS4のソフトの更新等で進捗バーが出ると「棒がんばれー!」「もっともーっと伸びて!」と進捗を応援するのでカワイイ。でもテレビ画面をさかんに指でなぞってバーを伸ばそうとするので画面がきたない。
  • 最近「パパチャン」が「ぱぱ」に進化した。ただその進化の代償として「かーたん」が再び「おかあたやん」に戻った。もう許してはくれないだろうか。
  • クリスマスケーキを目撃した娘氏「うわぁ~~♥ 誕生日おめでと~~♥」
  • クリスマスプレゼントのひとつであるシルバニアのキャンディー屋台が大変好評で「ぴよぴよきゃんりー遊びしよーよ!」と一日に何度も要求される。細かい付属品が多いので一瞬でも目を離すとそれらが部屋のどこかに消えてしまう。あとシルバニアのみなさんはだいたい誰か裸に剥かれている。

うんち
例によって父親に先に遊ばれるクリスマスプレゼント
 2歳のクリスマス……そろそろサンタクロースという概念が理解されるころかと思っていたが、あらかじめクリスマスプレゼントの存在を知ってしまった娘氏は「プレゼント!プレゼントくだしゃい!ねえばぁばプレゼント!おねがいします!」と連呼しており雰囲気がなにもない。サンタの存在をすっとばしてしまったか。そのくせ25日の夜ねんねするときにジングルベルの節で「サンター サンター また会おうー」と歌っていたがどういうことなの……?
 
■2016-11-29
娘月報・十一月
 2歳6ヶ月~7ヶ月の記録。

  • いろんな文字の書かれたシールをあっちこっちに貼って遊んでるんだけど、娘氏は「?」のことを「もんだい」って呼んでるっぽく、「?」のシールをさしては「もんだいが、ある」と言ってる。問題発見能力が高いな。
  • それどころかもう「?」を「もんだい」という1つのキャラクター(いや文字なので確かにcharacterではあるんだが)として認識してしまったようで、顔の描かれたクエスチョンマークを見て「もんだいちゃんかわいいねェー」とか言うようになってしまった。
  • 娘氏「あっ、またかなしくなった。かーたんおっきいだっこ」ワイフ「客観的だ」
  • 実家のPさんは娘氏を怖れないんだが、テンションが上がると噛むタイプの猫なので一度噛まれている。その関係上警戒は怠らないが慈しみの心を抑えられない娘氏は「パパチャンPちゃんよしよしってしてきて!」と俺を使ってPさんを愛でようとするので困る。
  • 高い位置から茶畑を見下ろした娘氏「ピアノみたいね」
  • 娘氏が部屋の隅っこを指差して「こわい!」って珍しく怯えている。何に怯えているのかわからなくて不気味であったが、そのうち「へへっ」とニヒルな笑みを投げかけはじめた。その視線の先には、段ボールに描かれたAmazonのマークがニヒルな笑みを浮かべていたという……
  • 空を見て「あっ!おさかなだー!」と言って走り出した。はらぺこネコチャンかよ。
  • 娘氏のラブライブ視聴要求が「はなまるちゃんみてみる」じゃなく「ルビィちゃんみてみる」になっていた。推しが……変わっている……!?あと座ってるワイフのサイドの髪を両手でつかんで束にして「ルビィちゃん」って言ってたのでツインテールのなんたるかも理解しつつある。やばい。あと「みたことーないمسار حلم~ おいかーけてー♪」ってOPの出だしを完全なうろ覚えで繰り返し歌ってる。やばい。
  • 相変わらず「パパチャン!おもしろい顔して!」と言って俺が変顔をするとビンタで攻撃してくる。俺をなんだと思っているのか。あと「いたいのいたいのとんでけ~」ってやるとき100%俺に向かって飛んでくるのでつらい。俺をなんだと思っているのか。
  • 帰宅したら買ってもらった子ども用の傘を室内でさしていた。第一声が「かささしてるの」。見ればわかる。大変にお気に入りらしく傘をさしたままテーブルについて晩ご飯を食べていた。「かさべっとべと!」そりゃそうだ。この日はお昼寝のときすら一時も傘を手放さなかったらしい。
  • 娘氏「かーたんミルクつくりなさい!」ワイフ「そんな言い方しないの」娘氏「かーたんミルクございましゅ!」ぼく「丁寧だ」
  • フォークで食事をうまく運べないときとか、何かがうまくいかないとき「あーまちがっちゃった」と連呼して苛立ちを表現する。
  • 娘氏「せんせい!ごりらになってください!」ワイフ「???」
  • 水滴のことを「あめんだかり」という。雨と水たまりを合成した言葉ではないかと推測される。
  • ワイフにももクロちゃんのライブ動画を渡された娘氏「あーりん……ももかかわいいねェー……ももかかわいいでしょ」ぼく「お……おらのアイチャンが、モ、モノノフになっちまっただかよー!」
  • そういえば最近「○○かわいいねェー」のあと「○○かわいいでしょ」ってだめ押ししてくるようになった。
  • ゲンジボタルの映像を観た娘氏「アイチャンもひかりたーい」
  • 相変わらずおねんどおねえさんの真似をして、こむぎねんどをこねこね~こねこね~している。「今日つくるのは、おかーたんのお耳。」「!?」「ざいりょうは、白くてかるいねんど。ハンバーグ。ピンクのおしりふき。おはし。」「!!?」
  • ニトリで見た大量のクリスマスツリーが忘れられないのか、ニトリの看板を見ただけで「あ!くいしゅましゅちゅりーだ!」と言う。もちろん他の店舗に置かれたツリーにも敏感に反応する。
  • 小さなデスクライトで「かーたんどうぞ。しゃべってください」とインタビュアーごっこ。いったい何から学習した?これにはさすがのワイフ母も「誰に似たんでしょう」とコメント。
  • インコって言えなくて「いんと」って言うのカワイイだし面白い。ここではイントの言葉で話せ。あと前はちゃんと言えてたフラミンゴのことを「ふらみんと」って言うようになったのナンデ。


 このまえ寝る直前まで「ぴょんぴょんかえるがやってきて~♪」という謎のオリジナルソングを繰り返し歌っていた。最近こういう元ネタがわからない歌が増えてきてほんと元ネタがわからない。自分の中に蓄積したものが複雑に組み合わさって、予期しないモノをクラフトしはじめるので油断ならないなと思った。
 
■2016-10-29
娘月報・十月
 2歳5ヶ月~6ヶ月の記録。

  • 走る娘のあとをご両親がついていくと、気に入らないのか「かーたんあっちいっちゃって!」とか「パパチャンあっちいっていい!」とか言ってグイグイ押してくる。そのあと走り出して見事に転んで泣いた。言わんこっちゃないぞ。だいたい好き放題イタズラしたいときに「あっちいっていい」って言うので注意が必要だ。
  • 玄関のすみで「パパチャンあっちいっちゃって!」とぐいぐい押し出してくるからなにかと思ったら、そのあとオムツからうんちのにおい。オッ羞恥心だ!羞恥心だぞー!やいー!!
  • 脈絡なく「ざんねんパパチャンだったね」と言うらしくわけがわからない。俺がいないときに主に言うようだ。まるで俺がいつも残念みたいじゃあないか……「パパチャン、残念だったね」の意味で使うこともなくはないようだが……。
  • ぺんてるの「水でおとせるふとくれよん」が優秀で、安心してお絵描きさせられるため、たいぶお絵描きがタッシャになってきた感がある。「チューリップ!」「とけいかいちゃおっと」と言って描かれたチューリップとけいの絵はなんかギリギリチューリップとけいに見える作品だった。
  • お絵かき帳にめちゃくちゃに色をのっけただけの絵を描いて「さばくのまち」と称する。そんな無駄に情緒的なタイトルをつけられたらなんとなく砂漠の町っぽい部分を探してしまうじゃあないか……。『いないいないばぁっ!』のイラストコーナーは魂のステージを上げないとまず絵にすら見えないが、こうして親御さんの目が磨かれていくのだな……。
  • 娘氏はどうも「おうどいろ」を「あか」「あお」の次くらいにメジャーな色名だと思っているフシがある。すまんな、それ学校出るとビリジアンの次くらいに使わなくなる名前なんだわ……。
  • 下卑た笑いを浮かべながらウンコの絵を描いて娘氏に提出したところ、目と口をうまい位置に描き込んで「あいしゅくりーむちゃん」……この子は天使か!
  • お絵かきに続きこむぎねんどにハマって延々とこねこねしている。『ニャンちゅうワールド放送局』のおねんどお姉さんのまねをしながらこねこねしている。「おねんどおねえさん、かんせいです!」……ついに人体錬成に成功してしまったか……。
  • 謎のクイズブーム到来。「もんだいです!」「おう」「ムテきちは、ない」「??」「ミーニャは……ない」「???」「しぇーかいは?」「正解は……?」「しぇーかいは……(立ち去る)」「正解は!?ちょっと!!」
  • 「たべてるときはなーんだ?いちばん!はをみがく!」「??」「にばん!……」「……?」「しぇーかいはー?じゅうばーん!!」「難易度がベリーハードだ」
  • 「パパチャンいいですか?」「ハイ」「かーたんいいですか?」「はい」「しぇーかいはー、にゃんにゃん!!」「問題が!まだ!!」
  • 「おもしろいかおして!」って言うからとっておきの変顔で勝負したのに、間髪入れずニッコニコでビンタされた。なんで俺いま殴られたん……?この子は俺をリアクション芸人か何かだと思っているな?
  • 冷凍庫が自動で氷をつくった音を聞いて「あ!だれかふみだいからおちた」との発言。そんなスゴイ音する?あとたとえが悲劇的すぎない?
  • だっこにも種類があるらしく、自分の体が完全に地面から離れるのが「おっきいだっこ」、足やお尻が接地しているのが「ちっちゃいだっこ」らしい。泣きながら「わーん!ちっちゃいだっこォー!」って来るので「あ、ちっちゃい方でいいんだ」ってなる。
  • 円筒形の積み木ボックスにガッツリと尻を食われて抜けなくなり「まけなーい!おかあたーん!あきらめなーい!」と自分を鼓舞しながら助けを呼ぶ事件が発生。
  • オリーブの実を欲しがったので「お口に合うかわからないけど……」と言いつつ食べさせたら、案の定吐き出したうえ「おくちにあう。」と意味不明な供述。さては「オクチニアウ」という果物だと理解したな?
  • 手づかみでガツガツ食事中に「おててがぺっとぺと!」と拭くものを要求するようになった。ガーゼを渡すと指を一本一本ていねいに拭いて、満足するとまた手づかみでガッと行く。カトリーヌ・ド・メディシス嫁入り前のフランス貴族かな?
  • お店で買ってきたリンゴをそのへんに置いとくと、サッと持っていってそのままガリッと行く。テキサスの人かな?それをやる前にちゃんとジーンズのケツでリンゴを拭くんだぞ。
  • サラミを見て「ピクルスたべたい」と要求。に、似てねー!と思ったがこれはたぶん『はらぺこあおむし』の「チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズとサラミと~」のくだりの影響で、「あおむしが食べたもの」というふんわりしたフォルダにいっしょに収められていたのだろう。


 タクトめいたものを渡すと振りかざして「うけわたし!」と言うのが謎だったが、日曜朝に「うけわたし見てみる」と言っていたのでまさか「プリキュア」のことを指しているのか……?たしかに「うけわ」の発音次第では「プリキュア」に聞こえなくはないが……だとすれば「たし」とは何なのか……。「きゅあっぷあぱぱ!」と呪文をとなえているときに「うけわたし?」と聞いてみたが「しらない」と言うし謎は深まるばかりだ……。
 
■2016-10-23
リングガールのぼうけん
 義妹の結婚式に出席してきた。
 娘氏も精一杯おめかしして初めての結婚式に出席した。ややねむたげなのか、今日は朝からお目々がガッツリ一重まぶただった。娘氏の作画監督、重要な回に仕事をしない。


 会場は我々のときと同じ場所で実家のような安心感がある。しかし子連れで結婚式に出るのは初めてなので、その点は大変な不安がある。しかもチャペルでリングガールをやって欲しいんだってェー!?つまり娘氏はご両親の手を離れひとりで賛美歌の響き渡る教会の中央をリングピローを持って歩き、見知らぬガイジンさん(牧師)にそれを渡さなければならない。無理では?

 そんな思いでリハーサルが始まった。牧師さんは我々のときと同じミスタークリスだった。どう考えても娘氏が一人で入場するのは不可能と判断した我々は、最初に牧師さんがリングピローを持った娘の手を引いて入場する、というプランに切り替えた。
 あとはちゃんとリングピローを運んで、渡すべきときにクリスに渡せるかが問題だった。クリスに「どうじょー」って渡す練習が無事できたので褒め称えていたら、今度は式場のお姉さんや新婦父にまで「どうじょー」ってしはじめて収拾がつかなくなった。無理では?

 そうしているうちに賛美歌が流れ始めてしまった。頼むぞアイチャン……ちゃんとクリスにくっついていけよ……「かーたんは?かーたんはー?おかあたやーん!!」とか言うなよ……頼むぞ……!まさか娘をもってわずか2年半で、バージンロードに娘を送り出す父親の心境を体感するはめになるとは思わなかった。俺が参列者席に戻るにはぐるりと回り込む必要があるため、背中を見送っただけで結果は見ていない。が、結果としてはうまくいったようだ。サンキュークリス!!アイチャンもがんばった!!


 ブーケトスなどのイベントが終わったあと、ゲストはエントランスロビーへと通される。我々はこのロビーの上の方にある小窓が新郎新婦控え室に繋がっていて、上からゲストの様子を垣間見ることができることを知っている。なので真っ先に奥に進み、小窓がゆっくり開いたのを見上げてちぎれるくらい手を振った。小学生か。

 宴が始まってから乾杯までは、娘氏に騒いでもらってはこまる。挨拶から乾杯までの間をごまかすべく、例のPSP Goに入れたアンパンマンで注意をひいて静かにしてもらった。こんな素晴らしいハードのサポートを打ち切るメーカーがあるらしい。歓談が始まってしまえば料理も来るし何も心配ない……と思いきや、新婦お色直し退場の付き添いにワイフが指名された。突然母親が退場してしまったことを理解した娘氏は、たちまち顔を歪めて泣き出した。退場寸前までご機嫌でごはん食べてたじゃないですかアナター!


 すっかり忘れていたが、式の後半には「リングガールのお礼」と称して高砂前に呼び出され、娘氏がプレゼントを受け取るイベントがあるのだった。大丈夫か、こちらにはリハーサルなんてないんだぞ、おいちょっとカメラ止めてくれ、みたいな事態になっては大変だ。空気を読まねばならない。……が、まあ自分に対してなんかプレゼントが差し出されている、という状況はうっすら理解したらしく、娘氏は無事プレゼントの包みをゲットしたのであった。よかった。ご両親は胸をなで下ろした。その直後、娘氏は新郎に包みを「どうじょー」ってして走り去った。ちがーう!!今はちがーーーう!!

とけい
 ちなみにプレゼントの中身はとけいでした。とけい好きすぎかよ。よかったな。


 数日前から娘氏がおなかをこわしていて体調が心配だったものの、なんとか滞りなくお仕事を完遂したうえ、うまいもんをおなかいっぱい食べるバイタリティも見せてくれて一安心した。今日我が娘は初めて他人の期待に応える仕事をしたのだ。いっぱい食っていいぞ。フルーツもいいぞ。
 
■2016-09-29
娘月報・九月
 2歳4ヶ月~5ヶ月の記録。

  • かなり定着してしまった「おかあたやん」が最近「かーたん」に進化した。そうそうそれだよ俺が狙っていたのは!!やっと気づいてくれたか!!すみませんでした……。
  • トイレトレーニングはあまり進捗していないが、一度「うんち出る、トイレいきたい……」と自己申告し、トイレ絵本の流れを真似しながら完璧にできたことがあった。トイレトレーニングに有利と言われる夏は終わってしまうが、引き続き挑戦してみる価値はある。
  • 朝、寝起き一番に「うんち出たの……ムニャムニャ……アイチャンのパンツもってきてくれよ!」と男らしく絶叫。なおうんちは出てない。
  • 歯磨きのときいつも「じぶんでやってみる」というので、まずやらせてみているが、最近カミカミするだけだったのがちゃんとゴシゴシできるようになった。
  • 歯医者さんの歯磨きリトミックに行ってきてから、ロンドン橋の節で「アンパンマンがみがく、みがく、みがく♪アンパンマンがみがく、まっかなくち~♪」と歌っている。歯磨きリトミックではこんな歌はまったく歌っていないんだがどこから来た?
  • 「とんぼのめがねは あおいーめがね♪」「水色な」「あーおいおそらを とんだからー♪」「それは青で正解」「とーんだーかーりーーー!!」「!!??」
  • 今期『ラブライブ!サンシャイン!!』を流し見ていたが、意外にも内容が頭に入っているようで、「シュクールアイドル!?チカチャンは!?」とか「はなまるちゃん、シュクールアイドルはじめたいのにぃ!」とか絶叫上映している。作品中によく出てくる単語を覚えて使っているな……。カブトボーグとかもううっかり観られないな……。
  • お昼寝から起床して「はなまるちゃん……はなまるちゃん積木つんでるの……」とつぶやく。見てる夢が浸食されすぎだろ。
  • ワイフの3DSを持って隣室に移動し、わずか30秒立たずに隣室から聞こえてくる「顔シューティング」のタイトルBGM。しかたないね面白い顔(パパチャン含む)がたくさん出てくるからね。
  • オムツストッカーからオムツを出してきてしまったので、ワイフが「出してきたオムツないないして」と促したところ、「オムツないないしない……もとのばしょにもどしてって言ってごらん?」と返してきたので「オムツ元の場所に戻して?」と言ったら素直に片付けた。何で言い方指導されてんだ。
  • 靴を自分で履いたり脱いだりできるようになった。でもマジックテープをつけるのが多少難しいらしく「パパチャンしっかりとめて」と要求してきた。
  • 我々がミカンをむき始めると至近距離でじーっと見つめてくるので、ミカンの皮汁のしぶきが目に入ってすごい痛そう。学習しような。
  • お着替えのとき「右手出して」「左足上げて」の指示をどうやら理解しているようだ。フッ……ついにこのを越えたか……青は藍より出でて藍より青しとはこの事よ……。
  • 早朝に「パパチャンおきて」と促されたので適当にあしらっていたら「かっこいいパパチャンおきて」とおだててきた。男の扱い方をよくわかっているようだな(起床)。
  • ・一度だけ本の奥付を指して「著作権が書いてある」と言ったら完全に覚えて、裏表紙をめくりながら一人で「これはー、著作権」「ちょさっけん見てみる」とか言ってる。次は表2とか表3とかを教えよう。
  • 引っ越しで連日いろんな業者さんが出入りするので娘氏大ハッスル。ただ気になるのはガス会社の人も電器屋さんも全員「あーくさん」って呼んでるように聞こえること。まさか引っ越し業者のことを話題に上げたのを横からコピーしたのか?
  • エアコン取り外し中の電器屋さんにいちいち「かーたんいなくなっちゃったの」とか「ミーミーのいれものないの」とか報告しにいくので恥ずか死。
  • 台所の棚を動かしたら完全にひからびた米飯が出てきた。娘は目にもとまらぬ速さでそれを口に入れてボリボリしてしまった。慌てて出すように言ったが「すいません食べちゃったんですよー」と言って平然としている。くそっ……こいつ我々の業者さんに対する口調をコピーしているな……!
  • 転入届けを出しに市役所へ行ったら突然ラムネを要求しはじめた。そういえば前の市役所に転出届けを書きに行ったときにオヤツでラムネを食べさせたな……場所は違えど「役所的なところ」として同じカテゴリに入っているのだろうか。そしてラムネの記憶と結びつけているのだろうか。


 引っ越しによってだいぶドタバタしたが娘は平常運転だった。お家が変わったことによる違和感はあまりないようだ。旅先のホテルとかで知らないお風呂に入れられると100%泣く娘が、引っ越し初日にも関わらずお風呂で泣くことはなかった。いったい何が基準なのか。
 
■2016-08-29
娘月報・八月
 2歳3ヶ月~4ヶ月の記録。

  • 帰宅したらワイフが娘に「おかあちゃやん、じん・じん・じんぎすかーんしてごらん?」と迫られていた。ジンギスカン鍋の写真を見せたときにうっかり口走ったフレーズをガッチリ覚えたらしい。その後もジンギスカン熱は続き、甲子園のブラスバンドでジンギスカンが流れてるのに反応して「おかあちゃやんジンジンジンギスカンしてごらん?」と言うなどした。
  • お人形2体を激しく押し付け合いながら「のこって!!のこってぇぇー!!」と謎のオスモウをして遊ぶ姿がたびたび見られた。そのあと「アーッ!!」と床に投げて「ぐにゃぐにゃになっちゃったぁぁー!」と言うまでがセット。
  • 実物をまだ食べたことのないペロペロキャンディーのことを「ぴろぴろかんりー」っていうのカワイイだし、舐める真似するときの効果音が「ぴろりん!」なのはもっとカワイイだぞ。
  • 寝る前に3DSを片付け忘れた。朝、誰よりも早く起きた娘が、寝ている我々に「はい、おかあちゃやん。はい、パパチャン」と3DSを配ってきた。ちゃんとそれぞれの本体だった。賢いし優しいが寝かせて。
  • お山の実家で初めての川遊び。地元の子どもたちが激しく泳ぐなか、ザブザブと歩きながら川を遡上した。そのうち地元の子たちが「おやつだよー!」と集合をかけたら、関係のないうちの子が即座に「いまいきまーしゅ!」と元気に反応して恥ずかしかった。結局ポテトチップスを2枚貰った。
  • トイレトレーニングはなかなか上手くいかない。明らかにふんばっていたので急遽トイレに座らせたが「トイレくんバイバイしゅる」といって聞かない。結局トイレを出てまたおむつを装着したが、今度は完全に出したあと「トイレすわる!」と言い出した。順序が逆だぞ。
  • パソコンのLAN端子に指を突っ込みながら「いれてくださ~い」と言っていた。自らをデータ化してサイバースペースに入るタイプのSFかな?
  • 「よんキロよんキロ はーしーれー」という無慈悲な歌を延々歌っていて怖い。
  • アミューズメント施設のボールプールに入ったら足をとられて脱出不能になった。手を貸そうにもボールプール周辺は小学生以上立入禁止のバルーンゾーンで完全に詰んだ。しかたなく、他の利用者がいなかったので「こちとら体重は小学生よ!」と救助に向かった。
  • ワイフのほっぺをプニュして遊んでいた娘氏、ワイフの「パパチャンにもやってあげて」という指令をうけて俺のところにやってきてニッコニコでビンタを繰り出す。俺をリアクション芸人か何かだと思っているフシがあるな。
  • 「ごちそうさましゅる!」「ご飯もういいの?」「もーいい」……おお、会話が普通に成立しているぞ……と思ったらエプロン外したとたんに再びトマトを手づかみで食い始めた。食うんかーい!!
  • 室内に長靴を持ってきてしまったので、ワイフが「玄関に置いてきてほしいなー」とお願いすると「そっか、わかった!」と元気に承諾して置きに行く。えらいねェー!……その後なぜか俺の靴の中敷きを持って帰ってきた。わかってねェー!
  • ワイフがモーグリのデスクライトを買ってきた。さっそく「モーグリ」という単語を覚え、「モーグリちゃんかわいいねェー」「モーグリちゃんがピカピカひかる」と慈しんでいた。
  • ワイフがワイフ母と電話しているところに「アイチャンもモシモシしゅる」と言って電話を代わる。『こんにちは』「モーグリちゃんがひかる(近況)」『???』
  • 「あ!とりしゃんだ」「あれはコウモリだね」「モーグリみたいね」……え、こいつこの距離でコウモリの翼が見えたのか、と思ったがどうやらモーグリとコーモリの語感が似ているというだけらしい。「○○みたいね」という言い方は最近よく使う。いろんなものの関連性を掴んできているということか。
  • 牛乳を飲んでいて、足りないときに「ミーミー残ってー!」と牛乳の残量を応援する。
  • 娘がデリケートゾーンの病気にかかってお医者さんに「汚れたおむつをつけっぱなしにしないで下さいね」って言われる夢を見た。起きたら娘がおむつパンパンで活動していた。こいつ直接脳内に……!
  • シャワートイレのボタンを見て、順に指さしながら「おせんべい」「にゃんにゃん」「おかあたやん」と繰り返すので腹筋がだめだった。
  • 満員のエレベーターに乗り込んだら、抱っこした娘からなぜか「パパチャンがんばれー!パパチャンがんばれー!」と応援されて恥ずか死。


 朝起きて「ミーミー食べたい」と牛乳を要求、ご飯の前にも「ミーミー食べたい」と牛乳を要求、ねんねの前にも牛乳を与えると寝入りが比較的スムーズ、これはもしかして「卒乳できていない」のでは……?粉ミルクが牛乳に替わっただけで、与えるストローマグも一緒だし、卒乳とは……?という思いで毎日過ごしています。
 
■2016-07-29
娘月報・七月
 2歳2ヶ月~3ヶ月の記録。

  • 言葉の操り方がより高度になってきた。「おさかな海の中スイスーイって泳いでるねェー」くらいのことはするするーっと出てきて驚かされる。
  • お歌のレパートリーがすごく増えた。「ことりあとっても歌だしゅき~♪かーさんよむのの歌でよぶ~♪ぴぴぴぴぴ♪ちちちちち♪ちゅっちゅうりぅいゅ、ぴ!」「最後そんな複雑な早口だったっけ」
  • 消防団の人を見て「消防団」を教えたところ「消・防・団♪おしょれないーでー、みーんなーのためにー♪」と歌い出す。あれは消防団の歌だったのか……。
  • とけい好きがこうじて、電器屋さんで貰ってきたSEIKOのカタログに夢中。「これはふりこどけい」「はとどけい」「しろいとけい」「ふくろうのとけい」など時計を軸にモリモリと語彙を伸ばしている。なぜそれを軸にした。
  • 未来的なデザインの時計は「ロボットのとけい」、茶色の丸い時計は「せんべいのとけい」、フチが波打っている時計は「うめぼしのとけい」と評するなど、そのとけい眼はかなり鋭い。文字盤が蓄光タイプになってるやつを渡したら「とけいが……ひかる……」と感動していた。
  • おままごとセットのなかに、いちごのイラストのついた包丁があるんだけど、そのせいで包丁を使っているワイフの足下で「アイチャンもいちごほうちょうであそぶ」と言って聞かない。遊びじゃねえんだぞ。いまやまな板の上の包丁に手が届くようになってしまったので、料理中は出禁にしとかないといけないかもしれない。
  • 「すっぱいけどおいしいけどすっぱいけどにがいけどおいしいけどすっぱいけど(延々)」「バグッて処理が循環しているぞ!!早くチューリップとけいの写真を見せてリセットするんだァーッ!!」
  • ピーマンを生でガリガリいったときの反応「にがい」
  • トイレトレーニングはじわじわ進行中。ちっちが出たときに「おみずピョーした」と言ってくれる精度が増した。うんちのあとパンツを替えると「うんちスッキリした」と言うが、まだ事前になんとかしようという気持ちはないようだ。
  • トイレをタノシイな空間にするためトイレじゅうにアンパンマンのカレンダ―を張っているが、そのせいでトイレ中に延々「ばいきんまん木に登ってるねェー」「カレーパンマン空飛んでるねェー」と実況してくるので良し悪しかもしれない。
  • これなーんだ?」「あいしゅくりーむちゃん」「この子は天使か」
  • ジュディオングをテレビで見たときの反応「ちょうちょ」
  • セミの絵を見て「えびー!」と発言。まあえびは事前情報なしで見たら虫っぽいよね……と思ったけど子音があやふやなだけだなコレ。
  • 深夜、桃鉄で超エキサイティンするご両親!そこに不幸にもおっきしてしまった娘がフスマをこじ開けて「もう!」と怒鳴り込んでくる!アッハイすみません……
  • 最近、コンディションによっては「おかあたやん」が「おガーディアン」になることがある。徐々に「おかあさん」に近づきつつあって大勝利だな!(希望的観測)
  • ラムネって全然言えなくて「モマメちゃん」って言うのでそこはかとなく忍殺っぽい。
  • 『ピタゴラスイッチ』のおとうさんスイッチの真似にハマるが、なぜか「おとうさんスイッチ、はー!」しか言わない。「はしる」とか「はねる」とかいろいろ対応していたがすぐにネタが切れる。ネタが切れていたらついに自分で「おとうさんすいっち、はー!はみがきおねがいする」とか言い出した。その「は」に対する情熱は何だ。
  • まゆげともみあげをどこかで混同したのか、まゆげを指して「もぃゃげ!」と言う。
  • 音転現象(いわゆる「とうもころし」とか「ブッコロリ」みたいなやつ)が花ざかり。「お薬」を「おすくり」、「スコップ」を「すぽっく」などだ。他にも「もりこん」「ひわーり」「はなぱっか」など枚挙にいとまがない。
  • パソコンをしていると足にすがりついて「アイチャンもクリック!クリックする!」と騒ぐ。おかしいな「クリックする」なんて単語は日常生活に出てきてないはずだが……膝に乗せても「クリック!」といってキーボードを叩くので本当に謎である。
  • 明らかにばいきんまんさんがコキンさんにやられたときの真似なんだが、二歳児が「かなしくないのに、涙……」とか言うのはシュールだ。応用ワザで「くやしいけど、涙」とか言い出してシュールさに拍車がかかる。
  • 「ミッフィーのぼうけん」の最後に「おやすみふたりとも」というセリフがあったのをラーニングして、ねんねのときに適切に使うので面白い。ワイフが不在のときはちゃんと「おやすみパパチャン」に変わったので理解している。
  • 「パパもだっこしゅる」といってだっこをせがむので「甘えん坊かな?」と問いかけると、力強く「あめんぼう!」と返してくる。
  • タオルについているタグを見て「マンソンってかいてある(確信)」と言う。その絵はハムスターじゃないしたぶんマンソンとは書いてないぞ。
  • 花火大会を見に行ったらすごい勢いで実況しはじめた。「花火だー!しゅごーい!しゅごいよー!ヤッター!」「もーっともっとおっきい花火をー!」「あぶなーい!あー!落ちてきたー!」「赤と!赤とももいろだー!きらりんってしたー!黄土色!おうどいろー!」「いっぱいねェー!花火がいっぱいいるの!アーッ!あー……あー……アーッ!」語彙を絞り尽くした感がすごい。
  • 朝、ねぼけていたので「大変だ!ねぼすけがいるぞ!」と言ったら急に「なんだって!?」といって食いついてきた。「大変だ!」に反応して「なんだって!?」って言うのはアレか、ジャムおじさん緊急出動シークエンスか。
  • ワイフのスマフォのロック画面解除ゲームをついにクリアし、勝手にアプリストアを起動。これはテンサイ級ハッカーなのでは?幸い有料アプリなどには手をつけられなかったが、ピンポイントでダイエット支援アプリがダウンロードされていた。殺す気か。


 娘にせがまれて出かけた公園もまた、灼熱の地獄だった。水分補給を嘲笑うかのように突き刺さる直射日光。無限に遊び続ける娘。その背中を追う父親に、熱中症の気配が忍び寄る。次回、『猛暑日』。来月も、娘と地獄に付き合ってもらう。
 
■2016-06-29
娘月報・六月
 トイレ訓練イベント「トレーニングパンツ」開催!!

 ■開催期間 2016年6月1日より
 ※限定アイテム「布製トレーニングパンツ」が実装されます
 ※イベント期間中は紙おむつの消費量が減少します
 ※期間限定ガチャ「頼むからゆるいのはやめて」も登場!

 ……2歳1ヶ月~2ヶ月の記録。

  • ついに「イヤイヤきブーンってきたー……なんだーイヤイヤきかー」と発言。来てしまったか……ていうか自己申告するものなのか……と思っていたら「おなかいっぱいイヤイヤき食べたーい」とか言い出した。イヤイ焼きとは。
  • イヤイヤ期の一環なのか、Eテレを見ながら「ないないばぁつまんない!アンパンマンみよ?」と生意気な発言。なおそのあとワンワンとうーたんを最後まで夢中で見届けた。見るんじゃねえか!
  • 普段EテレかHuluしか見ていないので、地上波のアンパンマンを見せるとCMのたびに「アンパンマンみよ?」「アンパンマンみようね?」と念を押してくるのでうるさい。すまんな、この地上波ってやつ15分ごとに全画面広告が入るんだ……飛ばすからおとなしく待っててくれ……
  • 悲しいとき「おーいおいおいおい」と言うんだが、こればいきんまんのせいですね?
  • 「ねえ、ジャムおじさん!アンパンマンを(迫真)!!……アッハイわかりました(棒)」何ごっこなのか。
  • 網戸をブチ破って手を伸ばし、ベランダのプランターの土で泥遊び。バジルの芽が半壊し、タタミの上まで土まみれにされた。「なんだこれわーーー!!」と怒ったら当人は他人事で「こぼしちゃったの?」とか聞いてきた。オマエやーーー!!
  • 公園で出会った同じくらいの月齢の子に対し、ワイフを指差して「おかあたやん。」と大紹介。
  • 「どんないろーが好き♪おうどいろ!!おうどいろーが好き♪」地味だ。地味すぎる。おうどいろのクレヨンがいちばん先になくなる子とは……「いちばんさーきになくなるよー きーろいクーレヨン♪」きいろじゃねえか!
  • 夕飯のとき「ちょうちょリボンいい?ちょうちょリボンいい?」って連呼するから何かと思ったら、「アサリの酒蒸しをとって欲しい」の意だった。アサリを現在の語彙で表現するとこうなるのか。
  • 気温が上がったせいか、寝かしつけのときの動きが激しい。半分寝ながら俺の肋骨の上に頭をのせてそのままグリグリと回転する「地獄のネジ回し」、俺の喉に向けて足を振り下ろしてくる「地獄の断頭台」など、完璧超人も顔負けの残虐ファイトが持ち味であり死にそう。
  • ビーズで作ってもらったネックレスとブレスレットがいたくお気に入りで、朝起きるとまっさきにそれを装着しにいく。おしゃれ意識が高いな。
  • どうも財布の中のカードが減っていると思ったら、カードをデスクトップパソコン本体のスキマに挿入しているところを目撃。なんてことしてくれるんや……本体を開けてみたところHDDの上にカードが3枚も落ちていた。あぶねえなコンチクショー!
  • 「みんな~~湿布くださ~~い」と謎の声掛け案件。何と何を合成してこうなった……
  • 「ごりらりらん!」と言いながら素早くドラミングするという謎の行為を習得。いったい何の影響なのか見当もつかないが、楽しげに披露してくるのでたぶん一発ギャグなんだろう……
  • しきりに「○○してごらん?」という形で行動を促してくるようになった。「おかあたやん、ごりらりらんしてごらん?」などだ。突然「ジャンプしてごらん?」って言われたけど何だったんだ。あそこでジャンプしていたら隠しアイテムでも出たのかな?
  • 「あ!あんなところにとけいが!!」「いつもの時計な」
  • 「あんなところにふみきりが!!」「いつもの踏切な」
  • 「これなーにー?」「チュニック」「ちゅーりっぷ」「違うそうじゃない、チュ・ニッ・ク」「ちゅーりっぷ」「違うs」「さーいーたー!さーいーたー!」「どうすればわかってくれるんだ……」
  • 不完全ながら20までのカウントアップができるようになった。しかしこれは呪文のように順序を覚えただけで、まだ数字をそれぞれ識別したり、個数と数字を結びつけたりは難しい様子。
  • ただの氷にドハマリし「こり、こり、こり食びてみるー?もっともーっとこり食びてみるー?」と大騒ぎ。ワイフ実家で氷ストッカーを開けると、氷で遊びたいネコチャンと氷を食べたい娘が両方寄ってきて最強に見える。
  • 水が欲しいときに「おみずはいい」と言う。まるで「ガルパンはいいぞ」としか言えなくなってしまったガルパンおじさんのようだ。文法的にややこしいので訂正していたら最近は「おみずがいい」と言えるようになった。
  • 公園から聞こえてくる男の子たちの遊ぶ声を聞いて「このこえは……!オニイチャン」と言っていたが知らない子だぞ。
  • 一人称という概念が芽生え、所有物を「アイチャンのまくら」などと言ったり、「アイチャンも自分でやってみる」などと歯ブラシを奪い取ったりするようになった。なお歯ブラシは噛んじゃうので自分ではできない模様。
  • 娘「おかあたやん、だっこするものよ」ワイフ「して当然のような物言い」娘「ぱぱだっこしろよ」ぼく「あれっ今ちょっと早口で聞こえなかったな?」
  • 網戸のロックが外れているスキに、網戸をあけてベランダのミニトマトを収穫してきた。今度は周囲に被害はなかったので賢さがある。洗って食べさせてあげたら「もっともっとマト食びる」と言ってきかない。「他のはまだ青いから待とうね」と言ったらジョウロをさして「おみずピューしようよ」「もっともっとおみずピューしようよ」との提案。どうぶつの森じゃねえんだぞ。

 自己申告のイヤイヤ期ではあったものの、「お風呂入る?」というと「はいんない」、お風呂で「お風呂出るか?」というと「でない」、と即答するので徐々にイヤイヤってきた感はある。何言ってるのかわからなかったので「ぜんぜんわっかんない」と言ったら「ぜんぜんわかってー?」と返された。イヤイヤ期に備えて否定・肯定の対応を確認しているようだ。今後が恐ろしい。
 
■2016-05-29
娘月報・五月
 2歳~2歳1ヶ月の記録。

  • 社交性がすごい。公園等で「おにーちゃん/おねーちゃん」を見つけるととりあえず笑顔で突撃する。園児くらいで、小さい子の扱いに慣れている子だとそのまま遊んでくれたりするが、そうでない子は困惑気味になるので申し訳ない。とりあえずよその子のシャツの柄を指さして「りんご!」っていうのはやめような。
  • 初対面の女の子(小学生)に「かわいいねェー」と上から目線の講評。あげくその子に「アカチャン!」って言われたのをラーニングして、その子のお父さんっぽい人の肩をたたきながら「ア・カ・チャン♪」と煽る。俺は他人の振りを試みた。
  • ワイフ「昨日の出勤の代休って取れない?」娘「取れない!」ぼく「えっ」娘「ざんねん!」……この煽り性能の高さ……いったい誰に似たというのか……。
  • ふいに複数形の主語を使いはじめた。「みんなねんねしてるねェー」などだ。だが電車に乗ったときに「みんなケータイもってるねェー」と情報化社会を斬る鋭い批評を車内に放ったのでご両親はずかしい。
  • 会社でもらった甘夏をあげたら「みかんだー!ヤッター!おいししょーだねェーおなかがぺこぺこだー」ととても素直な反応。なおごはんは食べ終わったあとでまったくお腹はぺこぺこでなかった模様。「おいししょーだねェー」→「おなかがぺこぺこだー」が連打コンボで入ってるんだろうな。
  • 「おーい!アンパンマーン!」「えっ……ぼ、ぼくアンパンマン!」「おーい!ばいきんまーん!」「ハーヒフーヘホー!」「おーい!ドキンちゃーん!」「ドキンちゃんもいま~す」「おーい!しょくぱんまーん!」「リアクションなしで次々とモノマネ要求するのやめようか」
  • 抱っこを嫌がって降りたいときに「おんり」と言うので「ノットおんり」と断っていたら、今度は先んじて「ノットおんり」と言うようになったので「but also」と返すようにしている。これで英語の構文をひとつ覚えましたね?
  • 抱っこして帰宅中に公園の近くにさしかかったとき「いったん、おんりしよーか」とかなり譲歩した形での提案があったので逆らえなかった。降ろせば「こうえんだーやったーやったー!」とか言うし逆らえるはずがないのだ……。
  • 「アンパンマンみよ?」「今は見ないよ」「じゃあないないばーみようか(提案)」「いや見ないよじゃあって何だ」
  • 「バナナ オヤツ クレー! バナナ オヤツ クレー!」とバイオゴリラのようにバナナを要求する事件が発生。かわりにヨーグルトが欲しいときは「どーゆことたべたい!どーゆーことー!」とかなり哲学的になる。
  • 普段は「かーたん」「ぱぱ」って言えるのに、よその家などストレス状況下では「おかたやーん!」「パパチャーン!」って呼ぶのでほんと謎。ていねいな言い方だと思ってる可能性ある。
  • 食卓の温泉卵を指して「ひよこ」っていうのでご両親の食欲が減退。ゆゆゆ有精卵と無精卵は違うし!しかし何が違う?命はどの段階で命となるのだ?この子だってどの段階からヒトになったのだ?
  • なぜか時計が大好きで、時計の絵本を出してきては「とけいいっぱいねェー」と悦に入っている。この様子を見て「とけい捕まってるねェー!」って言ったのには驚いた。確かに捕まってるねェー……。
  • お散歩のときに手を繋ぐのを嫌がらなくなった、というか、右手を母に、左手を父に繋いで体重を預けるのが好きなようだ。あからさまに親子っぽいぞ!
  • 「おちゃいれた?おちゃいれてみよ?」「なんでお茶を……別に飲みたくないし……ムムッ!ごはん前なのにポットのお湯が切れている!沸かさねば!この子はまるでコナン君のように聡明だなあ!」
  • こども音楽教室を初体験。終始わけがわからないという顔をしていたが、家に帰ってきてから「おおきなたいこ♪どん♪どん♪」と言っていたので刺激はあった模様。そうだな大きな太鼓が出てきたときすごい積極性だったもんな。
  • アンパンマン描いてって言うのでワイフがさらさらと描いていったが、つい興が乗っておめめパッチリにしたところ、まつげまで描いた段階で「あれ!?あんただれでしゅ!?」と大混乱。
  • 明らかにくしゃみのときに「はっくしょん」って言ってる。

 お出かけしようとすれば「かーたんも公園いこ?」、ベンチに座らせれば「ぱぱもちゃんこして」など要求が精密性を帯びてきた。「ぱぱ見てて~」と要求するさまはかなり幼児らしさが出てきたが、それでいざ注目していると何もしないので、幼児の真似をしているだけなのかもしれない。
 
■2016-05-07
娘・PSP・新幹線・アンド・ヘル
 娘をつれて初めてのシンカンセン移動をした。
 ゴール田ウィークの行楽ではなく、残念ながら遠方で不幸があったためである。

 とにかく心配なのが「ちゃんと座っていられるか」「大声で騒いだりしないか」の2点。特に後者は普段ずーっとしゃべっている我が娘には困難な条件であることが予想される。
 発車してすぐ、静かな車内に「はやいねェー……あっ!はやいねェー」という娘の率直な感想が響く。一度何かの気づきを得たのにまた同じことを繰り返すあたりに語彙の貧弱さを感じるが、そんなことは今はどうでもいい。口に指をあてて「静かに」のジェスチャーをしたところ、それを『こぶたぬきつねこ』の「こぶた」と解釈し「こぶた♪たぬき♪」と歌い出してしまいあわや大惨事となるところであった。

 この困難な状況でなんとか娘の大人しさを引き出したのは、押し入れで眠っていたPSP goであった。これにPS3のTorneで録画したアンパンマンを書き出して喪服のポケットに携帯し、いつでも再生可能なようにしておいたのである。ありがとうPSP go……こんな素晴らしいハードのサポートを打ちきるメーカーがあるらしい。
 というかそもそも書き出せる機器に制限がありすぎるTorneさんサイドおよび地上波デジタル放送さんサイドに問題があるんだが、まあ使えたので今回は文句を言わないでおこう。
アンパンマン再生中
アンパンマン再生中
 それにしてもPSP goを持つ2歳児というのはなかなかパンチの効いた画だな。

 そんなこんなでなんとか到着。弔事の最中も抱っこした胸元に無音PSP goを忍ばせてアンパンマンを再生するチートによってなんとか御焼香までの時間をかせぐことができた。ありがとうPSP go…こんな素晴らしいハードのサポートを打ちきるメーカーがあるらしい。


 帰路は疲れからかややぐずり気味だったものの、オヤツなどで気を引いてなんとか間を持たせた。もうすぐ降車駅に到着という段になって、背もたれ越しに後ろの席のおばちゃんに「もうねむくないよ?」と謎のアピールを始めたり、そのおばちゃんに「ぱぱいるねェー」などと自慢げに俺を大紹介したりしたのはさすがに想定外であったが、これでまた遠出するための心理的ハードルを一つ越えた気がする。
 
■2016-04-29
うちのこジャーナル2周年
 1歳11ヶ月~2歳の記録。

  • ねんねのとき、寝かしつけを俺がやって、その間にワイフが夕食の片付けをするように分担すると、最初は母の不在に不満を言うが、そのうち食洗機のうねりが心地よいねんねをもたらしてくれることがわかった。ただし俺にも心地よいねんねをもたらしてくるので鋼の精神が必要だ。
  • 「スプラトゥーンぴあ」のグッズ紹介のページを見せると、キーホルダーなどの写真を指して「あけたい!あけたい!」って言って紙面から取り出そうとする。ミスドのポイントカードも「どどどーなっちゅ、あけたい!」といって取り出そうとしていた。いつの時代から来たか知らんがそのテクノロジーはまだ実現してないぞ。
  • お風呂で、ポスターに描いてある絵をつまんでは、俺に食べさせるごっこをするようになった。今日はマンゴーとれんこんと、奈良の大仏を食べさせられた。ブッダ!
  • たとえ年上でもよその子に「アカチャン!」と声をかけるので、「オニーチャン」「オネーチャン」を定着させようと奮闘中。なんとか覚えたが今度は「オニーチャン!かわいいねェー」などと逆ナンを始めておりパパ許さんぞ。
  • 歯磨きのあとキシリトールタブレットを与えているが、これが大好きで歯磨きのあと「おしとーる!おしとーる!」と叫ぶ。アシタカか。
  • 「チージュちゃん(食)べたいよねェー!チージュちゃんべたいよー!もうさっき食べたでしょ」「お、おう」
  • 「あけたい!あけたい!!あけてどーするー!!?」「ほんとそれな」
  • キティさんのことを「ティキちゃん」と呼ぶようになったがカワイイなので特に矯正するつもりはない。チョコレートも「コチョーレート」って言うけどカワイイなので特に矯正するつもりはない。でもちゃんと呼べてたはずのあかちゃんまんを「あちゃかんまん」って言い出したときはさすがに迷った。
  • お散歩のとき公園の近くを通ると「ちょっちょだけブランコ、ちょっちょだけブランコしよ?」と誘ってくるので手強いしあざとい。
  • 「かき!」がちゃんと「おえかき」に進化した。放っておくと「あか!きいろ!」と適当な色を言いながらクレヨンや色鉛筆をブチまけてしまうのでちゃんと監督しなければならない。相変わらず描くより描いてもらうほうが好きなようだ。
  • コンソメの缶を指して「こんそめだー」と発言した。もちろん教えていない。Eテレや絵本に缶入りの業務用コンソメが出てくるわけがない。謎だ。2回も言ったので偶然ではないようだが、翌日聞いたら「おいも」とか言っていた。謎だ。
  • 積み木にボールペンでラクガキして叱られたあと「てぃっしゅでふいてみよ?」と前向きな提案。
  • 電話をもって「もしもしー」という遊びは前からしているが、先日「切るから」といってボタンを押すところまでやっていた。おかしいな……ご両親はどちらもそんな電話の切り方しないんだけどな……
  • 「おーい!おかたや~ん!」って言うたびに「か・あ・たん!」って訂正してたら、「おーい!おかたや~ん!か・あ・たん!」って言うようになった。違うそうじゃない。苦労の甲斐あって「かあたん」が定着したと思ったら不意打ちで「おかあたややん」とか言った。もう許してほしい。
  • 数を数えるのが上手になったが、あいかわらず「2」の存在があいまいなため、カウントアップがいつもグダグダになる。試しに「5・4・321!」とカウントダウンしてみたところ「わぁーお!はしるよーわおわおわーおわーおわおーわーーー!しーん」と一人で大騒ぎした。そこまでやれとは言ってない。
  • 公園とかお散歩するときに、お砂場セットの小さいバケツをハンドバッグのように持ち歩くようになった。拾った石や枝などを次々と放り込んでいる。今まではご両親に「どうじょ」と押しつけていたので、ついにアイテム欄が実装されインベントリの概念が生まれたかと感動している。
  • 「きらきらぼし」「チューリップ」や各種Eテレのお歌をメキメキ覚えている。「ゆきだーるまの ゆーきちゃんとー♪」という歌を覚えたのに、数日後には「ばーきんまんとドキーンちゃんとー♪」に変わり果てていた。
  • よせばいいのに「おやちゅ」と言ってカキノタネに手を出し、二粒目まで耐えるも三粒目で「からーい!からいよォー!」と絶叫。一口食べて「!?」って顔したのになぜ限界まで食べ続けてしまったのか。


 我が娘も生まれて2年になった。1歳のときにスタジオアリス的なお店で撮った写真を見て「こども」と言ってのけるくらい成長したのである。最近「しゅごーい!」「かわいー!」「かっこいー!」「サイコー!」とか言うようになったし、我が娘はもう海外コメディのブロンド女くらいの知性があるのではないかと踏んでいる。
 娘をつれて散歩に出ると、「おはな!」と言ってタンポポを乱獲したり、「ちゅんちゅん」と言ってすずめを追ったり、夕方になると「おつきさま」と天を指したりするので、近所のありきたりな風景から花鳥風月の趣が感じられるようになった。風?風は……なんか吹くと「さむいねェー」って言うな……。
 ここからいよいよイヤイヤ期まっただ中の2歳児となる。海外でも悪名高きテリブル・ツーである。一年後にはずんずん大きくなってビッグ・スリーに、そして二年後にはファンタスティック・フォーになっているであろうことを期待する。
 
■2016-03-29
うちのこジャーナル1603
 1歳10ヶ月~1歳11ヶ月の記録。

  • 相変わらずペンを見ると「かき!かき!」と言ってお絵かきを要求する。なお膝にすがりついて「かけ!かけ!」と言うときは「おでかけ」を要求しているので間違えないよう注意だ。いつまでもパジャマでいるご両親に対して服を手当たり次第に引っ張り出しながら「かけ!」と要求するなど、おでかけに対する熱意は高い。
  • 相変わらずお歌が大好き。我々の世代にはおなじみの『いってみようやってみよう』のエンディングテーマである例の歌を教えたところ一発で覚えた。「やーったたやーったた で・き・たー」と歌いながら足踏みをしている。歳がバレるぞ!(ご両親の)
  • 「テント」といってコタツに潜り込む。コタツの扱いはいつの間にか完全にマスターしており、コタツに寝転がってテレビを見る姿は完全にご両親のそれである。あまりに怠惰なのでこれはなんとかしなければいけない。
  • まれに「おいしいミーミー食べたい食べたい!」「おうちにかえったらおててあらお!」など、長くて意味の通った言葉を使うことがある。偶然の産物である可能性が高いが、手持ちの語彙が徐々に組み上がってきているのを感じる。
  • 「きいろ」「ピンク」など色をある程度識別するようになった……が、まだどの色がどれなのかは解ってない模様。とりあえず「きいろ」って言っとけという感がある。
  • 思ったことをためらいなく口に出すのが常で、お腹すいてないのに「ちーじゅ食べようね」とか言う。脈絡なく「あぱまん見ようね」「ないないばー見ようね」などとたびたび口走るが振り回されてはいけない。
  • 「あかちゃんマンかわいいねェー……ビールのんでるねェー」「ミルクね」
  • なぜか「はい、うーたん」ってユキチャンの真似をしながらそこらじゅうの物を渡してくるので「ワーアリガトー!」って間宮くるみボイスで返事しなきゃいけなくてご両親の喉がつらい。あと脈絡無く「おーい!わんわーん!」ってユキチャンの真似をしながらわんわんを呼ぶので、「いっつも元気なわんわんでぇーす!」とチョーさんボイスで返事しなきゃいけなくてご両親のテンションがつらい。
  • 両手で目を覆って「もーいーかい」「もーいーかい」と言う遊びにはまっている。まだかくれんぼがどういうものかわかっていないのに形から入っているようだ。教えた覚えはない。何で知ったのか。
  • テンションが高まると「Okay!」と叫ぶ。OKではく本当にきれいなOkayなのでこれは「えいごであそぼ」で覚えたのだろう。
  • 車に乗ってるときに並走車に抜かれると「まてまて~」って言うんだけど、最近ワイフを追いながら「まてまておかたや↑~ん」って言うので腹筋に悪い。「おかたやん→おかあたん」へと徐々に矯正していこうな。
  • なぜかおのりやおねぎといった薬味ばかりが好きで、ついに「はっぱ」と一括りにしていたおねぎのことを「おだぎ」と独立して認識した。食卓に刻みネギがあると「おーだーぎー……」となぜかゾンビーめいたうなり声をあげて接近してくる。なんでそこだけゾンビなんだよ。
  • チラシのおもちゃやミスドのポイントカードのドーナツに対して「あけたい!」といって紙面から取り出そうとする。そのうち取り出せるようになるといいな。
  • なぜか「ぱぱやべぇやべぇ」という言葉を連呼。あふれ出る俺のヤバさが娘にも伝わってしまったか……いやどこで覚えたそれ!?俺か!?俺がやべぇやべぇ言ってるのか!?このままでは娘の語彙がヤバいことになってしまう。
  • またしても動物園に遊びにいった。今度はかなり動物にも興味が持てたようだ。ただ小型サルのあたりで「なんかいるねェー」を連呼していたので本格的に語彙がヤバい。なんかわからんがとにかくアレしとないとかなりヤバい感じがする。
  • 公園で「たんぽぽぽ」と言いながらシロツメクサを乱獲。一本摘んで右手が埋まり、もう一本摘んで両手が埋まり、まだアイテム欄の概念がないので俺に渡して片手を空けてもう一本。俺が4本くらい束ねて返してあげたら「スタック!そういうのもあるのか!」みたいな顔をしてずーっと花束を握っていた。インベントリの操作は少しずつ覚えていこうな。
  • 公園をお散歩していても、よその子の自転車とかボールとかにむやみに手を触れなくなったので多少安心できるようになった。ただ、同じくらいの月齢の子に会うと「あー!アカチャン!」とかいうのでその点はまだ安心できない。引き続き「お兄ちゃん/お姉ちゃん」の定着をはかっていきたい。


 すっかり春めいてきて、お散歩のときにお花を見つけると「おはな!」といって手折りに行く姿が見られるようになった。
 花壇やよその庭のお花にも突進するが、この場合は見ているだけで手を出さないので助かる。教育の賜か。
 常に片手にお花を装備していないと落ち着かないようで、たとえ途中でねんねしても手放さない執着を見せる。野に咲く花には本能に訴えかける何かがあるのだなあと思った。
 
■2016-02-29
うちのこジャーナル1602
 1歳9ヶ月~1歳10ヶ月の記録。
 おお今年は29日付けで記録ができるな。

  • 言葉を覚えるときにどうせ音が欠落するので、それを見越してワイフのことを「おかあたやん」と呼んでいたところ見事「かあたん」と呼ぶようになりガッツポーズ。しかし数日後そこにはハッキリ「おかあたやん」と呼ぶ娘の姿が!すみませんヒアリング能力なめてました。
  • よく歌を歌うようになる。ドーナッツやひよこの歌に続いて、最近は「できたできたできた」の「花まるロック」がお気に入りらしい。「~いないかな?」と歌うと「どきっ♪」って合いの手をいれてくるのであざといなさすが我が娘あざとい。
  • 焼き魚をつまみぐいしようとして大根おろしを爆食いしてあまりの辛さに「ウワーッ!あちゅい!」と大騒ぎ。俺が食べてみて「あっホントだこの大根おろし辛いねー」と言うと「からいねェー!からい!」と訂正する余裕はあった。
  • 節分の鬼の面を被って強襲するも、ただひたすら困惑の顔。しかしワイフに鬼の面を被ってもらうと全力で泣き出した。どういうことだよ……。その後、ぬいぐるみに面を被せて再度襲撃するも「こわいね(ぷいっ)」とドライに撃退される。
  • 朝起きて第一声が「にゃんにゃん消えたねェー……にゃんにゃん行っちゃったねェー……」。見てる夢が可愛すぎだろ。
  • 交代を控えたポコポッテイトの三人組、ムテきちは「キチ」、メーコブは「ぶこぶ」と区別するようになった。もうすぐ卒業しちゃうけどな……。なおミーニャについては「ミーニャ、かっこいいねェー!」と評価うなぎのぼり。
  • 娘を背負って静岡109に行くという荒行をするはめになったが、終始「きーらきーらちゃん♪きーらきーらちゃん♪」って歌ってて恥ずかしかったので109はもう少しキラキラするのを抑えるべき。
  • その後お買い物に飽きて「オウチニカエル」「オウチカエル」とつぶやくだけのbotと化す。
  • ときどき「ちんちんかないねー」っていうのでヒヤヒヤしていたが、これは別に男根のことを指すのではなく「全然わかんないねー」の意味らしい。なぜ覚えた。
  • 「はびじゅ!はびじゅ!」っていうときは「お水」が欲しいとき。パパ覚えた。ときおりこういうデコードが必要な通信プロトコルで殴ってくるので慣れが必要だ。
  • シルバニアファミリーのベッドからお布団をひっぺがして床におき、その上に伏せて「ねんね……できない」「ねんね……できない」って言う。なぜ自分の手のひら大の布でねんねできると思ったのか。
  • ワイフ実家でネコチャンを捜索。「リンチャン、ドコー?」「じゃあ大きな声でリンちゃんを呼んでみようか!」「(手をメガホンにして)リーンチャーン!」「うわあEテレの作法が完全に身についてる」「キーンチャーン!」「名前も間違ってる」
  • お絵かきしたいときに「かき!かき!」というだけでなく、ペンを持ってきて「にゃんにゃんかいてー」と要求する。公園をお散歩していても手ごろな枝を拾って「にゃんにゃんかいてー」と要求する。なお5秒で描ききらないと飽きて次に行ってしまうので注意が必要だ。
  • ものを指して「これは?」と尋ねる姿勢が身につき、語彙の拡充に繋がっている。おふろのポスターでいっしょに勉強をするのだ。「これは?」「ぶどう」「これは?」「ニンジャ」「これは?」「……俺の乳首」「あけたい」「何を!?」「あけたい」「開かないよ!?」


 ついに綾波書店を指さし「しいかけ。」と認識してしまった。綾波書店とは地元に存在するとてもいやらしいキノコを生やしたいやらしい書店でありいやらしい。しいたけでなくエリンギだがそんな些細なことはどうでもよかった。当面はしいたけ屋さんだと思っていてもらおう。
 
■2016-02-28
ディズニーシーにいったこと
 家族で東京ディズニーシーまで行ってきた。

 長時間の電車移動に娘が耐えられるか疑問だったので、初めて自家用車で浦安まで大移動することになった。
 東名で神奈川県を走っていると、途中で綾瀬市が執拗に自己PRしてくるんだけど、綾瀬市は交通情報でつねに「綾瀬バス停付近で○km渋滞」っていう存在感を植え付けられているので今更アピールしなくても知ってるよ……という感が強かった。
 Wikipediaによると最近は綾瀬バス停付近よりも大和トンネル付近のほうが渋滞するらしいので、アイデンティティを探して懸命にアピールしているのかもしれない。

 そしてこれまた交通情報でしか聞いたことのない用賀料金所を超えるといよいよ首都高である。首都高って奴はあれだな、普通運転免許証とは別の免許が必要な奴だな。あらかじめ首都高バトルとかで予習してくればよかった。途中ヤマタノオロチみたいな案内板が出たときには耳から血が出るかと思ったがカーナビという英知の光で無事切り抜けることができた。


 先にホテルにクルマと荷物を置いて、シャトルバスでレッツ東京ディズニーシー。なおこのシャトルバスも大変混雑し、20分ほど娘を抱っこしたまま座れなかったのでパパチャンの腕の筋肉がはやくも粉砕された。バス到着のアナウンスとともに娘は「あんがとー!」といって拍手したのでやっぱり電車で来なくてよかったなあと思いました。(真顔)

 3歳までの子どもはチケット代はかからないが、当然乗れるアトラクションは限られてくるし、長時間待つ必要があるアトラクションは厳しい。詳しいプランは下調べをしてくれたワイフにお任せした。昼食を買うのに40分くらい待つ混雑具合だったので、昼食のタイミングでねんねしてくれたのは幸運であった。

 幼児の乗れるアトラクションの近くにはベビーカーがたくさん駐車されているのですぐわかる。ワールプール(コーヒーカップ)、シンドバッド・ストーリーブック、キャラバンカルーセル(メリーゴーランド)あたりはすいていて良かった。シンドバッドのやつはボートに乗って人形劇を追うタイプのアトラクションで、娘は終始真顔で見ていたが、降車後に「おもしろかったね……おもしろかったね……」とつぶやいていたのでなんとなくタノシイなものだということはわかったようだ。
 海底2万リーグはファストパスが使えるので、ファストパス利用権はこれに使った。娘は非常警報の演出と雷撃の演出にビクビクッとなっていた。この夢の世界ではどこまでが演出でどこまでがリアルなのか、まだよくわかっていないのだ。しばらく呆然としていたが、レールウェイを見て「でんしゃーやったーいえーい!(原文ママ)」と叫んで復活した。切り替えが早い。


 これくらいの子どもを連れていくようになると、ディズニーリゾートがゴミひとつ落ちていない空間だということが実感できる。娘は自由に歩かせると常にダッシュボタンと調べるボタンを押しっぱなしなので、地面にアイテムがあると自動的に「しらべる」コマンドを打つ。当然この「しらべる」には「味も見ておこう」が含まれるので、ゴミひとつ落ちていない状態が徹底されている空間は大変安心できる。人が多いところではそれどころじゃないけど。
 乗れるものがもうちょっと増えたらまた行こうな。
 
■2016-01-29
うちのこジャーナル1601
 1歳8ヶ月~1歳9ヶ月の記録。

  • クリスマスプレゼントの「おしゃべりいっぱいことばずかん」が、すごい勢いで語彙を増やしている。ペンの電池が切れたときも自分で一部音声をカバーしていたのには驚いた。「ヘリコプター」のあとのヘリのローター音が特にお気に入りらしい。
  • 先月くらいから「と・ぴ・た・ん・と・ぴ・た・ん……イヨォーッ」って謎のチャントを繰返し唱えるから何かと思ったら、これ『にほんごであそぼ』のオープニングだ。他の番組でもひらがなが画面いっぱいに並んでいるとこのチャントを唱えている。
  • 「行っちゃった」判定はさらに苛烈さを増しており、朝、俺がトイレとか行こうとして視界から消えるとわずか5秒で「いっちゃった」→「いっちゃったね(焦)」→「いっちゃったー(泣)」ってなる。しかしいざ出勤!となると「ばばーい」とドライな対応をされる。
  • 要求がストレートになった。以前から引き続きの「(た)べたい」「(の)みたい」に加えて、「あけたい!」を多用する。あけたいのはレゴバケツのフタであったり、ベビーゲイトの扉であったりと様々だが、工具箱と裁縫箱だけは絶対にNOである。
  • ご両親が目を離したすきに、ベビーチーズを口から出してWii Uゲームパッド全面に塗り込むという産後最大の犯罪事件が発生。十字キーの隙間までみっちりとチーズで埋められていて絶望したが、爪楊枝と洗剤を含ませた布を駆使することででなんとか被害を免れた。自分でYoutubeを起動する程度にはゲームパッドのこと好きなのになぜこのような非道を……
  • 任意のものを指差して「なんか!なんかあるねェー!」って言う。その万能言語を使うとこれ以上語彙が増えないからやめろ。なお指さしたのは公園の隅にあるなんかの石碑だったので俺も「なんかあるね」としか言えなかった。
  • 食べているうちに偶然三角形になった食パンを持って「フジサン」と称するなど、見立てが達者になった。でも小児科の逆三角形の白い照明台を指さして「ぱんちゅ」って言ったのは完全に『いないいないばぁっ!』のパンツの歌のせいであり許さないよ……。
  • 突然38度の高熱でダウン。座薬を処方してもらい安静にするも、うわごとで「気球いっぱーい」とか言ってるし、虚空を指さして「かお」って言ったりなんか変なもの見ていてやばい。だがまあ薬の効果もあってオネツはすぐ下がり、鼻水も一週間程度で改善した。
  • 数字を読むのがブーム。今までの「5・2・3」だけでなく4とか6とか8とかも読むようになった。ただ精度はまだまだで、あてずっぽうで言ってる可能性もある。なかなか「1」が定着しないのでカウントアップも適当である。
  • 数字といえば『おかあさんといっしょ』のかぞえてんぐが大好きで、「かぞえてーんぐ!」にあわせて「ねんねーんぐ」と言いながら自分の鼻をめいっぱい引っ張っている。それだけでは不満なのか、手の届く範囲にご両親の鼻があるとそっちも全力で引っ張る。ヤメロ!俺はまだ天狗の国には行きたくない!
  • わんわん・うーたんに続いてゆきちゃんのことを「キチャン!」と識別するようになった。ミーニャは完璧に識別できるがムテ吉とメーコブは怪しいままキャラクター変更を迎えることになりそうだ……かぞえてんぐも天狗の国に帰ってしまうんだろうか……
  • ストローのことをかたくなに「ちょんみ」と称していたが、どうやらこれは一昔前の「ぼーりろ」と同じオリジナル言語らしく、茶殻なども「ちょんみ」と称する。ちょっと目を離したら「ちょんみ、ぺとぺとだねェー」と言いながら急須をひっくり返していた。つらい。この事件以降、我が家では茶殻を「ちょんみ」、茶を「ちょんみ汁」と呼び慣わしている。
  • 「まだダメだよ!おうどん凄いアチチだから!スーパーアチチだから!」「すーぱーあちち……」「それは覚えなくていいから!」
  • バスタブ内ではたっち一辺倒だったが、最近は座って肩までつかって「ぽかぽかあったかーいねェー」って言うようになった。絵本の一節を適切に覚えたらしい。なお座ったり立ったりするときにときどき転ぶので油断ならない。
  • ねんねのときご両親の枕を奪うようになったので、やわらかい枕を買い与えてカワイイなカバーを制作した。ただ、わかっていたことだが、朝まで枕の上に頭が乗っていることはない。


 「かし」「かしだねェー」「いっぱい、いっぱーい」「みーにや」「かっこいいねェー」「うーたんだね」「ちーじゅべたい」「ないなーい」「にゃーにゃいないね」「あぱまん」「あけたい!」「あっけたい!」……この子は一日中ずーっと何かしら喋っているけど、これが全部意味のある言葉になったら俺は発狂するかもしれない。
 
■2015-12-29
うちのこジャーナル1512
 1歳7ヶ月~1歳8ヶ月の記録。

  • 朝、目が覚めて第一声が「ぉはよー」で、次に体を起こして俺を指さして「ぱぱ」と確認し、その後突如「Wasshoi!」と叫んで立ち上がって完全起床。朝なんてご両親は基本的に瀕死なのに、ナンデ我が子は最初からとびきりZENKAIパワーでIPPAI OPPAIなんですかね……
  • ごはんのとき、自分の椅子をもってきて座ったりするようになった。それどころか、特に教えてないのに『みいつけた!』でいすの応援団長に「お気に入りの椅子を持ってテレビの前に集合だ!」と言われて従うなどの行動が見られ驚いた。さすがいすの応援団長、朝ドラに出ずっぱりなだけのことはある。
  • 手を繋いでおさんぽができるようになった。ただ手を繋ぐためにはこちらが腰をかがめる必要がありしんどい。手さえ繋いでいれば階段などの段差も手をつかずに上り下りできるので、バランスがしっかりしてきたことが感じられる。
  • 数字を見ると「こー・ちー・ちゃん」とオリジナル数字を数え始めるので面白い。たぶん「5・2・3」だと思うが区別はついていない模様。『わーお!』のカウントダウンが5から始まるせいで、数字が5から始まると思っているのではないかと推測している。
  • 信じて送り出した娘がエスカレーター昇降にドハマリして二階と三階をいっしょに3往復するハメになるなんて……しかもそのつど床のフロア表示を「にー」「さん」と指差し確認するなんて……なお正解率は半々な模様。
  • 今まではただ指さして「きらきらー」と言っていた、光るモノや星形のモノ全般に対する慈しみの心が進化して、最近は「きらきらちゃんだね」とまで言うようになったのであざといなさすが我が娘あざとい。
  • 紙に印刷されたお料理の写真や果物の写真を食べる真似をする。ごっこ遊びの基本が身についたかと思ったが、体温計の描かれたカードも食べる真似をしていた。それは食べたらいかんやつだ。
  • 最近「いっちゃったねェー」が口癖になっている。「行っちゃった」判定はかなりシビアで、ワイフが視界から消えれば言うし、テレビに映ってる動物がフレームアウトしても言う。
  • 我々の会話内に「チーズ」という単語が出てくると、ベビーチーズを期待して「ちーじゅ、(た)べたいよー」と要求してくる。たとえ「マルチーズ」とかでも反応してくる。なお牛乳を要求するときはちゃんと「ミーミー、(の)みたいよー」と言うので使い分けができている。
  • ご両親がアイスクリームを食べていると「リームー、(た)べたいよー」と言ってくる。どこで覚えたこの危険な甘味を……なお「アイスクリーム」というもの自体は「はらぺこあおむし」で覚えたようだ。まだこの甘さは強すぎるので今はコーンで我慢しような。
  • 自分のあんよをつかんで「くったい くったい」って言ってるから「足のニオイ嗅いでくさいくさい言ってんのは誰の真似だあっ!」って大騒ぎしてたが、やっとわかった、これ絵本の「くすぐったい くすぐったい」の部分だ。
  • ミッフィーちゃんの絵を見ると「ぴっぴーちゃん、あぽぽー(遊ぼー)」って言うのでなんだこれカワイイと思っていたが、これはおそらくアニメの主題歌の一部を覚えたのだと思われる。他の部分も徐々に覚えつつある。
  • 俺に背負われながら無慈悲にも「ぱぱ、いないね」と発言。俺は深い悲しみにつつまれた。が、そのあと少しして「ぱぱ、いっぱい」とフォロー。なぜ帳尻を合わせようとした!?その後も「ぱぱ、いっぱいいたねー」など意味不明な3語文を繰り返しており、今後の語彙の拡充が期待されています。
  • またしてもキッズルームでカラオケしてきた。前は即ねんねしてしまったものだが、今回は曲が終わるとパチパチしてくれるし、「高得点だやった!」っていうと一緒に「やったーやったー」って言ってくれるので接待カラオケの素養が感じられる。
  • ペットショップで「にゃーにゃいるねェー」といって猫のケイジに突撃→「あっ!ワンワンダー!」といって犬のケイジに突撃→「アカチャン!いるねェー」といって同じくらいの月齢の子に突進、のコンボをキメられてご両親はずかしい。

 ショッピングモールのキッズコーナーから帰りたくなくて泣いちゃう事件が発生。ごはんのときも、食べたくないものは両手で押し返して「ない!」と言う。いよいよ来たか……俺たちはようやくのぼりはじめたばかりだからな……この果てしなく遠いイヤイヤ坂をよ……