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◆不定期日記ログ◆

LOG 2015-01

■2015-01-01
Mii家族
 はい明けましたよーっと……
 年賀状には家族の写真を使えばいいんでしょう!?
 ハイ!おわり!!

mii
賀正

 うわぁ……フルアーマーあいりさん強そうナリぃ……
 今年もみなさんオタッシャデー!!
 
■2015-01-02
私はベイマックス
 新年早々、娘をワイフの実家に預けて『ベイマックス』を観てきたぞ。
 やたらハートフルな予告編を見て「また予告詐欺か」と渋い顔をしていたが、ハートフルストーリーを期待して観に来た層をロボットもののアツさに巻き込むだけの自信があったのだな。王道でわかりやすく熱い展開を真っ正面から繰り広げていて良かった。

 細かいところだけど、初めてベイマックスが登場したときの振る舞いがよかった。
 呼ばれてこちらに歩いてくる途中、進行ルート上にあったイスを横にどかしてからやってくる。これが2回目の登場の時になると、棚に当たって本を落としてしまうが、それは構わずにこちらへやってくる。優先順位をきちんとつけているなと思った。人工知能にとってはこういうファジーな状況判断は極めて難しいものだと聞いたことがある。プログラミングした兄タダシのワザマエが表現されている。

 ところでタダシは何を思って介護ロボットに「Baymax」なんてカッコイイ名前をつけちゃったんだろう。明らかに武装前提の語感だ。原作改変の歪みが感じられるな。



 以降は多少内容に踏み込むので、観る予定があってファーストインプレッションを大切にする人は読み飛ばすこと。

 ロボットものの醍醐味というか、ロボットをメインに据えるのであれば、そのロボットが自己犠牲的行動を取る展開がいちばんアツいと思っている。もちろんその期待にはちゃんと応えてくれた。
 しかし大人になってしまった私は「データのバックアップなんて当然あるだろうし、すぐ同じ機体が作れるだろ……」と要らんことを考えてしまうのだ。これではせっかくの自己犠牲展開が台無しだ。早急に何か反論を考えなければならない。
 一番手っ取り早いのは「兄タダシしか作れないオーバーテクノロジーである」だが、主人公は兄よりテンサイであるので説得力がない。次にジョジョ6部の「それはきっと別のフー・ファイターズ……あたしじゃあないと思う」的展開だがこれだと復活ができないので大団円にならない。

 やはり「バックアップが無かった」と考えるのが一番自然かもしれない……劇中ではベイマックスが戦い始めてからほとんど時間がたっておらず、兄の作ったシステムを解析して全てバックアップするだけの時間がなかった……と考えればなんとか理由がつけられるような……いや、ダメだ。兄タダシも有能なエンジニアだ、彼自身が亡くなる前にPC内にバックアップを用意しておかないわけがない。

 まさか!兄タダシは!自分に不慮の事故が起こったとき、ベイマックスに自分のHDDをフォーマットさせていたのでは!?天才エンジニアといえ若い男子、死んでもHDDの中身だけは見られるわけにはいかないはず……!
 
 「私はベイマックス。タダシの尊厳を守ります」

 すごいなベイマックス!ありがとうベイマックス!!
 
■2015-01-08
DLCのあるべき姿
 昨年ファイナルファンタジーシリーズの楽曲で音ゲーができる『シアトリズムFFCC』をプレイしたのだが、このソフトはダウンロードコンテンツでFF以外の曲を提供しはじめたことで俺の中で話題となった。


 俺はダウンロードコンテンツという売り方に対してあまりいい印象を持っていない。
 というのも、多くのDLCが「入っていて当然なもの」ないしは「みんな欲しがるもの」であり、それを別売りにするのは商品としてどうなのか、と感じているからだ。

 DLCにするべきなのは「みんなが★3つをつけるようなもの」ではなく「ごく一部の人だけが猛烈に★5をつけるもの」ではないだろうか。

 不満だった『ジョジョASB』を例に取ると、リサリサ先生やイギーやアナスイは各部のメインキャラであり、DLCで用意されてもむしろ「何で最初から入れとかないの?」という思いを強くするだけだった。DLCにするならもっとカルト的な人気を誇るスト様とかブルりんとかを追加すべきだったのだ。その意味ではバオーなんかはDLCでも違和感が無かった。


 シアトリズムの「FF以外のタイトルの楽曲をDLCで提供」というのは非常に好ましいありかただと思った。プレイしてないタイトルの曲はほとんど触らないのだから、こういう形で継ぎ足せるのはありがたい。欲を言えばもうちょっと安くて量があると良かったが。
 いずれにせよ、これでロマサガやサガフロの曲が音ゲーとしてプレイできるのだ。

 で、なぜ今さらこんなことを書いているかといえば、1月7日に配信されたサガフロ追加曲のせいだ。
 サガフロ第一弾が「Battle #4」だったのはわかる。まあわかる。CMにも使われたボス曲だからな……
 だが第二弾が「Last Battle -T260G-」ってのはどういうことだァーッ!?
 普通、商売考えたらアルカイザーとかアセルスとかでしょ!!
 頭おかしい。正気の沙汰じゃない。絶対買います。
 
■2015-01-16
格ゲーとキャラゲーの狭間に
 ほとぼりが冷めた今頃になって『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』をプレイしている。長ぇなおい。

 格闘ゲームについては、相変わらず干支が一周するくらい昔から「同時に2種類のボタンしか認識できない」という致命的な弱点が克服されておらず、大変苦戦している。
 ただボタン連打コンボがあるので、少なくとも技が出ないということはない。コンボレシピの中に2つ以上のボタンがあると脳がついていかない、というレベルなので、難易度ノーマルのCPUくらいなら何とか戦える。良い時代になった。
 このまま簡易化が進んで「□をn回+△」みたいに無双感覚でコンボルートを撃ち分けできるシステムが作られたら良いのにな。攻撃ボタン2つのスマブラが、格闘ゲーム大会であるEVOの種目の中に紛れ込んでるんだから、作り方次第ではいけると思うんだが。

 格闘ゲームというジャンルは、キャラクターを大きく描けるという点で、キャラゲーと非常に相性がいい。無双ゲーだとケツしか見えないし、ノベルゲーや音ゲーではキャラクターを動かせない。
 だから数々の原作つきキャラゲーが格ゲーとして発売されてきた。そしてそれらは格ゲーの敷居の高さによって多くの原作ファンからスルーされてきた。いま俺は憶測でモノを言っている。ゲーム性を損なわず、敷居の高さをカバーするシステムがあれば……と願わずにはいられない。

 で、この『P4U2』(たぶん前作のP4Uも)はかなり思い切って舵を切ってきた。
 まずシナリオモードがみっちりと用意されている。アーケードモードでもキャラクターのかけあいがあるというのに、それとは別にP4の正統続編としてのシナリオを展開している。
 格ゲーなのにシナリオモードでは文章スキップ、オートリード、バックログ完備で攻守共に最強。そして極めつけに、シナリオ途中にはさまるバトルはCPUに任せることが可能!!
 やったぜ格ゲー苦手な層は格ゲーやらなくてもいいんだぜェー!!

 ……本当にそれでいいのか!
 格ゲーやる層とやらない層の断絶はそこまで深刻なのか!
 
■2015-01-25
くいこめ!クイズまつり
 2009年度から当サイトで運用しているクイズ式コメント装置「くいこめ一号」ですが、先日「200個までしかコメントを保存できない」といううっかりバグにいまさらぶち当たりまして、それはつまり「200個以上のコメントが集まるころにはなんとかしよう」と過去ログ保存の部分をおざなりに作ったインガオホーなわけですが、とにかくそのときは256個まで保存するようにして急場をしのぎました。

 このたびようやく重い腰をあげて、コメントログもSQLiteでデータベース化してしまいました。
 おいおい5年で200コメント程度のシステムにデータベースが要るわけ?という疑問は常にありましたが、SQLiteが便利なんで仕方ありません。SQL文はやりながら覚えるぜ!

 機能性や見た目はほとんど変わっていませんので、利用する側には一切関係のない告知ですが、ちゃんと動くかは心配なので一応ご報告させていただきます。
 動作確認を兼ねて、右下の[COMMENT]から好きな必殺技名とかを叫んでいってもいいんだぜ。
 
■2015-01-29
1月のあいりさん
 あいりさんは正月の三が日で完全にハイハイをマスターした。今まで渇望し続けた移動力をようやく手に入れた形になる。もはやわずかな段差ではあいりさんの進撃を止めることはできず、瞬く間に床全面があいりさんの実効支配地域となった。
 正月の間は身につけたばかりのこの力で親戚の家のねこや犬を追っていた。ねこや犬としては大変な迷惑である。


 あいりさんはハイハイをはじめてすぐ、つかまり立ちができるようになった。ハイハイで行けるところならどこでもとにかく突き進み、つかまれる場所があればつかまり立ちをして高い視界を確保する。このムーブによってコタツの上も大部分があいりさんの射程に入った。食事中などはコタツの上の皿を隙あらばひっくり返そうとするので、もはや交代で気を引くしかない。


 後追いも激しい。ワイフいわく、居間で一人遊びをしていてもらっても、台所に立つと瞬く間に足下まで這い寄ってくるらしい。俺がお風呂を用意しているときも、いつのまにか段差を乗り越えて脱衣所まで這い寄ってきていた。あいりさんは虎視眈々と這い寄る機会を狙っている。
 結局これでは昼間の家事ができないということで、市販のベビーゲイトを設置した。だが囚人めいて柵につかまって叫ぶので、これはこれであまり解決になっていない。ところでこの柵、一貫して「ゲート」でなく「ゲイト」と表記しているので、『シャドウゲイト』を思い出してしまう。わたしこそしんのゆうしゃだ!!


 あいりさんは仰向けを嫌がる。即座にハイハイに移行できるうつぶせかおすわりが良いらしい。おかげでオムツの交換や着替えのとき、おとなしく仰向けになっていてくれないので大変になった。
 ただ、お風呂のあとに服を着せるときは「パジャマでおじゃま」を適当に歌いながらやると比較的おとなしくしていてくれるので、おかあさんといっしょは偉大だなあと思った。観てないけど。


 喃語のバリエーションも増えてきた。まだはっきりとした発音はあまりないが、それが逆に空耳を加速させる。「いい子いい子」「どっこいしょ」などの親の発言を真似しようとしているのでは?と思えるような発声も多い。だが何かの拍子にワイフを呼び捨てにしたのには驚いた。俺は呼び捨てにしていない。となるとこれはクレヨンしんちゃんの影響だと思われるので即刻放送中止すべき。観てないけど。


 あいりさんはタマゴボーロをつまんで食べられるようになった。なんたる親指と人差し指で上手につまみ取るアカチャン器用さか!時々、口に運ぶ前にいったん勢いよく床にたたきつけてからまた拾って食べたりする。タマゴボーロは弱らせなくても食べられるんやで……。
 ワイフは食事を手づかみで食べさせる計画を着々と進めている。そういえば左手でつかみにいくことが多いんだが、この子は左利きなんだろうか。


 情緒的な面でも成長が続いている。いままで何の反応も見せなかったカピバラさんのぶるぶる人形をぶるぶるさせたところ、「アイ!」と叫んであとずさった。もう一度やったら震えた瞬間に泣き叫んだ。恐怖という感情が芽生えたらしい。この後、同じくらいのサイズのジャガイモを差し出したところやはり泣き出したので、よほど怖かったようだ。
 なおカピバラさんは三日あまりで慣れて、今ではまた何の反応も見せなくなった。


 以上、生後9ヶ月を迎えたあいりさんの記録。
 4クール目ガンバロ!