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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 悲惨な日常

■2002-01-11
運転免許連続殺人事件 ~湯けむり女将旅情編~
 今日、また一人、死にました。

 なぜだ。なぜ俺が免許を取ったのを皮切りに次々と葬式が続くんだ。もう焼香は飽きたぞ。おかげで「俺の免許取得祝い&弟の合格祝い」は延期、延期、また延期だ。
 昨年12月中旬から、まるで俺の免許を呪うかのように人が死に続けている。もういい。これ以上死人が出るのなら俺の免許なんて祝ってくれなくてもいい。来週の金曜に延期になったがまた犠牲者が出るのではないかと思うと気が気でない。本当に俺の免許は天に祝福されていなかったものとみえる。
 
■2002-01-10
050(ゼロハン)ライダー
 免許を取ったので、ようやく約束の原付購入である。(激突!車学伝説参照)
 このたび俺が選んだスクーターは、HONDAのLive DIO・S。白いボディの憎いヤツである。

 しかしスクーターのなんと楽しいことか。なんにしろクラッチがない。30km/hで走っても文句をいわれない。あとクラッチがないし、クラッチがない。まあ要するにクラッチがないのがステキなのだ。クラッチがなければその分のメモリを周囲の確認にさくことができる。そして30km/hという速度は一秒間に流れ込む情報量を劇的に少なくしてくれる。まさに「見える!私にも歩行者が見えるぞ!」といった状況。
 あと、風を感じるというのがこんなに楽しいことだとは知らなかった。スクーターですらこの疾走感。バイク乗りの気持ちがちょっとわかる気がした。でもバイクは嫌。クラッチあるもん

 とりあえず、マシンの名前を一生懸命考えています。
 とにかくDIOっていう名前のせいでスタンド使いばっかり頭に浮かびますがそれは避ける方向で
 
■2002-01-05
新たなる来訪者
 やったー。
 今日、やっとぼくの携帯電話に、

 話題の詐欺電話からワンコールがありました。

 …。
 ……。
 周りの某Dコモユーザー某Jフォンユーザー某Aユーユーザー、果ては固定電話にまで届いていた詐欺電話。「知らない番号からのワンコールにはかけなおさないように」という注意書きは多くの人が頻繁に目にしたと思う。そんな空前の詐欺電話ブームの中、俺の某Tカーはまったく反応しなかった。
 さびしかった。
 俺はもう、Tカー族の生き残りとしてひっそりと生きてゆくしかないのか。
 そんな荒れた生活の中、やっと今日詐欺電話からのワンコールがあったのである。

 うれしくてお礼の電話を返そうとしたが、とりあえず友人に止められました。
 
■2001-12-31
今年の俺重大ニュース
 様々な歴史的事件があった今年も本日が最後の日である。今年を振り返るせっかくのチャンスであることだし、ここらで毎年恒例「今年の俺10大ニュース」をやっておこうと思う。とはいってもこのサイト上でやるのは初めてだが。
 
 今年一番の事件といえばやはり米国同時テロであろう。多くの人命が失われた悲しい事件である。とはいえ「俺10大ニュース」ではもっと個人的な事件に焦点をあてていくので他の社会的な事件は外していく方向で。
 今年、俺の身に起きた大きな事件といえば、大学合格と、さよなら十代、そして免許取得の三つであった。一浪の末の大学合格は感激のあまりプルプルしたし、9ヶ月かけた免許の取得は「激突!車学伝説」に記載した通り壮絶なものとなった。二十歳の誕生日は特に何もなかったけど。十八のときにハジけすぎたから。ただ「もうカラオケで19が歌えないな」とか思った。
 あと、ネット関連の事件ではやはり「OneSideFlat」開設であろう。この名前になるまでには紆余曲折あったが、この名前の意味について問いただす人がいないのが幸いである。そして、そのOneSideFlatを作るマシンであるサスケハナ号の購入も外しがたい。
そして、初めてOFF会というものに参加したのも忘れがたい。0.2泊3日の旅でした。あとサガ1も貰いました。神が倒せません
 そして「草薙すくえあ」というサークルに加入したことによる「草薙大龍勢」祭りの取材。まさか龍勢打ち上げにまでかりだされるとは。まさか親とニアミスしていたとは。あと、文化祭の打ち上げで飲酒の末記憶ナシ事件も忘れてはならない教訓を残した。
 忘れてはならないのが「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のニュースである。前作スマブラを3年間遊び続けた俺にとって外すことのできない事件である。春にはE3での発表に心臓を射抜かれ、夏にはニンテンドウスペースワールドにまで足を伸ばし、秋には金を貯め、そして発売後はそのボリュームに圧倒された。文句なしの今年ナンバーワンのゲームである。うっかりするとあと二年くらいナンバーワンかもしれない。

 つまり今年を要約すると、「免許とスマデラの年であった」と。うわなんか切ねぇ。
 
■2001-12-18
世間は甘くはない
 なんとか免許も手に入ったことだし(「激突!車学伝説」参照)、もうこれで自動車学校に通う必要もないので、俺はとりあえずのんびり実家に帰ることにした。
 実家は下宿から25kmくらい離れた山中にある。電話をすると、どうやらこっちに来る用事があるそうなので、それに便乗して帰ることになった。
 しかし、電話口で「父さんが迎えに行くから」と言っていたのがずうっと引っかかっていた。あのオヤジが一人で動くとなると、これは一筋縄ではいかない。嫌な予感がする。
 そしてその予感はバッチリ的中した。

 奴は別に用があってこっちまで出てきたわけではなかったのだ。
 俺を迎えに来るためにわざわざ出てきたのだ。その目的は一つ。

 (笑顔で)「じゃあ、お前の運転で帰ろうか!!

 所詮「もう二度と運転したくない」と誓ったところで、状況がそれを許すわけがないのでありまして。
 俺は家まで運転して行ったわけですよ。
 左折のみで

 …その後家にいる間、ずっとなんか理由をつけちゃあ車に乗せられました。
 そのたんびに「怖ぇ」と言われました。じゃあ乗せんな
 
■2001-12-08
禍福はあざなえる縄の如し。
 やったー。
 今朝、やっとぼくのメールボックスに、

 話題のウイルス、BADTRANSが届きました。

 …。
 ……。
 明らかに添付ファイルが「YOU_ARE_FAT!.MP3.scr」。まちがいありません。
 とはいってもなんか大学のサーバーがすでに手を打ち、どこかに隔離したみたいですけど。

 それより気になるのが、
 知らない人から届いているという事実です。

 以下トレンドマイクロ社のサイトの抜粋。

ワームは以下から取得したアドレスにメールを送信します:
 a.受信トレイにある未読メールの送信者のアドレス
 b.「マイドキュメント」フォルダ及び「temporary Internet files」フォルダ内にある"*.HT*、"*.ASP"(「*」はワイルドカード)というファイル名のファイル内から取得できたメールアドレス


 aは無いはずです。知らない人ですから。
 となるとbの可能性が浮上してきます。
 ということはですよ、知人以外ほとんど訪れないこのこじんまりとしたサイトにも、
 お客様は確実にいらっしゃられはりましたわけですよ!!
 ありがとう神様!!

 でもちょっとまてよ?
 このメールはぼくのメインのアドレス(大学)に届いています。
 今、本サイトの「Crazy Mail」のアドレスはホットメールのものとなっていますが、
以前まで大学のメールアドレスに転送メアドをかませたものを使っていました。
 ということは。
 以前訪れたっきりまったく来ていらっしゃらないお客様からのウイルスだったのですね!!
 複雑です神様!!
 
■2001-11-15
割のいいバイト
 今週は火、水、木が「卒論中間発表会」なのでほとんどの授業が休講となるステキなWEEKだ。
 というわけで、ただちにゲームショップに向かって「スマッシュブラザーズDX」の試遊台を狙いたいところだが、そうもいかない。
 きたる11月21日に、ニンテンドウゲームキューブ本体コントローラ各色メモリーカードスマッシュブラザーズDXのフルセット(40000円ほど)を購入しなければならないにもかかわらず、所持金が足りないのだ。
 そこで、一週間前にバッチリ「卒論中間発表学生アルバイト」の募集に名乗りをあげ、見事採用されることに成功。なお採用倍率は6/8。
 そりゃ俺も「学内のバイトなんてあんまり期待できねえな」などと最初は思いましたさ。
でも「日給6,410円程度(約8時間労働)」の文字に魅力を感じたのも事実。
 こうして俺は、火、水、木と通して労働することに相成った。

 で、当日。いきなり集合場所がどこにあるのかわからず迷
 俺に割り当てられたお仕事は、「会場に来た学生にハンコ(なぜか極秘の刻印)を捺すこと」。

 めっ…(タメ)…ちゃ楽勝。
 発表は一人あたり約20分。つまり20分に一度、ハンコを押しまくる時が来るだけ。あとは座りっぱなしで発表を見てればいい。
そもそもその他の学生にも、一日に最低2人分は発表を見なければいけないというノルマがある。
つまり、ノルマの2人分を見たら、発表の間ボーっとしててもOK。ていうかそのノルマを管理しているのが俺のハンコ。いいのかこんなんで6000円ももらって。
 結局、3日間、ほぼ座ってるだけで19230円の収入を得た。
 こんな割のいいバイトが採用率6/8。信じられない。ほんとにいいのか?赤毛連盟じゃねーのか?(突然のシャーロックホームズ的ボケ)
 
■2001-11-10
今度はちょっと暗い話だ
 今日は学祭の打ち上げがあった。
 当然、アルコールの類も出たが、10月19日の教訓を得て、今回は記憶を失わぬよう、かつ最高にハイな時間を保つように
量を調節した。
 かなり愉快な時間を過ごした。当然のように頭は働いていないが。
 その勢いで二次会のカラオケに行った。俺はまさしくコントロールを失った状態だったので、せっかくだからラルクの「侵食~Lose Control~」を歌ってみた。

 でも、それがいけなかった。 
 
■2001-11-05
学祭大作戦
 本日を含めた土・日・月に、盛大な学校祭がとりおこなわれた。
 一般の客がほとんど見込めない月曜日にまで開催する意味があるのか、という謎はひとまず忘れて…。
 無論、二つのサークルを掛け持つWingも忙しく飛び回っていたのだが、そんな中、彼には重大なミッションが課せられていたのである。
 土・日・月に渡って学校祭があるという事は、CGIゲーム・ファイナルクレスト更新日(火金)までの猶予を見事に潰してしまっているという事。
 普段、大学の無線LANで税金ネットをしている彼にとって、これは非常に痛い。
 すなわち、彼に課せられたミッションとは、
 「学校祭最中の大学内で、無線の電波が届く場所を確保し、速やかにファイナルクレストの継続エントリーをすること」
 である。
 ギルド唯一の合成士である彼が未継続となると、被害が出るのは自分だけに留まらない。必ず継続エントリーしなくてはならない。
しかも、合成をてがける合成士だけに、そのエントリー内容はおのずから複雑になってくる。時間の限られる自宅からの接続では落ち着いてエントリーできない。正確にエントリーするならなんとか住民の血税で接続しなければいけない。

 図書館は閉館となっており、パソコン室をはじめ使用しない教室には当然カギがかかっている。あと無線LANが利用できるのは経営情報棟(以下経情棟)のカレッジホール(1階~3階吹き抜け)だけである。しかし、カレッジホールは日曜夜のイベント「中夜祭」の舞台となっており、実行委員による大改装が行われているのだ。
 土曜日、彼はさっそく愛機サスケハナ号を取り出して経情棟の周りをうろうろし始めた。各教室の窓からもれる電波をなんとか拾おうというのである。
地下街でケータイの電波を求めてうろうろしているのと同じだが、なにしろ得物がデカイ。
ノートパソコンを抱えて建物の周りをうろうろする男はハタから見て大変気味が悪いものだったと推測される。
ていうかハタから見られないように隠密行動を取っていた。
 結局この日のチャレンジは徒労に終わったが、経情棟の無線LANは祭りの間も動作しているということは確認できたため、次は内部に侵入する決意を固めたWingであった。

 日曜日、予定通り経情棟に侵入したWingだったが、カレッジホールでは大勢の中夜祭実行委員が準備&リハに追われ、1階、2階、3階ともにおおわらわの状態となっていた。
しかも椅子などは全てどこかに片付けられており、ネットをするのなら床に座ってノートパソコンを起動するほかない。
忙しく準備する実行委員に混じってそんなことをしていれば、ノートパソコンを抱えて建物の周りをうろうろする男より数段不審な目で見られること間違いなし。ムリムリ。Wingは速やかに退却した。

 月曜日となり、中夜祭の終わったカレッジホールには後片付けに追われる実行委員があふれていた。1階のイスはすでに元の位置に復帰しているが、これでは昨日とさほど状況は変わらない。
 しかし、彼は2階、3階にあった照明などの装置がすでに撤去されていることに気づいた。さっそく侵入してみると、やはりほとんど人がいない。
次に各教室をのぞいてみる。カギのかかっている部屋がほとんどであった。つまり、もうここに机やイスなどの搬入はない。
Wingは3階廊下の一番奥に身を隠せる所を確保し、電波が届いていることを確認した。この辺で何度か人の足音を聞き、状況はかなりメタルギアだったといえよう。
 こうしてこっそりと継続エントリーを終え、何事もなかったかのように持ち場に戻るWingだった。

 余談になるが、日曜の夜に催された中夜祭に草薙すくえあ代表として編集長のジョニーさんと御白州氏が出演し、観客を沸かせた。
とくに御白州氏のマイクパフォーマンスは翌日噂の男になるほどの反響を呼んだ。たいした男よ。
 さらに余談になるが、三つのサークルを掛け持つricer君はあまりの激務のため家に帰っていないらしい。たいした男よ。

◆11月7日 追記

 こうして必死の継続エントリーを致しましたが、実はこの回に不具合が発生し、
次回の金曜日に再更新という処理がとられました。
 まあつまり、月曜日にジタバタあがいたのは全部ムダだった、っちゅう事です。
 なんでこんなオチが付くんだよ!!もう!!
 
■2001-10-19
前後不覚
 今日は「草薙すくえあ」のサイトが5000HITを突破したということで、
みなさんで鍋を囲んで飲み会を開くこととなっていた。
 ちょっと自分の限界がどこなのか試してみようとか思った…んだったかな。
 いや…同席した御白州氏に挑発されて飲み出した…んだっけかな。
 帰宅したのは夜12時過ぎだった…と思う。
 やべぇ…。
 …。
 不肖Wing(20)、初めて酒に飲まれる。

 えーと。かなり曖昧だが…。
 たしか缶ビールを三缶空けただけなんだよな。ちなみに今まではニ缶まででした。
 …カクテルとチューハイも飲んだ気がするなぁ。
 御白州氏がコニャックをすすめてきたけど、かろうじて拒否したっぽい?
 なんか異様に愉快だったのは覚えてるけどかなり断片的だ。
 でもそのあとすげえ気分が悪くなったんだ。
 …二回ほど吐いたはず…三回だったっけ?
 …よくわかんないけど、鍋が割れた。
 …先輩方にえらい迷惑かけたのでは…?

 なんか怖いけど、とりあえず御白州氏に話を聞いてみたい。

 W「俺の目を見て話せ。昨夜、俺は何をした?」
 御「…めっちゃ面白かった。

 余計不安だ。話を聞くと、全ての語尾に「あはははは!!」がついていたらしい。笑い上戸か。確かに異様に愉快だった。
しかしなぜそんなに愉快だったのかまったくわからない。まあ酔っ払いなどこんなものよ。
 だが御白州氏もその後酔いつぶれてしまったため、俺が吐いたことすら覚えていないありさまであった。
 やむを得まい。こうなれば原付の運転のためアルコールを控えていたricer君に聞くしかない。

 W「昨夜の俺、どんなだった?」
 R「え?…うーん、えーと…」

 何故、言葉に詰まる…(微泣)。

 本日の教訓。酒は呑んでも呑まれるな。
 
■2001-09-23
草薙大龍勢(だいりゅうせい)
 今日は大学の所在地・草薙のお祭りの日だ。
 最近所属したサークル「草薙すくえあ」の活動の一環として、俺と御白州氏とRicer君は草薙駅へ向かった。
 大龍勢というのは…まあ簡単にいうと全長20mはあろうかという巨大ロケット花火なのだが、詳しい説明は草薙すくえあのほうで特集されているので割愛する。
 正午の時報とともに、草薙駅前からお神輿が発進し、草薙神社へと向かっていった。もちろん草薙すくえあのスタッフもそれを追う。
草薙神社に運び込まれた数々の龍勢。これらを前に神々しい儀式がとりおこなわれてゆく。
 そんなとき。
 我々の前に三組のハッピとヘルメットが差し出された。草薙すくえあで取材をしていたという中ノ郷龍勢保存会の方のものだ。
我々のなかから3名が、龍勢の運搬をお手伝いするらしい。俺は取材には関わっていないから初耳だ。ていうか見に来たのすら初だ。しかもなんかその場のノリで俺と御白州氏はその3名の一角に選ばれていた。
 まあいいや、貴重な体験だし、というわけで俺も打ち上げ台まで龍勢を運んでいった。
そして、作業が終わったら半径300m以内から退去した。こんな巨大なロケット花火を打ち上げるのだから、どこに本体が落ちてくるかわからない。そのため厳重な警備がしかれているのだ。身をもって体験したからその厳重さは折り紙つきである。まあ実際の燃えかすは300mを軽く超えた地点に墜落することも珍しくなかったが。あれどうなったんだろう?
 まあそういうわけで、離れた地点から龍勢の打ち上げを見物していたのだが、これがなかなかうまく打ちあがらない。
失敗続きのようである。次々と発射に失敗し、高くそびえる発射台で爆発する龍勢。
多くの観客は、先のアメリカの自爆テロの光景を連想し、俺も気分的にちょっとへこんだ。ヴィジュアル的にヤバすぎる。
しかし、我々が運んだあの中ノ郷の龍勢は見事雲一つない秋空に打ち上げられ、その後も順調に打ち上げが成功し、
ようやく会場はお祭りの様相を呈してきた。
 続いて夜の部である。昼間の部は音と煙で魅せる「龍勢」だが、夜は光と音がメインの「流星」である。読みはどちらもリュウセイだが。
 今度は中ノ郷の流星の打ち上げを手伝うことになった。すでに俺の脳にはビールが一缶入っており、かなり愉快な気分で打ち上げ現場へ向かった。どうでもいいが御白州氏よ、別にいいじゃねぇかスプライトをつまみにビール飲んだって。俺ァジュースがなきゃアルコール飲めねぇんだ。
 しかし現場へついてビックリ。なぜか中ノ郷龍勢保存会の方が一人もいねぇ。マジすか。我々3名は編集長のジョニーさんを除いては初参加っていうか初めて見に来た連中。スタンバイ位置まで流星を運んだがまだ誰も来ない。えー…と、困ったな。そんな話をしていたら、一つ前の流星が打ち上げられ、飛んできた花火がかなりの近距離で炸裂した。
 怖っ!!
 人間、死を予感するとなんかまわりがスローモーションになるよ。
 …シロウト3人が点火したらどうなるだろう?最初のころの龍勢のように発射台で爆発するのだろうか?Ricer君に遺言を託してくるのを忘れた。そんなことまで考え始めたころ、ようやく保存会の方が到着。あぶねぇあぶねぇ。なんとか流星を発射台に固定することができた。
 さんざん心配して、ようやく打ち上がった流星はとても美しかった。しかも至近距離、落下物の危険を考えなければ特等席である。感動した。一つ一つの流星に込められた男達の魂を感じた。この感動は筆舌に尽くしがたい。まったく稚拙な執筆者で申し訳ない。

 とりあえず、中ノ郷龍勢保存会のテントに戻って乾杯した。
 お祭りなんて久しぶりだ。予想もしなかったエキサイティングな一日となった。

◆10月8日 追記

 実家に帰って家族に熱っぽく大龍勢の話をしたところ、
父に「なんだ?お前の下宿からも見えたのか?」と言われた。
どうやら、偶然、俺の両親も初めて大龍勢を見に来ていたらしい。
まさか自分の息子が発射台の下でその龍勢を打ち上げる手伝いをしていたとは夢にも思わずに。
まさか自分の息子が奥のテントで関係者と飲んでいるとは夢にも思わずに。
 運命とはよくわからぬものである。
 
■2001-09-20
新種ウィルスW32Nimda
 9月19日の夜に発見されたっぽい新種ウィルス、Nimda。
 いろいろやっかいな奴だが、一番やっかいなのは書き換えられたwebページを見るだけで感染してしまうことであろう。
とはいえこれはIEにパッチを当てていれば大丈夫だし、そもそもJAVAの実行をOFFにしてる人には関係ないのだが。
まあ詳しいことは各アンチウイルスソフト会社のページでも見るとよい。
 で、20日の夜に突然、我が愛機サスケハナ号不穏な動きを見せた。
なにやらずぅっとハードディスクをカリカリ読み込んでいて処理速度が最強に遅まっているのである。
「何か変だな」と思っていると、ラジオからNimda発見のニュースが。しかもMSNのページが被害にあったなどと言っているではないか。
たしか今日、MSNのページを開いた覚えがある。冗談じゃねぇ。
 翌日、ウィルス定義ソフトを最新のものに更新し、Nimdaの奴が起こすというアクションがサスケハナ号に起きていないか確認。

1)system.iniの書き換え。 → 問題なし。

2).emlファイルを大量生成。 → 問題なし。

3)SYSTEMフォルダにコピーを生成。 → 問題なし。

4)パフォーマンスの低下。

 → 大問題。

 もうなんかマウスカーソルを画面の端から端まで動かすのに、マウスを12回も持ち上げなければならないほどのマッタリ感。
しかもウィルスチェックをかけたらさらにもっさりと。システム復元なども受け付けず。
 これはウィルスのしわざではないかもしれない。しかしwebページを公開しているものとしてここで妥協するわけにはいかない。
なにより、もうウィルスの間接的な加害者にはなりたくない。W95CIHが俺に残した唯一無二の教訓だ。

 サスケハナ号、フォーマット決定。
 25日ぶりに。

 …(泣)。