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◆不定期日記ログ◆

■2016-05-29
娘月報・五月
 2歳~2歳1ヶ月の記録。

  • 社交性がすごい。公園等で「おにーちゃん/おねーちゃん」を見つけるととりあえず笑顔で突撃する。園児くらいで、小さい子の扱いに慣れている子だとそのまま遊んでくれたりするが、そうでない子は困惑気味になるので申し訳ない。とりあえずよその子のシャツの柄を指さして「りんご!」っていうのはやめような。
  • 初対面の女の子(小学生)に「かわいいねェー」と上から目線の講評。あげくその子に「アカチャン!」って言われたのをラーニングして、その子のお父さんっぽい人の肩をたたきながら「ア・カ・チャン♪」と煽る。俺は他人の振りを試みた。
  • ワイフ「昨日の出勤の代休って取れない?」娘「取れない!」ぼく「えっ」娘「ざんねん!」……この煽り性能の高さ……いったい誰に似たというのか……。
  • ふいに複数形の主語を使いはじめた。「みんなねんねしてるねェー」などだ。だが電車に乗ったときに「みんなケータイもってるねェー」と情報化社会を斬る鋭い批評を車内に放ったのでご両親はずかしい。
  • 会社でもらった甘夏をあげたら「みかんだー!ヤッター!おいししょーだねェーおなかがぺこぺこだー」ととても素直な反応。なおごはんは食べ終わったあとでまったくお腹はぺこぺこでなかった模様。「おいししょーだねェー」→「おなかがぺこぺこだー」が連打コンボで入ってるんだろうな。
  • 「おーい!アンパンマーン!」「えっ……ぼ、ぼくアンパンマン!」「おーい!ばいきんまーん!」「ハーヒフーヘホー!」「おーい!ドキンちゃーん!」「ドキンちゃんもいま~す」「おーい!しょくぱんまーん!」「リアクションなしで次々とモノマネ要求するのやめようか」
  • 抱っこを嫌がって降りたいときに「おんり」と言うので「ノットおんり」と断っていたら、今度は先んじて「ノットおんり」と言うようになったので「but also」と返すようにしている。これで英語の構文をひとつ覚えましたね?
  • 抱っこして帰宅中に公園の近くにさしかかったとき「いったん、おんりしよーか」とかなり譲歩した形での提案があったので逆らえなかった。降ろせば「こうえんだーやったーやったー!」とか言うし逆らえるはずがないのだ……。
  • 「アンパンマンみよ?」「今は見ないよ」「じゃあないないばーみようか(提案)」「いや見ないよじゃあって何だ」
  • 「バナナ オヤツ クレー! バナナ オヤツ クレー!」とバイオゴリラのようにバナナを要求する事件が発生。かわりにヨーグルトが欲しいときは「どーゆことたべたい!どーゆーことー!」とかなり哲学的になる。
  • 普段は「かーたん」「ぱぱ」って言えるのに、よその家などストレス状況下では「おかたやーん!」「パパチャーン!」って呼ぶのでほんと謎。ていねいな言い方だと思ってる可能性ある。
  • 食卓の温泉卵を指して「ひよこ」っていうのでご両親の食欲が減退。ゆゆゆ有精卵と無精卵は違うし!しかし何が違う?命はどの段階で命となるのだ?この子だってどの段階からヒトになったのだ?
  • なぜか時計が大好きで、時計の絵本を出してきては「とけいいっぱいねェー」と悦に入っている。この様子を見て「とけい捕まってるねェー!」って言ったのには驚いた。確かに捕まってるねェー……。
  • お散歩のときに手を繋ぐのを嫌がらなくなった、というか、右手を母に、左手を父に繋いで体重を預けるのが好きなようだ。あからさまに親子っぽいぞ!
  • 「おちゃいれた?おちゃいれてみよ?」「なんでお茶を……別に飲みたくないし……ムムッ!ごはん前なのにポットのお湯が切れている!沸かさねば!この子はまるでコナン君のように聡明だなあ!」
  • こども音楽教室を初体験。終始わけがわからないという顔をしていたが、家に帰ってきてから「おおきなたいこ♪どん♪どん♪」と言っていたので刺激はあった模様。そうだな大きな太鼓が出てきたときすごい積極性だったもんな。
  • アンパンマン描いてって言うのでワイフがさらさらと描いていったが、つい興が乗っておめめパッチリにしたところ、まつげまで描いた段階で「あれ!?あんただれでしゅ!?」と大混乱。
  • 明らかにくしゃみのときに「はっくしょん」って言ってる。

 お出かけしようとすれば「かーたんも公園いこ?」、ベンチに座らせれば「ぱぱもちゃんこして」など要求が精密性を帯びてきた。「ぱぱ見てて~」と要求するさまはかなり幼児らしさが出てきたが、それでいざ注目していると何もしないので、幼児の真似をしているだけなのかもしれない。