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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 悲惨な日常

■2002-03-25
本末転倒物語
 昨日の夜から、Wingがなんか掲示板作ってます。
 作ってるといっても、友人JUMP氏のようにイチから作るだけのガッツは彼にはありません。フリーのスクリプトを改造しているようです。perlのpの二画目くらいしか知らないのですから当たり前っちゃ当たり前です。
 しかも「アイコンいらね」とか「レス機能いらね」とか、かなり自分の好みで作ってます。
 そんなWingが「すげぇアイデア思いついた」とか言い出しました。

 その名も「絶対荒らされない掲示板」

 Wingの思いつきはいつだってやっかいです。しかし、彼の言葉を信じるなら、これはかなりすごいアイデアといえましょう。誰でも書き込みができる掲示板でそんなことが可能なのでしょうか?
 彼の主張するシステムは次の通りです。

 普通の掲示板と同じようにコメントを入力し、送信ボタンを押す。
 ↓
 コメントをキリのいいところでこまかく分解。
 ↓
 分解された文章の間にCGIが勝手に妙な言葉を挿入。
 ↓
 何事も無かったかのように結合、投稿完了。
 ↓
 意味わかんねえ投稿がズラリ。
 ↓
 (゚д゚)ウマー

 ウマーじゃねえっての。
 それじゃマジメに書きたいことが伝わらないし、そもそもなんかどこかで見たようなシステムです。
 掲示板を強制電波ニュース化してどうするつもりですか。そんな掲示板誰も使いませんよ?

 …
 あっ、なるほど。
 
■2002-03-22
また呑んだ
 朝、目が覚めて、思いのほか調子が良かったので安心した。
 ゆうべまた吐くかどうかのギリギリまで呑んだのだ。
 あれだけ気持ち悪くても寝ればスッキリ、ってのはいい傾向だと思う。

 で、枕もとにメモが一枚。

 「ポエム」

光合成。
光合成。
葉緑体。
緑葉体。
どっち。
DOTCH。
死にたい。
でも。
生きている。
死に体で。
ショボーン。
ボーン。
ボン・ジョル・ノー。


 あー、何やってたんだ俺。
 チューハイ一缶で。
 
■2002-03-20
おまえにララバイ
 例の「おさかな天国」ですが、なんかブームになってるらしいですね。
 わたくしの情報源は地方新聞とFMラジオだけなのでまったく知りませんでした。
 なんてタイミングの良い、いや、悪いのか?いいやどうでも。

 で、新聞の「おさかな天国」本日発売、というニュースで初めて状況を知ったわけです。
 だんご三兄弟が引き合いに出されるほどの注目ぶり。
 あー、すごい歌見つけたと思ったのに、すでにブームの渦中だったなんて。
 今日カラオケにいったら入ってましたよ。ジョイサウンド。
 なんだか逆に萎えてしまいます。にんげんだもの。

 で、なんで私はCDを買っていますか?
 
■2002-03-16
今、半泣きでこの日記を書いています。
 きょう は、
 いえじゅう の、
 かど と いう かど が、
 ぼく の ひざ に、
 おそいかかって きました。
 
■2002-03-11
あるレジスターの追記
 6日の日記で電波魚ソングについて書きましたが、どうやら奴は一筋縄ではいきそうにありません。
 どうやらいままで聴き取った部分はサビの一部分に過ぎなかったようなのです。
 メロと思われる部分を聴いてしまい、驚愕しています。

 困ったことに、ついにレジ近くで口ずさんでいるお客様まで目撃しました。
 奴の侵略は徐々にレジ周辺にまで迫っています。
 ああ、わたくしの脳内にもあの音楽が。はやく手を打たねば手遅れになってしまう。←何がだ。

 そうこうしているうちに友人Eins氏から身内用BBSにタレコミが入りました。
 うすうす感じていましたが、やはりわりといろいろなスーパーで流れているようです。
 しかもCDまで存在するとか。
 柴矢裕美「おさかな天国」…。

やべぇ、欲しい。←すでに手遅れの模様。
 
■2002-03-06
あるレジスターの仕事環境
 最近は夜のシフトが多いです。レジ打ちよりも片付けの方が多かったりして。

 …スーパーマーケットになくてはならないものとして、あの独特のBGMがあります。
 大抵、どこへ行ってもなんか微妙なエレクトーンアレンジのJ-POPが流れているでしょう。当然、わたくしのバイト先でもそれは流れています。そういう有線があるんでしょうか?
 しかし、あのエレクトーンアレンジにはずいぶんいろんな曲があるんですね。
 今日は出勤直後からなぜかロック系ばかりの選曲。いかにもロックンロールといった曲から、しまいにはエリッククラプトンまで流れ始めました。
 スーパーのBGMごときに思わず聴き入ってしまう始末。だれだ皿回してるの。負けました。

 …BGMといえば、困ったことがあります。
 昨日気付いたんですが、鮮魚のコーナーのラジカセから凄まじい曲が流れているのです。

「さかなさかなさかな~ 魚を食べると~♪
 あたまあたまあたま~ 頭が良くなる~♪
 さあ~みんなで 魚を食べよう~♪
 さかなが~ぼくらを~ 待って~いる~♪」


 とりあえず電波ソングと名付けました。勝手に。
 「さかながぼくらを待っている」ってアンタ。もっと感謝してお食べなさい
 これを延々聴いているであろう鮮魚係の方々、心中お察し致します。

 …何が一番イヤって、片付けしてるときにクラプトンと電波ソングが両方聞こえてきてもう台無し
 しかも客の切れ目を狙って店長がやってきて、片付けしてるわたくしの後ろで「いらっしゃいませいらっしゃいませ、本日のお買い得商品は…」とかラジカセに明日の宣伝テープ吹き込んでるし。

 前からクラプトン、遠くから電波ソング、後ろから威勢のいい売り文句。
 これがカオスというものか。
 
■2002-03-04
あるレジスターの思考回路
 「4270円でございます」

 ジャラジャラと小銭を出すお客様。

 (えーと千円札が4枚…百円が2枚…うわ、この十円いくつあるんだよ)
 (とりあえず4200円をお預かりしよう)
 (十円玉の数を確認せねば…1、2…あっ!!)
 (この十円玉、ドラゴンボールが揃った時の配置で並んでる!!じゃ7枚だ)

 「4270円お預かり致します」
 
■2002-02-22
スピード感
 今日、久しぶりに車を運転させられたした。

 運転者の速度感覚というのは案外アテにならないものだ。
 車体が小さいほど、または視点が低いほど、速く感じるものらしい。
 「ああっ女神さまっ」にも書いてあった。

 しかし、何故だろう?
 同じ40km/hのハズなのに、原付より車のほうが圧倒的に怖ぇ
※注:原付で40km/h出すのは道路交通法違反ですよ。
 
■2002-02-19
続続・アルバイト
 姉さん、大変なことになってしまいました。
 キャベツとレタスの違いがわからないとレジが打てないのです。
 さっそく友人である御白州氏に尋ねてみたのですが…

 「時代劇で人を斬った時の効果音はキャベツを切ったときの音を使っている」

 とアドバイスをいただきまして。
 つまり、キャベツかレタスかわからなかったら、お客様ごと斬れと!?

 …そんなこんなでかなり不安なキャベツ・レタスキーでしたが、幸い野菜特売で売られていたキャベツやレタスはすべてバーコードがついていたので九死に一生を得ました(私もお客様も)。

 しかし、姉さん、事態はそう簡単に収まらないわけでして…。

 キャベツ・レタスなんてたいした問題ではありませんでした。ほうれん草と小松菜、いきなり持ってこられるとわかりません。カニクリームコロッケと海老コロッケと野菜コロッケなんてもう論外
 違いのわからない男のネスカフェゴールドブレンドです。
 さらに、渡された野菜を前に「アレ、この野菜なんだっけ…あー、知ってるんだけど、ああ!喉まで出かかってるのに!」という状態になり、チーフに表情を読まれて「チンゲンサイだよ」とツッこまれるていたらくぶり。

 レジの業務にはとにかく慣れるしかありません。まあいつまでたっても車の運転に慣れず結局教習期限ギリギリにやっと合格したお馬鹿がすぐ近くにいますが、極力気にしない方向で。

 あ、そういえば小渕さん、森さん。経済活動の現場に立って改めて気付いたんですが、
 二千円札って無かったことになってるんですね。
 
■2002-02-16
続・アルバイト
 スーパーではじめてのアルバイトをすることになった私ですが…。
 面接の結果、レジ打ちに配属されることが決定し、研修が行われました。

 まずビックリした事。
 例の「5歳くらいの私を(一方的に)知ってるオバチャン」ことシバタさん(仮名)ですが、他のパートやアルバイトの人に「チーフ」って呼ばれてました。うわぁもう気軽にシバタさんなんて呼べません。
 で、そのチーフにレジ打ちを教わったわけですが。
 基本的にはバーコードを次々と読み取らせていくだけでOKです。
 しかし、中には一部の野菜など、バーコードが付いていないものが存在します。そういったものはどうするかと申しますと、レジについている「トマト」とか「ほうれん草」などというキーを叩くことで読み込ませてやるのです。
 簡単なことです。
 しかし、私はあるキーを見て戦慄しました。
 そこには「キャベツ」キー「レタス」キーがあったのです。

 …かれこれ20年も生きてきましたが、実はわたくし、キャベツとレタスの識別ができません
 たぶん、マヨネーズをつけちまえば全部同じ!というスタンスが間違ってたんだと思いますが。
 そのうちキャベツとレタス関連の大失敗をやらかす予感がします。

 …え?次のバイト、野菜特売の日!?
 
■2002-02-11
アルバイト
 「アルバイトを探している」と、居候先の祖父母に言ったところ、
 「知り合いが働いてるスーパーでもうじき入れ替えがあるらしいから行ってみたら?」と祖母。探す手間が省けたわラッキー、とさっそくそこに応募してみたところ先日電話で「履歴書もって来てください」と言われたので今日面接に行ってきました。

 初めてのアルバイトです。
 今年の初めに親から生活費以外の援助を打ち切られたため必要性にかられているのです。ちなみに生活費は居候先の祖父母に渡されるため、現在自分が節約してなんとかなるお金は昼食費のみというていたらくぶり。
 まあ、いまの私の状況なんてどうでもいいのです。
 これから自分は、社会の一部として働くわけですから。
 アルバイトとはいえ、働いてお金をもらう以上はキチンと仕事をしなければなりません。そういう意味ではプロと言えるでしょう。社会的な義務と権利が存在します。そこには今までやってきた家の手伝いのような甘えや馴れ合いはありません。
 よし!と決意を新たにして受付に向かうのであります。
 「すいません、バイトの面接を受けにきたんですけど…」

 「あーら!来たの。へぇーこんなに大きくなったんだー。オバサン覚えてる?あーそう、そうだよねー覚えてないよねー。5歳くらいだったのかなーあの時。ああ店長ね?ちょっと待って今呼んで来るから。店長~。」

 …祖母の知り合いのオバチャンが受付をしていました。
 もうなにも言いません。
 
■2002-02-05
Hello,World.
 今日、ようやくC言語のプログラミングレポート課題を片付けることに成功。
 基本的なプログラムを3つ作って提出する課題なのだが、自分でも驚くほど手間取った。

 俺Wingは、中学のころから独学でBASICを学び続けた経歴もあり、このくらいのプログラミング課題なら困ることはないだろうという自信があった。
このくらいのレベルなら、解くほうに求められるのは「その言語をいかに使いこなせるか」ではなく「いかにプログラミングな考え方ができるか」といったところであり、その辺の発想ならBASICに触れ合ってきたことで十分培われていると思っていた。

 しかし、所詮ベーシッカーの甘い考えだった。
 なぜなら、C言語ではGOTOが使えないからである。

 しかし驚いた。まさかGOTOを封印されるだけでこんなに苦戦するなんて。
 ループから脱出させるために特定の行番号に飛ばしたいのにそれができない。条件判断のあとに特定の行番号に飛ばしたいのにそれができない。頭をひねって生み出したアイデアがことごとく粉砕される。GOTOが使えないばっかりに。

 もはや俺はGOTOという羽をもがれて地ベタを跳ね回るだけ。
 …。
 ……。
 羽をもがれたWing(翼)か。
 …。
 それって「異」じゃん。…みんな!いま俺、異なってるよ!!

 …!!
 大変だもしもいま米が頭についたら
 
■2002-01-31
慣用句は正しい
 いままでちょっぴ疑心暗鬼だったんですけど、
 やっぱり昔の人のいう事は正しかったんですね…。

 今日、耳にタコができました!!

 せっかくできたんだから「ニキビだろ」とか言わない言わない。
 あげく「二十歳だからニキビじゃなくて吹き出物だろ」とか言わない言わない。
 
■2002-01-27
免許取得祝い
 すいぶん遅くなったが、普通免許取得祝いとして家族でラーメンを食べにいった。

 取得から一ヶ月半も経とうという頃になるまでなぜ行わなかったのかといえば、
 もちろん人が死んでいたからである。(1/11の日記参照)

 最初は実家の近所の方。
 もはや自宅で死をまつばかりの状態だったらしいが、「みんなでお祝い会をしよう!」と決めた日に死去、お祝い会の話は葬儀にかき消された。ちなみにこの方、朝早くベッドで冷たくなっているのを家族が発見したのだが、律儀に病院が開くのを待ってから連絡したらしい。すぐに電話しなさいよ。
 次は親戚の方。最近本当に具合が悪かったらしいが、よりにもよって大晦日の前日に亡くなるなんて。これで延期されたお祝い会はきれいに流れたわけである。
 そして正月を過ぎ、そろそろお祝い会の話でも…と思った矢先にまた近所の方がお亡くなりに。お祝い会の話は当然流れる。

 もういいや、なんか俺の免許を祝おうとすると人が死ぬ。きっと呪われた免許なんだ、そうに決まっている。いや、これは俺の免許に恨みをもつものによる連続殺人だ。何だって。きっと殺人狂なんだわ。いや、ちがうね。何だガキの分際で。犯人は狂ってなんかいない。とてつもなく頭のいい奴さ。でも俺は絶対に尻尾をつかんでみせる。ジッチャンのナニかけて

 とまあこういう有り様で流れ続けたお祝い会だったが、日程調整などで今日27日ということに決まり、いまさら感が拭いきれないなかで執り行われた。

 その頃、近所の人が病院に運び込まれる騒ぎがあったらしいですけど
 まあ命に別状はないらしいです。今のところ
 
■2002-01-22
どういう状況だ
 今日、犬の散歩から戻ってきたお祖母さんが一言、
 
 「犬がトンビにさらわれそうになったよ。」
 
■2002-01-16
しゃかいかけんがく
 今日の講義は全てお休み。代わりに「学外研修」とやらが行われます。
 そのようなものが存在するなんて知りませんでした。去年の暮れに学校からメールが来て初めて知ったのです。一体なにをするのでしょうか?唯一の資料であるそのメールにはこんなふうに書かれていました。

今年度の1年生の学外研修を下記のとおり実施します。該当者は、参加してください。

対象:1年生全員、「経営情報史」および「国際関係経営史」受講者。
行程:本学出発-マリンステーション(昼食)-明治製菓工場-本学着(16時)。


 …。
 明治製菓工場
 ナニですか、「おかしこうじょうのいちにち」とかですか?
 いやいやまさか。わたくしどもは大学生。きっと工場のスループットの向上やらなにやらについてアツイ説明と研修が繰り広げられるに違いありません。 

 集合場所に向かうとマイクロバスとそれに列をなす学生たち。その姿、さながら遠足のごとし
 乗り込んでワイワイと。まさしく遠足。とりあえず目的地でエニグマに襲われないことを祈ったり(突然の「マジカルバケーション」ネタ)。その後、微妙な昼食を経て、ようやく我々は目的地・明治製菓工場に到着しました。

 そしてそこで我々を待っていたのは、ある程度予想はしておりましたが、おみやげ用のカール(チーズあじ)&アーモンドチョコレートでした。
 そして「ひょっとして俺ら小学生用社会科見学のルートに乗ってねぇ?」という疑問をシャットアウトするかのように、明治製菓の生い立ちについての講義が始まります。しかしそれは、前期に受けた講義の内容ほとんどそのままだったので正直眠かったですすいません森田先生。

 しかし、我々が大学生たりえたのはそれが最後でした。

 その後始まったのは……なんて書けばいいのでしょうか。時々わたくしは言葉の無力さを痛感いたします。わたくしの貧弱な語彙のなかには、そのVTRの内容と我々にただよった空気を、明確に示す単語が見当たりません。
 ただ、ただ「教育テレビ?」とだけ記しておくのが、もっとも適当だと思います。
 それがすむと、こんどは青いヘアーネットをかぶって、カールが作られているところを見たり、チョコレートがつつまれているところをみたりしました。やきたてのカールもたべさせてもらいました。たべてる時にも、きかいが、すごいはやさでカールを切っていました。ぼくは、とてもすごいなあと、おもいました。

 最後に再び研修室に集合しました。
 案内をしてくれた工場のかたが、「何か質問はありませんか」といったので、

 「『それにつけてもおやつはカール』の『それ』とは何のことですか?」

 という長年の疑問をぶつけようとしましたが、ふと「あ、俺もうニ十歳だった」と気づいて思いとどまってしまいました。こんな二十歳になってしまった自分に笑みすらもれました。なので自分で調べました