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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY ゲーム

■2024-09-11
PS5 Proたっけえ……んだよな?
 PlayStation 5 Proが発表され、12万円というドすげえ価格設定に衝撃を受けた。最初のPS5の一番安いモデルが4万円だったじゃん……なんだよ12万円って……。
 
 まあPS5持ってるから関係ないんだが、そういえば俺は自分がPS4をPS5に買い換えた理由を完全に忘れ去っていた。弊サイトは俺の外部記憶装置であるので、過去の記事を検索すると、なんてことはない「PS4のコントローラーがヘタってきたから」というだいぶ後ろ向きの理由だった。

 そんな消極的に手に入れたPS5だったが、アーマード・コア6をクリアしてからというもの、ぜんぜんゲームを触っていない。
 理由は簡単で「決定ボタンが○でないから」に尽きる。

 今までも洋ゲーで決定ボタンが×のものがあり、ゲームによって決定ボタンが違うということにはそれなりに慣れていた。しかしこれが今まで普通に使ってきたtorneやアマプラに適用されるとかなり厳しい。×が決定のゲームを遊んだ経験のない家族には特に厳しい仕打ちだった。
 こうして家族会議の末「○と×のキーバインドを入れ替える」というクソオプションが実行され、PS5は「画面に×と出たら○を押さなければいけない」という欠陥ハードに成り果てた。聖剣伝説の体験版もやったがひどいものだった。現在はほぼtorneとアマプラ再生機となっている。

 定価700ドルを12万円と翻訳していることからもわかるとおり、もうソニーは日本でプレステを売る気がないのだろう。あるならそもそも初期型PS5のUIで決定ボタンが選べたはずだ。
 多様性の尊重というのは「ゲームにいろんな人種を出さなければいけない」ということよりまず「決定ボタンが右の文化と下の文化の両方に配慮する」ということだと思うんだよな。お前さんたち、ゲーム業界の人なんでしょう?

 まあいい。特に買うわけでもないプロダクトに対してどうこう言ったって意味はない。「家庭用ゲーム機」だと思うから無法に高いように見えるだけで、これがSteamとかに接続できるゲーム専用PCだったら安価でお手頃価格だろう。えっこれSteamのゲームできないの? じゃあ誰が買うの……?


 しかし……待てよ、「本体に12万円」というのはひょっとして……大人の趣味の出費としては正常な範囲なのではないだろうか?
 だってだって、ゴルフやカメラや楽器が趣味の人は初期投資としてそれくらいすぐ使うでしょ。
 「ソシャゲに月1万課金」とか聞くと俺はスゲッて思うけど、趣味にそのくらい使ってるケースは普通にある。
 6800円のゲーム買って半年くらい遊び続けてるの、コスパが良すぎて心配になってきた。あのころ「ゲームは大人になったら卒業するもの」って空気を出していた社会は、俺たちに「もっと金のかかる趣味を持って経済を回すのが大人ですよ」って言っていたのかもしれない。

 ゲームが子どもの遊びだった時代の金銭感覚のまま、我々は老いてしまった。
 大人である俺たちは、12万円の本体のみならず、ソフトもデラックス版とかそういうものを買って、社会に金を回していくことを求められているのか!? でもロックブーケのフィギュアは要らねえんだよなぁぁ~~!
 
■2024-07-16
ファミコン40周年
 ファミコン40周年記念イヤーが終わり、一年間行われた様々な施策も終わりを迎えた。
ファミコン40周年キャンペーンサイト | 任天堂
https://www.nintendo.com/jp/famicom/index.html
 奇しくも「発売から次世代機が出るまでの期間」において、ニンテンドースイッチがファミコンの2687日を抜いたとのことだ。ファミコンの息の長さに驚かされる。

■ファミコン全国一斉クイズ

 月イチで行われていた全12回のクイズに挑戦し、最高点は80点、最低点は44点、平均65.3点、総合得点784点であった。上位2%に入ったが、これは全12回の合算なのでアテにならない。12回皆勤の解答者の中でどのへんだったかを知りたい。
総合結果
別にナムコに詳しくないぞ
 ただの4択でなく様々な解答方式を実装してあったり、まれにただの歴史の問題とか地理の問題とかが混ざってきたり、解答者を飽きさせないクイズであった。
 ファイナルファンタジー3のパッケージの男が持ってる二本の剣の色が的中したのは嬉しかった。なんなんだろうなあのかっこいいポーズ。

■ファミコン国民投票

 こちらは週イチで全51回行われた。投票行動の記録はそのうち見られなくなるとのことなので、いくつか抜粋してここに転載しておこうと思う。思い入れのあるお題の時は素直に答え、そうでないお題のときは上位票を予想して投票していった。
  • Q.「はじめて買った(買ってもらった)」のは?
    A.うっでいぽこ(第235位)
    ぶっちゃけこれ何票入るんだろ、と思って投票した。235位だった。ちなみに1位~3位は全部マリオでした。
  • Q.「ハイスコア」といえば?
    A.スターソルジャー(第1位)
    あのころの高橋名人を知っていれば他になかろう。
  • Q.「赤いカセット」といえば?
    A.MOTHER(第1位)
    これも疑いようがないが、実は初代MOTHERはGBA版で触れたので、原作のカセットの色を見て育ったわけではないのが寂しいところ。
  • Q.「対戦」といえば?
    A.ドクターマリオ(第11位)
    マッスルタッグマッチとどっちにするか悩んだすえこっちにした。1位のマリオブラザーズみたいに、ファミコンゲーは協力と対戦の境界があいまいになりがち。
  • Q.「マイクを使う」といえば?
    A.ドラえもん(第3位)
    これは1位を当てにいったんだが3位だった。1位の「たけしの挑戦状」、2位の「バンゲリングベイ」が圧倒的得票率だった。
  • Q.「スポーツゲーム」といえば?
    A.熱血高校 ドッジボール部(第5位)
    もうちょっと上位行くかと思ったが「ファミスタ」や「ハイパーオリンピック」に敗れた。なんで不良がこんなにスポーツに熱心だったんだろうね。
  • Q.「白いカセット」といえば?
    A.スペランカー(第13位)
    正直「白さ」よりも先に頂点に輝くダイオードのことが思い出されて、なぜファイナルファンタジー3(2位)の白さを思い出さなかったのかが謎なんだよな……
  • Q.「謎」といえば?
    A.トランスフォーマー コンボイの謎(第2位)
    トランスフォーマーを知らないので一体なにが謎だったのかわからないところまで含めて謎。アトランチスの謎、ガンプの謎、神龍の謎、ワイリーの謎、謎が多い。
  • Q.「BGMがよかった」といえば?
    A.ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・(第1位)
    こんなん1つ選べるワケがないだろ。これだけで全51回投票してやろうか。だが選ばねばならんので、ファミコンの枠内で「アレフガルドにて」という最強の伏線回収をしたということと、すぎやまこういち先生の功績を讃えてこれにした。納得の1位。
  • Q.「アドベンチャーゲーム」といえば?
    A.さんまの名探偵(第3位)
    意外とテキストアドベンチャーのゲームに触れていなかった。ポートピア&オホーツクに次いでの3位。投票しようと思った「シャドウゲイト」が10位に入らなかったのは意外。わたしこそしんのゆうしゃだ!
  • Q.「漢字だけのタイトル」といえば?
    A.魔界村(第2位)
    これは1位を狙って投票したんだけど惜しかった。あえての漢字表記という意味では「沙羅曼蛇」がトップなのは納得。
  • Q.「勉強になった」といえば?
    A.おぼっちゃまくん(第65位)
    意外に思われるかもしれないんだけど、この時代に桃鉄WORLDみたいなことやったゲームがあったんですよ。ブエノスアイレスとかこれで知った。ところで「マインドシーカー」に投票したやつが1.2%いるんだけど超能力者になったのか?
  • Q.「パズルゲーム」といえば?
    A.落っことしパズル とんじゃん!?(第25位)
    自分の中で「アクションパズルは無し」という縛りを入れたところ、残ったのは倉庫番系ゲームでした……。実際投票上位はほぼ全てがアクション要素アリのもの。それはそう。
  • Q.「裏技」といえば?
    A.ROCKMAN3 Dr.ワイリーの最期!?(第6位)
    足でな、Ⅱコンの十字キーを入れ続けるんじゃよ。1位は納得のグラディウス。コナミコマンドは世界的に有名だからな……。
  • Q.「龍/竜/ドラゴン」といえば?
    A.ダブルドラゴン(第4位)
    タイトル画面の「ゐ戴龍」みたいなショドーが忘れられなくて……
  • Q.「2」といえば?
    A.天地を喰らうⅡ 諸葛孔明伝(第23位)
    いろんな2があるけれど、「1」をガチで知らないという点で選出。上位はどれもこれも「1」が有名なやつで……「聖飢魔Ⅱ」はナシだろ!!
  • Q.「パッケージがよかった」といえば?
    A.ファイナルファンタジーⅡ(第21位)
    うるせ~~~! 知らね~~~~!!
  • Q.「隠れた名作」といえば?
    A.ソロモンの鍵2 クールミン島救出作戦(第94位)
    いちばん面白かった投票。ファミコンにもう名作は隠れていないという説が有力です。ソロモンの鍵2は全然ソロモンの鍵じゃないけれど、Switch Onlineでやってみたら面白かったので挙げた。上位3タイトルも得票率2.5%とかなので本当に興味深い投票だった。
  • Q.「シミュレーションゲーム」といえば?
    A.ファミコンウォーズ(第1位)
    バカ! CMのせい! バカ!(2位はファイアーエムブレムでした)
  • Q.「必殺技がよかった」といえば?
    A.ドラゴンボールZ 強襲! サイヤ人(第11位)
    チャオズの必殺技が最強なドラゴンボール、他にないと思う。
  • Q.「おかあさん」といえば?
    A.東方見文録(第3位)
    どう考えてもMOTHERが1位なのは揺るがないと思ったので、おか~さ~んのトラウマシーンで有名なコレに賭けてみた。3位だった。エアプで投票するのは忍びない。
  • Q.「RPG」といえば?
    A.ドラゴンクエスト(第1位)
    シューティングゲームである「頭脳戦艦ガル」が3位にランクインしているのには補足が必要かもしれない。ファミコン国民投票する奴は大部分がおっさんなので、当然のように伝説のテキストサイトFUNNY GAMER'S HEAVENを読んでおり、従って頭脳戦艦ガルが「スクロールRPG」を謳っていたことはエアプでも知っているのである。
  • Q.「ロボット」といえば?
    A.アストロロボSASA(第6位)
    ジャイロが1位であることは揺るぎないと思ったので、やったことないのに語感が良すぎて覚えているタイトルに投票した。アストロロボササ、一体どんなロボなんだ。
  • Q.「おとうさん」といえば?
    A.ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・(第1位)
    これはポカパマズさんしか思いつかなかった。前述の「おかあさん」もそうだったけど「両親がやっていたゲーム」を挙げてる人が多く、その発想はなかった。
  • Q.「ファミコン」といえば?
    A.うっでいぽこ(第168位)
    ここで最初の投票に回帰していく、アツい伏線回収の流れ。順位がめちゃ上がったのは初回の投票がバラけ過ぎていただけなのだろうな。


  •  こうなるとスーパーファミコンの40周年のときには何をやってくれるんだろうと期待してしまう。40周年って2030年か……遠いな……
 
■2024-07-07
お前たちもとぐろ島に向かい一獲千金しろ
 俺は現在とぐろ島に渡って一獲千金を目指していますが、お前たちはとぐろ島に行かなくていいのか? という話をします。
 そもそもお前たちは『風来のシレン』というだけで「あの死んだら全部おわりになるヤツでしょ……?」と敬遠していることと思いますが、それがどうしたと言いたい。

 去年、『アーマード・コア6』という名作が出たことは知っていますね? あれも俺はずいぶん敬遠していましたが、実際やってみたらとても楽しかった。
 そして今年の初めに『シレン6』が出ました。こちらも『5』が出てから10年以上経ってのナンバリング新作です。敬遠しているお前たちも、やってみたらとても楽しいに決まっている。


 俺自身の話をすると、2008年の『シレン3』以来、もう長らくシレンシリーズをやっていません。なんか『3』から新要素がモリモリになって対応するのがめんどくさくなり、ひなびたサルーンでベイブと安い酒を呑みながら、全盛期の風来人の昔話ばかりして、『2』や『GB2』あたりの要素量がちょうどいいのでリマスターしてほしいナ……なんて腑抜けたことを言っていたのです。

 しかし発売後、歴戦のシレンジャーたちが「プレイ感が初代シレンに近い」と口々に言っているのを見て、これはいつかやらないといかんと確信しました。そしてこの夏、公式が「大型アップデート」と称して初心者向けの要素を追加したのを見てセールの予感を察知した俺は、ぬけめない商人の目で1割引きのうちに本作を手に入れたのでした。

風来のシレン6
とにかくいくぜ!
 こうしてシレンを再開した俺は、まず決定ボタンをAにするかBにするか選べるオプションに感服しました。このダイバーシティの時代では、あらゆる国籍・文化・性の多様性は尊重されるべきであり、「決定ボタンが下か右か」という問題はもう文化の一部なのです。
 聞いているかソニー&スクエニ! 「PS4で起動したときとPS5で起動したときでFF7Rの決定ボタンが入れ替わる」なんて仕様は多様性へのヘイトなんだよ! 悔い改めろ!!

 話を戻しましょう。
 風来のシレンというやつは、ポケモンなどと同様、エンディングを見てからが本番なタイプのゲームです。まあ最初は何度か死にながら要素のアンロックをしていけばよいでしょう。俺はおさんぽ気分で村を出ました。
 しかしそんな平和ボケの楽しい遠足はすぐに終わりを迎えました。なんか……マムルやチンタラの攻撃が……痛くないですかッ!? HPがガンガン減ってるぞッ! でもその場ダッシュしなくてもHPがガンガン回復していくぞッ!! なんだこれはッ!

風来のシレン6
HP 15/31
 なんか3Fでパコレプキンに出会って、ワンパンでHP半分持っていかれた俺は、完全にあの頃の目つきに戻っていました。テーブルマウンテンを踏破し、目つぶしお竜に「魔蝕虫なんてちょろいもんよ」というセリフを言わせるために孤軍奮闘したあの頃に。
 敵は強いですが、こちらの回復も早い。つまり、絶対に囲まれないこと、連戦もできるだけ避けること、そしてそのためにアイテムを惜しまないことが肝要です。そしてこれこそが、かつて風来人だった俺から、まだ風来人でないお前たちに贈るインストラクション・ワン……不思議のダンジョンにおけるイロハのイなのです。

 こうなればもう、おさんぽとか言ってられねえ。俺は死力を尽くしてフロアを爆走していきました。ときどき知らない敵(火遁忍者とかいう奴、聖域の巻物を焼きやがったんだが!?)とか、知らないアイテム(耐炎耐爆のお香とかいう奴を焚いたあとドラゴン草を撃っちまったんだが!?)が出ましたが、その都度、図鑑の説明文が更新されるため、なんとか対処することができました。

 24Fの蛇頭山に入るときの演出などは完全に初代のテーブルマウンテン到達時のものを意識しており、中学生だった俺が最初にテーブルマウンテンに到達したときのパッションを思い出して否が応にもテンションが上がります。

 しかし……どうやらまだ合成がアンロックされていません。マゼルン種のうわさも聞きましたが、出現はしていないようです。防具が鉄甲の盾+3でもだいぶ厳しい。地の恵みの巻物だけでは十分な防御力を得ることができません。
 それでもなんとか手持ちのアイテムを駆使して29Fまで到達しましたが、そこで「ドラゴンだけでなくスカイドラゴンも出る」という無法極まるモンスターテーブルに衝突し、万策尽きて憤死しました。ジェノサ……ねだやしの巻物なんて手に入らねえぞ!?
風来のシレン6
憤死、このあとすぐ!

 奇しくもファーストプレイが『シレンDS』のときと似たような苦しさになりました。新要素をさばきつつ行ったという点では今回のほうが健闘したかもしれません。
 そういうことで、20年前に風来人だった人は絶対にやるべき調整に仕上がっていますし、今まで不思議のダンジョンを敬遠していた人にも体感して欲しい絶妙の厳しさになっていると思います。体験版があるといいのにね。現場からは以上です。
 
■2024-07-03
生成AIとSplatoon
 Nintendo Switch Onlineアプリには、Splatoon3の記録を閲覧できる「イカリング3」が用意されている。
 これを見ると、今月どんなブキを使ったかとかが一覧できるので、モチベーションの向上に大変役に立っている。

 これは実際には任天堂サーバーのhtmlを読みに行っているだけなので、htmlデータとしてPCからアクセスできればさまざまな分析に使用できる……が、当然任天堂がそれを推奨していないため、怒られない範囲でやれることは限られている。

[ご注意]『スプラトゥーン3』などのネットワークサービスにおいて正規アプリになりすまし、当社サーバーに不正にアクセスするスマホアプリの存在を確認しております。このようなアプリの利用はセキュリティや個人情報が脅かされたり、思わぬ被害を受けたりする可能性が考えられます。ご注意ください。

@nintendo_cs 2023年5月24日
 だが俺は知りたい!
 「今月」や「3ヶ月ごと」でなく、「発売してから今まで使ってきたブキの割合」を!
 任天堂に怒られない範囲で!

 ということで、生成AIの出番です。


ブキのきろく
 「イカリング3」の「ブキ」のところに、こういう画面があります。「塗りポイント」か「勝利数」でソートして、上位12個が表示された状態でこれをスクショします。
 さらに、「ヒストリー」の「サマリー」に、総勝利数とか総塗りポイントが掲載されているので、これを控えておきます。

 2024年7月の時点では、無料で使えて画像を読むことができる生成AIは、OpenAI社のChatGPT-4oと、Google社のGemini、あとAnthropic社のClaude3です。
 アカウントを作成する必要があるので好きなサービスを使いましょう。無料プランだと利用回数制限があることに注意してください。

 今回はGemini君を使います。
 Gemini君はときどき幻覚を見て画像にない「アサルトライフル」やら「レーザーライフル」やらを無から生み出して表に混ぜるので怪しいのですが、今回の目的上いちばん手っ取り早いので使います。他2つのほうが文字起こしは安定しています(2024年7月時点の印象です)。そっちを使ったことがある人はそっちのほうがいいかもしれません。


 さて、Gemini君にさきほどのスクショを渡し、命令文を入れます。今回は塗りポイントのほうでやってみましょう。

【プロンプト】
これはゲーム「Splatoon3」に関する統計を示した画像です。
この画像には、「ブキ」の名前と、ブキごとの「塗りポイント(単位はp)」が上位12位まで記録されています。
総塗りポイントが 4610122p であるとき、各ブキの塗りポイントと、その全体に対する割合を、テーブル形式で示してください。13位以下は「その他」としてまとめてください。

table
 するとこういう表が出てきます。
 ときどき「その他」をブキだと勘違いしたかのような数値を出してくることがありますが、そのときはやり直しましょう。Claude君はこのへんきっちり仕事をしてくれる率が高いです(2024年7月時点の印象です)
 あとGemini君は他の2人と比べて、表を出したあとに分析や考察をいろいろしゃべることが多いです。「デュアルスイーパーは、塗り性能の高いブキとして知られており~」とか言います。言うほど高くないぞ。

 あとはボタン一発でこれをスプレッドシートに移してくれるので、範囲を選択して円グラフを挿入すれば勝手にガチャガチャ計算してくれてゲームセットです。
ゲームセット
 Gemini君でない場合も、別途スプレッドシートかExcelを開いて、表全体をコピペすれば同じことができます。
 ChatGPT君は「円グラフにしてください」っていうとその場でグラフを描いてくれるので強いのですが、残念ながらグラフ中で日本語フォントを使うために一手間要るため(2024年7月時点の事実です)、外部にコピペしたほうが早いでしょう。


 勝利数でもやり方は同じです。続けてやる場合は先ほどのプロンプトの一行目は省略して大丈夫です。

 このようにして2つのテーブルが無事できたら、試しに次の命令を入れてみます。

【プロンプト】
これら2つの表から、私がこれまで使ってきたブキについて、どんなことがわかりますか?
口調は以下の形でお願いします。
- 一人称は「ボク」、二人称は「キミ」
- ですます調で元気よくしゃべり、語尾を「でし!」にする

 これはClaude君の回答が良かったので掲載しましょう。

Claude
はい! ボクが分析したところ、キミのブキの使い方についていくつか興味深いことがわかったでし!

まず、キミはデュアルスイーパーがお気に入りみたいでし! 勝利数も塗りポイントも1位になってるでし。上手に使いこなしてるんだね!
わかばシューターも人気でし! 勝利数も塗りポイントも2位で、初心者向けと言われるブキだけど、キミはしっかり結果を出してるでし!

面白いのは、スプラシューターコラボとジェットスイーパーカスタムでし! 勝利数では3位と4位だけど、塗りポイントではちょっと順位が下がるでし。これらのブキでキミは勝利を重視してるのかもしれないでし!
逆にN-ZAP89は塗りポイントの順位が高いけど、勝利数はちょっと低めでし。このブキでキミは塗りを重視してるのかもしれないでし!

全体的に見ると、キミはいろんなブキをバランスよく使いこなしてるみたいでし! 状況に応じて使い分けてるんだね。すごいでし!
 いろいろ試してみましたが、ちゃんと地に足のついた分析をしてくれることにかけてはClaude君が頭ひとつ抜けて優秀です(2024年7月時点の印象です)。「わかばが初心者向け」くらいの情報はみんな学習してるようでスゴイですね。

 皆様におかれましても是非このようなAIブキチくんを作成し、スプラトゥーン生活をよりイカしたものにしてみてください。
 バイトのオオモノ撃破数をスクショして、グラフ化してみるのもそれぞれのプレイスタイルが見えて面白いですよ(「ヨコヅナ以外の11種について」という指示が必要です)。

 生成AIの進化は日進月歩です。そのうちもっと手軽にこういうことができるようになるでしょう。それはそれとして任天堂はイカリング3の生データをダウンロードさせてください。現場からは以上です。
 
■2024-06-25
MOTHERのおんがく。
 MOTHER2が30周年を迎えることを記念して、鈴木慶一×田中宏和×糸井重里による有料配信ライブ「MOTHERのおんがく。」が開催ッ!
 そのニュースを聞いた俺は、ただちに購入を見送っていたアルバム「MOTHER MUSIC REVISITED」を入手した!
MUSIC REVISITED
 購入を見送っていた理由は、これが初代MOTHERのアレンジアルバムだということで、初代MOTHERのサントラはそもそもがアレンジアルバムであったため、これはリアレンジということになるので優先度が低かったからだ。
 それを即購入した理由は、配信ライブで鈴木慶一氏がMOTHERの曲を演る、という情報を得たからだ。直近で出ているアルバムがこれなのだから、おそらく曲目は初代のものが中心となるだろう。備えなければ涙腺が死ぬ。

 そうして準備万端でライブに臨んだ俺を迎えたのは田中宏和氏によるDJプレイであった。
 ニンテンドーのあらゆる名曲を生み出したレジェンドが自らPSI MIXをくりだす様は圧巻であり、突如差し込まれるロックンロールすら俺の涙腺を破壊し尽くす威力があった。

 続いての第二幕では、10年以上前の座談会で出たようなお話を軸にトークが繰り広げられた。
 うわあッみんな若いッ! 10年の年月の重みを感じる。
 座談会との大きな違いとして、「MOTHER3」の酒井省吾氏も参加して当時のことを語ってくれた。えぇ……いちばんの若手みたいな顔してるけどこの人もレジェンドだよぉ……。

 第三幕は予想通り、MOTHERのアレンジアルバムの曲が主になった。それ以外の曲ではGiygasをひとつの曲目として成立させようってのは驚いた。あれ大部分がノイズじゃん!! 前衛芸術の砦か!?
 もうちょいMOTHER2の曲も演奏して欲しかった(特にトンズラブラザーズバンドのグッドフレンズ・バッドフレンズ)という気持ちもあるが、鈴木慶一&田中宏和が揃ってスリークを演奏しているのがもう神、いわゆるゴッドなので拝むしかなかった。

 そしてアンコールがやっぱり「スマイルズ・アンド・ティアーズ」であった。外さないよな。これはイントロを聴くだけで涙腺のデトックスができ健康に良い。今はまだガンには効かないが、いずれ効くようになる。

 糸井さんが「またやりましょう」と言って締めてくれたけど、ほんとそれ。
 MOTHERはもう続編を出さないと明言されているけど、最新機種でいつでも触れられるようにしてくれてあるし、グッズ展開やイベント展開でIPとしての形を保ってくれているのは幸せなことだと思う。MOTHER3にももっと光が当たるとよいですね。

 ……みんなチケット買ったあとお名前を聞かれて「OKすか?」のボタンを押したんだと思うけど、名乗りが自由すぎるだろ……。
 
■2024-05-27
ぼくの考えた最強のアサシンクリード
 いよいよ日本を舞台としたアサシンクリード『アサシンクリード シャドウズ』が発表されたが、各所から不満と不安の声が上がっている。
 キャラクターとシナリオについてはまだ情報を待つとして、現段階ですでに建築物が怪しいのはらしくない。
 オリジンズ以降、教育版も出しているアサシンクリードである。あんたほどの実力者が言うならば、どっかに信長が正方形のタタミ部屋を作っていた史料があるんだろう……というくらい信頼しているのだが、弥助を「歴史に語り継がれている侍」と断言するなどどうも旗色がよろしくない。

 トンチキ日本描写は大好物なんだが、アサシンクリードが仮にもそういうそぶりを見せてしまうと、これまで信頼していた革命期フランスの描写も、ルネサンス期イタリアの描写も、実はその程度の解像度だったのか!? と落胆してしまうので、なんとか歴史マニアをうならせるものになってほしい。


 そういうわけで次のアサシンクリードは戦国時代で確定してしまったが、俺は極東を舞台にするんなら1600年くらいの琉球でやってほしいと常々思っていた。
 首里城や各地のグスクを再現した上でアサシンクリードするの、最高に楽しそうじゃないですか?

【メリット】
  • 燃失し再建が進められている首里城をデジタル旅行できる
  • 中継貿易がさかんなので、さまざまな人種のキャラクターを出すことができる
  • 最も現実味のある形で「ヌンチャクやサイを使う忍者みたいな奴」を出せる
  • ティンベーとローチンの基本的戦法で暴れることができる
  • あまつさえトンファーキックを繰り出すことさえできる

【デメリット】
  • 世界的に著名な歴史的人物を出しにくい時代とロケーション
  • 薩摩隼人が敵に回る可能性があり、非常に手強い

 アサシンクリードUCHINA、待ってます……!
 
■2024-03-29
Play Has No Limits
 プレイステーション5を買った。いまさら。本当にいまさら。
PlayStation 5
PSP Goとの比較
 なんで買っていなかったかってそりゃ、発売後しばらくは転売野郎のせいでほぼ見かけなかったし、そのあと廉価版が出るのかと思ったら逆にどんどん値上げするし、そもそもたいていのソフトがPS4/PS5の両方で出ているし、買うきっかけがひとつもなかったからだ。

 そんな状況でなんで買ったかってそりゃ、アーマードコアをするうちに操作に難を感じるようになったからだ。
 どうやらコントローラーの左スティックがややドリフトしているようで、最近FF7のリメイク(リバースでないほう)を始めたワイフも違和感を訴えた。
 最近のコントローラーは消耗品のくせにバカ高い。ここで7000円出すよりは、もういっそ次のDualSenseを買うべきだろう。まさかこんな形でPS5の機運がやってくるとは想像していなかった。次世代機を買う心境として後ろ向きすぎる。


 話には聞いていたが決定が×ボタンになってしまったのが嘆かわしい。○と×を入れ替えることはできるが、これは入力信号を入れ替えるだけの機能であり、ゲーム中で「○」と言われたときに×を押さなければならなくなる。無意味だ。
 そりゃ世界的に見れば×で決定がスタンダードかもしれねえけどよ、マイノリティに配慮するのがポリティカルコレクトネスじゃあないのかよ。
 周回遅れの文句を言っていても仕方ない。ゲームによって決定ボタンが異なるのは、PS4でFallout4をやったときに体験済みであり、まあ慣れていくしかない。

 まず必要なのはnasneの接続だ。ぶっちゃけPS3・PS4はゲームよりtorneを立ち上げている時間のほうが長かった可能性がある。そんなtorneもアマプラの台頭であまり使わなくなった。
 PS5のtorneはなぜか録画の再生をするために500円の課金が必要だ。まあこれは地上派デジタル放送とかいう平成の遺物のしがらみだろう。しぶしぶ従う。

 セーブデータも無事移行できた。
 アーマードコアはPS4版のディスクでそのまま遊ぶこともできるが、ありがたいことに無料でPS5版にアップグレードできる。とりあえずロード時間がほぼなくなったのと、PS4がめちゃ頑張っている排気音がなくなったのと、コントローラーが新品になっていることを謳歌した。
ARMORED CORE VI
現在の機体
 フレームレートやグラフィックの違いは……よくわからない。俺たちは雰囲気でゲームをやっている。こうなるとよりでかいテレビが欲しくなってきてしまうな。
 
■2024-02-27
ミーチュー・アゲイン
 『スプラトゥーン3』DLC サイド・オーダーがやってきた!
 度重なる発売延期によってハラハラしたものの、無事実装されてまずはホッとしている。発表されて即カネ払ったの一年以上前だぞこれ。

#Splatoon3 #NintendoSwitch
 今回のDLCはイカをローグライトTPSにするという意欲的なもので、ランダムに提示される3つのカラーチップの中から1つを選んでブキやキャラクターを強化しながら全30フロアをクリアするゲームになっている。
 待っただけあって、歴代スプラトゥーンのシングルプレイコンテンツの中ではバツグンに面白い。
 ただしゲーム以外のシナリオ・音楽・美術・演出のキマり具合でいうとやはり「2」のオクトエキスパンションが突出しすぎている。俺はいまだに8号の初めてのナワバリバトルのことを思うと泣けるからね。

#Splatoon3 #NintendoSwitch
 チュートリアルタワー10階をサクッと踏破して、秩序の塔30階に挑んだ俺は、ブザマにも25階で無限に飛来するアルペジオに爆散させられた。コイツは緩慢な動きながらアーマーを一撃で割るので絶対に許してはいけない。
 ただ、数回のチャレンジで「残機1→3」「受けるダメージx2→x1」「攻撃ダメージx1→x1.4」あたりのハッキングを解放したら安定してクリアできるようになった。30階を踏破してからが本番なのが不思議のダンジョンだぜ。

 加えて、ランダム要素をある程度操作できるハッキングを揃えると、各種ビルドで遊びまくることができる。サブインク効率とインク回復系のチップを重ねて無限ボムピッチャーしたり、バカが考えた違法改造ブキを作り上げたり、イイダさんのパレットでヒメセンパイにすべてを捧げて戦ったりできる。最高だった。


 ただ、今作は「ローグライト要素がある」という感じで、ローグライトとして1000回遊べるように設計されているかというと、そうではない。
 「ランダムに入手できるアイテムで強化しつつ塔を登る」という共通点だけでスレイ・ザ・スパイア(StS)の話に強引に接続すると、StSのラスボスを倒すために必要なビルドを実現する難しさに比べれば、秩序の塔の30階をクリアするためのビルドを作るのは途方もなくたやすい。
 どのチップを取っても永続的に能力が上がり、難しい局面を切り抜けるために一時的に消費するアイテムみたいなものはない。
 そのうえ、StSにはアセンションという難易度設定が0から20まであるが、サイドオーダーは逆に0から-20まで難易度が下がっていくイメージだ。アセンションの逆だからディセンションなのか?
 なのでハッキング極小でクリアできるようになったら、周回して報酬を回収する以外にやるべきことはない。一通り面白い違法改造ブキを作ったらナワバリやバイトに戻ってくれということなのだろう。DLCとしてその姿勢は正しい。


 一通りのブキ種でクリアすると、最終試練が解放される。
 最終試練であるハチのパレットは、ハッキングを入れるとチップのスロットが減る仕様になっている。最初与ダメに振れるだけ振って殺られる前に殺る戦法で臨んだが、一撃でアーマーが割られるのはだいぶきついので諦めた。被ダメ軽減は必要だ。スロットが限られているため無駄チップを取らないためのフロアリセットも欲しい。
#Splatoon3 #NintendoSwitch
 ということで、ハッキングは最終的に「被ダメ」「与ダメ」「フロアリセット」の3つに絞られた。この構成だとチップは18枚入れられて、かつハッキング極小クリアの条件も満たせた。獲得したチップはとくに厳選したわけではないんだけど、結局アイテムドロップ良くして無限チャクチ編になっちゃうんだよな。なんでだろ?

 秩序の塔に登り始めたころはめちゃめちゃ難しく感じたけど、ハッキング解放でそれが楽になって、慣れたころにまたあの頃の難易度に戻って制圧するっていう流れは、いままでやったことがないレベルデザインで新鮮だった。
 ハッキング極小クリアの報酬も無事回収できたので、あとは試してないおもしろビルドに挑戦しながらサントラの発売を楽しみに待ちたい。俺は今でも集中したいときにはDJ Dedf1shサンの音楽を聴くことにしているんだ。
 
■2024-02-03
スタヴァなう
 『Stardew Valley』のモッコロ農場が、6年ぶりに再始動した。

 きっかけは、娘氏がこの冬休みにワイフから『牧場物語 再会のミネラルタウン』を買ってもらい、始めたことだった。これはプレステ版のリメイクらしい。俺は牧場物語に触れてこなかったのでよくわからない。
 それゆえ、娘氏の話を聞いてると、「おじいちゃんの農場を引き継いだの? つまりStardew Valleyじゃん!」「農業だけじゃなくて鉱山で鉱石を掘れるの!? もうStardew Valleyじゃん!」「農作物を持ち寄って料理を作るイベントもあるの!? それじゃ……Stardew Valleyになっちゃうじゃん!」というリアクションがいちいち出てしまい困った。どう考えても逆だ。Stardew Valleyがそれだけ牧場物語の遺伝子を引き継いでいるということだ。

 そうなると当然娘氏はStardew Valleyに興味を示した。
 とりあえずミネラルタウンの方で一通り暮らしてもらい、牧場ゲーのなんたるかを履修してもらったうえで、我々はシン・モッコロ牧場でのマルチプレイを立ち上げたのであった。

Stardew Valley
 娘氏「どうやってにわとりに干し草あげたらいい?」
 ぼく「牧場物語と同じでいいぞ、知らんけど」

 マルチプレイができるのは、ミネラルタウンにはない明確な長所である。資金を共同にしたため施設や道具、種などを買うときは都度相談が必要になるが、2人いることで鉱山に行く人と海に行く人を分けたり、アップグレードのため一時的に手放した道具のカバーをしたりと、便利なことの方が大きい。
 同期のためかまれにゲームが止まるのはちょっと困る。短時間だし、今のところそこまでギリギリの操作をしているわけではないのでなんとかなっているけれど。

 娘氏はパパのおうちにやってきた猫に「ガーゴイル」と名付け、作物を植え、バンドル納品をさくさくと進めていった。鉱山にはモンスターが出るので採掘はパパの仕事になった。
 リッチなCGグラフィックスから突然ドット絵の世界にやってきたわけだが、そこはネックにはなっていないようだ。ミネラルタウンよりもマップが広く、住民が多彩なのが良いのだとか。
 大丈夫かな、Stardew Valleyには浮浪者とか、浮浪者のテントに石を投げるやつとか、女の部屋にパンツを置き去りにする町長とかいるんだけど、ちゃんと仲良くやっていけるかな……。
 
■2023-12-25
火を点けろ、燃え残った全てに
[任意の社会的事象]が起こる
 ↓
身体は闘争を求める
 ↓
アーマードコアが売れる
 ↓
フロムがアーマードコアの新作を作る

ARMORED CORE VI
 ……というわけで『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』です。

 アーマード・コアって本当にコアなファンが常に熱狂的に推していて、俺から見ると「なんか難しそう……アーマード・コアするのやめて家でパラッパラッパーしとこ……」って印象だったんですよ。そのうえたぶんカルネージハートと混ざってる。

 その後、新作が出ていない期間に上記の謎のコピペが流布され続けたことで、俺の中でのアーマード・コアの印象が「なんか難しそうなゲーム」から少しづつ「身体が闘争を求めたらやるもの」に変わっていったわけです。
 そして今年ほんとうに新作が出て、それが大ヒットしたことを受けて、俺はおそるおそるアーマード・コアに手を出しました。

ARMORED CORE VI
 実際に最初のミッションに出撃してみると、いきなりスタイリッシュに動き回れて感動しました。
 クイックブーストだのアサルトブーストだのよくわかんない部分はあるのですが、避けてロックオンして撃って避ける、というゲーム性はそれほどとっつきにくいものではありません。やはり「なんか難しそうなゲーム」という印象は……
ARMORED CORE VI
ルビコプター「死ぬがよい」

ARMORED CORE VI
ぼく「グワーッ!」

ARMORED CORE VI
ぼく「グワーッ!」

 攻略を見た上で10回以上リトライしてなんとかビクトリーしました。これ最初のミッションでしょ!? 強すぎる。やはりフロムといえば死にゲーなのか。俺はとてもひどい惑星に放り出されてしまったのではないか。
 あと、いっさいのキャラクター性がないのも見た目のハードルを上げています。無線で会話する人(AI含む)たち、立ち絵はおろか顔も出てこない。おかしいな、発売後に俺が見たお姉さんやマスコットのファンアートは一体……?

ARMORED CORE VI
 さしあたってマシンをペインティングしてたら時間が溶けたのでこのへんにしておきます。


 ところで俺が買ったのはPS4版です。ロード時間は長いですが、非常識なくらい長いわけではありません。AC6は無償でPS5版にアップグレードできるので、ロードがうざったくなったらPS5本体を買おうかなと思っています。
 というかこういう機会でもなければ、「PS4でもできるならPS5買わなくてもいいか」「PS4版でハンパなゲーム体験をするくらいならPS5を買うまで待つか」のダブルバインドで一生プレステのゲームを買わないところでした。本当に困った。
 
■2023-12-06
エヴォラ宮殿を飾れ
 数年前と比較して、地方都市においても「ボードゲーム売り場」が明らかに充実してきたと実感される昨今、いかがお過ごしだろうか。

 我が家では娘の幼少期から様々なボードゲームを遊んできた。俺がボードゲームを買うときの判断基準として、以下の4つが挙げられる。
  • 見目麗しいこと
  • 準備と片付けが楽であること
  • 1プレイが短時間で終わること
  • 2人でも3~4人でも遊べること
 特に最後のひとつがけっこう厳しい。2人用に最適化されたゲームや4人用に最適化されたゲームはけっこうあるが、その両方で同じ味を出せるゲームとなると絞られてくる。スマブラだってタイマンと乱闘では全然違うゲームになるのだから当たり前だ。


 前置きが長くなった。結果から申し上げると「アズールミニ」を買った。

 アズールにはいろんなバージョンがあり、仮に拡張が充実しているようならミニでなく通常版を買うのもアリかと思っていたが、調べてみるとそこまで拡張は必須ではない様子だし、何よりでかい箱を所持したくないので、ミニにした。

AZUL mini
 アズールはタイルアーティストとして作品のスコアを競うゲームである。
 最初にタイルが出荷されて場に並ぶ。順番にこれを取っていく。取るときのルールにクセがあり、自分が欲しいタイルを取り、相手が欲しそうなタイルを渡さないようにするにはかなり頭を使う。

 タイルを獲得し終わったら設置していく。
 タイルを隣接させるように順に設置していくことで得点が高まるため、そのような拡大ができるようにタイルを獲得しておく必要がある。また、すでに設置してしまったタイルは獲得していても捨てる(マイナス査定)しかない。終盤になればなるほど「取ってはいけないタイル」が増えていく。それをいかに他者に押しつけていくかの戦いになる。

 最初は何を取っても良く、終盤になるにつれて取ってはいけないものが増えていくというのが苦しいところで、そのうえ全ての情報が盤面に出ていることで、何を取るべきかものすげー悩むことになる。これは性格が出ますよ。

 ミニ版の良いところは、ボードにアクリルめいた板が被さっておりタイルがハメやすいことと、得点ボードが得点スライダーになっているため頻繁にくりあがりの足し算とくりさがりの引き算が発生して小学三年生を悩ませることだった。
 持ち運びしやすい! という点については意外と丸皿のボードが取り回しにくく、袋一個で持ち運ぶには無理があるように思われる。うまい収納を考えたい。

五種のタイル
 ところでこの中央のタイルのこと、我々「タワレコ」って呼んでるんですけど、タワレコでいいですよね?
 
■2023-11-07
Staaaay Fresh!
 11月6日、てばさき史上初のウデマエS+に到達!!
#Splatoon3 #NintendoSwitch
 スプラトゥーンのウデマエを知らん人は前の日記を参照していただきたい。これはつまり、2015年の初代イカの発売からおよそ100か月かけて、ようやく俺のウデマエが最高ランクに達したことを意味する。
 とはいえ俺自身のウデマエはそう上がっていない。これは単純に試行回数の多さが生んだ結果であり、試行回数を増やすことにストレスがないのが3の環境だというのは前の日記で述べた通りである。

 試行回数を増やすにあたって、俺がとった施策は「全ステージ全ルールで最低1勝する」であった。
 発売から1年たってステージは20個に増えており、4ルール全てやろうとすると結構な長い道のりとなる。特に新ステージ追加直後のPick Up期間を逃すとなかなか埋まらなくなる。やってないステージをメモし、これを全部埋めていった。
#splanet
 それはそれとしてタラポートは閉鎖しろ。


 S+になると、謎のXパワーを賭けて戦うレート戦「Xマッチ」への参加権が得られる。Twitterが𝕏となり、そして俺自身も𝕏となるときが来たということだ。
 Xマッチはバンカラマッチと同じルールで戦うが、Xパワーが数値化される点が大きく異なる。さっそく各5試合して計測してみよう!!
#Splatoon3 #NintendoSwitch
  • エリア(デュアルスイーパー)
    1勝4敗 → 1521.1
  • ヤグラ(ラピッドブラスター)
    1勝4敗 → 1479.3
  • ホコ(スプラシューターコラボ)
    2勝3敗 → 1555.2
  • アサリ(シャープマーカーネオ)
    2勝3敗 → 1614.5
 平均1542.5という結果になった。「2」のころはXパワーが1900を切ると降格を食らっていたため、やはり俺がXとなったわけではなく、Xマッチの門戸が下々の者にも開かれたということだ。「なんかプレイしたことのないモードがある」という状態は好きではないので、これはありがたい。

 とはいえ、「3」ではウデマエS+10以上でないとシーズンをまたいだときにSに戻るシステムなので、来月になるとXマッチ参加権は消滅する。今からS+0をS+10に上げるより、来月またSをS+に上げる方がどう考えても手っ取り早いな。
 
■2023-09-21
HUMAN RIGHTS
 マインクラフトで娘氏とやってるワールドで、娘氏にないしょでアイアンゴーレムトラップを製作した。これにより鉄が無尽蔵に使えるようになり、生活がとても便利になった。

ぼく「鉄インゴットたくさん手に入ったから自由に使っていいよ」
娘氏「ヤッター!」

#minecraft #nintendoswitch
*怪しい施設*
娘氏「ところでこのアイアンゴーレムけんきゅうじょは何」
ぼく「アイアンゴーレムを研究していて危ないから近づいたらだめだよ」
娘氏「村人の声がする……連れてきた村人はどこへいったの」
ぼく「カンのいい子だな」

#minecraft #nintendoswitch
*怪しい施設の中身*
娘氏「こんなに村人集めてきちゃったの!?」
ぼく「増やした……アイチャンのくれたパンで」
娘氏「パンあげるんじゃなかった」

ぼく「この村人にゴーレムを召喚させて、そのゴーレムを焼いて鉄を回収する仕組みだ」
娘氏「なんて愚かなことを」
ぼく「便利な生活は犠牲を伴うのだ」
娘氏「極悪非道……」
 
■2023-08-12
ポテトVSエイリアン
 Brotatoが面白いので、何周遅れの状態からだって平然とBrotatoが面白いということを訴えていきたいと思います。
#NintendoSwitch
 Brotato、暴太郎戦隊ドンブラザーズに脳を焼かれた人間は反射的に「ぼろたろう」と読んでしまうのですが、よくよく見たら『ブロテイト』でした。じゃがいも兄貴みたいな意味? とてもポテトには見えませんが自機はポテトだそうです。
 評判は常々聞いていたのですが、このたびNintendo Switchで遊べるようになったのでゴールドポイントで買ってしまいました。

 ゲームのジャンルとしては「トップダウンアリーナシューター」と書かれています。このジャンルの代表的なゲームにVampire Survivorsがよく挙げられますが、なんと私はこれをやっておらず、最後にやったトップダウンアリーナシューターはよりによって『SMASH T.V.』になるものと思います。BIG MONEY! BIG PRIZES!
 操作は自機の移動のみで、全方位から迫る敵をオート照準オート発射の武器で始末していき、WAVE20を越すことができればクリアとなります。

 また「トップダウンアリーナシューターのローグライト」とも書かれています。WAVEごとにアイテム購入タイムがあり、そこでどのようなアイテムを手に入れることができるかで、武器とパラメータのシナジーが高まったり高まらなかったりしていきます。キャラも武器もパラメータも多彩であり、したがって近距離パワー型や遠隔操作型などさまざまなデッキを目指すことができます。
 ローグライトなので死ねば無に戻ります。恒久的に保持できる資産はありません。ただ1回のプレイ時間が短いので喪失感もさほどありません。繰り返し遊ぶタイプのゲームなので、プレイ時間が短いのがありがたいところです。

#NintendoSwitch
 写真は終盤のWAVEの様子ですが、何が起きてるかわかります? 俺はわかりません。わからなくてもよいのです。デッキがきちんと組めていれば、敵はオートで死にますし、被弾も耐えられます。あとは予備動作がわかりやすい突進や飛び道具に気を払えば生き残ることができるはずです。


 実際にプレイを始めると、ほぼ説明がなく、翻訳にもクセがあるので慣れないうちは戸惑うことと思います。
  • 「エンジニアリング」って何だよ?
    →位置の関係でわかりにくいですが、このゲームの武器は攻撃力として主に「近接ダメージ」「遠距離ダメージ」「属性ダメージ」「エンジニアリング」のどれかを参照していて、アイコンでわかります。設置系の武器がエンジニアリングを参照することが多いようです。
  • じゃあ「ダメージ%」は何なの?
    →こちらは上記の攻撃力算出のあとの最終的なダメージに乗算されるようです。ただしエンジニアリング系武器で設置したタレットや地雷には効果がないって英語のwikiに書いてありました。
  • 「遠距離ダメージ」と「遠距離」があるんだけど?
    →「遠距離」は射程が伸びます。武器の説明のとこにも射程のつもりで「遠距離:175(近接)」とか書いてあるのでだいぶ混乱しました。一応近接武器でも遠くに届くようになるようですが、そのぶん攻撃頻度が削られるのでメリットはいまいちです。
  • 「HP再生」と「ライフスティール」はどっちがいいの?
    →HP再生は自動回復で、ライフスティールは攻撃時に回復です。なので火力と相談してどっちかに決めるとよいでしょう。マイナスになっても問題ないようです。
  • 「運」と「収穫」って何が違うの?
    →運は木箱&消耗品(回復アイテム)のドロップ率と、店売りアイテムのレアリティに影響しているらしいです。収穫はWAVE終了時の材料(お金)と経験値が増えるようです。その性質上、どちらも早い段階で上げておきたいパラメータです。
  • 拾いきれなかった材料(お金)が袋に入ってるのは何?
    →拾いきれなかったぶんは一度キープされて、次のWAVEで材料を拾ったときに一緒に拾えるようです。「×2」って出てるのがそうらしいです。なんなんだこの仕様?
  • 霊妙の武器の効果がわからない。
    →「+1 ダメージ% 波のときに、この武器で倒した敵20体ごとに 獲得ステータス:0」は、「1WAVE中に20体倒すごとにダメージ%のパラメータが+1される」の意味です。文章の順番がまぎらわしいんよ。
  • 稲妻シヴって何? 便利だから使うけど
    →わかりません。Shivを調べたら「ドス」と出てきました。世界にはまだ我々の知らない武器があるんですね。

#NintendoSwitch
 ひとまず遠距離型の「レンジャー」を銃器モリモリにしてクリアし、次に基本の「丸々」をなぜか霊妙近接でクリアし、属性型の「魔法使い」をトーチ&稲妻&火炎放射でクリアしました。
 使用できるキャラクターは続々とアンロックされていますし、クリア後の高難度もレベル1~5まであるようで、520円でここまで遊べてしまうことに驚嘆しています。
 聡明なる読者諸君はニンテンドーカタログチケットで2本くらいゲームを買っていると思いますので、Brotatoを買うくらいのポイントは溜まっていますね? 買いましょう。私からは以上です。
 
■2023-08-04
はたらく錬金術士
 世界を救うのはもうやめた!!
マリーのアトリエ Remake 公式Webマニュアル
https://www.gamecity.ne.jp/manual/Ma52WyNr/jp/index.html
 これよ、これが言いたかった。なぜなら俺はハイラルを救うのがめちゃめちゃ楽しくてこのままでは無限にゼルダをやってしまうーッ!! って感じだったので、無事ハイラルが救えてゲームが一段落した状態でこれ言うの最高に気持ちいい。

 この名キャッチコピーについては、別にマリーが世界を救おうとして諦めたキャラクターというわけではなく、JRPGが全盛であった当時の空気へのカウンターであったと理解している。
 しかしその後に続く「自由気ままなスローライフRPG」という部分はわからない。このゲームは投資とその回収、個人事業者としての事業拡大戦略などを通して、プロレタリアートからブルジョアジーに至る資本主義の闘争を扱ったものではなかったか。


 かつて『マリー』と『エリー』をプレイし、その後のアトリエシリーズのことをまったく知らない俺は、おぼろげな記憶を頼りにアトリエ生活をスタートさせた。今作ではチュートリアルがしっかりしていて、まずクラフトを作ることを勧められる。クラフトは収入源として優秀なので従うのが良い。
 そして俺は早々とほうれんそうSの調合を行い、妖精の腕輪を手に入れた。これで妖精の雇用が可能となる。ここからが資本主義……個人事業主としての手腕が問われるところである。

 収益性の高い製品の筆頭としてコメートが挙げられる。
 紺妖精にまかせると13日に1個のペースでコメートが生産される。(昔は10日じゃなかったですか?)
 コメートの生産に必要な原材料は、コメート原石・研磨剤・中和剤(赤)である。原石と研磨剤は6.92個/月、中和剤は1.15個/月が用意できればラインを止めずに生産を続けられる。これらをジャストインタイムで納品できる妖精は……
#NintendoSwitch
人件費合計1200円
 こうして25年ぶりにコメート生産ラインが稼働を始めた。
 実際に回してみると、紺妖精では素材の収集がやや過剰である。だがまあ素材はあって損することはない。また、中和剤の生産も茶妖精で十分だが、中和剤は他でも使うのであえて過剰な投資をしている。
 オーバースペックを解決するために生産ラインを2本にしても良いが、ぶっちゃけ1本あればザールブルグの経済を押さえるのに十分であった。これによって王制下でありながら俺は潤沢な富を蓄えることができた。そのうち王室に貸し付けなどをして、積極的に権力に食い込んでいく構えである。

 さらに……潤沢な富は武力を生む。今作ではフレアがアイテム売る店を出すことがある。ここで爆弾を買い込む。また、コメートが量産されることで時の石版の生産が容易になる。つまりドラゴンや魔人ですらも、もう俺を止めることはできない。
 もはや国家を凌駕するカネと暴力を手に入れてしまった。近世封建社会崩壊の始まりはこんなものと相場が決まっている。アカデミーもこのような才能を野に放ったことを悔いているだろうがもう遅い。俺はこのコメート生産ラインで成り上がる!


 うろ覚えの記憶で最効率とは言い難いプレイだったが、半年を残して図鑑を埋めることができた。
 これは初見の人が手探りでやったら埋まらないのでは? やはりこの世界はスローライフとはかけ離れている。俺はそうつぶやいて残りの半年を寝て過ごした。

 そして運命の9月1日……。
#NintendoSwitch
校長「次で最後の1年か。」
 あれッ……エッ? ごめんあと1年あったわ!! うろ覚えでも1年半残るもんだっけ!? エナジードリンク(祝福の聖水)ガブ飲みしないでもっとたびたび寝ておけば良かったな!?

 やはりマリーのアトリエは「自由気ままなスローライフRPG」であった。俺自身が資本主義の絵の具に染まって、この草の香りや、花の色や、星の明るさのことを忘れてしまっていただけなのであった。みんなも資本主義で疲弊していないでマリーのアトリエをやろう!


 余談になるが、エリーのほうの記憶でついついお部屋の掃除を依頼しちゃうんだけど、エリーと違ってマリーは部屋がどんなに散らかっててもまったく仕事に支障がないのであった。
 世の中には2種類の人がいる。散らかってると作業ができない人と、散らかさないと作業ができない人だ。そしてそれらの相互理解は難しい……そんなことを考えさせる仕様であった。
 
■2023-05-17
おまえは今すぐハイラルで伝説を紡げ
 よくきたな。おれは手羽崎聡一郎だ。おれは毎日ものすごい量のゼルダプレイ日記を書いているが、まだだれにも読ませるつもりはない。

 つまり、おれは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をプレイしながらその行動を記録しているものの、それを公開していないということだ。
 なぜ読ませないでおこうと思ったのか? おまえが6年前の時点で真のゲーマーであり、かつ真のウエッブ市民であったのであればおのずとわかるだろう……。6年前に前作『ブレスオブザワイルド』をプレイした者たちが繰り返し「願わくば……もう一度記憶を消してこのゲームをやりたい……」とうわごとのように繰り返しており、そしてこの『ティアーズオブザキングダム』が、その願いに応える真のゲームであることが完全に照明されているからだ。
 どんな些細な情報であれ、『ブレスオブザワイルド』をプレイしたときの衝撃を再び味わえるという驚きをスポイルしてしまうのは……おれの望むところではない。

 だが……それならいつまで我慢すればいい? 『ティアーズオブザキングダム』は自由であり、プレイヤーごとに進捗が異なる。このままではこの素晴らしい体験を誰にも伝えることができないし、またおれ自身もエンディングに到達して一段落するまで誰の記録も見ることができない。そしてもちろん、この至福のゲーム体験をいそいでエンディングまで持っていくという……愚かな行為はするべきではない。


 なのでおれは考えた。ひとまず「はじまりの空島」を終えたが、ここは発売前のプロモーションとして、任天堂公式チャンネルで青沼プロデューサーがいくらかプレイしている。このあたりの内容は大丈夫だろう。
#nintendoswitch
 ほぼ全裸で空島に放り出されたおれは、新しいギミックを試しながら島々をめぐり、そして青沼Pがカッチョイイいかだを製作した場所にたどり着いた。
 そしておれはおれなりのいかだを作り上げた……だが最後に手が滑って、妙なところに扇風機を装着してしまった。些細なミスだ。これは取り外さないといけない。
#nintendoswitch
 幸い画面には「外すにはRスティックをガチャガチャ」というような案内が表示されている。なのでおれはガチャガチャした……だが外れない。どんなに頑張っても外れないため、俺はその失敗作のいかだで湖に漕ぎ出し……そして案の定迷走を始め……諦めて湖に飛び込んで自力で泳ぎ、そして……溺死した。


 なぜおれは死ななければならなかったのか。なぜ部品は外れなかったのか。その答えはすぐに明らかになった。おれがRスティックだと思ってでガチャガチャしていたのは……Lスティックだったのだ。
 左右盲であるがゆえに英傑を無駄死にさなせなければならなかった、この事実を重く受け止め、おれはハイラルの大地に降り立った。この続きについてはいつか語るときがくるだろう。それまでおまえはおまえだけの伝説を紡げ。ゼルダなんかに伝説をくれてやるな。おれから言いたいことは以上だ。

■7/25追記
 というわけで旅日記、はっじまっるよー!
ゼルダティアキン日記
https://onesideflat.net/docs/TotK.html