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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 実家伝説

■2002-05-20
カルチャーショック
 俺の実家はただの農家のくせにいろんな国に知り合いがいる。
 昨日も知り合いのドイツ人・ギドさんが実家にきたらしい。

 久しぶりの来訪ゆえ、我が家のお手をするねこえもくんに驚いていたそうだ。
 えもくんはビビリだが、かつおぶしの匂いがすれば知らない人の前でもヒョイヒョイお手をする。
 ねこのくせに。
 それゆえ、来客があると家族は必ずお手を披露させる。
 えもくんの芸はドイツ人ギドさんにも通じたらしい。
 大成功だ。

 ギドさんがかつおぶしのことをキャットフードだと誤解したのを除いては。
 
■2002-05-15
兄弟の会話
 Wingが上京した弟に送ったメール。

 送信者:Wing
 件名:カダイタクサン
 本文:ミムラツッコミ ヨリ ヤハギツッコミ ノ ホウガ ムツカシイ ヨネ


 弟の返信。

 送信者:Jiro
 件名:マズイヨソウイウノ
 本文:<空白>


 あったか家族だなぁ。
 
■2002-05-05
労働休憩中のひとコマ
 弟「ジュース買ってくる。何がいい?」
 兄「俺、ナタデココ」
 弟「わかった。もしもなかったら?」
 兄「もしもなかったら…?
 弟「なかったら?」
 兄「もしもなかったら、たちまち凍りつく。あと、ほほえみなくすだろう
 弟「サンバルカンかよ」
 
■2002-05-03
推して測れ
 
 末弟の中学の昼の校内放送が禁止になりました。
 
■2002-04-24
スパイ大作戦
 草を放った。
 母校のY中学校に。
 草といってもうちの末弟。
 見事に放送委員の座を勝ち取り、お昼休みの放送の権限を握りおった。

 いまこそ俺の秘蔵CDの数々を生かすときじゃぁぁ!!
 行け!弟よ!お昼休みを地獄に変えるのだー!!

 「兄ちゃん、オジャパメンかけたら先生に怒られた」
 
■2002-04-04
弟観察
 三兄弟の長兄である俺が実家に帰ると、次兄が末弟をバカにしていた。

 「オマエ何考えてんのバカじゃねえ?片付けろって言われたんだから片付けとけよ。なんで人のいう事聞いてねえの?ホントにオマエ悪の枢軸だな。

 なんでそこブッシュなの?
 
 数日前、家から緊急の電話があった。
 いろいろ事情はあるのだが、簡単に言うと
 「農繁期を目前にして一家の大黒柱がポッキリ折れた。増援頼む」
 とのこと。大黒柱というのは当然、父のことである。ちなみによく折れる。二年に一回は折れてるね絶対。後ろ首切って血まみれになったこともあるし。すでに指の先とかねぇし。
 で今回は、よりにもよって農繁期直前の大事なときにポキッと左足をイったわけである。

 そういうわけで実家に召還されたわけなのであるが。
 仕事を終えてまったりしていると、俺のところに婆さんがやってきた。
 婆さんは個人的に味噌を作っており、ときどきそれを街に売りにいっているのだが、今回新製品の味噌を売りにいくのでそれのラベルを作って欲しい、というのだ。
 新製品の名前は「福わけみそ」というらしい。
 「なんだそのネーミングは。せっかく分けるなら『たわけみそ』にでもしたらどうだ」と言ったところ、「たわけはお前だ。そんなことは断じて許さん」と厳しく断られた。まあ当然といえば当然だが。その言い方が気に食わなかったので、軽くリベンジしてやることに決定。

 で、これが製作したロゴ。
「たわけ」とは田畑を分割相続する愚かさをいった言葉です

 商品名「ネ!一口、たわけみそ」
 バレてませんように。
 
■2002-01-27
免許取得祝い
 すいぶん遅くなったが、普通免許取得祝いとして家族でラーメンを食べにいった。

 取得から一ヶ月半も経とうという頃になるまでなぜ行わなかったのかといえば、
 もちろん人が死んでいたからである。(1/11の日記参照)

 最初は実家の近所の方。
 もはや自宅で死をまつばかりの状態だったらしいが、「みんなでお祝い会をしよう!」と決めた日に死去、お祝い会の話は葬儀にかき消された。ちなみにこの方、朝早くベッドで冷たくなっているのを家族が発見したのだが、律儀に病院が開くのを待ってから連絡したらしい。すぐに電話しなさいよ。
 次は親戚の方。最近本当に具合が悪かったらしいが、よりにもよって大晦日の前日に亡くなるなんて。これで延期されたお祝い会はきれいに流れたわけである。
 そして正月を過ぎ、そろそろお祝い会の話でも…と思った矢先にまた近所の方がお亡くなりに。お祝い会の話は当然流れる。

 もういいや、なんか俺の免許を祝おうとすると人が死ぬ。きっと呪われた免許なんだ、そうに決まっている。いや、これは俺の免許に恨みをもつものによる連続殺人だ。何だって。きっと殺人狂なんだわ。いや、ちがうね。何だガキの分際で。犯人は狂ってなんかいない。とてつもなく頭のいい奴さ。でも俺は絶対に尻尾をつかんでみせる。ジッチャンのナニかけて

 とまあこういう有り様で流れ続けたお祝い会だったが、日程調整などで今日27日ということに決まり、いまさら感が拭いきれないなかで執り行われた。

 その頃、近所の人が病院に運び込まれる騒ぎがあったらしいですけど
 まあ命に別状はないらしいです。今のところ
 
■2001-12-24
続・なんちゅう親じゃ
 俺の弟の名前、
 
 お隣りさんの犬に対抗して命名した疑惑。
 
■2001-11-23
なんちゅう親じゃ
 俺の名前、
 
 お隣りさんに対抗して命名した疑惑。
 
 
■2001-09-15
トラック故障事件
 Wingは実家に戻っていた。
 父と次兄に「ちょっくら山に言って三番茶でも刈らざぁ(しぞーか弁)」と言われたからだ。
 しかしその山とは実家の近くにある畑ではなく、若干街のほうに位置する畑だったので、
彼らは当然、トラックに乗り込んで現場へ向かったのである。
 仕事は順調に進み、トラックの荷台にはあっという間に茶袋が山積みにされた。
そして、さて茶工場にもどるか、と快調にトラックを飛ばしていた彼らを、突然のアクシデントが襲ったのである。
 ボンッ!というすごい音とともに、トラックの速度が激減。
 路肩に寄せる間もない一瞬の出来事である。
 彼らは瞬時に「タイヤがバーストした!?」と考え、車外に出て車輪を確認したり、後続車・対向車の交通整理をしたりした。
しかし、結局タイヤには問題が見当たらず、「後輪が何らかの理由でロックされているらしい」との結論に達した。
 こういう故障ってのは本当に突然襲ってくるのだなぁ。
 …。
 ……。
 ここまでは普通の話。
 何が問題かといえば、故障現場がいきつけのモータースの前だったということだ。
 ここで故障に関する選択肢が三つ。
1)たんなる偶然。
2)トラックがモータースに帰りたくなった。
3)モータースのおやじの狙撃。

 3番でないことを祈る。

なお、このあと代わりのトラックを使用中に親父が股間を強打するという一大惨事があったが余りにも痛々しいため割愛。