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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY 悲惨な日常

■2008-09-28
プリン原理主義
 いまこそ断言するッ!
 世にあふれる「なめらかプリン」「とろけるプリン」の類はプリンではない!
 いくら材料が同じだからといって、あれをプリンと同一視するのは、ケータイ小説を小説と同一視することくらい馬鹿げている!
 プリンの語感に反する、プリンの固まり損ないなど二度と食うものかァーッ!!

 (BIGプッチン系のつもりで買った380円のジャンボプリンがなめらかプリンであったことに対する怒りと、それを食べ…いや飲みきった後の不快感による勢いで書かれた日記)
 
■2008-09-06
寝込みみモード
 朝方、夢の中で、音楽を聴いていた。
 とっても中華な桃園の中、響くひとつの胡弓の音色。
 悲しげにゆっくり奏でられる旋律…

 意識がハッキリしてきた。

 違う!
 これ蚊だー!!
 
■2008-08-19
Turning the motor over
 お盆休みの真っ最中、突然、Wingのクルマのバッテリーが上がった。
 3時間ほどカラオケをして帰ろうとした矢先の事だった。
 確認したがライトはついていない。半ドアにもなっていない。

 事態の深刻さに気づいたWingは、すぐさまロードサービスを呼んだ!

 (実際の音声)
 オペレーター「はい、こちらロードサービスセンターです」
 Wing「大変なことになったんだ!クルマが!死にそうなんだ!」

 オペレーター「とにかく彼のパニックを抑えることが第一だと思いました。」


 30分後、ロードサービス隊が到着。
 しかしそこで彼らが見たのは信じられない光景だった。

 隊員「バッテリーからは電圧がなくなっていて、意識がありませんでした。」

 ロードサービス隊による懸命の救命措置が始まった。
 バッテリーに電極をつなぎ、セルを回してエンジンをかける。
 この間約30秒。すごい!すごすぎるぞロードサービス隊!

 隊員「半ドアなどでなかったなら、バッテリー本体の異常かもしれません。」

 そう言い残して隊員は帰っていった。
 数分後…そこには元気に走りまわるクルマの姿が!

 Wing「ガソリンスタンドにバッテリーを交換しにいくんだ。
  ロードサービス隊の人には本当に感謝しています。
  もう二度と、古いバッテリーで走ったりしないよ。」


 無事にガソリンスタンドに着いたWing。
 車検で診てもらったばかりなのになぜバッテリーが…と不思議顔。
 と、ここでネタばらし。

 店員「バッテリーも古いですが、バッテリーを充電する発電機も異常です。
  すぐにディーラーの人に相談することをお勧めします。」


 失意のままガソリンスタンドを出るWing。
 タイミングの悪いことに、彼はお盆明けに会議資料を車で運ぶ仕事を引き受けていたのだ。
 修理に出そうにも、お盆の間、行き付けの整備工場はお休みである。

 事態の深刻さに気づいたWingは、すぐさま実家に電話をかけた!

 (実際の音声)
 オペレーター「はい、こちら実家です」
 Wing「大変なことになったんだ!クルマを!貸して欲しいんだ!」

 オペレーター「とにかく彼のパニックを抑えることが第一だと思いました。」


 バッテリー残量を気にしながら実家に帰り、なんとかクルマを借りることができたWing。
 お盆の明けた18日、会議の資料を運ぶ仕事を終え、再び実家に帰ってきた。

 Wing「あとは、バッテリーの弱ったクルマに乗り替えて、工場へ行くだけでした。
  でも…まさかあんなことになるなんて…」


 実家から順調に整備工場に向かうWing。と、次の瞬間!!
 アイドリング中に回転数がゼロになったではないか!
 クルマを路肩に強引に押し出してセルを回すが、一向にエンジンはかからない。

 事態の深刻さに気づいたWingは、すぐさまレッカー車を呼んだ!

 (実際の音声)
 オペレーター「はい、こちらレッカーサービスセンターです」
 Wing「大変なことになったんだ!クルマを!工場に運びたいんだ!」

 オペレーター「とにかく彼のパニックを抑えることが第一だと思いました。」


 なんともお粗末な運転者である。
 30分後、レッカー車が到着。
 懸命の運送活動により、まもなくクルマは工場で修理を受けることとなった。

 数分後…そこには元気に歩くWingの姿が!

 Wing「修理工場から家まで徒歩20分なので歩いて帰るんだ。
  レッカー代まで補償する自動車保険には本当に感謝しています。
  もう二度と、弱ったバッテリーで走ったりしないよ。」


 炎天下、なんともご苦労なこの行動。と、次の瞬間!!
 なんと、猛烈な夕立が降り始めたではないか!!
 さすがのWingもこれには苦笑い。あえなくコンビニ傘のお世話になった。
 
■2008-08-06
バキューム
 三度の飯より○○が好き、という言葉があるが、この飽食の時代、一日の中で食事の時間が一番幸せ、という生き方はむしろ少数派ではないのか。

 上の言葉は、決して夏バテで食欲がない自分を正当化するものではない。
 
■2008-07-15
マゴ腐女子
 うちの職場では、小学生にアンケートをとる事がある。

 年配の担当者は、ときどきこのアンケート結果に悩まされることになる。
 世間が狭い小学生は、説明ナシで固有名詞や略称を書いてくるからだ。
 「モンハン」とだけ書かれても担当者には理解できず、グーグル先生ないしは部内の若手に質問をするはめになる。

 今回の質問も、そんな流れで持ち込まれたものだった。
 アンケートのテーマは「自分用のパソコンがあったらしたいこと」、対象は小学校6年生、無記名。
 回答欄には「BLや夢小説のサイトを見たい」

 「このBLっていうのがよくわからないんだけど」

 …僕もソッチの世界についてはよくわかりません。



 思い違いだと信じたい僕は、すがるような思いで「夢小説」を検索したが、案の定801作品がひっかかった。
 BLはボーイズラブの略、担当者、覚えた。

 「少年漫画とかに出てくる男性キャラクターがかっこいい、なのでその男性キャラ同士をカップルにして漫画や小説を作るのが、BLっていうジャンルです」
 「それって要するに…ホモってこと?」
 「おおまかに言えば。」

 脳内に響く「ホモと801は違うんです><」というツッコミを押さえつけて僕は答えた。
 腐女子の低年齢化はなにも今に始まったことではないが、無記名とはいえ親も見るアンケートにまで出現するとはなんと無邪気なことだろう。
 801にすぎる。日本はどうなってしまうのか。
 
■2008-07-07
白いとび羽根
 昨日、清水の七夕祭りへ出かけて、短冊に「おりひめと ひこぼしが しあわせになれますように」と左手でたどたどしく書いて吊してきた。
 我ながらすばらしい偽善だ。
 
■2008-06-13
標準体重
 当サイトはどうやら7周年を迎えたようです。
 もう7年も経ったのか。歳をとるわけだ!
 …と、パパみたいな感傷のしかたをしています。


 毎年恒例の健康診断で、毎年恒例の体重を記録し、毎年恒例の「標準体重をめざして努力しましょう」というコメントをもらった。

 この7年間、僕の体重はほぼ100ポンドから変化していない。
 一人暮らしを始めてみたり、連日残業をしてみたりして、食生活はずいぶんと変化したが、僕の体重は100ポンドから揺らぐことはなかった。
 これが僕の標準であることは疑いようがない。

 1リットルのペットボトルを20本近く背負って生活することを想像する。
 これが「標準体重をめざして努力する」ということだろうか。
 家康公の「重き荷を背負いて遠き道を行く」という言葉は、まさしく人の一生を言い表しているなあと思った。
 
 会社の同僚が、連休を利用してロンドン・パリに行くことになった。

 「フランス語全然できないけどどうしよう」
 「これだけ持っていけばOKッスよ」

 そういって俺は餞別として、
 Je ne sais pas parler Francais.(ワタシ フランスゴ ワカリマセン)
 と書き付けた紙切れをお渡しした。

 一昨年のフランス旅行で、俺の心の支えとなったメモだ。
 使わずに済むことを祈る。
 
■2008-04-28
体操係の野望
 俺は入社以来、ラジオ体操の係を拝命している。
 もうかれこれ3年、皆の前で体操をしている。
 そろそろ後輩に引き継ぎできると思ったのに今年度も拝命した。
 もうラジオ体操には飽きた。

 俺が今手にしているCD-Rには、
 ラジオ体操の再生速度を2%~12%上げた音源が入っている。

 時を「2%」加速させたーッ!!
 誰も気付かないが時間にして「4秒」…
 やれやれ…GW明けまではこの程度で様子を見るといったところか…
 
■2008-04-07
一騎駆け
 いろいろあって校正が大詰めだ。

 これより我ら修羅に入る!
 鬼と会えば「おに」とルビをふり!
 仏と会えば「フランス」と直す!
 ただ一駆けに印刷所に攻め入れ!
 目指すは!校了ーッ!!

 …という覚悟でガンガン仕事を進めています。
 
■2008-03-25
春眠問題

 良い子のみんな!早起きは三文の得というが
 三文とは今の金にすると60円ぐらいだそうだ
 寝てる方がマシだな。(AA略)


 残業だけではおっつかないので、早めに出社して仕事を片付けようと思い、早起きして2本早い電車に間に合った。
 だが、改札前で、机の上にサイフを忘れてきたことをありありと思い出し、部屋と駅を走って一往復しているうちに結局いつもと同じ電車の時間になった。
 しかも往路で転倒し、手のひらをすりむいて膝をしたたかに打った。
 たかだか60円相当の利益のために七転八倒した今日の屈辱は忘れない。

 そもそも早起き=健康ライフという図式が怪しいではないか。
 昼に日光に当たらず、夜も蛍光灯の下で仕事をしている人は、ほっとくと勝手に夜型になるのだ。
 朝早いから夜更かしを避けて、充分な睡眠をとっているが、朝は眠い。
 つまりこれがもう自然な状態なのだ。
 それに逆らう「早起き」という状態が好ましいわけがない!

 この日記はまだオチまで到達していないが、そろそろ日付が変わるので寝る。
 これがいわゆる寝オチだ。
 
■2008-03-07
ようこそ魔界
 静岡県の小学生に例外なく威圧感をあたえてきた朝霧高原の「まかいの牧場」は、「魔界の牧場」ではなく、「馬飼野」さんの牧場であることをついさっき知った。

 それにしてもこの苗字、大迫力である。
 
■2008-03-05
今週の決め台詞
「俺様のドライビングテクニックに酔いな!
 ……山道的な意味で」
 
■2008-02-21
きょぞう
 今日は理科の原稿を校正した。
 とつレンズ、とひらがなで書いてあったので、表記をすべて「凸」に直した。

 理科の原稿なのに大阪冬の陣みたいになった。
 
■2008-01-21
しゃかいかけんがくIII
 先週末、大手の印刷会社の工場見学に行った。

 ハードカバーの本から雑誌、コミック、教科書、絵本などありとあらゆる印刷をやってのける大きな工場で、「大・丈・夫?ファミ通の攻略本だよ?」って心配してしまうくらい分厚い本でもかまわないでホイホイ製本してしまう逞しい機械がたくさんあった。

 とくにコミックに関しては、帯かけやチラシ入れに至るまで一撃でやってしまう生産ラインがあり、月に1200万冊をここから出しているという。

 そのため、機械のすみに捨ててある失敗とおぼしき紙束の中に「じゃ、邪鬼が立ち上がったーっ!!」と驚かれている大豪院邪鬼先輩がいたり、印刷機から出てくるでかい紙の端っこに「そんなの嫌!」と言っている弥海砂がいたりするなど、油断ならないエキサイティングな工場見学となった。

 製本待ちと思われる印刷物の包みに出版社名と作品名がメモ書きで貼られているわけだが、その中に周囲からひときわ浮いているエロ漫画とおぼしきタイトルを見つけた。
 そうか、印刷工場の人は、朝から真顔で「汁だく接待」とかそういう単語を走り書きしないといけないのか…。
 全国のエロ漫画・エロ同人を取り扱う印刷工場には頭が下がる思いである。
 
■2007-11-25
ハッテンする浜松市
 浜松で会議を開いたときに、先生方のお話が一部分だけ耳に入ってきたんだけど、

「やらないか」「やらないか」

 とうっすら聞こえたので、「すわガチホモか」と聞き耳をたてたら、案の定「やらまいか精神」(遠州弁で「やってみよう」を意味する浜松人のチャレンジ精神を示す言葉)のことだった。