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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 妄想

 突然ですが。

 あくびってのは、他人に伝染ります。
 どうして伝染るのか私は知りませんが、昔こんな仮説をたてて納得していました。

 あくびは、血液中に酸素をとりこむための運動といわれています。
 酸素が不足したときに、脳みそから指示が出て、大きく呼吸をするわけです。
 で、脳みそがうっかり血液中の酸素の量を把握するのを忘れてたりして、
 そういうときに他人のあくびを見て「アイクだ思い出すんです。
 きっとそうです。

 レジの仕事やってると、いきなり行列が出来たり、突然ガラガラになったりする現象にたびたび出くわすのですが、きっと同じ理論で説明できるはずなんです。
 のんびり買い物してる人は、誰かがレジに並ぶのを見て買い物を止める事を思い出すんです。
 そうに決まっているチクショウ。
 
■2002-09-04
事実を元にしたフィクション
「もう少しでゲームキューブの『スターフォックス』が発売されるわけだが…
 なんつーか、フォックス・マクラウドって狐っぽく無くねぇ?」

「あー確かに。そういわれればそうだな。
 もっと顔とか長いと狐っぽくなるのかな」

「このままだと犬だな。意外と犬だったりしてな」

「いくらなんでも犬はねえだろ」

「いや、犬じゃねぇの?
 …ドッグファイトとかするし」

 脳内を乱れ飛ぶ『笑点』のサブトンを受けながら、男は思った。
 俺はただ、うまいこと言いたいだけだったんだ。
 
■2002-08-21
車田シンドローム
 「花火…夏の風物詩だなあ」
 「音が遅れて聞こえるなあ」
 「光と音のタイムラグで、現場までの距離が判るなあ」
 「えーと、音って1秒で何メートル進むんだっけ」
 「聖闘士セイントは3.4m離れた相手に100発/秒のパンチをぶち込めるから…」
 「340mだな」
 
■2002-08-10
レジスター戦記
 「くそ…グランドクロス団の奴らめ…」
 レジスター・T-1000Kは心の中でつぶやいた。
 閉店30分前の店内。レジを、数人の客が取り巻いている。レジスターは彼一人。先ほどまで先輩と新入りが彼と共に戦っていたが、彼らはいまレジにはいない。この時間は青果しまい込みに労働力を割かねばならないため、レジ担当は一人になってしまうのだ。
 そこを、奴らは狙ってきた。
 おそらく、敵のリーダーはいままさに交戦中の主婦であろう。この顔には見覚えがある。彼女は常連客…この時間にレジが一人になることを知っているはずだ。知っているはずなのにこの買い物の量はなんだ。己の財力を誇示するかのような、大盛りの買い物カゴが二つ。こんなに大量の買い物をしたら、唯一のレジはいとも簡単に封鎖される。長蛇の列ができる。そのプレッシャーが彼をしてレジ誤差を出さしめる。それをわかっていてなおこんな残虐なマネが出来るのは、間違いなくグランドクロス団の刺客、それもかなりの強者である。
 「だが…逃げるわけにはいかない…俺は、チーフからここを任された!」
 T-1000Kの必死のスキャンによって、山は少しずつ切り崩されていく。だがその攻勢は、絶望の音によって立ち消えることとなった。
 「ピ―――……・・・」
 刺客の必殺技・くしゃくしゃバーコードがT-1000Kのレジを直撃したのである。列をなす客の中から苛立ちの視線が殺到する。孤軍奮闘、ここまで持ちこたえたT-1000Kが落ちる、まさにその寸前である。

 「4番、5番レジへお回りください!」(BGM:ロックのテーマ@FF6)

 青果コーナーにいたはずの二人が、帰ってきた。
 彼らは圧倒的なスピードで溜まった客をさばいていく。
 あれだけ長蛇の列になっていた客は、ものの数分で片付いていた。T-1000Kは死力を尽くし、ついに刺客の商品を全て片付けることに成功した。
 「13560円です」
 刺客は一万円と五千円を無言でほおり出した。予定外の援軍に舌打ちしているようにも見えた。
 我々は勝ったのだ。グランドクロス団からスーパーを守ったのだ。

 スーパーに平和が戻った。今日も無事に店を閉めることができた…戦士たちにもつかの間の安息が訪れる。
 しかしT-1000Kはまだ知らない。彼のレジが180円の誤差を出していたことを…。
 そして、グランドクロス団の新たなる陰謀を…。


 ―――T-1000Kの被害妄想を限界まで膨らませてみた。大失敗。
 
■2002-07-17
台風一過
 台風が来たので思い出した。

 ときどき迷走する台風がいる。
 その迷走っぷりはしばしば想像を絶する。
 いつだったか、一週間近く沖縄のあたりでフラフラしていた台風があった。
 それをニュースで見た俺は、「コイツは誰かが操縦している」と確信した。

 たぶんアレだ、アメリカの発明家のせがれあたりがリモコンで動かしてるんだ。
 丸メガネかつそばかすの。たぶん。
 そのときはうっかりリモコンを犬に持って行かれて、一週間動かせなかったんだ。
 そう考えれば全て納得がいく。いくったらいく。

 で、何をいいたいのか、ってことだけど。
 昨日の俺の行動であるところの、「講義は午後からだけどそのころにはきっと台風の真ん中にいるだろうから雨の弱い今のうちに登校しておこうと考えて朝早く大学にいったが意外と雨が大きく、しかも肝心のお昼にはすっかり過ぎ去って猛暑に襲われながらバス代払って帰宅、あと歯のかみ合わせが悪くてイライラする」という怒りなのだ。
 アメリカの小僧、俺の行動を見て速度上げやがったな。

 今、俺の反米感情はハンパではない。
 
■2002-07-09
ジーコサッカー
 ―2006年―

 実況「さあコーナーキックです。日本のピンチは続いています。」
 解説「ここはなんとしても守りきらないといけませんねー。」
 実況「あー、キーパー先ほどのクロスプレーでケガをしたのでしょうか?」
 解説「腕をおさえてますね、いかにも大ピンチといった表情です。」

 女性「行くわよ!」

 実況「おや、ベンチからジーコ監督と…」
 解説「あれはレイクエンジェルですね」

 レスリー 「ク!」
 イザベラ 「リ!」
 クリスティ「ア!」
 三人「クリア!!」

 実況「ヘディングシュート!キーパー止めたー!!それをディフェンスがクリアー!!
     日本のカウンター攻撃です!!」

 監督「カンペーキダ」
 
■2002-06-30
ビートルズ詳しくねぇ
 「Hey Jude, don't make it bad~」と歌いだしたはずなのに、
 ものの数秒で「I Wanna Hold Your Hand」に化けるとはなにごとじゃ。
 
■2002-06-24
レジスター破戒録カイジ
 T-1000K「いらっしゃいませ」

 (フフ……底に牛乳が二本…
  この程度なら…余裕でレジを打てそうだ…)

 客「ククク…」

 (うっ…!
  これはっ…!この野菜はっ…!!)

 客「さあ…ほうれん草か…小松菜か…ククク…」

 ざわ・・・

 (落ち着け…必ず外装に…名前が書いてある……!)
 (…!!)

   味と香りの[半額]

 (ぐっ…!値引きシール…!イヤなところにっ…!
  しかし…かすかに見えてる…
  手がかりはつかんだぜ…小松菜…!小松菜だっ…!!)

 T-1000K「小松菜が入ります」 ピッ

 客「…ククククク…小松菜…君は小松菜と打ったね…?」

 ざわ・・・
   ざわ・・・

 ペリペリペリ…(値引きシールを剥がす)

   味と香りの高原野菜

 ざわっ・・・

 客「こいつは…ほうれん草…高原でとれたほうれん草だ…ククク…
   さあ…差額を返済してもらおうか…!」


 (ぐっ…!!)

 [[T-1000Kの実体験をWingが妄想で大幅脚色してお送りしています]]
 
■2002-06-20
新世紀の戦隊
 戦隊モノのリーダーはレッドである。

 これは戦隊モノに明るくない俺でも納得できる定番。
 劇中でレッドがリーダーに任命されるなどの明確な場面は見たことがないが、俺が見た限りでは決めポーズのさいにはレッドは必ず真ん中にいる。単に目立ちたがり屋がレッドになるのか、レッドという色がそうさせるのかはわからないが、レッドは必ず真ん中にいる。
 「外見は普通の本だが、中身はアカじゃないか!」と言い放つ「愛國戰隊大日本」ですら、真ん中はレッドだ。
 これはどうやら不動のものらしい。

 では、あえてそのレッドを脇役にもっていったらどうなるのだろうか?
 ここに、まったく新しい戦隊モノの形があるのではないだろうか?
 とりあえず、代わりのリーダー役としては、今までにない「パープル」を採用。中心リーダーがパープルで、レッドを端っこに追いやり、逆サイドにはブルーが寡黙にたたずむ。とりあえずこの三人で戦隊を組んでみよう。
 リーダーのパープルは従来のリーダーのような熱血っぷりを一切発揮せず、「なんか戦いたくないけど仕方なく戦ってます」という感じを常に漂わせている。
 ブルーは極端にクールで、滅多に口を開かず、表情も少ない。
 レッドのキャラは基本的に目立ちたがり屋なので、ひたすら目立とうとするが所詮脇役なので空回り。だが唯一のアクティブメンバーなので出番は多い。パープルに「あんたバカァ?」とかいって。

 つまらぬ結果になった。
 妄想終了。
 
■2002-06-19
アクセス数
 ここのところずっと、Readme!の得票数が一日30強くらいです。
 駆け出しのころはだいたい15前後だったので、倍の成長を遂げたのだといえましょう。
 今回はアクセス数について、せっかく調べたのでメモしておきます。

 アクセス数を示す単位として、「ヒット」「ページビュー(PV)」「ヴィジット」などがあります。
 わりと同義として使われている傾向があるみたいです。

 しかし、e-wordsで調べてみると、
 「ヒット」というのは閲覧者のマシンにダウンロードされたファイルの数を、
 「PV」というのは閲覧されたwebページの枚数を、
 「ヴィジット」というのはサイトが閲覧された回数を、
 それぞれ表すもの、とされています。
 かなり端折ってますが。詳しく知りたい方はあちらで調べることをおすすめします。

 つまり、画像が3枚使われているTOPページを完全に読み込めばそれだけで4hitですし、
 そこから日記→リンク集と移動すれば3PVなわけです。
 ふだん使われている「○○hit/day」というのはvisit/dayだったのですね。
 なんだか「ホームページではない!webサイトだっ!」と主張する友人が目に浮かびます。

 だいたいvisitなんて言葉よりhitのほうがアクセスっぽい感じがするからダメなんです。
 もっとこう、わかりやすいというかなじみのある単位にしなきゃダメだと思うのです。
 …戦闘力とか。

 T-1000Kでした。
 
■2002-06-05
[最終話] ボケられない本文に、用はない。
  …負け…た…

 T-1000K「Wing!!どうしたんだそのキズは!!」

  ただの日記のタイトルだと思って、油断したぜ…

 T-1000K「おい!しっかりしろ!どういうことだ!」

  がはっ!…だが、最後に閃いたぜ…最高のネタをな…

 T-1000K「…なんだって?」

  これが…ホントの…「タイトルマッチ」だってな…

 T-1000K「Wing…!?Wing!!…バカヤロー…お前、カッコ良すぎるよ!!!」

 ― 完 ―
 
■2002-06-04
(見開きで)ギャラクティカ・なんとかーっ!!o(#`Д´) ===O
 ===O)´д`).:∴ぐはっ!!
 …バカな、奴の何処にこんな小宇宙コスモが!!
 
■2002-06-03
俺をただの見出しだと思わないほうがいいぜ?
 なにぃ!!!

 観客「げぇーっ!!」「ああ!!」「あれはーっ!?」
 
■2002-06-02
ていうかさ、お前マジメにボケようとしてる?
 …なんだと?見出しのくせに生意気だぞ。
 
■2002-06-01
そのボケはいくらなんでも無理があるだろ。
 ワールドカップっていつ始まんの?
 
■2002-05-13
下品だな今日の日記。
 13日の月曜日。

 今はどうだか知らないが、小学生の頃誰もが通る道がある。
 「うんこ味のカレーとカレー味のうんこ、食べるならDOTCH!?」ていうアレである。
 ああ、いま「うんこ」という文字を見て帰ろうとした人、待ってくれ。まさか俺もこの年になって「うんこ」なんてタイピングするとは思ってもみなかったんだ。俺もがんばってタイピングするから、ちょっと見ていってくれないか。

 この選択に関しては、小学生の頃の俺は迷わず前者を選んでいた。
 いくらカレーの味がついていても、うんこはうんこだろう、という理論だった。
 しかし、この理論が薄っぺらなものだということが、今日の夕食の時にわかってしまったのだ。

 食卓の真ん中に、「つくだ煮味のイナゴ」がたくさんいた。

 俺はそれを、「イナゴったって味はつくだ煮じゃん。ポリポリ」といっておいしく平らげたのだ。
 というか昔から平気で平らげていた。
 さっきの理論ならば、「つくだ煮味がついていても、イナゴはイナゴ」なのではないのか。
 俺はバカだ。
 あの頃の理論はカラッカラのペランペランだった。

 でも今更「うんこ味のカレーと…」なんて質問をされることはないので、新しい理論は考えない。
 ちなみにグーグルさんで「味のカレーとカレー味の」を尋ねてみたところ、「うんこ」という検索ワードなど一切ないにも関わらずうんこの話題が800件近く引っ掛かった。
 うむ。きっとこの問題は全国の有志が答えを出してくれるだろう。
 未来はきっと明るい。