Oneside Flat Web

◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 悲惨な日常

■2002-07-19
通学の途中で
 すごく奇妙なものを見つけた。
 それは大学の裏の階段にあった。

 「だんごむしがひっかかっている蜘蛛の巣」

 どうしてこんなことになってしまったのか。
 蜘蛛も放置プレイか。
 これではだんごむしのひっかかり損だ。
 しかしだんごむしでは喰っても仕方がない。
 蜘蛛としてもかなりのガッカリ感であろう。

 I'm a hungry spider
  You're a beautiful だんごむし。

 蜘蛛よ、お前の恋はまだ終わったわけではないぞ。
 がんばれ。
 
■2002-07-18
言いたいことを言おう
 納得がいきません店長。

 「きゅうり(バラ)」のキーと「きゅうり(徳用)」のキーがありますけど、
 三本セットで袋に入ったきゅうりも「きゅうりバラ」×3で打たなければならないんですが。
 「きゅうり(徳用)」っていつ売ってるんですか。

 現在取り扱っているえのきには二種類ありますよね?
 大きいパックと、小さいパック。
 で、小さいパックの方はバーコードをスキャンして登録しますよね。
 なんで大きいパックは「えのき(小)」のキーで登録するんですか。

 スキャンできるようにしてくれとは言いませんから、キーの表記を改めてください。
 ていうか、毎日えのきのパッケージが違うので判別が困難です。
 
■2002-07-17
台風一過
 台風が来たので思い出した。

 ときどき迷走する台風がいる。
 その迷走っぷりはしばしば想像を絶する。
 いつだったか、一週間近く沖縄のあたりでフラフラしていた台風があった。
 それをニュースで見た俺は、「コイツは誰かが操縦している」と確信した。

 たぶんアレだ、アメリカの発明家のせがれあたりがリモコンで動かしてるんだ。
 丸メガネかつそばかすの。たぶん。
 そのときはうっかりリモコンを犬に持って行かれて、一週間動かせなかったんだ。
 そう考えれば全て納得がいく。いくったらいく。

 で、何をいいたいのか、ってことだけど。
 昨日の俺の行動であるところの、「講義は午後からだけどそのころにはきっと台風の真ん中にいるだろうから雨の弱い今のうちに登校しておこうと考えて朝早く大学にいったが意外と雨が大きく、しかも肝心のお昼にはすっかり過ぎ去って猛暑に襲われながらバス代払って帰宅、あと歯のかみ合わせが悪くてイライラする」という怒りなのだ。
 アメリカの小僧、俺の行動を見て速度上げやがったな。

 今、俺の反米感情はハンパではない。
 
■2002-07-15
みんなあつまれ
 バイト先のスーパーの張り紙。

 「ちびっこ集まれ!店長とじゃんけん大会」

 ,o/ <店長!フォントいじるところ間違ってます!!
lミiニ
 
■2002-07-14
発狂日記
 歯医者に行ったところ、今度は奥歯をかなりの広範囲に渡って削られた。
 削られてる間ずっと鼻の頭が痒くて痒くて痛みも忘れるくらいの地獄であった。そのため、今回は女医さんがどうとかいう話はまったく記憶にない。

 で、削るだけ削って、銀歯は次回かぶせるらしい。
 削ったところにとりあえず樹脂っぽいものが詰められている。
 以前も、銀歯をかぶせるときに仮に詰められたことがあった。懐かしい。

 右上の奥歯に突如現れたこの異物に、最初に苦言を呈したのは、噛みあわせの右下奥歯だった。
 「先生!コイツのせいでうまく噛みあいません!」

 それに呼応したのは、右頬裏だった。
 「ていうかおまえ、ちょっと横にでっぱってるんだよ!」

 続いて舌も叫んだ。
 「おまえ薬品の味がすんだよ!!剥がすぞコラ!!」

 それを聞いた先生(俺の理性)は、生徒たちをしかりつけた。
 「ダメだ。仲良くしなさい!コイツが外れたら右上奥歯が大変なことになるぞ!

 俺の理性と、俺の免疫機構が戦いだした。
 俺の免疫機構は異物を除去したいと猛り狂っている。しかし、歯にかぶさっているコイツが、その気になれば簡単に剥がせてしまうことを、俺の理性は(経験上)知っている。そしてその結果、奥歯が大変なことになることも(経験上)わかっている。

 もどかしい。イライラする。じっとしてると発狂しそうだ。コイツをべらーって剥がしてしまばどんなにすっきりするだろう。いや、すっきりしすぎて困る。絶対困る。剥がしてはいけないのだ。
 例えるなら…この感覚を例えるのは骨が折れるが…奥歯の上にガーゼが乗っかっている感じ、というべきか。かみ合わせるたびに釈然としない。しかももっとイライラするのは、次の歯医者の予約が一週間後だということだ。
 ああ畜生イライラする。

 そういうわけなので、書くネタはいくつかあるのだが日記として完成させるだけの余裕がないのである。
 はやいところ、このわからずやが適応してくれるといいのだが。
 
■2002-07-11
「生まれつきダイエット」で激ヤセ
 日々ダイエットのリバウンドに怯えている人には大変申し訳ないが、
 俺は喰っても喰ってもまったく太らない体質らしい。
 生まれてから今まで、順調にヤセつづけている。(身長比)

 ほんの数ヶ月前までベルトが不要だったズボン。
 家族の中でも俺しかはけなかったほっそいズボン。
 どういうことか、今では腰からズルズルずれてくる。
 きっとズボンがのびたに違いない。

 久しぶりに田舎に帰って次兄と近所を歩いていたら、
 村のガキンチョが次兄に向かってこう言った。
 「兄ちゃん、この人痩せたねー。」
 いまさら「この人」呼ばわりかよ。
 そんなに存在感薄いのにもかかわらず痩せたという印象はあるのかよ。

 ほんの二週間前に会ったばかりの先輩にも、
 「オマエ痩せたな」と言われる始末。
 俺が二週間で目に見えるほど痩せたら命にかかわると思う。

 ついでに体の悩みをもう一つ。
 俺は最近、ほっぺたで脈がとれることに気付いたのだが、コレは異常なのだろうか?
 ほっぺたを膨らませるだけで、手で触るまでもなく脈がとれるのだが。
 脈をとっているにもかかわらず両手があくという画期的採脈法。
 みんなもすれ。
 
■2002-07-07
七夕ですよ
 部屋に巨大なクモが潜伏した状態でこんにちは。T-1000Kです。

 今日は七夕です。
 私は毎年、この時期になると短冊を偽造したくなる奇癖がありまして。
 要するに、「よい子達のピュアな欲望のなかにとんでもない偽造短冊を紛れ込ませて彦星と織姫の度肝を抜いてやるぜ!」という企画なわけですが、今年はバイト先のスーパーにある笹をターゲットに選びました。
 まずは下調べからです。笹に付けられた短冊を見ていきます。

 「クロールが できるように なりたい」
 おお、小学生らしいピュアな願い事。

 「阪神優勝」
 達筆だよこれ。父兄のかたとお見受けしました。

 「おとうさんに あいたい」
 …(涙)…お父さん、出張族とかならいいんですけど。

 ん?なんだこの書きなぐったような…

 「ぜったい しにたくない」

 …。
 ……誰だか知らんが負けたよ!!今年はオマエに任せるよ!!年寄りは隠居するよ!!
 
■2002-07-06
歯医者
 歯医者に行こうと志してからはや3週間。
 ようやくスケジュール調整ができ、診察を受けることができた。

 三週間前から、前歯の後ろにボコッと穴が空いており大変不安な日々をすごしていたのである。おそらく大昔に治療して詰めたところが内部から侵食された結果なのである。これが手抜き工事なのか。
 歯は何も痛まないのだが、とにかく早いところふさいでおきたい。

 で、診察の結果。

 詰め物をした前歯のほとんどが中から侵食されており、かつ奥歯のほとんどが軽い虫歯でありおそらく歯の磨き方が悪いのではないかとか、さらに歯槽膿漏の危険があるとか、あと歯軋りしてるんじゃないかとかいろいろ言われてボコボコである。
 手始めに前歯の裏をまとめて詰めなおして頂いた。
 治療中、なんつーか女医さんが物を取るたびに顔におっぱいが当たるので、これは考えようによってはオイシイ状況なのだろうかとか思った。

 歯は、正しく磨こう。
 
■2002-07-03
ラムネ
 昨日、レジを打っていて、駄々をこねている子供に遭遇しました。

 子供は、母親の袖をひっぱりながら、半泣きで、
 「かたまってるのがいいー!かたまってるのがいいー!!」
 と叫んでいました。
 あまりに意味不明すぎて、思わず操作ミスをするところでした。

 でも、その母子がレジにやってきたとき、すっかり意味がわかったのです。
 母親の買い物カゴには、ラムネのびんがたくさん入っていました。
 子供はそれを指差して、まだ「かたまってるラムネがいいー!」と連呼していたのです。

 それ以来、ずっと気になっているのです。
 どうしてあのラムネは、あのラムネと同じ名前をもっているんでしょうか。
 あのラムネをかためると、あのラムネになるんでしょうか。原材料が同じなのでしょうか。
 考えれば考えるほど謎です。

 天下のGoogleさんに答えを求めましたが、無駄足に終わりました。
 でも、「男投げ」のバンドゥさんが一年前にこの疑問にさいなまれていたことがわかりました。
 …。

 きっとあの子供は、あのラムネとあのラムネの関係について知っているに違いないのです。
 悔しすぎる。
 
■2002-07-01
俺とまな板
 朝飯の食器を片付けようとして、
 流し台の上に置いてあるまな板に、頭をぶつけた。
 ああ、今日から場所を変えたんだな、と思った。

 昼飯の食器を片付けようとして、
 また流し台の上に置いてあるまな板に、頭をぶつけた。
 ちょっとカンに触った。
 「一度ならず二度までも…三度目はないと思え」

 晩飯の食器を片付けようとして、
 やっぱり流し台の上に置いてあるまな板に、頭をぶつけた。
 俺はまな板に言った。
 「三度目だ。貴様の顔はもう見たくない。勝手に死ね。」

 そして、一夜明けて。
 今日の朝飯の食器を片付けようとして、また頭をぶつけた。

 なんだか、運命を感じた。
 
■2002-06-28
アイヤー
 ―――実験結果―――

 スティックのりと、リップスティックを並べて置いておくと、
 とても危険だという事がわかりました。

 平成十四年六月二十八日 部屋にて
 
■2002-06-24
レジスター破戒録カイジ
 T-1000K「いらっしゃいませ」

 (フフ……底に牛乳が二本…
  この程度なら…余裕でレジを打てそうだ…)

 客「ククク…」

 (うっ…!
  これはっ…!この野菜はっ…!!)

 客「さあ…ほうれん草か…小松菜か…ククク…」

 ざわ・・・

 (落ち着け…必ず外装に…名前が書いてある……!)
 (…!!)

   味と香りの[半額]

 (ぐっ…!値引きシール…!イヤなところにっ…!
  しかし…かすかに見えてる…
  手がかりはつかんだぜ…小松菜…!小松菜だっ…!!)

 T-1000K「小松菜が入ります」 ピッ

 客「…ククククク…小松菜…君は小松菜と打ったね…?」

 ざわ・・・
   ざわ・・・

 ペリペリペリ…(値引きシールを剥がす)

   味と香りの高原野菜

 ざわっ・・・

 客「こいつは…ほうれん草…高原でとれたほうれん草だ…ククク…
   さあ…差額を返済してもらおうか…!」


 (ぐっ…!!)

 [[T-1000Kの実体験をWingが妄想で大幅脚色してお送りしています]]
 
■2002-06-16
ファザーズデイ
 出かけた先で、縦書きで「ハメの日」と大きく書いてあるのを発見。
 オイオイ今日はゲーセン行かないほうがいいな、とか思った。

 それでようやく、今日が父の日であることを思い出した。
 
■2002-06-10
さよなら
 ワールドカップのおかげですっげえヒマなスーパーレジスター、T-1000Kです。
 先週ふと、うまくすれば性格診断なんかに発展しそうなお題を考えつきました。

 みなさんは、「♪さよなら さよなら」という歌詞でどんな歌を連想しますか?

 さよなら さよなら 俺の嫌いなところだけ
 KICK THE CAN CREWの『sayonara sayonara』。ジャパニーズラップです。

 さよなら さよなら さよなら 多分もう会う事はないよ
 ガガガSPの『卒業』。パンキッシュです。ここらあたりまではわりと最近の曲ですね。

 さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
 グッと時代をさかのぼってオフコースの『さよなら』。小田和正です。

 さよなら さよなら 好きになったひと
 都はるみの『好きになったひと』。最初に思いついた人は同年代じゃないと思います。


 …で、何がくやしいって。
 私が一生懸命「歌詞」って強調してるのに、返ってくる答えは「故・淀川長治氏」
 よどさん、偉大すぎです。
 
■2002-06-07
マジメに講義を受けたのに
 「消費者行動論」についての講義。

 消費者は、商品に対する知覚リスクを持っており、これが大きいと消費行動に多様性がもたらされる。知覚リスクは大まかにいって次のような種類に分けられる。

  1)金銭的リスク
  その商品に、果たしてその値段分の価値があるのだろうか?というリスク。
  ぼったくられてねえ?とか、ニセモノじゃねえ?とか。

  2)心理的リスク
  その商品を選んだことにより、自尊心を傷つけられるのではないか?というリスク。
  会食をするのに不味い店を選んでしまったら気まずいなぁ。とか。

  3)物理的リスク
  その商品の欠陥により、自分や周囲に物理的被害があったらどうしよう?というリスク。
  肉まんに変な添加物とか入ってたらどうしよう。とか。

  4)機能的リスク
  その商品が、本当に期待される効能をもっているのだろうか?というリスク。
  深夜の通販の健康器具やダイエット商品を買うときとか。

  5)社会的リスク
  その商品を買ったことにより、周囲から負の評価を受けはしないだろうか?というリスク。

 うわあ…5番にすっげえ覚えがある。
 
■2002-05-29
戦い終わって
 ここのところのレポートラッシュがようやく一段落した。
 まったく最近はあちらこちら飛び回って、忙しいことこの上なかった。

 で、今日ゼロハン侍で学校に到着してから気付いたのだが、最近入れたばかりの燃料がもう底をつきかけていた。ここ数日、いろいろあってゼロハン侍を酷使したのだなぁ、と納得し、「帰り道のガソリンスタンドまではなんとかもつに違いない」と自分に根拠のないハッタリをかます。
 そして帰り。
 燃料の残量に気を使いながら、ひたすらガソリンスタンドを目指して慎重に走るゼロハン侍。メーターはすでにEmptyを指している。若干の下り坂であることを考慮しても十分ヤバイ状況である。無事たどり着いたときは本当にホッとした。よくやったゼロハン侍。空腹に耐えてよく頑張った!感動した!

 「435円です。」
 パカッ←財布を空けて中を見る
 …!!

 ガクリ √|○ <10円足りねえ…

 どうやら、ここ数日いろいろあって酷使したのはゼロハン侍だけではなかったようだ。
 いつのまにか財布に入っていた千円札が全滅していた。