◆不定期日記ログ◆
CATEGORY 育成記
- ■2018-03-30
- 娘氏語録
- 幼稚園で、積み木の板をスマホンがわりにして「もしもしせんせいですか? いつもおせわになってます。プリキュアがあたらしくなったんですよ~~」と電話ごっこをする娘氏。先生ありがとう……。
- 日曜朝9時の娘氏「ちぇじっとプリキュアと、プリキュアアラモードと、どっちもだいすきだよ。」ぼく「まだ言ってる……」
- 日曜朝10時の娘氏「キュウレンジャーのほうがおもしろかった。」ぼく「なんだと」
- スマホンのゲームについて「パパチャンもおかーたんもどうぶつのもりばっかりで、なんでオトッペやってないの?」という娘氏。幼稚園で流行ってんのかよオトッペ。
- 幼児の心にぶっささる危険なアニメ・ポプテピピックをほぼ全話完走し、娘氏に「がんばるぞい」と「かしこまっ」を覚えさせて悦に入るパパチャン。非の打ち所がない可愛さだ。
- それは元々どっちもポプテピじゃねえ!!
- ポプテピOPを見る娘氏「かわいいお話だといいな~~」一発目AC部「ボブネミミッミ!」娘氏「ぁ゛……」
- 娘氏「おふろのおみずバシャバシャしようズェ……」ぼく「いいズェ……」
- ぼく「お風呂出ようズェ……」娘氏「いいズェ……」
- ワイフ「パパチャン帰ってくるの遅いね」娘氏「パパチャン、別のいじわるなパパチャンに『かえってくるな!あっちいけー!』って言われてるのかも」ワイフ「よくわかんないけど可哀想……」
- 娘氏、知らない男の子のおかあさんに自己紹介したうえ幼稚園のお友達も紹介しはじめる。
- 娘氏、知らない男の子のおかあさんにオヤツのするめシートを自慢しにいく。
- 座椅子をひっくり返したわずかな三角形の隙間に入りこんで「巣のおうち」と称する娘氏。
- テトラポッドから降りられなくなり「もうここを巣のおうちにするしかないじゃん……」と嘆く娘氏。
- ごはんを食べないことを咎められると「もうきらい! あっちいけ!」と逆ギレする娘氏。幼稚園でおともだちがどのようにケンカしているかが透けて見える。
- トトロのさつきさんの「お母さんが死んじゃってもいいの!?」に対し冷静に「おかあさんがしんじゃったらだめよね。」と言う娘氏。
- 「お忙しいとこすいませんけど、アイチャンがうたをうたいます。きいてください。」
- 「わたし~~いつでも~~♪ いつでも~~わたし~~♪」
- 線や形やひらがなを書くワークに精力的に取り組み、なんとか自分の名前を書けるようになった娘氏。ひらがなは「あ」の段階ですでに難易度が無慈悲だよね。そりゃどせいさんフォントみたいになるよね。
- ぼく「♪さーらばいばい さーらばい 元気にさーらーばーい」娘氏「さらばいじゃないよ。さようならだよ。」ぼく「なんだと」
- ピーチジャスミンティーをひとくち飲んだ娘氏「あんまりわるい味じゃないな。」
- ふたくちめを飲んだ娘氏「これはうまい。」
- 泣きながら「うごきとめてほしい!」と叫ぶので何かと思っていたけど、泣き止んだあと「やっとなみだのうごきとまった」と言っていたので、どうやらオートマティックに出る涙やしゃくり上げを止めたかったらしい。
娘氏が描いたおかあたん(左)とパパチャン(右)……いや待って待ってナンデ俺だけ眉間を撃ち抜かれてるのコレなんか目もニコニコじゃないしゴルゴにビシッってされた人みたいになってるよ~~どういうことなの!「みどりのばんそうこうをペタン。」いや絆創膏じゃダメでしょ死んでるよ~~!
「なおったパパチャン。」よかった生きてた~~!!
いよいよ娘氏は三歳児クラスから年少さんクラスへ進級となる。三歳児クラスでは3月になってから、いままで年少さんがやっていた「お当番さん」が回ってくるようになったらしく、みんながそのお当番さんに憧れているようだ。かわいい。新しい三歳児クラスの子のお手本となるべくがんばるのじゃぞ。
- ■2018-03-21
- ミラクルライトでおうえんしよう!
うちの娘氏、ついに待望の「映画館でプリキュアをおうえんする」の実績を解除しました。なんか割引券もらったので。
つまり娘氏の最初の映画は『映画プリキュアスーパースターズ!』になりました。
こういうときリンクはいつも公式サイトに貼るんだけど、公式サイトにアクセスすると毎回予告編がババーンって出てウザいのでもう予告Youtubeを直接貼っています。予告編が勝手にドドーンって出るタイプの映画公式サイトってホント誰が得するの?
てっきり最後のバトルパートの部分だけかと思っていたミラクルクローバーライトのおうえんですが、随所随所で「プリキュアを助けて!」みたいなライト使用指示が入るんですね。幼児を飽きさせないための工夫がだんだん研ぎ澄まされてきている感じがします。
最初は大画面に敵が出てくるだけで、おかあたやんの腕を使って目を覆っていた娘氏でしたが、そのうち敵が出てきたらあらかじめライトを点灯して画面にかざすようになりました。奇跡を無駄遣いするな。
そんな感じで娘氏は騒ぎもせず熱心に70分観続けてくれてとてもよかったです。やっと対象年齢に入ったか。
去年の秋映画はDVDでもいいんじゃなーい?って見送ったけど、暗闇でライトを振る娘氏はとても真剣な目をしていたので、映画館はプライスレスだなあと思いました。というかもうこれ真剣な娘氏を見るっていうアトラクションですらあるな。東映さんありがとうございました。
ところで劇中で回想シーンに入るときに「ダブリンに家族旅行に行ったとき……」みたいなセリフがあって、えっ……ダブリン……? アイルランド……? 普通のご家庭がなんでそんないきなりマニアックな海外旅行を……ってなりましたが、ひょっとしてキュアエールさんのエールとは「Éire(アイルランド)」のことなのでしょうか。今後ケルト(ヒベルニア)のドルイド僧的な能力が身についたり……? 俄然気になります。
つまり娘氏の最初の映画は『映画プリキュアスーパースターズ!』になりました。
こういうときリンクはいつも公式サイトに貼るんだけど、公式サイトにアクセスすると毎回予告編がババーンって出てウザいのでもう予告Youtubeを直接貼っています。予告編が勝手にドドーンって出るタイプの映画公式サイトってホント誰が得するの?
てっきり最後のバトルパートの部分だけかと思っていたミラクルクローバーライトのおうえんですが、随所随所で「プリキュアを助けて!」みたいなライト使用指示が入るんですね。幼児を飽きさせないための工夫がだんだん研ぎ澄まされてきている感じがします。
最初は大画面に敵が出てくるだけで、おかあたやんの腕を使って目を覆っていた娘氏でしたが、そのうち敵が出てきたらあらかじめライトを点灯して画面にかざすようになりました。奇跡を無駄遣いするな。
そんな感じで娘氏は騒ぎもせず熱心に70分観続けてくれてとてもよかったです。やっと対象年齢に入ったか。
去年の秋映画はDVDでもいいんじゃなーい?って見送ったけど、暗闇でライトを振る娘氏はとても真剣な目をしていたので、映画館はプライスレスだなあと思いました。というかもうこれ真剣な娘氏を見るっていうアトラクションですらあるな。東映さんありがとうございました。
ところで劇中で回想シーンに入るときに「ダブリンに家族旅行に行ったとき……」みたいなセリフがあって、えっ……ダブリン……? アイルランド……? 普通のご家庭がなんでそんないきなりマニアックな海外旅行を……ってなりましたが、ひょっとしてキュアエールさんのエールとは「Éire(アイルランド)」のことなのでしょうか。今後ケルト(ヒベルニア)のドルイド僧的な能力が身についたり……? 俄然気になります。
- ■2018-03-02
- いろんな娘氏
- スーパーマリオオデッセイに苦戦するおかーたんに対し「パパチャンはもっと簡単そうだった」と追い討ちをかける娘氏。
- 「プリキュアアラモード終わっちゃうね」と言ったところ、「えいがもあるんだよ。えいがにはモフルンも出るんだよ」と人差し指を立てて説明してくれる娘氏。
- そして新番組「HUGっと!プリキュア」が始まったが、いつまでたっても「ちぇじっとプリキュア」と呼ぶ娘氏。
- 娘氏「プリキュアアラモードも、ちぇじっとプリキュアも、どっちも面白いよ。プリキュアアラモードも、ちぇじっとプリキュアも、どっちも面白いよ。」ぼく「何も聞いてないし起きて第一声がそれかい。」
- 飴玉をなめたままお風呂に入りたくないという理由でこの世の終わりのように泣き叫ぶ娘氏。
- ワイフ「アイチャン急に英語喋ったりするときあるけど、お友達はなんて反応するの?」娘氏「Oh!!↑……っていう」ワイフ「インターナショナルだ」
- 風呂桶から出られない娘氏「でられぬ」
- テーブルの下を「巣のおうち」と称して出入りする娘氏。食事中はヤメロ。
- ニコニコ生放送のゲーム音楽ステージでクロノトリガー(未プレイ)の曲を聴いて泣いているパパチャンに「なぐさめてあげる」と言うやさしい娘氏。
- 娘氏「パパチャンがないてる、なみだながしてる、おかーたんなぐさめてきて」ワイフ「そっとしておこう」
- 幼稚園の参観会に参加したところ、俺が隣に座るなり「おなかすいた」といって俺の鞄を漁りだす娘氏。
- 親御さんが退場するときに「マ゛マ゛ーッ!」ってなっちゃう子が数名いる中、ひとりでテキパキと給食のしたくを進める娘氏。
- 「おみみがいたい」といって泣くので耳鼻科に連れて行った。風邪をこじらせて中耳炎になったらしい。薬を処方され数日で良くなった。痛みの訴えが具体的になったので対処がしやすくなったと思う。
- お風呂の娘氏「ねんぎょがいるよ」ぼく「人魚じゃなくて?」娘氏「念魚だよ」ぼく「……(訓練なしで「凝」を使えるとは……天才ハンターか……)」
- ぼく「念魚はどんなかたち?」娘氏「まるいかたち」ぼく「何をしてるの?」娘氏「おなかすいたからゴハンとりにいった」ぼく「ごはん……("団長の手刀を見逃さなかった人"か……!!)」
- 怒るとしばらく黙ったあと、「こら!!」と叫ぶ。
- さらにパパチャンがきもいらせをすると「カエレ!カエレカエレ!!」と怒る。ここパパチャンのおうちなんやけど~~。
- ソファの上からジャンプして布団の上に着地しそのまま前転する技? 競技? を「ジャンプごろりんスター」と命名する娘氏。
- ご両親が大人げなく本気で戦略を組み立てて『街コロ』で挑むも、それをサイコロ運だけで返り討ちにする娘氏。
- 石油ファンヒーターのことを「ファンジエーター」という娘氏。まあパパチャンも「ハァンヒーター」と呼んでるので別にいいか。
- 0655のあさのうたが途中で終わるのを見た娘氏「これでおわり?」「続き気になっちゃう」「もっとたくさんやってほしい」
- 娘氏がひなまつりのうたを歌ってるんだけど、明らかに「常人離れの笛太鼓~♪」って言ってて肋骨が割れそう。
- ぼく「お風呂洗う」娘氏「アイチャンてつだうよ」ぼく「たのむ」娘氏「……(ごし……ごし……)」ぼく「じゃあ次はパパチャンのばん(ゴシゴシ)」娘氏「はっや!パパはっや!!」ぼく「なにそのリアクション!?」
お風呂から出たあと、娘氏がパジャマを着るのも途中でやめて折り紙にサラサラと線とかマルとか書いているので、早く着るよう促したところ「パパにおてがみかいてるの」と言われたので静観。
「パパチャンをずーっと、きにいりたいから、パパチャンがねていたら~~」
「けっこう長く書くな……」
「できたからママにみせてくる」
「いやいま読んでよ」
「ママだいすきだから、パパもだいすきだよ。ママへ。」
「宛先すら変わっとる!」
- ■2018-01-24
- 三歳児とゲームした顛末
年末年始に娘氏は初めて「ブロックス」の4人対戦をした。今まではただの積み木としてしか使っていなかったので、これでゲームを行うのは初めてのことだ。三歳児にはまだルールを適用するのが困難なので、娘氏だけ「どこにブロックを置いてもいい」というハイパームテキ状態でプレイしてもらった。結果的に大人3人に対して圧勝し、たいそう気を良くしたようだった。大人3人にとってはキングボンビーのなすりつけあいに近かった。
また、お正月ということで百人一首を出してきて坊主めくりも行われた。今度は完全に運ゲーであるうえ、坊主や姫を引いたときの処理は周囲が勝手にやってくれるため、娘氏は1プレイヤーとしてふつうに参加することができた。そして終盤にパパチャンが坊主を引いて大量にはき出した札を娘氏が姫でかっさらってそのままビクトリーした。
この体験を経て、娘氏はたびたび「ゲームしたい」と言うようになった。これは来たぞと俺は思った。いまこそ機運が高まっている。ボードゲームによる子育て……ボ育ての機運が。
幼児を対象としたアナログゲームはいろいろあるが、ルールを見る限りではあまり(俺の)興味がひかれない。ゲームで知育などという大層な志はないので、大人だけでも楽しめて、娘氏の今後のゲーム沼への導線となるようなゲームはないだろうか? たぶんある。たくさんある。
そういったゲームを選ぶため、まずは問題点を整理しておきたい。対象年齢外なので当たり前なのだが、ご両親が所持するゲームを三歳児がプレイしたとすると、以下のような問題が予想される。
【ブロックス】
コンポーネントは最高にお気に入りなんだけど、三歳児には「ブロックを置ける場所」を判断するのがまだ難しい。「それはダメ」ばかりでは面白くないので、「何ができないか」を教えるより「何ができるか」を列挙するのが簡単なゲームのほうがフォローがしやすい。
【カルカソンヌ】
これまた街のパネルやミープルなどのコンポーネントは最高にお気に入りなんだけど、実際に自由に触らせてみるとまったく絵を繋げようとしないため、「パネルが置ける場所」や「ミープルを配置できる場所」のルールを理解するには時間がかかるだろう。
【カタンの開拓者】
サイコロを振って資源を受け取るところまではできそうだが、その資源を組み合わせて町を買ったり道を買ったりするのを判断するのは厳しい。また交渉がキモなのでこれも幼児にはつらい。手札が伏せられているのもご両親のサポートを阻害する要因である。
【ドミニオン】
ルール以前の問題として、トランプやウノ全般にも言えることだけど、三歳児の手ではカードを広げて持つことが困難なので、手札を隠さないといけないゲームは難しい。あとドミニオンではカードのシャッフルができないとお話にならない。あと足し算引き算の暗算が求められるのも厳しい。
【ワードバスケット】
しりとりはできるかもしれないが、「う」で始まり「こ」で終わる言葉、などと縛りをつけられると語彙がついていかないと思われる。また文字を読むのに時間がかかるため、瞬発力を要求されるゲームはフェアでない。
【キャット&チョコレート】
幼児の発想はめちゃくちゃ面白そうだが、ぶっちゃけお題を与えなくても日常の発想がすでに最高に面白いのでわざわざゲームで発掘しなくてもいい。
まとめると、
……あたりが、娘氏でもプレイできるゲームの条件となる。
というわけで「街コロ」です。
これが!街コロだ! 日本製のゲームがドイツのゲーム大賞最終候補まで行った、という噂は聞いたことがあった。それがこのゲームである。
詳しい遊び方が気になる人はリンク先などで見ていただくとして、これはカタンのようにダイス次第で資源(コイン)が貰え、ドミニオンのようにコインでカードを購入して収入を増やし、勝利条件を満たすことを目指すゲームだ。今後のアナログゲーム沼に誘導するにはうってつけではないか。
デザインも鮮やかでカワイイし、何よりコインとダイスと108枚のカードのみで完結するため非常にコンパクトだ。そしてカードを使うものの、それはただ並べて置いておくだけなので幼児でも問題ない。ダイスに従って収入の部分だけご両親が清算し、買うか貯めるかは本人に任せればよい。買い物の選択肢もそれほど多くはない。
ただ勝利条件の4物件をすべて買うにはちょっと時間がかかるので、三歳児の集中力が続くかどうかは怪しい。試しに3人で、駅(4コイン)とショッピングモール(10コイン)の2物件のみでプレイを始めてみた。
その結果!
娘氏、圧勝 「3を出したプレイヤーから1コイン徴収できる」能力を持つカフェを完全に見た目だけで2軒購入した娘氏、見事ご両親のクソダイス運により大量の収入を得てそのままビクトリー。ルールはよくわかっていないものの、とりあえず勝ったということはわかったようだ。このとおり一切接待プレイをしていなくとも全員初見ならば三歳児が運で押し切れるのだ。このような勝利体験を積み重ねて、健やかに沼にハマって欲しい。
また、お正月ということで百人一首を出してきて坊主めくりも行われた。今度は完全に運ゲーであるうえ、坊主や姫を引いたときの処理は周囲が勝手にやってくれるため、娘氏は1プレイヤーとしてふつうに参加することができた。そして終盤にパパチャンが坊主を引いて大量にはき出した札を娘氏が姫でかっさらってそのままビクトリーした。
この体験を経て、娘氏はたびたび「ゲームしたい」と言うようになった。これは来たぞと俺は思った。いまこそ機運が高まっている。ボードゲームによる子育て……ボ育ての機運が。
幼児を対象としたアナログゲームはいろいろあるが、ルールを見る限りではあまり(俺の)興味がひかれない。ゲームで知育などという大層な志はないので、大人だけでも楽しめて、娘氏の今後のゲーム沼への導線となるようなゲームはないだろうか? たぶんある。たくさんある。
そういったゲームを選ぶため、まずは問題点を整理しておきたい。対象年齢外なので当たり前なのだが、ご両親が所持するゲームを三歳児がプレイしたとすると、以下のような問題が予想される。
【ブロックス】
コンポーネントは最高にお気に入りなんだけど、三歳児には「ブロックを置ける場所」を判断するのがまだ難しい。「それはダメ」ばかりでは面白くないので、「何ができないか」を教えるより「何ができるか」を列挙するのが簡単なゲームのほうがフォローがしやすい。
【カルカソンヌ】
これまた街のパネルやミープルなどのコンポーネントは最高にお気に入りなんだけど、実際に自由に触らせてみるとまったく絵を繋げようとしないため、「パネルが置ける場所」や「ミープルを配置できる場所」のルールを理解するには時間がかかるだろう。
【カタンの開拓者】
サイコロを振って資源を受け取るところまではできそうだが、その資源を組み合わせて町を買ったり道を買ったりするのを判断するのは厳しい。また交渉がキモなのでこれも幼児にはつらい。手札が伏せられているのもご両親のサポートを阻害する要因である。
【ドミニオン】
ルール以前の問題として、トランプやウノ全般にも言えることだけど、三歳児の手ではカードを広げて持つことが困難なので、手札を隠さないといけないゲームは難しい。あとドミニオンではカードのシャッフルができないとお話にならない。あと足し算引き算の暗算が求められるのも厳しい。
【ワードバスケット】
しりとりはできるかもしれないが、「う」で始まり「こ」で終わる言葉、などと縛りをつけられると語彙がついていかないと思われる。また文字を読むのに時間がかかるため、瞬発力を要求されるゲームはフェアでない。
【キャット&チョコレート】
幼児の発想はめちゃくちゃ面白そうだが、ぶっちゃけお題を与えなくても日常の発想がすでに最高に面白いのでわざわざゲームで発掘しなくてもいい。
まとめると、
- ターン制
- 意思決定点において取れる選択肢は少なめ
- カードを持たない
- 伏せカードなどがない完全情報ゲーム
- 交渉など言葉を駆使する要素の重要度が低い
- 運要素が強め
……あたりが、娘氏でもプレイできるゲームの条件となる。
というわけで「街コロ」です。
これが!街コロだ!
詳しい遊び方が気になる人はリンク先などで見ていただくとして、これはカタンのようにダイス次第で資源(コイン)が貰え、ドミニオンのようにコインでカードを購入して収入を増やし、勝利条件を満たすことを目指すゲームだ。今後のアナログゲーム沼に誘導するにはうってつけではないか。
デザインも鮮やかでカワイイし、何よりコインとダイスと108枚のカードのみで完結するため非常にコンパクトだ。そしてカードを使うものの、それはただ並べて置いておくだけなので幼児でも問題ない。ダイスに従って収入の部分だけご両親が清算し、買うか貯めるかは本人に任せればよい。買い物の選択肢もそれほど多くはない。
ただ勝利条件の4物件をすべて買うにはちょっと時間がかかるので、三歳児の集中力が続くかどうかは怪しい。試しに3人で、駅(4コイン)とショッピングモール(10コイン)の2物件のみでプレイを始めてみた。
その結果!
娘氏、圧勝
- ■2018-01-22
- 娘氏語録
- 何かにつけて「赤ちゃんのころ行ったことある」「赤ちゃんのころに知ってた」と言う。当然赤ちゃんのころには行っていない。ただ知ったかぶりをしたいだけのお年頃なのか、それとも……?
- 頭からこたつに潜り込んだ娘氏「ねえここで焼肉しよ!」
- アルファベットの文字をだいたい読めるようになった。「アルファベットこわくなくなった」と言うので何が怖かったのか聞いたところ、どうやら巨大なアルファベットが転がってくる事態を想像して怖かったらしい。そうだな……パパはGあたりが転がってくると怖いかな。予測不能な跳ね方をしそうで。
- ABCの歌を歌う娘氏「⤴ぇえーびーしぃーでぃー⤴ぃいーえふ⤴じぃー♪」ぼく「なぜ微妙にコブシをきかせるのか」
- 英語シートを見る娘氏「これは、アンビュラン(救急車)。これは、ファイアエンジー(消防車)。これは……デュエンシュァー(電車)。」ぼく「デュエンシュァー……!?」
- バスがバスで新幹線がシンカンセンなんだから、まあ電車はデュエンシュァーであってしかるべきだよな。ワカルワカル。
- 信玄餅をようじでつつきながら「みて! しんげんもちのなみだが出てきた」と黒蜜をすくう娘氏。
- マイクを持った娘氏「みなさん、ごあんないします。なんと、ガストでも、ごはんがたべられるんです。」
- ここにきて「おかあたやん」という呼び方がまさかの再燃。ついに「おかあさやんは?」という進化形まで現れたのでもう許してほしい。
- クリスマスにもらったリカちゃん人形の靴下が片方なくなったため捜索していたところ、娘氏は「くるくるミラクルパワー!! くつしたよ、いっこ、あれー!!」と魔法の力に頼っていた。
- カーステレオで沢田研二を聴いた娘氏「TOKIOはそらをとぶの?」ぼく「糸井重里に聞いてみないとなんとも……(アイドルグループの方のTOKIOを知った時に齟齬が生じないといいが……)」
- 娘氏はTOKIOの歌詞から「空を飛ぶ」「やさしい女」「二人を抱いて飛ぶ」というワードを聞き取り、そこから「魔女みたいなかっこうをしている」と独自設定を生み出して魔女の宅急便みたいな世界観になっている。アイドルグループの方のTOKIOを知った時に齟齬が生じないといいが……
- 娘氏「ひとはねむるけど、まちはねむらないんだよ」
- お隣に座った知らない子のご両親のスマホンをのぞきこんで「ネコチャン見たい」と動画再生を要求する娘氏。図々しいにもほどがある。
- ぼく「あっあのお店の看板が緑色に変わってる」娘氏「それじゃあアイチャンたちも緑に変わらなきゃ!」
ピアノ教室の発表会があった。複数の音楽教室が合同で開いているため、幼稚園児から社会人まで幅広く参加しており、またハコがデカかった。
娘氏もドとレだけの曲を練習してセンセイといっしょに弾いた。演奏は練習どおりできたし、発表の最初と最後にお辞儀をするときに「ぺこりっ」と口で言っていた。三歳児はまあ賑やかし的存在なので良いだろう。他の参加者や関係者に名前を覚えられてたいへんチヤホヤされていた。
- ■2017-12-30
- 年の瀬の娘氏語録
- お風呂の五十音表を見て娘氏が「や ゆ よ の間はなんであいてるの?」と鋭い指摘をしたので、ワイフが「昔はあったんだよ」と適切な情報を与えたらしい。そして翌日……
- 翌日お風呂で俺が知らないふりをして「や ゆ よ の間は何で空いてるの?」と聞いたら娘氏は「今はつかわないんだよ」と自慢げに教えてくれた。「そうなんだよく知ってるね」「きょうはつかわない。」「今日……」
- そんなこんなでいつのまにかカタカナまで読めるようになったので、お風呂場のシートをアルファベットのものに変えた。「え~び~し~び~い~えふじ~♪」「BとDは違うよ」「おなじだねェー」「違うよ」
- 「これは?」「Lだよ」「これは?」「Mだよ」「これは?」「Nだよ」「おなじだねェー」「俺もこれを隣同士に並べた奴にはホワイイングリッシュピーポー!って言ってやりたいよ」
- そもそも娘氏はまず各アルファベットの名前を覚えたいのに、頼みの綱のABCの歌が、本場の歌詞に合わせただか知らないが「H・I・J・K えれめのぴ~♪」って早口でPまで行っちゃう奴になっており、LMNの名前と順番を正しく覚えることが困難になっている。順番を覚えるための歌だろうがふざけんなホワイイングリッシュピーポー!
- どうぶつの森のキャラクター名をすいすい覚えていく娘氏。
- 玄米茶をたしなむ娘氏「ポップコーンのにおいがするおちゃだよ」
- イオンに来た娘氏「商品を買いたい」
- イオンでハートのクッションを買ってもらった娘氏「アイチャンこのハートの商品が大好きなんだ!」
- ぼく「ただいまー」魔女宅がクライマックスな娘氏「がーんばれ!がーんばれ!」ぼく「がーんばれ!がーんばれ!」娘氏「パパチャンはおうえんしないで!」ぼく「おっおう……」
- 「ほっぺがピンクとー、ほっぺがみどりとー、どっちがかわいい?」と謎の選択肢をつきつけてくる娘氏。
- 食事中に突然「コンストーレ食べたい」という娘氏と「ひょっとしてクルトンのこと?」と翻訳するワイフと、顔中にクエスチョンマークを浮かべるぼく。
- 「まほうのおなべでね、まほうのおすくりをつくるんだよ~~」「その薬は何に使うの?」「むしをたおす。」「???」「まじょがむしをたおすんだよ。ミッキーだよ。」……ディズニーガチ勢の解読の結果、ソフィアでそういうお話があったという説が濃厚になった。むしをたおす……。
- お風呂前後のお着替えがだいたい一人でできるようになったが、よくボタン外しをサボって頭から洋服が抜けなくて「やーれーなーいー!やーれーなーいー!」ってなってる娘氏。
- ワイフの胴体にどすんと乗っかった娘氏「アイチャンソースがどっさり。」
- 「おかーたんグミちょーだい!……ベツニイイカ……」と小声でおかーたんの返答を捏造する娘氏。
- 仮設足場に覆われたマンションをみた娘氏「おうちさん捕まっちゃってる……あれじゃあおうちさんがかわいそうだよ〜〜」
- 娘氏「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。すると、どうなったでしょうか~~?」ぼく「突然のクイズブーム再燃」
「あっ!自転車がたたかってる」
娘氏は一族からすると久しぶりのお子様なので、各所からクリスマスプレゼントをたびたび頂く。こうなると、クリスマスイヴの夜中にプレゼントをもってくるサンタクロースとかいう聖人のことも、ただの「プレゼントをくれる人の中の一人」となってしまっているのではないか。となると、お手紙を書かせるなどして、ご両親がサンタクロースの特殊性を演出していく必要がある。しかしそうまでして虚構を作り上げなければならないものだろうか? とてもむずかしいもんだいをはらんでいる。
- ■2017-12-04
- いろんな娘氏
- 起きるなり「お部屋あかるくして?」と要求し、電気をつけると「これでたのしく暮らせるね」と素朴な感想を述べる娘氏。
- 多目的トイレで無事娘氏をトイレさせたぼく「じゃあ次はパパチャンがおしっこするね」
→娘氏「じゃあアイチャンがみててあげる」
→ぼく「ええ~~みないで~~」
→娘氏、鍵を開けて外に出ようとする
→ぼく「うおおおッ!こっち来てくれッ!見てくれェーッ!」ジョロンジョロン - 寝言で「トイレットペーパーのしん……」と呟く娘氏。こ、工作をしている!
- お友達に「あったかいコーヒーをのむと心がおちつくよ。」と教えてもらったらしい。どんな園児だ。
- トイレに連れて行ったところ「パパチャンはお外で並んでて」とドアを閉める娘氏。なぜわざわざ自分を追い込むのか。
- お友達から刷り込まれてきたらしい「おならだったら安心して うんちだったらヤメロ」という謎の標語を連呼する娘氏。
- 幼稚園でお手紙を回すのが流行っているらしい。娘氏がお友達から貰ったお手紙はPASCOのパン祭り(1点)のシールで封がされ、何故かホウセンカのたねが5粒入っていた。カワイイだな。
- 帰宅するなり「きょうも、ようちえんで、とてもたのしかったよ。」と言いながらすらすらとお友達にお手紙を書く娘氏。ただし便せんには謎の線とマルが並んでいるだけであった。これでも伝わると思って書いているのだ。
- 葬儀に参列中、会場の照明が落ちたのに反応する娘氏「くらいねェーオバケがでるのかな~~」ぼく「僧侶が半ダースいる部屋に出るオバケがいるかよ……」
- なぜか「コストコ」という語感がツボり、言い方のバリエーションだけで5分くらいむせるほど笑う娘氏。
- 翌日もなぜか「きゅうに笑ってごめんなさーい」と言いながら5分くらい笑う娘氏。
- プリキュアさんのEDダンスを観ながら「かみのけ重そうだねェー」と今更の感想を述べる娘氏。
- 正しい歌詞「ローリン♪ローリン♪ココロにズッキュン」 娘氏「あーりー♪おーりー♪チョコライス♪キュッ♪」 ぼく「チョコライスとは」
- うす茶あられが非常に気に入って、たびたび「丸いのが入ってるおちゃがいい」と要求する娘氏。普通のお茶を出すと「丸いのがはいってないじゃない!」と苦情を申し立てる。
- テーブルの上のペットボトルを転がして落としてしまった娘氏「……ピタゴラ♪スイッチ♪」ぼく「ユーフラテスに謝れ」
- ガソリンスタンドにて「アイチャン、赤がいい」と油種を指定する娘氏。
- 砂場で砂を盛りながら「モンブランつくる」という娘氏。一応聞いとくけどこの場合のモンブランはアルプス最高峰のあれじゃないよね?
- クリスマスを楽しみにするあまり、延々と「じんぐるべ~ じんぐるべ~ すずな~がる~ あでこ~ いじゅあれ あたこれせ~ HEY!!」と歌い続ける娘氏。
俺が車を運転していると、チャイルドシートで娘氏がずっとしゃべり続けている。「パパチャンが小学校にいってるあいだにね、アイチャンとかーたんがー、えっとー、運動会を見ていたんだよ~~……もうじきおたんじょうびだから~~」みたいな意味不明ワードを延々としゃべっているので、この子はマルコフ連鎖による文章自動生成botなのではないかと訝しんでいる。
- ■2017-11-25
- まちにまった発表会
娘氏、初めての発表会。
娘氏はまだ3歳のクラスなので、運動会同様に年少さんのクラスに混じって歌や劇を行う。それじゃあ運動会のときのようにお手伝いに志願するか……とまたお手伝いアンケートに全部マルをつけて提出しようと思ったが、カレンダーの関係上、前日に仕事を休むことが難しかったのでおとなしくバツにした。経験が生きたな。
そして当日!
ハコがデカァァァァァいッ! いくらなんでも幼稚園の発表会にこのホールは……と思ったけどだいたい1階席がぎっしり埋まったので、ド田舎育ちの俺の物差しで測ってはいけない案件だった。おまちには人がいるのだ。このホールは奇しくも10年前、俺が大変な辱めを受けた場所である。代役として発見された細メガネによる中ホールの惨劇から10年……このステージに娘氏が立つとなるとその混迷はいかほどのものか察するにあまりある。
まずは園児全員でおうたを歌って、次に3歳&年少さんのクラスが舞台に立った。おうたはすごい頑張っていた。娘氏は台の一番端で、隣のおともだちの横揺れが非常に元気で大きかったので、そのまま肩にGEKITOTZして落ちてしまうのではとハラハラしながら見守った。
年少さん以上のクラスではメロディオン(登録商標)の演奏も行われた。さらに上のクラスになると木琴・鉄琴、太鼓なども増えて合奏となる。いったい娘氏はあと数年を経てどの楽器を担当するのだろうか。シンバルが花形だと思う。
そして劇ッ! これも「3歳+年少」「年中」「年長」で3種類のおしばいが行われる! ひとつの役を2人~6人くらいに分割し、セリフ量を平均化して、かつ全員に舞台中央に出る機会を担保して……という工夫があらゆる教育現場で行われているのだろう。その苦労に敬意を抱かざるをえないし、「学芸会で木の役だった」みたいな学園モノでよく出るネタはどこからやってきたのか不思議だ。
こうやって観る立場になるとこれホントすごいことだと思う。だってイルカの知能が5歳児くらいなんでしょう? イルカにこんなことできますか? できませんできませんイルカにはこんなこと絶対にできません。しかし子どもたちはピアノの演奏に合わせてすばやく所定の位置に移動し、ピアノが止むとセリフを順に言っていくワザを見せた。あれ……これなんかピアノの先生がピアノの音色で子どもたちを操ってないか? ハーメルンのピアノひき先生かよ。
で、娘氏ですが、3歳児は年少さんクラスのおまけなので、出番もセリフも1つしかない。(まるであのときの俺のようだ)
劇の最中に突然カンコンカンコンとウッドブロックの音色が鳴り響いたかと思ったら、舞台のすそからりすさんに扮した3歳さんが複数人現れて、
「「「にゃんにゃんにゃん ねこさんは やさしいな」」」
と言ってまたカンコンカンコンという音色に操られるように退場していった。あっアイチャン出てきた出てきた……あっ行っちゃう行っちゃう……娘氏の仕事終了―――!!
最後にまたみんなで壇上に上がり、園歌を合唱して発表会は幕を閉じた。この園歌は娘氏がときおり口ずさんでいたが歌詞がまったくもって不明だったので(音程はそれなり)ようやくフルサイズで聴くことができ感無量である。
来年は娘氏は3歳児クラスのお手本になれるだろうか……全然心配はいらないと思うが歌うときの体の動かし方は教えないとなって思うパパチャンであった。
娘氏はまだ3歳のクラスなので、運動会同様に年少さんのクラスに混じって歌や劇を行う。それじゃあ運動会のときのようにお手伝いに志願するか……とまたお手伝いアンケートに全部マルをつけて提出しようと思ったが、カレンダーの関係上、前日に仕事を休むことが難しかったのでおとなしくバツにした。経験が生きたな。
そして当日!
ハコがデカァァァァァいッ!
まずは園児全員でおうたを歌って、次に3歳&年少さんのクラスが舞台に立った。おうたはすごい頑張っていた。娘氏は台の一番端で、隣のおともだちの横揺れが非常に元気で大きかったので、そのまま肩にGEKITOTZして落ちてしまうのではとハラハラしながら見守った。
年少さん以上のクラスではメロディオン(登録商標)の演奏も行われた。さらに上のクラスになると木琴・鉄琴、太鼓なども増えて合奏となる。いったい娘氏はあと数年を経てどの楽器を担当するのだろうか。シンバルが花形だと思う。
そして劇ッ! これも「3歳+年少」「年中」「年長」で3種類のおしばいが行われる! ひとつの役を2人~6人くらいに分割し、セリフ量を平均化して、かつ全員に舞台中央に出る機会を担保して……という工夫があらゆる教育現場で行われているのだろう。その苦労に敬意を抱かざるをえないし、「学芸会で木の役だった」みたいな学園モノでよく出るネタはどこからやってきたのか不思議だ。
こうやって観る立場になるとこれホントすごいことだと思う。だってイルカの知能が5歳児くらいなんでしょう? イルカにこんなことできますか? できませんできませんイルカにはこんなこと絶対にできません。しかし子どもたちはピアノの演奏に合わせてすばやく所定の位置に移動し、ピアノが止むとセリフを順に言っていくワザを見せた。あれ……これなんかピアノの先生がピアノの音色で子どもたちを操ってないか? ハーメルンのピアノひき先生かよ。
で、娘氏ですが、3歳児は年少さんクラスのおまけなので、出番もセリフも1つしかない。(まるであのときの俺のようだ)
劇の最中に突然カンコンカンコンとウッドブロックの音色が鳴り響いたかと思ったら、舞台のすそからりすさんに扮した3歳さんが複数人現れて、
「「「にゃんにゃんにゃん ねこさんは やさしいな」」」
と言ってまたカンコンカンコンという音色に操られるように退場していった。あっアイチャン出てきた出てきた……あっ行っちゃう行っちゃう……娘氏の仕事終了―――!!
最後にまたみんなで壇上に上がり、園歌を合唱して発表会は幕を閉じた。この園歌は娘氏がときおり口ずさんでいたが歌詞がまったくもって不明だったので(音程はそれなり)ようやくフルサイズで聴くことができ感無量である。
来年は娘氏は3歳児クラスのお手本になれるだろうか……全然心配はいらないと思うが歌うときの体の動かし方は教えないとなって思うパパチャンであった。
- ■2017-11-04
- 娘氏と753
娘氏、七五三のご祈祷にいくの巻。
夏に前撮りだけは済ませていたので、今日はお和服をレンタルしてジンジャに詣でて、ワイフ実家の人々とともに祈祷を行い祝福を受けるのだ。そしてその後すみやかに俺の実家へ向かいご報告をする運びである。
こちらの風習では満年齢で七五三をやるケースが多いようだ。満年齢でなく数え年で三歳のお祝いをやるとたいていオムツが外れていないため、逆に助かるという話を聞いた。娘氏はかなりトイレをコントロールできるようになっているのでなんとかなりそうだが、三歳だとこのへんはまだ微妙なことが多かろうし、親御さんの判断力が求められている。
ジンジャ・カテドラルでのご祈祷はしめやかに行われた。娘氏はよくわかっていないので堂内のなにかを熱心に数えていたりして不安があったが、カンヌシさんの話からするとおおむね大人しく祈祷を受けることができたようだ。
破魔矢と絵馬を貰った娘氏であったが、「願い事を書く」と言われても困る。娘氏はただ「キッティーちゃんになりたい」「ソフィアになりたい」というばかりなので、筆記を請け負ったワイフが最大限クライアントの気持ちを汲み取って「キティちゃんのようなやさしい子になりたい」として起案した。キティさんは仕事を選ばない広い心をお持ちなのだ。
その後ワイフのおじいちゃんに報告をして、あとはお山の実家に向かうわけだが、そろそろ娘氏がお和服ギブアップに近づいていた。やはりこのコスチュームで1時間ちかく車に乗るのは無理だ。いったんお着換えするしかない。ちょっと構造がよくわからないので、一枚はぎとるたびに写真に記録し、実家の人がうまく着付けられることを祈ってお着換えをした。
その甲斐あって、お山の実家では問題なくちゃんともう一回着られたので本当によかった。せっかくなので、おらが村の川上にあるさびれた氏神様のオヤシロへ行った。ここは当然無人で、お祭りのときと年越しの時にしか人が近づかない。祈祷を受けたジンジャとはまったく違うが、こういうところにこそシンピテキとセイシンテキがある。
娘氏は行く先々でちやほやされて楽しかったようだし、お和服を脱ぎ捨てて髪型だけばっちりセットされた状態でお山の畑に繰り出したりして最高に不釣り合いだったのでとてもよかった。
夏に前撮りだけは済ませていたので、今日はお和服をレンタルしてジンジャに詣でて、ワイフ実家の人々とともに祈祷を行い祝福を受けるのだ。そしてその後すみやかに俺の実家へ向かいご報告をする運びである。
こちらの風習では満年齢で七五三をやるケースが多いようだ。満年齢でなく数え年で三歳のお祝いをやるとたいていオムツが外れていないため、逆に助かるという話を聞いた。娘氏はかなりトイレをコントロールできるようになっているのでなんとかなりそうだが、三歳だとこのへんはまだ微妙なことが多かろうし、親御さんの判断力が求められている。
ジンジャ・カテドラルでのご祈祷はしめやかに行われた。娘氏はよくわかっていないので堂内のなにかを熱心に数えていたりして不安があったが、カンヌシさんの話からするとおおむね大人しく祈祷を受けることができたようだ。
破魔矢と絵馬を貰った娘氏であったが、「願い事を書く」と言われても困る。娘氏はただ「キッティーちゃんになりたい」「ソフィアになりたい」というばかりなので、筆記を請け負ったワイフが最大限クライアントの気持ちを汲み取って「キティちゃんのようなやさしい子になりたい」として起案した。キティさんは仕事を選ばない広い心をお持ちなのだ。
その後ワイフのおじいちゃんに報告をして、あとはお山の実家に向かうわけだが、そろそろ娘氏がお和服ギブアップに近づいていた。やはりこのコスチュームで1時間ちかく車に乗るのは無理だ。いったんお着換えするしかない。ちょっと構造がよくわからないので、一枚はぎとるたびに写真に記録し、実家の人がうまく着付けられることを祈ってお着換えをした。
その甲斐あって、お山の実家では問題なくちゃんともう一回着られたので本当によかった。せっかくなので、おらが村の川上にあるさびれた氏神様のオヤシロへ行った。ここは当然無人で、お祭りのときと年越しの時にしか人が近づかない。祈祷を受けたジンジャとはまったく違うが、こういうところにこそシンピテキとセイシンテキがある。
娘氏は行く先々でちやほやされて楽しかったようだし、お和服を脱ぎ捨てて髪型だけばっちりセットされた状態でお山の畑に繰り出したりして最高に不釣り合いだったのでとてもよかった。
- ■2017-10-26
- 娘氏語録
- 公園で無心に小枝を拾い続けていたので、俺も手伝ったところそれが気に入らないのか「かってに拾わないで!かーたんにきらわれてるよ!」と精神攻撃をしてきた。そういう心にくることはやめてくれないか。
- 予想だけど、幼稚園のお友達の中に「お母さんに嫌われる」ことを脅し文句にしているご家庭があるのではないか。それでなにかイタズラしたときにその子に「きらわれるよ!」と言われて覚えたのでは……?
- とか考えていたら矢継ぎ早に「かってに拾わないで!かーたんがくるしむよ!」どういう設定だよ!
- 同じものが二つあると「ほんものとにせもの」と言うことを以前紹介したが、このたび幼稚園に双子の女の子が入園したらしい。……お友達に対してそれを適用してはいけないよ?
- 何かもらったりすると我々に「いいないいな~~ってして?」と羨望のまなざしを要求してくるので承認欲求が高い。その程度でイイネが押されると思ったら甘いぞ。
- テレビのついている居間からねんね部屋にやってきた娘氏「スポンジボブがいやだから旅立ってきた」
- 前回のブロックスに続きカルカソンヌを娘氏に大紹介。雑然とパネルを並べてそこにいろんな色の人を住まわせる遊びをしている。いちばん好きなのは「ちず(得点板)」らしい。あと「かるかそんぐ」と呼んでいる。
- 歴代のうちでも歌唱難易度が高いプリキュアアラモードの主題歌に食いついて追いすがるように歌う娘氏。
- ワイフ「一難去ってまた一難♪」娘氏「ぶっちゃけありえる」ぼく「!?!?」
- ラブライブ新OPを見て「なんかかわった……みーたーこーそー♪じゃなくなった……」と気付きを得る娘氏。
- 最近パパチャンいやいや期がやってきたのか、お風呂もお着替えも歯磨きもパパチャンの介入を嫌がる。仕方ないので最終手段として「お風呂でシャボン玉する?」という魅惑の提案をすることでなんとか入浴を担当している。お風呂でシャボン玉するとなんとシャボン玉が掴めるので超たのしいんだぞ。
- 眼前に降り注ぐ大量のシャボン玉をかきわけながら「シャボン玉掘ってるんだ~~」という娘氏。
- シャボン玉を堀りながら「アイチャン、はまぐちさん」という娘氏。はまぐちさんとはもちろん「よゐこのマイクラでサバイバル生活」の掘る係としてゆうめいなあのはまぐちさんのことである。……なぜ覚えた!?
- 「今日は何して遊んだの?」とか聞くと、「アルファベットに色をぬったってわけだよ。」「クレヨンで絵をかいたってことだよ。」と独特の言語センスで返してくる娘氏。
- 「~ことだよ」についてはアンパンマンのことば図鑑の英語コーナーで「Apple. りんご の ことだよ」みたいな音声を喋るので、それが語尾として定着したのではないかとにらんでいる。
- 一人で本を見ていて「もじがむずかしくてわからないよー!」と叫ぶから何かと思ったら、「くわがたむし」の下の写真の横に「ノコギリクワガタ」と書かれていた。カタカナはまだ難しいか。俺もなぜ総称がひらがなで種族名がカタカナという不統一が許されるのかむずかしくてわからないよ。
- その後の娘氏、「くわがたむしはつのがひらいてる」「かぶとむしはとじてる」と独特の評。
- 幼稚園の参観会で、おとなりの席のお友達とさんざんキャッキャしていたのに、いざ先生がお話を始めようとすると突然「おててはおひざのうえだよ?」とお友達に指導する娘氏。
- ■2017-09-29
- いろんな娘氏
- 目に付いたひらがなを読むようになった。濁点や拗音などはまだ難易度が高いようだが、絵に引っ張られてちゃんと読めることもある。なぜか絵本作家さこももみの名前を読んで一人でウケていた。
- おひるねを強く否定する娘氏「にどとねむくない」
- 自転車に娘をのっけて街を走ると、後部座席でずっと「でーっとーでーったーぜんしーん♪いなばーはデーモー♪」とプリキュアさんのテーマ曲を歌っているので超ゴキゲンである。
- 「セクセクセクション セクセクセクション セクセクションで へーんしん♪」「何かよくわからない歌をうたいはじめたぞ……」
- 【section】可算名詞
〔ものの〕部分、仕切られた場所、〔文章の〕節・段落、〔組織の中の〕部門 - 「あかさくらんぼー♪ あおさくらんぼー♪ みんなの色がそろってー♪ みんなの笑顔がトゥルットゥルー♪」「やばいまったく知らない歌だコレ」「言葉の意味はわからないがむやみにカワイイぞ……」
- 「スイッスイップリキュ~ア~♪」「アイチャンがマイナス3歳の頃のプリキュアさんの歌を気に入ってる……」「本編観てないのに……」
- 今日は娘氏にブロックスを触らせてみたんだけど、T字型のブロックのこと「なおすことの形」と呼んでいて味わい深かった。手に持ってカンカンってしてたので、ハンマーのこと「なおすこと」という物体だと思っている。
- 「アイチャンごはん食べて」「ヤダヤダ」「あれー食べないの~~? じゃあパパチャンが食べちゃう!」「待っておかーたんが食べる!」「いやパパチャンが!」「おかーたんが!……アイチャンは?」「アイチャンが食べるー!」「どうぞどうぞ」「どうぞどうぞ」
- DCM(ダチョウ倶楽部メソッド)で育児をよりよくしていこうな。
- パパチャンに頭から毛布を被せられた娘氏「たつけてー!たつけてー!」→毛布を取られた娘氏「……もう一回やってくれ!」→また頭から毛布を被せられた娘氏「たつけてー!たつけてー!」
- トイレに連れて行って座らせると「パパチャン恥ずかしいから出てって!」と両目を手で覆いながら言う。出てっても一人で拭いて流して出てこれるのでえらいぞ。
- 同じ物が2つあると「ほんものとにせもの」という。アンパンマンなどで変装したキャラが現れてどっちが本物だー? ってなる展開のせいだな。
- 「アイチャンおでん食べたい?」
「たべたい」
「どのくらい食べる?」
「ありさんくらい」
「あんま食べたくないんだ……ところでオシッコは(大丈夫)?」
「たべたくない」
「すまん急に変なこと聞いて」 - 帰ってきて散髪したパパチャンを見た娘氏「パパチャンなんでそんなかみのけ変なの~~?」
- 「アイチャン幼稚園でも赤血球の話するの?」
「する」
「それでお友達はなんていうの?」
「しらないっていう」
「そりゃあそうだ……でアイチャンはどうするの?」
「こんなに赤いのに~~っていう」
「なんだこの幼稚園児」 - 笛を吹きそうで吹かないパパチャンがじれったい娘氏「パパチャンおくちに集中して!」
- 幼稚園の遠足で動物園に行ってきた娘氏。
「ぞうさんお鼻ながかったんだよ~~」
「どのくらい長かったの?」
「えっとー……きりんさんくらい」
「複雑な関係性だ」 - あとマンドリルが怖かったらしい。
- 娘氏がレゴで遊んでる横で、俺がマインクラフトを立ち上げて色とりどりのウールブロックを出して積んでいたところ、けっこう食いついたうえレゴブームが再燃したようだ。
- ■2017-09-10
- まちにまった運動会
娘氏、はじめての運動会。
娘の運動会といえば全国のパパチャンが動画撮影に命を燃やすイベントなんだけど、今年はまだ3歳のクラスなので、年少さんのグループに混じったりして出番はあんまり多くはないのでした。
なーんだそれじゃあお手伝いに志願するか……というわけで、俺は何も考えず臓器提供意思表示カードに全部マルをつけてしまう人のように、お手伝いアンケートにマルをつけて提出していた。
その結果、「フルセット」と称する40ページ以上にわたる競技お手伝いマニュアルが園から送られてきて俺は激しく動揺した。待て待て待てこれ俺様ちゃん娘氏より出番多いじゃん。もう俺が主役だろこれ。
ま、まあいい、やることは全然頭に入らないが初めての参加だってことは向こうも知ってるし、スタッフテントに詰めてれば丁寧な説明があるだろと思っていたが実際そうだし何の問題もなかった。仕事はだいたい「無軌道な動きをする幼児が出たらフォローできるよう所定の位置に立ってる」だったのでみんなイイコで超ラクだった。強いて言えば、忘れていた真夏の太陽が帰ってきていて超暑かったのと、テントの骨組みを運ぶ作業で筋肉がズタズタになったのが問題だった。
娘氏はかけっこで超おもしろいフォーム(ボートを漕ぐように両腕をそろえて前後にブラブラさせながら疾走)を見せてくれたし、ダンスはそこそこできてたし、玉入れでまったく投球に移る気配すらみせなかったしで最高だった。小学校の校庭でみんなでお弁当を食べるという体験も良かったに違いない。すぐお昼寝するかなと思ったけど興奮のためかお昼寝を拒否し、そして17時ころについに寝落ち、翌朝までねんねしたうえに38度のオネツを出した。どんだけだよ。
来年は娘氏は3歳児クラスのお手本になれるだろうか……全然心配はいらないと思うが走るフォームは教えないとなって思うパパチャンであった。
娘の運動会といえば全国のパパチャンが動画撮影に命を燃やすイベントなんだけど、今年はまだ3歳のクラスなので、年少さんのグループに混じったりして出番はあんまり多くはないのでした。
なーんだそれじゃあお手伝いに志願するか……というわけで、俺は何も考えず臓器提供意思表示カードに全部マルをつけてしまう人のように、お手伝いアンケートにマルをつけて提出していた。
その結果、「フルセット」と称する40ページ以上にわたる競技お手伝いマニュアルが園から送られてきて俺は激しく動揺した。待て待て待てこれ俺様ちゃん娘氏より出番多いじゃん。もう俺が主役だろこれ。
ま、まあいい、やることは全然頭に入らないが初めての参加だってことは向こうも知ってるし、スタッフテントに詰めてれば丁寧な説明があるだろと思っていたが実際そうだし何の問題もなかった。仕事はだいたい「無軌道な動きをする幼児が出たらフォローできるよう所定の位置に立ってる」だったのでみんなイイコで超ラクだった。強いて言えば、忘れていた真夏の太陽が帰ってきていて超暑かったのと、テントの骨組みを運ぶ作業で筋肉がズタズタになったのが問題だった。
娘氏はかけっこで超おもしろいフォーム(ボートを漕ぐように両腕をそろえて前後にブラブラさせながら疾走)を見せてくれたし、ダンスはそこそこできてたし、玉入れでまったく投球に移る気配すらみせなかったしで最高だった。小学校の校庭でみんなでお弁当を食べるという体験も良かったに違いない。すぐお昼寝するかなと思ったけど興奮のためかお昼寝を拒否し、そして17時ころについに寝落ち、翌朝までねんねしたうえに38度のオネツを出した。どんだけだよ。
来年は娘氏は3歳児クラスのお手本になれるだろうか……全然心配はいらないと思うが走るフォームは教えないとなって思うパパチャンであった。
- ■2017-09-03
- 夏の終わりの娘氏
ごみ出しのときにオムツのごみが全くないことで、ようやく娘氏のオムツが取れたことを実感する。夫婦で交互につくったトイレできたねシートも6代目にさしかかったところだった。
5代目・4代目トイレできたねシート なお、ねんねするときだけは念のため吸収パッドをあてておくが、これを戦前のおばあちゃんっぽく「ぱンど」と発音したところ娘氏に大ウケ。めでたくこれは「ぱンど」という名前になった。
夏休みが終わるや否や、娘氏はまた新しい風邪に感染してきた。この幼稚園とかいう蠱毒めいたウイルス培養所、ホントなんとかしてほしい。
5代目・4代目トイレできたねシート
- よせばいいのにねんね部屋に積んである箱にのぼって落ちて痛い目をみた娘氏、その夜に突然悲壮な表情で「パパチャン悲しかった……」と落ちたときのことを反省しはじめたから、オッ成長したな、と思ってると「この上にのぼるの大事なんだよぉ……もっと上手に降りればよかった……」。登るな。
- 絵の具で絵を描かせたら「これはすりーおんぐ」「これはべりーおんぐ」「にょろにょろへびがたくさん集まってきたんだよ~~」と言いながらすらすらとこの絵を描きました。ジュディオングとの関係性は当局が調査中です。
- 夏なので娘氏を市民プールに連れて行ったんだけど、娘氏は足のつかない流れるプールにもまったく憶することなく浮き輪装備して一直線につっこんでいったし、流れてる間ずっと不明瞭な歌をうたってるしで無敵だった。
- クソ暑かったので富士山二合目遊園地ぐりんぱまで遠出したら気温27度とかで最高だった。メリーゴーランドのこと「ベリンゴーランド」って言ってるので笑った。ベリンゴーリゴン(レインボーリボン)のせいだな。
- 娘氏「ねえねえじぃじー!ボールぽーんしようよ!」
娘氏「とったぁ!」
娘氏「とれなかったよ!チクショウ!」
娘氏「かーたんもキャッチーボールーしようぜ!」
ぼく(露骨に言い方がスポーツ漫画っぽくなってる……) - 3歳児でもオーケーということなので、娘氏を音楽教室に行かせている。奇遇にもセンセイがワイフの同級生だったらしく安心感がある。ただそのせいか娘氏が「せんせいだっこして」とか甘えまくりで困るらしい。
- 娘氏、どうやら「おかあさんといっしょ」のシルエットはかせの影響で、「博士」のことを「かげを見せる人」と理解している模様。
- 野菜スティックにマヨとケチャを添えて出したところ「これ、マイクやさんと一緒だね!」という娘氏。マイク屋さん……たしかにカラオケ屋で出たポテトはマヨとケチャが両方ついていた……!
- 一年ぶりに着たTシャツを見て娘氏が「パパチャンそのお洋服かっこいいねェー!」「どこのお店でかったの?」「どのお洋服とまよったの?」「パパチャンそのお洋服似合ってるねェー!」と質問攻めを開始。おしゃれ意識が高いな。
- イオンにお買い物に行くのが楽しみすぎて、車窓からイオンの看板が見えるなり「あっ!あのイオンでしゅ!向かってください!」と指示する娘氏。
- ワイフが録画してたコードブルーを視ていたところ「これなに? かめんライダー? かめんライダー?」と娘氏。そうだね実質仮面ライダーだね。
- 娘氏「パパチャン! かおして!」
ぼく「ニッ(変顔)」
娘氏「べリンゴーリゴン!(必殺技)」
ぼく「グワーッなんたるインスタント茶番!」 - ぼく「いってきます」
娘氏「パパチャン!かいしゃに行く前に……」
ぼく「……」
娘氏「かいしゃに行く前に……」
ぼく「行く前に……?」
娘氏「まずは、ドアを開けなきゃね!」
ぼく「アッハイ(なんかのチュートリアルが始まったぞ……?)」
夏休みが終わるや否や、娘氏はまた新しい風邪に感染してきた。この幼稚園とかいう蠱毒めいたウイルス培養所、ホントなんとかしてほしい。
- ■2017-08-16
- いろんな娘氏
- お気に入りのリュックのことを、ランドセルのCMと混ざったのか「リュックセル」と呼ぶ娘氏。
- 「アイチャン頭からスッパイ匂いするからよく洗おうね」「あたまにレモンついてるのかな~~」「可愛いすぎか」
- 「アイチャン今日も頭からスッパイ匂いするから洗おうね」「……うめぼし?」「可愛いすぎか」
- こどもチャレンジのドーナツのおもちゃで遊んでるんだけど、明らかに「スペシャルドーナツトッピング♪」と歌うところを「すてちゃうドーナツトッピング♪」と歌っている娘氏。
- 娘氏はプリキュアさんのことがだいぶ解ってきたんだけど、「いちかちゃん」「ぺこりん」「ジェラート」「ショコラ」「マカロン」「しえるさん」は把握していて、なぜかひまりちゃんだけ定着しない。
- シエルさん「パルフェレインボーリボン!」
娘氏「アイチャンもベリンゴーリゴンほしい」
ぼく「女児玩具として許されざる語感!」 - 娘氏「パパチャン会社いって!」
有休とったぼく「えっ」 - お盆休み後の娘氏「イカやってるパパチャンいないね」
- スタバぼく「スモアフラペチーノクリスピーマシュマロのトールと」
娘氏「\コーヒーひとちゅ!/」
ぼく「キャラメルフラペチーノのトールを」
娘氏「\コーヒーひとちゅ!/」 - トイレのドアを開けられたぼく「ちょっとアイチャン開けないで」
娘氏「アイチャンここに住んでるんだけど~~」
ぼく「じゃあパパはアイチャンのお部屋でおしっこしちゃってるのか~~」 - ねんねするときにモコモコの毛布をもってくるので「アイチャン毛布は暑くない?」と言うと「それでもこれがいいの!」と強い意志を見せる娘氏。
- 娘氏「パパチャンおかーたんをコチョコチョってして!」
ぼく「よーしコチョコチョk…」
娘氏「とんでけー!!!(攻撃魔法)」
ぼく「グワーッなんたるマッチポンプ!!」
ワイフ「……。」 - 娘氏「パパチャンおかーたんをコチョコチョってして!」
ぼく「断る……俺はもう邪悪には染まらないと決めたのだ……」
娘氏「ピーン(裏声)」←宝石のおもちゃを差し出す効果音
ぼく「なんだこの宝石は……ア、ア……心が……コチョコチョk」
娘氏「とんでけー!!!(攻撃魔法)」
ぼく「グワーッなんたるマッチポンプ!!」
ワイフ「……。」
正義を執行するためには悪が必要ってわけ。
- ■2017-08-08
- サンリオピューロ見聞録
最近娘氏が「大きくなったらキッティーちゃんになりたい」という夢を掲げているので、ちょっとクルマを飛ばしてサンリオピューロランドまで行ってきた。
ピューロランドのすぐ近くにはベネッセの東京本部があり、広場にはキティさんとしまじろうが並び立つ像が立っていた。コラボ先を選ばないことで有名なキティさんなので、この程度のコラボはむしろやって当たり前の感すらある。
サンリオピューロランドは全館屋内型のテーマパークなので夏でも涼しい。台風が接近しているが天候も気にならない。メインのホールは3~4フロアぶち抜きで、音や光の演出も外の環境に影響されないためやりたい放題である。
娘氏はさっそく妖精の羽を嬉々として装備した。これを装備しているとリルリルフェアリルのステージに参加できるらしい。なんかこのキャラクターOKAMAさんっていうかMAYAさんっていうかそういうアトモスフィアすごくない? OKAMAさんはキティさんの仕事してたよな……無関係なのか……?
せっかくなのでそのステージを見よう。我々は早々に場所を取り床に座って待っていたが、娘氏は同じ羽を装備した子がステージ前に座っていくのをすごい前傾姿勢で見ていた。そして動いた。えっまさか本当にアナタ参加するの? 一人で? さっきまで薄暗いホールが不安なのかぎゅって手を繋いでたじゃん? 無理では?
……行ってしまったので背中を見守る。羽の紐がぶかぶかなせいで早くも羽がズレているのが不安だが自力で直していた。すごい。踊りはちょっと難しかったようだったが、途中ご両親をかえりみることもなく、係員のおねえさんに促されてホールを一周するパレードに参加するという大冒険を果たした。すごい。幼稚園の教育力の高さを思い知った。
娘氏の羽のぶかぶかな紐をゴムで留めて固定し、レディキティハウスを見に行く。入口に並んで何グループかごとに順次入場していき、内部は自由見学で、最終的に出口でキティさんと写真を撮るためにまた並んで順次退場していくという謎のシステムで、写真に興味ない勢でも写真列に並ばないと退場できない。まあそんな勢はそもそもここに来ないであろう。キティさんはめっちゃフレンドリーにカメラの前に並んでくれた。
娘氏はまっさきにタンスのひきだしを調べた。勇者の素質がある。
キャラクターフードコートで昼食。入ったときは大混雑だったのでどうやって机を確保しようか悩んだが、並んでるうちに人がハケるだろうと判断し、実際オーダーが通るころには空席が多くなっていた。やったぜ。……と思ったが、どうやらこれは広場でショーが始まったかららしい。まあ娘氏はお腹すいてるようだし仕方ないな。
なんかパステルブルーのカレーとか凄まじいものがあったんだけど、見た目に反してなかなか美味かったらしい。俺は見た目の恐ろしさに怖じ気づいてキティさんのかまぼこがのってる醤油ラーメンを食べていたのでよく知らない。なおキティさんのかまぼこは娘氏が食べた。
ショップを覗きつつ次のショーを待つ。ショップに例の「できたてのポップコーンはいかが?」のマシーンがあったので吹いた。
次なるショー、ハローキティイルミネーションは屋内型であることを最大限に活かした光の演出で、真っ昼間にイルミネーションが楽しめる。別売のミラクルハートライトでキティさんを応援することが出来るんだけど、これがステージの演出に連動して色が変わる。無線ペンライトってやつか。どおりでそこそこのお値段がするわけだ。
位置の関係でキティさんの後頭部を見ることになったが、こちらはこちらでバックのお城のイルミネーションが強いのでお得感がある。娘氏は天井に映し出されるサンリオキャラを発見しめちゃくちゃ食いついていた。たー坊……生きとったんかいワレ……。
メルヘンシアターでは、キティさんを中心としたキグルミと人間のお芝居を観劇できる。立ち見席しかないということだったが、言ってみたら隅っこのほうの席にバラバラに座れた。
舞台脇のモニターに英語と中国語でセリフが表示される。言われてみればたしかに外国人観光客が多い。さすがキティさんはクールジャパンの先鋒だな。
お芝居が終わりになって一旦幕が閉じたあと、突然お姉さまがたのラインダンスが始まったので困惑した。そしてそのあと舞台の奥に輝く階段が出現したのを見て俺は確信した。た、宝塚だ……! 完全に宝塚のやり方を踏襲している……! 違うところといえばキグルミが中心にいるのと、男がいるってことくらいだ。
演出があからさまに宝塚なのだ! と思って見ていたら最終的には謎のリボンがついた盾(シャンシャン)を持って、謎のド派手な羽をしょったキティさんが登場して俺は悶絶した。そこまで宝塚でいいのォォーッ!? 怒られないのーッ!?
……まあこれで、娘氏もキュアショコラさんの変身シーンに突如出現する階段の意味がわかったであろう。ありがとうサンリオ。
娘氏の体力が限界っぽかったので、夕方のショー「夜祭りマーチングパレード」を見て帰ることにした。これは来場者がキグルミやスタッフに混ざって踊ることができるパワフルなイベントで、たいへんな人ごみになるため、娘氏を解き放ったら迷子の一丁あがりである。
終了後に娘氏イチオシのボンボンリゴン(ぼんぼんりぼん)に触りに行った。しかしぼんぼんりぼん……貴様は甚だしい勘違いをしている。ボンボンは講談社でりぼんは集英社だ!
というわけで、男の人生のレール上に「サンリオ好きの彼女」か「娘」が配置されないかぎりなかなか解除されない実績「サンリオピューロランド」をせっかくだから解除してきたお話でした。好きなサンリオキャラはKIRIMIちゃん.です。よろしくお願いします。
ピューロランドのすぐ近くにはベネッセの東京本部があり、広場にはキティさんとしまじろうが並び立つ像が立っていた。コラボ先を選ばないことで有名なキティさんなので、この程度のコラボはむしろやって当たり前の感すらある。
サンリオピューロランドは全館屋内型のテーマパークなので夏でも涼しい。台風が接近しているが天候も気にならない。メインのホールは3~4フロアぶち抜きで、音や光の演出も外の環境に影響されないためやりたい放題である。
娘氏はさっそく妖精の羽を嬉々として装備した。これを装備しているとリルリルフェアリルのステージに参加できるらしい。なんかこのキャラクターOKAMAさんっていうかMAYAさんっていうかそういうアトモスフィアすごくない? OKAMAさんはキティさんの仕事してたよな……無関係なのか……?
せっかくなのでそのステージを見よう。我々は早々に場所を取り床に座って待っていたが、娘氏は同じ羽を装備した子がステージ前に座っていくのをすごい前傾姿勢で見ていた。そして動いた。えっまさか本当にアナタ参加するの? 一人で? さっきまで薄暗いホールが不安なのかぎゅって手を繋いでたじゃん? 無理では?
……行ってしまったので背中を見守る。羽の紐がぶかぶかなせいで早くも羽がズレているのが不安だが自力で直していた。すごい。踊りはちょっと難しかったようだったが、途中ご両親をかえりみることもなく、係員のおねえさんに促されてホールを一周するパレードに参加するという大冒険を果たした。すごい。幼稚園の教育力の高さを思い知った。
娘氏の羽のぶかぶかな紐をゴムで留めて固定し、レディキティハウスを見に行く。入口に並んで何グループかごとに順次入場していき、内部は自由見学で、最終的に出口でキティさんと写真を撮るためにまた並んで順次退場していくという謎のシステムで、写真に興味ない勢でも写真列に並ばないと退場できない。まあそんな勢はそもそもここに来ないであろう。キティさんはめっちゃフレンドリーにカメラの前に並んでくれた。
娘氏はまっさきにタンスのひきだしを調べた。勇者の素質がある。
キャラクターフードコートで昼食。入ったときは大混雑だったのでどうやって机を確保しようか悩んだが、並んでるうちに人がハケるだろうと判断し、実際オーダーが通るころには空席が多くなっていた。やったぜ。……と思ったが、どうやらこれは広場でショーが始まったかららしい。まあ娘氏はお腹すいてるようだし仕方ないな。
なんかパステルブルーのカレーとか凄まじいものがあったんだけど、見た目に反してなかなか美味かったらしい。俺は見た目の恐ろしさに怖じ気づいてキティさんのかまぼこがのってる醤油ラーメンを食べていたのでよく知らない。なおキティさんのかまぼこは娘氏が食べた。
ショップを覗きつつ次のショーを待つ。ショップに例の「できたてのポップコーンはいかが?」のマシーンがあったので吹いた。
次なるショー、ハローキティイルミネーションは屋内型であることを最大限に活かした光の演出で、真っ昼間にイルミネーションが楽しめる。別売のミラクルハートライトでキティさんを応援することが出来るんだけど、これがステージの演出に連動して色が変わる。無線ペンライトってやつか。どおりでそこそこのお値段がするわけだ。
位置の関係でキティさんの後頭部を見ることになったが、こちらはこちらでバックのお城のイルミネーションが強いのでお得感がある。娘氏は天井に映し出されるサンリオキャラを発見しめちゃくちゃ食いついていた。たー坊……生きとったんかいワレ……。
メルヘンシアターでは、キティさんを中心としたキグルミと人間のお芝居を観劇できる。立ち見席しかないということだったが、言ってみたら隅っこのほうの席にバラバラに座れた。
舞台脇のモニターに英語と中国語でセリフが表示される。言われてみればたしかに外国人観光客が多い。さすがキティさんはクールジャパンの先鋒だな。
お芝居が終わりになって一旦幕が閉じたあと、突然お姉さまがたのラインダンスが始まったので困惑した。そしてそのあと舞台の奥に輝く階段が出現したのを見て俺は確信した。た、宝塚だ……! 完全に宝塚のやり方を踏襲している……! 違うところといえばキグルミが中心にいるのと、男がいるってことくらいだ。
演出があからさまに宝塚なのだ! と思って見ていたら最終的には謎のリボンがついた盾(シャンシャン)を持って、謎のド派手な羽をしょったキティさんが登場して俺は悶絶した。そこまで宝塚でいいのォォーッ!? 怒られないのーッ!?
……まあこれで、娘氏もキュアショコラさんの変身シーンに突如出現する階段の意味がわかったであろう。ありがとうサンリオ。
娘氏の体力が限界っぽかったので、夕方のショー「夜祭りマーチングパレード」を見て帰ることにした。これは来場者がキグルミやスタッフに混ざって踊ることができるパワフルなイベントで、たいへんな人ごみになるため、娘氏を解き放ったら迷子の一丁あがりである。
終了後に娘氏イチオシのボンボンリゴン(ぼんぼんりぼん)に触りに行った。しかしぼんぼんりぼん……貴様は甚だしい勘違いをしている。ボンボンは講談社でりぼんは集英社だ!
というわけで、男の人生のレール上に「サンリオ好きの彼女」か「娘」が配置されないかぎりなかなか解除されない実績「サンリオピューロランド」をせっかくだから解除してきたお話でした。好きなサンリオキャラはKIRIMIちゃん.です。よろしくお願いします。
- ■2017-07-23
- いろんな娘氏
- 風呂で「パパチャンはかぶって!」と俺の頭に手桶を被せて、自分はジョウロでお湯を汲んで自分の頭にかけて笑い続ける娘氏。俺はどうすればいいのこれ?
- お風呂から出て冷房が効いてると「さむいねェー!ふゆがきたのかなぁ~~」って言う娘氏。
- タンポポの綿毛とワタアメを同一視しているらしく、かたくなにワタアメのこと「わたーげ」って言う娘氏。
- シスコーンのこと「スッコン」って言う娘氏。
- 爪を切ってあげたら「パパチャンが切ると爪がかわいそうだよォ~~」と苦情を言う娘氏。そんなダイナミックに切ってないのに……
- 娘氏「どんぐりぐりの~きのしたで~♪」ワイフ「大きな栗、だよ」娘氏「せっかくアイチャンがうたってたんだよ?」ワイフ「なんかごめん」
- マイメロのふせんに書かれたワイフのメモを見つけた娘氏「これアイチャンへのおてがみかな~~」ぼく「なんて書いてあるの?」娘氏「えっとねー、キッティーちゃんになれますように、ってかいてある」ぼく「マイメロちゃん……」
- 「せんせいに、おおきくなったら何になりたいですかってきかれたら~~、キッティーちゃんになりたいって言うの」「キティちゃんになって何したい?」「ヒロトくんとおなじ、キュウレンジャーになりたい」「さすがキティさんは仕事を選ばないな」
- 公園でポルトガル語っぽい言葉を話す姉妹に会ったため、明らかに日本語でない不明瞭な言語セットで話しかけに行く娘氏。
- 「アイチャンは、何のお仕事をしてみたい?」「おでかけのしごと」「どこにお出掛けする仕事?」「こうえん」「アイチャン……ひょっとして毎日パパ公園に出掛けてると思ってる?」
- 姪が無事誕生したので生後4日のお顔を拝みに行ったんだけど、ほぼ新生児時代の娘氏と同じ顔してた。新生児の顔のパラメーターなんて一族でそう違わないんだな。
いよいよ幼稚園の夏休みが始まってしまった。夏休みを「始まってしまった」と評するのは人生で初めてのことだ。娘氏の夏を我々ご両親が演出せねばならないのだ。ただ幼稚園が休みになったため、5月から定期的に我が家を襲い続けた凶悪な風邪のウィルスの流入が止まる。これは素直に喜んでいいニュースと言えるだろう。