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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 悲惨な日常

■2008-01-21
しゃかいかけんがくIII
 先週末、大手の印刷会社の工場見学に行った。

 ハードカバーの本から雑誌、コミック、教科書、絵本などありとあらゆる印刷をやってのける大きな工場で、「大・丈・夫?ファミ通の攻略本だよ?」って心配してしまうくらい分厚い本でもかまわないでホイホイ製本してしまう逞しい機械がたくさんあった。

 とくにコミックに関しては、帯かけやチラシ入れに至るまで一撃でやってしまう生産ラインがあり、月に1200万冊をここから出しているという。

 そのため、機械のすみに捨ててある失敗とおぼしき紙束の中に「じゃ、邪鬼が立ち上がったーっ!!」と驚かれている大豪院邪鬼先輩がいたり、印刷機から出てくるでかい紙の端っこに「そんなの嫌!」と言っている弥海砂がいたりするなど、油断ならないエキサイティングな工場見学となった。

 製本待ちと思われる印刷物の包みに出版社名と作品名がメモ書きで貼られているわけだが、その中に周囲からひときわ浮いているエロ漫画とおぼしきタイトルを見つけた。
 そうか、印刷工場の人は、朝から真顔で「汁だく接待」とかそういう単語を走り書きしないといけないのか…。
 全国のエロ漫画・エロ同人を取り扱う印刷工場には頭が下がる思いである。
 
■2007-11-25
ハッテンする浜松市
 浜松で会議を開いたときに、先生方のお話が一部分だけ耳に入ってきたんだけど、

「やらないか」「やらないか」

 とうっすら聞こえたので、「すわガチホモか」と聞き耳をたてたら、案の定「やらまいか精神」(遠州弁で「やってみよう」を意味する浜松人のチャレンジ精神を示す言葉)のことだった。
 
■2007-11-22
ハッテン的内容
 理科の先生どうしがお話しているのが、一部分だけ耳に入ってきたんだけど、

「女の子に興味があればいいんだけど、ないだろ?」

 とハッキリ聞こえたので、「すわガチホモか」と聞き耳をたてたら、案の定「(その理科の実験は男子ウケはいいけど女子に不人気な分野なので)女の子に興味があればいいんだけど」という文脈だった。
 
■2007-11-18
個人情報
 変な個人情報が漏れていないか、ときどき本名をグーグル検索してしまう。
 本名がネットに載るようなことは(良いことも悪いことも)していないが、やっぱり気になってしまうのがネット市民の心理だ。
 その日も、そんな軽い好奇心から、自分の名前を検索窓に入力したのだ。

 グーグル検索 ***(本名) っと…

渋谷デリヘル
*** ロリ系(21)Dカップ


 うおおーい!!
 俺いつのまに風俗嬢になったのおおぉぉー!!?
 
 今日は理事長と、F市で行われる研究発表会を覗きにいく日だ。
 だが理事長がのっぴきならない理由で欠席になったので、単独でF市へ向かった。

 開会式で壇上に上がる来賓リスト。
  • なんか肩書きが4行くらいある文科省の人
  • 肩書きがもう8ポイントくらいの小さい字になっちゃってる文科省の人
  • 県教育委員会のえらい人
  • F市教育委員会のえらい人
  • F市市長
  • 全国○○研究会の会長さん
  • A県中学校○○協議会の前会長さん
  • (肩書き社名のみ)
  • ほか、総勢13人
 どう考えても空気よめてない俺。
 誰だあの細メガネ、という空気が大ホールにみつしりと充實してゐる。
 いっそ海の底で物言わぬ貝になりたい。
 石だ、精神と肉体を石と化すのだ。
 「お前も蝋人形にしてやろうか!」「いいですとも!」の心意気だ。

 こうして胸にでっかい花をつけた細メガネの冒険が始まった。
 
■2007-10-24
四国の玄関
 出張で、地方空港からプロペラ機に乗ったんだけど…
 手続きをすませ搭乗時間を待っていたところ、係員のひとがロビーに出てきて

「搭乗のお手伝いを希望される方はお申し出下さい」

 っていうもんだから、

「あまりに地方空港すぎるせいで搭乗にもボランティアの手が必要なのか!?
 ここは俺が行かないといかんか!?」

 と、失礼な勘違いをしちまったじゃあないか。
 
■2007-10-17
関東文化圏
 静岡県の東端、熱海の小学校に写真を撮りにいったときの話。
 そう、あの温泉と金色夜叉で有名な熱海。

 いつものように小学生に質問ぜめにされる僕。

「なんで写真撮ってるの?熱海市の学校回ってるのー?」

 いや違うよ、静岡県全体を回ってるんだよ、と僕が答えると、一人の少年が目を輝かせて言った。

「スゲェ!オレ静岡県行ったことあるぜ!」

 あれ、熱海っていつから東京に租借されたんだっけ。
 
 今日は僕の誕生日でした。
 親戚一同が実家に集まって、盛大な昼食会を開いてくれました。
 なぜか和尚さんもやってきてお経をよんだりしました。
 とても うれしかっ です
 
■2007-08-14
サマーシーズン到来!
 実に何十年ぶりかで、海に行ってきた。

 ごく浅い遊泳場兼潮干狩り場で、足元は海藻まみれだったけれど、海を目の前にしてテンションの上がった我々はまったく意に介さなかった。
 遊びがメインで本気で泳ぐことはないだろうと思っていたが、強風に流されたビーチボールを追って全力水泳するシーンもあり、総量としてはかなりの運動であった。

 そして翌日。
 紫外線を吸収して真っ赤になった皮膚と、一日遅れの筋肉痛で、僕は完全に動けなくなっていた。

 ラララ痛いのう苦しいのう。
 紫外線を受けたら地獄じゃのう。ギギギ…
 ヒヒヒ今から紫外線の毒を取り去る実験を始める!
 ゲン!ここに砂と葉っぱを入れろ!
 
 学校の先生と一緒になることが多い仕事をしているので、ちょっとした出会いが発生することがある。

 小学校のころ、クラブ活動でお世話になっていた先生と隣席になったこともある。

 中学校のころの担任と再会し「りんりんさんはまだご存命」という話で盛り上がったこともある。

 次兄が3年前に接触事故を起こした相手の先生と同じテーブルについたこともある(互いに面識はない)。


 あるあ…最後のはねぇよ!
 どう考えてもねぇよ!
 
■2007-07-27
萌えネーム
 仕事で、「杉山 鑑司」先生にお手紙を書いた。(苗字だけ仮名)

 Wordで書こうと思って打ち始めたが、
 お名前の漢字が変換できない(カンジだけに)。
 仕方ないので、「かがみ」「つかさ」で一文字ずつ変換した。


 …おわっ!?
 どんだけ「らき★すた」好きなんだよこのオッサンの両親!!
 
■2007-07-14
冷水日記
 間違いない。あの停電の夜からだ。

 実家に帰ったりして誤魔化していたがもう限界だ。
 シャワーが冷水しか出なくなった。
 だがガスはちゃんと出る。

 深鍋でお湯を沸かし、手桶代わりにして体を洗った。
 髪だけ冷水シャワーで洗えば、十分足りるものだ。
 ん、なんだこの緑色の…
 げぇーっ!お前は昨晩茹でたホウレンソウの切れ端ーっ!!

 そろそろ、憲法で保障された最低限文化的な生活がおびやかされているような気がしたので、大家経由でガス会社の人に修理に来てもらった。

 原因は、ただの老朽化らしい。
 この前の停電も、こいつがポンコツになって漏水していたからだそうだ。
 これでようやくライフラインが完全復旧した。
 
■2007-07-06
停電日記
 帰宅して、シャワーを浴びていたら突然の停電。
 ブレーカーがイカれたらしい。
 大電力を使うものはスイッチ入れてないのに。

 唯一、この温水を作り出すガスの装置に、電力で動く部分があるらしい。
 シャワーがみるみるうちに冷水になっていく。

 びしょ濡れでしかも石鹸まみれのでシャワーを中断し、手だけ拭く。
 日没後の薄暗い中、全裸でブレーカーをいじるものの、電力が戻らない。

 やむを得ず冷水で体を流す。
 「最低限度の文化的な生活」というフレーズを思い出す。

 お腹がすいたが、茹でようと思っていたパスタを鍋に入れることを中止する。
 闇パスタはいろいろと危険だ。

 復旧まで待とう、と思い、本を読む。
 かなり暗くなっていたので、デジカメのプレビュー画面に白い画像を映し出し、それを頼りに寝転がって読む。
 「蛍の光、窓の雪」というフレーズを思い出す。

 デジカメのバッテリーが切れる。
 空腹も大きくなってきたが電力が回復する様子はない。
 仕方ないので料理をあきらめ、食べに出る。
 アパート内で俺の部屋だけ電気がついてなくて泣く。
 やはりこれは他力回復しない、個人的なブレーカーの故障なのだ。

 戻って再びブレーカーを模索するが、やはり電力は戻らない。
 ノートパソコンのディスプレイの明かりで本を読むが、1時間と持たない。
 10時には就寝を決意した。

 夜、耳元に蚊の羽音。
 アースノーマットの電源は入らない。
 対象の姿は暗くてわからない。

 「なにジョジョ?蚊がうるさくて眠れない?
 ジョジョ それは無理矢理倒そうとするからだよ
 逆に考えるんだ
 あげちゃってもいいさと考えるんだ」

 フランスに行ったとき機内で使った耳栓を探り当て、
 目覚まし時計を抱いて、僕は安心して熟睡した。



 翌朝、朝日の力を借りて、ブレーカーの横にあるテストボタンを発見。
 それを押したら電力は回復した。
 
■2007-06-21
エマージェンシー
 
 前回の日記に関して、母さんから電話で詳細の問い合わせがあった。
 
 
■2007-06-17
物理攻撃
 今日は、ハードディスクに向かってつるはしを振り下ろすという大変アグレッシヴな仕事をした。
 
■2007-04-25
大丈夫か
 志村けんが「変なおじさん」の時に歌う歌が、「ハイサイおじさん」の替え歌であることに今ごろ気づいた。

 俺の20年間は空白だった。