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◆不定期日記ログ◆

■2015-01-16
格ゲーとキャラゲーの狭間に
 ほとぼりが冷めた今頃になって『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』をプレイしている。長ぇなおい。

 格闘ゲームについては、相変わらず干支が一周するくらい昔から「同時に2種類のボタンしか認識できない」という致命的な弱点が克服されておらず、大変苦戦している。
 ただボタン連打コンボがあるので、少なくとも技が出ないということはない。コンボレシピの中に2つ以上のボタンがあると脳がついていかない、というレベルなので、難易度ノーマルのCPUくらいなら何とか戦える。良い時代になった。
 このまま簡易化が進んで「□をn回+△」みたいに無双感覚でコンボルートを撃ち分けできるシステムが作られたら良いのにな。攻撃ボタン2つのスマブラが、格闘ゲーム大会であるEVOの種目の中に紛れ込んでるんだから、作り方次第ではいけると思うんだが。

 格闘ゲームというジャンルは、キャラクターを大きく描けるという点で、キャラゲーと非常に相性がいい。無双ゲーだとケツしか見えないし、ノベルゲーや音ゲーではキャラクターを動かせない。
 だから数々の原作つきキャラゲーが格ゲーとして発売されてきた。そしてそれらは格ゲーの敷居の高さによって多くの原作ファンからスルーされてきた。いま俺は憶測でモノを言っている。ゲーム性を損なわず、敷居の高さをカバーするシステムがあれば……と願わずにはいられない。

 で、この『P4U2』(たぶん前作のP4Uも)はかなり思い切って舵を切ってきた。
 まずシナリオモードがみっちりと用意されている。アーケードモードでもキャラクターのかけあいがあるというのに、それとは別にP4の正統続編としてのシナリオを展開している。
 格ゲーなのにシナリオモードでは文章スキップ、オートリード、バックログ完備で攻守共に最強。そして極めつけに、シナリオ途中にはさまるバトルはCPUに任せることが可能!!
 やったぜ格ゲー苦手な層は格ゲーやらなくてもいいんだぜェー!!

 ……本当にそれでいいのか!
 格ゲーやる層とやらない層の断絶はそこまで深刻なのか!