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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 悲惨な日常

■2015-12-25
我が家のクリスマス
 娘はクリスマスのプレゼントとして、アンパンマンの「おしゃべりいっぱいことばずかん」を手に入れた。
 イヴの夜にお風呂から上がったら無造作に置いてあった。サンタクロースとかいう奴……恐るべき侵入速度だ……。

 こいつは図鑑のほぼ全面にうっすらとドットが印刷されており、付属のタッチペン、というかペン型スキャナーでそれを読み取るとペンから声が出るスグレモノだ。
 日本語と英語のモードがあって、出る声はそれぞれ800種類くらいある。

 ペンを英語モードにすると単語が全部英語になるんだけど、残念ながらアンパンマンのキャラクター名をスキャンしたときは変わらず日本語で喋ってくる。
 なのでご両親の側で補足しなければならない。

『アンパンマン』
「エァンペンメン」

『ジャムおじさん』
「アンクゥ・ジャァーム」

『バイキンマン』
「ヴァイラスメン」

『ドキンちゃん』
「ド…、え?(ワイフにヘルプの視線)」
「Miss Heart Beating」
「かっこいいなそれ」

 図鑑にはまだおびただしい数のキャラクターがいる……ご両親の挑戦はまだはじまったばかりだ……
 
■2015-12-10
イギリスかぶれ
「『ひつじのショーン』の主題歌歌ってるのコレ、石井竜也なんだよ」

「石井竜也って米米CLUBの?」

「そう」

「やっぱイギリスのアニメってことで、米米CLUBの『米』の部分がユニオンジャックに見えるから選ばれたのかな」

「イギリス人強引だなー」
 
■2015-11-22
ゲーム音楽史の音楽会
 『題名のない音楽会』が「ゲーム音楽史の音楽会」と称してゲームミュージックを演奏する回だった。

 何度か述べている通り、俺には「ゲーム音楽単体で泣ける」という不可解な性質がある。ゲームの名シーンを思い出して泣いているわけではなく、本当に音楽単体で泣くので気持ち悪い。気持ち悪いが涙が出てくるので仕方ない。当然のごとくこの回でも落涙した。

 終わったころワイフが起きてきて「たぶん泣いてるだろうから居間に入りづらかった」と述べた。さすがに俺の性質を理解している。

「最後のファイナルファンタジーとかゼルダとか絶対泣いてると思った」

「正確に言うとその前のパズドラから既に泣いてた」

「パズドラやったことないのに……」

 その後娘と三人で録画をもう一回見たがやはり泣いた。気持ち悪いが涙が出てくるので仕方ない。
 
■2015-10-26
人はだれでも小さな宇宙
「プラネタリウムのナレーターが石田彰で……」

 というのを「串田アキラで」と聞き間違えたばっかりに、

「Hey Boy 空を見ろ うつむかないでさ~♪」

 みたいな歌声が響き渡るアツイ空間を想像してしまったではないか。
 
■2015-10-25
あくびがビブベバ
「晩はカレーにしよう」

「晩カレーか」

「ボンカレーで?」

「瓶カレー?」

「文カレー……」

「それ以上よくない」
 
■2015-10-04
レッツゴー覚悟
 あたらしい仮面ライダーが始まったので、かつての東映さんのことばを引く。

東映の篠原は言う。「乗り物や武器、アクションが好き。世界の子どもに共通する遊びのDNAは今も昔も変わらない。そこを外さないキャラクターや商品づくりが勝負だ」。たとえば、仮面ライダーの変身ベルトは、携帯電話やIC乗車カードなど、子どもが触りたがるものをモチーフにしてデザインしている。

(朝日新聞GLOBE|特撮ヒーローはいまもたたかう oct 16,2011)
>子どもが触りたがるものをモチーフにしてデザインしている
  • USBメモリ ←わかる
  • メダル ←わかる
  • スイッチ ←わかる
  • 指輪 ←わかる
  • 錠前 ←わかる
  • ミニカー ←直球だがわかる
  • 眼球[new!] ←!?

「眼球はさすがに違うんじゃないか」
「でも娘はやたらと眼球を突こうとしてくる」
「じゃあセーフだな」
 
■2015-09-20
ベランディア収穫祭
 めっきり寒くなってきたのでベランダのバジルをすっかり収穫した。
 バジルたちは前回の収穫祭から2ヶ月ちょいですっかり勢いを取り戻していた。バジルの鉢だけ土が乾くのが早い。それくらい勢いよく育っていたのだ。

ザ・バジル
はっぱ
 今回もごっそり収穫。収量は前よりもだいぶ多く、虫もつかなかったのでたいへんきれいな葉っぱである。娘もさかんに「はっぱはっぱ」と言っていた。

 今回はちゃんとバジルらしく使ってやることにした。
 これにニンニクとオリーブオイルと塩を加えて粉砕だ!

ザ・バジル
ハンドブレンダーで、バジルをブレンドせよ!!
 十分細かくなったら、さらにオリーブオイルを追加してパジルペーストの完成である。
 そのまますぐ茹でたスパゲッティにぶっかけて食した。
 ついさっきまでベランダに生えていたものが立派なパスタソースになるとは……むしろバジルと塩とニンニクを砕くだけでこんな旨いものができるとかイタリア人は天才だな。
 あと2食分くらいあるから、残りはジップロックして冷凍だな!
 
■2015-08-26
34歳になるということ
 34歳になる、ということについて調べてみた。

 まず「島耕作が課長になったのが34歳」という情報に行き当たった。課長……役職……手当……まったく実感のわかない言葉だ……だがあのパナソニック的な大企業で34歳で課長というのは対外的にはかなりハクのつく役職なのではなかろうか。連載当時の社会情勢を知らないのでなんとも言えないが、これを34歳のサンプルとするには大きな隔たりがありすぎる……他を当たろう。

 他にはONE PIECEのスモーカーさんが初登場時34歳らしい。スモーカー大佐のシブさを出していくのはちょっときついが、銭形警部が29歳であることを考えると全然妥当だと思えるので困る。ここで普通にスモーカーを「大佐」と称したことで最近のワンピを追っていないことが丸わかりである。……大佐?アッこれ課長よりよっぽど階級高いぞ!これはますます「34歳=役職」の構図が深まってきて辛い……と思ったがフランキーも初登場時34歳らしく安心した。変態でもいいんだな!

 大佐と言えばありえない若さで大佐になったシャア・アズナブルさんが、『逆襲のシャア』のとき34歳らしい。おっ、これは34歳でも「ララァにお母ちゃんになって欲しかったんや……」みたいなことを言っても許される流れか。ロリキャラにバブみを感じて即オギャっても良いのか。そして年下から「エゴだよそれは!」って言われるのか。ちょっと辛い。まあアイツはとりあえずエゴって言ってみたいお年頃な感じあったしいいか。

 ジョジョで言うと第五部のチョコラータ先生が34歳とのこと。ディアボロも34という情報があったけどこれは諸説あるらしい。ディアボロがOKならタバコの吸い殻とかで「もしもしドッピオです」が許されたのに残念極まりない。チョコラータ先生のようにジョルノの無駄無駄ラッシュを7ページにわたって受けきるバイタリティもないしヤッダーバアァァって感じ。あと34歳にもなってヘソ出し+見せパンのチョコラータ先生はどうかと思う(他のキャラのファッションから目を背けながら)。

 もっとなんか、父親キャラとか家庭的な男はいないのかと探してみたら、トランクス誕生時のベジータさんが34歳だった。うわー意外なとこから出てきたな家庭的な男。もはや家庭的であることがネタとして成立してしまったのでずるい。とはいえ人造人間編スタート時のベジータさんはまだ「オレは……スーパーベジータだ!!」とか言っちゃうとびきりZENKAIパワーな人だったので安心感がある。とりあえず「自分への深い怒り」で覚醒を狙ってみたい。

 家庭を持つキャラというには微妙だが『るろうに剣心』の斎藤一が初登場時34歳とのこと。史実的には息子もいたはずだが作品中では触れられなかったな。息子がある程度大きかったなら自分で得意技に「牙突零式」とか名前をつけちゃうのもうなずける。マコトシシオ……Your headボローンしてみい!正直最近腰がヤバいのであの技を真似するのは危険だが、実写映画の牙突なら面白そうなので是非体験してみたい。

 そして設定がガバガバすぎて諸説ありまくりなんだが、キン肉マンソルジャーことアタル兄さんが王位継承戦時34歳という説がある。キン肉マンソルジャー……キン肉マンとはまた違った魅力のある超人……強盗に対して服をペンキで黒く塗ることで牧師に変装し油断を誘う冷静で的確な判断力、ペンキを借りる際に「このペンキは黒だな」と言って白黒印刷に配慮する心配り、そして「牧師にしてはガタイがよすぎる」と即バレる鍛え上げられた肉体……どれをとっても今の俺には足りないモノばかりだ……。



 どいつもこいつも今年目指すには厳しい奴らばかりだったが、意外と少年誌のレギュラーキャラクターの中にも34歳っているんだな、ということがわかり多少は安心することができた。少なくとも去年の「星一徹33歳」よりはよっぽど安心できるメンバーだ。とりあえず役職は要らないんで部下を下さい。
 
■2015-08-20
なぜ我が子は可愛いのか
 我が子が可愛くて困る。
 生まれる前は絶対に「ああ~~我が子可愛いんじゃ~~」系の親御さんにはなるまい、俺は外面だけは常にクールでいる、と思っていたが可愛いんじゃ~~……
 去年年賀状をつくったときも「ヘッ!年賀状に子どもの写真なんて使ったってダセェだけだぜ!」みたいな構えでいたのに結局我が子の可愛さに負けた。


 なぜ我が子は可愛いのか?
 いや、あえて主語を広く言い換えれば、なぜ世間の親御さんは我が子がいちばん可愛いと思ってしまうのか?
 悔しいのでそれを考えてみた。
 血を分けた子だからか?DNAがそうさせるのか?生物的な本能なのか?……たぶんそうなんだろうが、そこに着地点を定めてしまうと「アッハイ」で終了してしまうので、まず我々が「可愛い」、つまり容姿が整っていると思うのはどんな個体なのかを考えよう。

 容姿が整っている、いわゆる「美人」「イケメン」といわれる顔は、ざっくり言えば「平均値」だ。……と俺はたびたびざっくり言ってるんだけど、まずここが理解されない場合があって困る。
 まず俺に地球人の顔を見分ける能力が欠如していることを認めなければならない。日頃から「髪の色と目の色と髪形が一緒だったらあとC.V.くらいしかキャラクターを区別する手段がないだろ」と思っていて、仕事で支障が出るくらい三次元人の顔が覚えられない。だがこの前批判覚悟で「能年玲奈と広瀬すずは同個体では?」とワイフに言ったところ意外にも共感を得られたので、自信を取り戻して持論を推していこうと思う。

 容姿の評価方法は減点方式である。平均値から大きく外れた要素、たとえば他人と比べて離れすぎた目、大きすぎる鼻などは、各個人の好みはあっても、集合として評価すればマイナスポイントとなる。鼻筋が通ってるとか、目が大きいとかの好みは、あくまでその平均値の周辺レベルでの話である。
 したがって、多くの人が「美人」「イケメン」と思う顔というのは減点要素のない顔であるはずで、これがつまり最初にざっくり言った「平均値」ということなのだ。

 アカチャンの話に戻る。
 我々は生活している限り、職場でも出かけた先でも居間のテレビでもいろいろな顔を見ることになる。しかし、そのなかにアカチャンの顔のサンプルはそう多くはない。乳児ともなるとほぼない。
そうなると外部にサンプルを求められないため、我が子の顔がアカチャンの標準と化し、よその子を見ても我が子と異なる部分が目についてしまうようになり、その結果よその子よりも我が子のほうが可愛く見えてしまうんじゃ~~……


 このようなメカニズムがあるので我が子が可愛いのはしかたないのだ。
 よその子も可愛いけどうちの子が別格なのはそういう理由なのだ。
 現場からは以上です。
 
■2015-07-19
復活の地ベランディア
 例によってベランダのプランター栽培の話。


トマト無惨!
 トマトは強風やら自重やらでボッキボキに折れてしまったが、なんとか実を熟れさせることはできたようだ。よくやった。
 それにしても支柱を立てないと自重を支えられない植物ってどうなんだ。これも人類の品種改良の結果か。カイコめいた何かを感じる。
 さてこれでこの鉢もそろそろ空くな、と思ったが……何か足下から生えて来ているぞ?


この葉の形は……!
 げえーっ!!これはまさかヤマイモ!
 春先に死に絶えたとばかり思っていたヤマイモ!生きとったんかいワレ!

 というわけで、この鉢とこの支柱は、この弱々しいヤマイモがどこまで生育できるかの観察場となりましたとさ。
 
■2015-07-06
怒りのデス・ロード
 娘を託児所デビューさせた。
 人見知り対策に、徐々に知らない場所に慣れさせようという魂胆である。ひとまず3時間だけ一時保育室に預けてみることにして、空いた時間に映画を観てきた。

 観てきたのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 娘を一時保育室に預けて夫婦で観る映画かと言われると首をかしげざるを得ない。
 でもほら、実家に預けて「何観にいくの?」って言われて「ベイマックス」なら何も追求されないだろうけど「マッドマックス」だと「うわぁ……」って思われるかもしれないじゃん?だから貴重なチャンスなんだよ!
 観終わったあとワイフが「マックスは言うほどマッドじゃなかったですね」と言ったがそうだよね。周りがみんな狂人だもんね。狂人じゃない登場人物を捜すほうが大変なくらい狂人だもんね。


 とても充実した世紀末ライフを堪能し、一時保育室に引き返した我々を待ち構えていたのは、怒りのデスロード状態で泣き散らす娘の姿であった。
 すまぬ……娘……すまぬ……保育室のひと……。
 
■2015-07-05
ベランディア収穫祭
 約束の地ベランディアで栽培されているバジルの元気がなくなってきた。
 少し前からアブラムシ的な虫がたくさんついていて、木酢液等でも追い払うことができず、葉っぱの一部を食い荒らされていたのだ。
 無事な葉っぱもいびつな形に曲がってしまい、これはもう生食はしないほうがいいんじゃないかな、というレベルになってしまったので、思い切って収穫することにした。

バジル
どーんと収穫
 4本まるごとでおよそ70グラム。
 しかし生食しないとなると何に使うか。
 この虫食いの歪んだ葉を有効に活用する方法……。

 そういえば噂に聞いたことがある……「東方美人」というウーロン茶を!

東方美人茶……19世紀、台湾島の北西部において、茶葉を害虫に食い荒らされた農民がこの茶葉を強引に製茶したところ、甘い香りのするウーロン茶ができたことから、あえて虫に食わせるという荒唐無稽な製法が確立された。主な取引先であった英国で「オリエンタル・ビューティ」の名をつけられたこのウーロン茶は、現在においても台湾で生産が続けられている。

(民名書房刊『茶葉王大百科』より)
 虫食いの茶が許されるならジュースにしてしまえば良いのだ!
 幸い、我が家にはしそジュースの製法が伝わっている。なーに言ってみりゃバジルだって同じシソ科のハーブ、やってできないことはないだろ!


【しそジュース改めバジルジュースのつくりかた】
  • まず葉っぱ70gに対して500ccの水を沸騰させます。
  • 沸騰したら葉っぱをブチこんでふたをします。
  • 再沸騰して吹きこぼれるくらいのタイミングで葉っぱを全部取り出して捨てます。
  • なんか布とか使って煮汁を漉します。
  • 煮汁に砂糖250gをドバドバぶちこみます。
  • 少しさましたあと、クエン酸大さじ1/2杯を同量の水で溶いて投入します。
  • 完成。飲むときは水か炭酸水で3倍に希釈します。

バ汁
できたァーッ!
 しそでなくバジルの香りがするしそジュースができました。
 まあそりゃあそうなりますよね。
 
■2015-06-14
約束の地ベランディアその2
 もはや季節は夏。
 約束の地ベランディアは大きな変貌を遂げていた。
ベランディア全景
ベランディアのようす
 緑を大きく広げているのが、シソとバジルだ。
 写真中央のシソについてはなぜかバジルの中に混じって生えてきた奴だ。おそらく一昨年ワイフが育てていたやつの種が芽吹いたのであろう。なんて強靱な生命力なんだ。せっかくなので別のプランターに移植し、苗で買ってきたやつと併せてシソランドを建設して食卓の役に立てている。

 バジルはほっといてもモリモリ育ってくれるので助かる。ベランダに緑のハーブがある状況はバイオハザードなどにも強いと思われるので安心だ。シソを移植したあとに再び種を蒔いた。種はまだまだある。

 そして新しい白い鉢に植えられているのがイチゴだ。なぜかワイフが苗を買ってきたので植えた。イチゴの育て方なんて知らないぞ。触手が何本か生えてきて新しい土を探していたので、先端をグルっとUターンさせて土にふれさせておいたらそこから新しい株が育ってきた。なるほどこれがランナーってやつか。

 一番日当たりのいい場所に高々とそびえ立っているのがミニトマトだ。これもワイフが苗を買ってきたので植えた。苗から育てるのはいまいち面白みがない……と思って放置していたら、いまやベランダから飛びださんばかりの高さに育ってしまい、あわてて支柱を立てたところだ。青い実がゴロゴロついている。

 バジルはたくさんあるし、トマトができたら自前でイタリアン気分になってしまう。あとはチーズを自給できれば……そうだ!母乳をチーズにできないか?とワイフに聞いたら気持ち悪いことを言うなと一蹴された。まったく仰る通りである。


 役目を終えて枯れ果てたのは2月に植えたジャガイモである。台所で芽を出していたやつだ。はたして元のジャガイモを上回る質量のジャガイモを錬成できたのか?
ジャガイモ
うわーまた出た
 掘ってみたらこんな感じ。食べられそうなやつだけを合計しても、元のジャガイモの質量を凌駕している。味は知らんが今年も錬成成功と言えよう。


 これでまたプランターが空いたので、夏に向けてワイフが買ってきた枝豆の種を植えておいた。完全に実益を狙っている。おかしい……「家にあるものを戯れに植える」のが俺の育成方針だったはず……これでは園芸が趣味の人みたいではないか……。

「ワイフ=サン、気がつけばプランターが食べられる野菜でいっぱいになっている。オヌシは食材を手に入れるため私の『植物を育てたい』欲をいいように使っていたのでは?」(参考)

「別にみんなで食べるんだからいいじゃん」

「アッハイ、デスネー」
 
■2015-06-11
マーキング?
 ワイフ曰く、ここんとこ玄関先に謎の白い液体……修正液のようなものでマーキングをしている者がいるらしい。
 除光液で消しておいてもまた復活したらしい。セールスか?空き巣ねらいか?それにしてはお隣さんとかの玄関にはついていない……いったい誰が、何のために塗っているんだ……。


 しかし昔の俺ならいざ知らず、今の俺にはやるべきことはわかっているぜーッ!
スプラトゥーン
塗られたら、塗りかえせ!
 その謎のマーキングを俺のインクで塗りつぶしてやる……それがナワバリバトルだ!!
 
■2015-06-01
育ってきた教科書が違うから
 娘がよたよた歩くようになったが、方向転換はまだ難しいらしく、軸足を動かさずにもう片方の足だけ進めることでターンしていた。

「まるでコンパスのようだ……ヤンおばさんかよ……」

「誰それ」

「ヤンおばさん知らねーのかよ……グレート!信じられねー奴だぜ……魯迅の『故郷』習ってねー奴がこの日本にいたのかよ……」

「たぶん教科書が違う」

「じゃあタオチーだのチャオチーだのハトだのランペイだのも知らねーのか……ルントウがサスマタでチャーに挑む名シーンも……」

「日本語でおk」

「ヤンおばさんは若い頃は豆腐屋小町と呼ばれるくらい美人だったんだぞ。それが今では『犬じらし』をサッとつかんでコンパス足で走り去る謎のおばさんだ」

「また知らない単語が出てきた」
 
■2015-05-17
バーニャカウダ
 夕食にバーニャカウダを食べた。
 お野菜も非常に旨く仕上がっており、たいへんテンションが上がって「すべてのバーニャを、カウダする」とか「好きなカウダを集めて君だけの最強バーニャを作ろう!」とかよくわからないキャッチコピーを連発しながらモリモリ食べた。

 そのあとすぐお腹を壊した。
 いまだかつてないニンニク臭が充満するトイレの中で、俺は自分のハイテンションを悔いた。俺の胃腸はあんな油っぽいものをかきこむようにはできていないのだ。油断してはならぬ。
 ソビエトロシアでは、バーニャがあなたをカウダする!