◆ワンサイドフラットウェブ◆
~ 涙そこそこ ~
- ■2025-07-08
- 歯車的砂嵐の小宇宙!
そういえば最近、若者言葉としての「わたし的には~」の「的」の用法があまり取り沙汰されなくなったような気がする。
若者言葉の移り変わりは早い。「言葉を曖昧にして場の空気をやわらげ……」のように意味をとらえたときにはもうその形を変えている。
だがそもそも我々日本人は……「的」をつけるかどうかの使い分けが、だいぶ曖昧なのではないだろうか?
たとえば「集団的自衛権」「個別的自衛権」って言うけど、別に「集団自衛権」「個別自衛権」でよくない? そりゃお役所の偉い人が国連憲章の言葉をきちんと和訳してこうなったんだから意味はあるんだろうけど、なんか「うちら~同盟国みたいな~?」というふんわりとしたニュアンスを感じてしまう。
お役所といえば、「伝統工芸品」のうち特に経産省に認められたものが「伝統的工芸品」と呼ばれるのもよくわからない。なんで条件がしっかりしたら名前が曖昧になるんだ。「集団的自衛権」もそうなのか?
我々は「奇抜な」とは言うけど「奇抜的な」とは言わないし、「独創的な」とは言うけど「独創な」とは言わない。その場のノリと語呂だけで「的」を出し入れしている可能性があり、海外の日本語学習者がガチギレしてしまう。
さらに面倒なことに、「的」の付加する意味が広すぎる。
おおまかには「科学的方法」とか「文学的表現」のように「そういう性質を持ったソレだよ」という意味で使われることが多い。だが……「母親的な存在」は母親ではないが、「理想的な存在」は理想の存在である可能性が高い。
これについては「アレに限りなく近いソレだよ」という意味だと考えれば筋は通るかもしれない。理想は現実の中には存在しないのだ……。
これに加えて現代では「わたし的には~」の「としては」の用法が登場し、もうわけがわからない。日本語学習者はキレていい。
ところでさっき、「的」はだいたい「そういう性質を持ったソレだよ」の意味で使われると言ったが、スマンありゃウソだった。
我々は「積極的」の「積極」が何かを知らないし、「画期的」の「画期」もわからないし、「可及的すみやか」の「可及」が何なのか気にしたこともない。
たぶん漢語や英語からまとめて翻訳されてきたんだろう。日本語学習者、すまんな、本当にすまん。
若者言葉の移り変わりは早い。「言葉を曖昧にして場の空気をやわらげ……」のように意味をとらえたときにはもうその形を変えている。
だがそもそも我々日本人は……「的」をつけるかどうかの使い分けが、だいぶ曖昧なのではないだろうか?
たとえば「集団的自衛権」「個別的自衛権」って言うけど、別に「集団自衛権」「個別自衛権」でよくない? そりゃお役所の偉い人が国連憲章の言葉をきちんと和訳してこうなったんだから意味はあるんだろうけど、なんか「うちら~同盟国みたいな~?」というふんわりとしたニュアンスを感じてしまう。
お役所といえば、「伝統工芸品」のうち特に経産省に認められたものが「伝統的工芸品」と呼ばれるのもよくわからない。なんで条件がしっかりしたら名前が曖昧になるんだ。「集団的自衛権」もそうなのか?
我々は「奇抜な」とは言うけど「奇抜的な」とは言わないし、「独創的な」とは言うけど「独創な」とは言わない。その場のノリと語呂だけで「的」を出し入れしている可能性があり、海外の日本語学習者がガチギレしてしまう。
社会的ダイナマイト一触即発的良心罪悪感ゼロ的猛毒セリフ的悪魔的計算頭脳的今世紀最大的犯罪少年の身も心も凍りつくエピソードです!
- 麦刈公一(魔少年ビーティー)
さらに面倒なことに、「的」の付加する意味が広すぎる。
おおまかには「科学的方法」とか「文学的表現」のように「そういう性質を持ったソレだよ」という意味で使われることが多い。だが……「母親的な存在」は母親ではないが、「理想的な存在」は理想の存在である可能性が高い。
これについては「アレに限りなく近いソレだよ」という意味だと考えれば筋は通るかもしれない。理想は現実の中には存在しないのだ……。
これに加えて現代では「わたし的には~」の「としては」の用法が登場し、もうわけがわからない。日本語学習者はキレていい。
ところでさっき、「的」はだいたい「そういう性質を持ったソレだよ」の意味で使われると言ったが、スマンありゃウソだった。
我々は「積極的」の「積極」が何かを知らないし、「画期的」の「画期」もわからないし、「可及的すみやか」の「可及」が何なのか気にしたこともない。
たぶん漢語や英語からまとめて翻訳されてきたんだろう。日本語学習者、すまんな、本当にすまん。
- ■2025-06-30
- マンスリーレポート:6月
ここんとこ日中の気温が30℃くらいなんだけど、記憶の中にある「夏」はこれくらいの暑さだったような気がする。
これくらいならまだギリギリ「サマーシーズン到来! 外に出かけよう!」という気持ちになる。これが夏だよ。海も山も祭りも花火もこれくらいの気温でやっていた。我々がここ数年食らっているアレは夏ではなくて気象災害だよ。直ちにCMを全てACジャパンにして不要不急の外出を控えるべきだよ。ACジャパンは桑田佳祐を起用して『夏をあきらめて』っていう熱中症防止キャンペーンを……

PIPI さすが南国の鳥は余裕が見えるな。それでは6月に遊んだもの、観たものの記録だよ。
グランドフェスで「過去」派が勝ったため、イカ世界では過去がトレンドとなっているのだろう。つまり今イカタコたちが熱い視線を注いでいるのは……前作でも今作でも復刻されていない唯一の初代ステージ……シオノメ油田なのではないだろうか? あれそのまま復刻したら阿鼻叫喚だろうな。
そして新機能として「ブキチャレパワー(以下ブキチP)」が可視化された。今まで自分の実力を数値化するにはS+に上がってXマッチに挑戦するか、フェス期間を待つしかなかったが、これがS帯のチャレンジでいつでもブキごとに計測できるようになった。
俺はデータが大好きだ。埋められるデータがあるなら埋めたい。なのでステージもルールも問わずにひたすらバンカラマッチチャレンジを繰り返し、ブキチPを計測した。その結果がコレだ!
なんか慣れたブキでステージ・ルール問わず突っ込んだ結果より、そこまで慣れていないブキでも「今のステージ・ルールだったらこいつかな……」って挑んだ結果のほうが勝率がいい。それはそう。
ところでこれを埋めるためにひたすらバンカラマッチチャレンジを続けていたら、久々にXマッチへの招待状が来てしまった。次はまたXパワー計測しろってコト!?
このテトリスの表現力がスゴいという話は聞き及んでいて、PS5版がセールになったとき買おうかとも思ったんだが、『コネクテッド』には3人協力プレイモードがあるらしく、それならコントローラーが複数あるSwitch版を買うべき……しかし表現力がスゴいテトリスを、表現力が劣るハードでわざわざプレイするのも……アッそういえば今月からSwitchの表現力が上がったんだったッ今しかねェ~~!! という流れだった。
まじでテトリスとアートが融合しており、全プレイヤーをテトリス・ハイに導こうという強い意志を感じる。
ミノの落下速度も徐々に上がっていくのではなく、背景の演出に合わせて速くなったり戻ったりと緩急を付けてくる。
音楽に合わせてプレイするのではなく、俺のプレイが音楽を作っていく[参考URL]。
普通にテトリスやってるだけなのに否応なくブチアガッてしまう。
3人協力プレイモードは対戦型テトリスをレイドバトルにしたような形で、3人のバイブスが高まると音楽が最高潮を迎えフィールドが合体する。演出が感動的すぎておなかいっぱい笑った。
合体すると、テトリミノは能動的にハードドロップしない限り落ちなくなる。そして3人が順番にミノを落としていく。3人分の頭脳で3倍の広さのフィールドを3倍速で埋めていく形になる。なかなかやったことないタイプの体験だった。これだけで2250円の元がとれてしまうな。
家庭内対戦ツールとしても申し分ないプレイ環境を提供してくれるんだけど、我が家ではテトリスで対戦するときは『ぷよぷよテトリス』を使ってきたので、いざこっちで対戦すると「テトリス大回転!」「大打撃~~!」みたいなボイスがないため、殴り合っている感覚が薄い。各プレイヤーが自分で連鎖ボイスを出す必要がある。サンダー・ストーム!!サンダー・ストーム!!勝負!あったな!!
これせめて2クール欲しかったよな。Beginningに1.5話使ってるのもそうだけど、展開が早いというよりは、本筋でない話をまるまるカットしたような印象があった。エッじゃあ100キル人妻や猛毒ケーキ事件は本筋だったんですか!? ……本筋だったかもしれねえ……。
アルテイシア様とヒゲマンが会う話は絶対欲しかったし、何より、正しいと思った事なら常に全力ダッシュしていく弾丸のような女ことアマテさんと、普段はどん臭いくせに生存本能の爆発力で突破する一人ちいかわ女ことニャアンのコンビをもっと見たかった。絶対面白い。
最終回、執政者としてエレガントに成長したアルテイシア様が、原作準拠の魔城ガッデムみてえな公王庁に入っていくシーンがシュールすぎてだめだった。この宇宙でもそこはそうなのかよ!!
ここで奇妙なのは、テレ朝を観てると高頻度で遭遇するライフネット生命のCMはぜんぜんそれを喚起しないことだ。どうやら俺の頭はアレを「仮面ライダーエグゼイド」だと認識しているらしい。リアクションがでかいのもニチアサめいている。
まあCM企画してる人も自分を仮面ライダーエグゼイドだと思ってるっぽいし、いいっちゃいいんだろう。エグゼイドはニコニコ動画での無料配信も始まったようだ。来年10周年だがぜんぜん「10年ぶり」って感じがしないぞ。
ただ「のぶだ」って気付くのはいつもワイフか娘氏であり、俺は「そう言われればそうだな」って思っている。俺は髪型が変わると別キャラとして認識するので、なんなら『あんぱん』のオープニングで走ってる子は誰だ? って思っているフシすらある。相貌失認に片足を突っ込んでいるな。
先月予想した「追加戦士は二人組で変身して二人でハートを作る」っていうのは後半がハズレだった。いやまだ5人同時変身のバンクを見ていない……勝機はある……!
アイドルものとしては主人公ユニットに対して謎の新ユニットが出てくるのは定番だと思うんだけど、お話がアイドルものの文脈に乗っていないので浮いている。「アイドルプリキュアとズキューンキッスはライバルユニットだメロ!」って言われても「お前の国が滅びたんで戦ってるんだけどな?」っていう気持ちにしかならないぞ。緊張感を持て。
戦隊も追加戦士の月だった。ゴジュウジャー全滅からのOP曲乗っ取りで新番組! というていで登場する追加戦士、あまりにもふてぶてしすぎる。
追加戦士に関して、異世界人が現代になじんでいくパートと同じくらい、追加戦士と既存メンバーの掛け算で既存メンバーのキャラが深まっていくパートが好きなんだけど、これくらいふてぶてしい奴だとそれが捗ってとても良い。去年はこれがあんまりなかったんだよな。
そして出てくるたびに好感度を上げていく敵幹部のファイヤキャンドル様と、出てくるたびに発言が濃くなっていくクオンお兄ちゃん、最終的にゴジュウジャーと並んで変身するのはどっちだ!?
これくらいならまだギリギリ「サマーシーズン到来! 外に出かけよう!」という気持ちになる。これが夏だよ。海も山も祭りも花火もこれくらいの気温でやっていた。我々がここ数年食らっているアレは夏ではなくて気象災害だよ。直ちにCMを全てACジャパンにして不要不急の外出を控えるべきだよ。ACジャパンは桑田佳祐を起用して『夏をあきらめて』っていう熱中症防止キャンペーンを……

PIPI
ピピチャン!(落ち着いて! まだ6月だぞ!)
■Splatoon3 Ver 10.0.1
まさかのイカのアップデート。恒例の追加ブキ(30種!?)だけでなく「1」のデカライン高架下まで復刻という大盤振る舞いだ。グランドフェスで「過去」派が勝ったため、イカ世界では過去がトレンドとなっているのだろう。つまり今イカタコたちが熱い視線を注いでいるのは……前作でも今作でも復刻されていない唯一の初代ステージ……シオノメ油田なのではないだろうか? あれそのまま復刻したら阿鼻叫喚だろうな。
そして新機能として「ブキチャレパワー(以下ブキチP)」が可視化された。今まで自分の実力を数値化するにはS+に上がってXマッチに挑戦するか、フェス期間を待つしかなかったが、これがS帯のチャレンジでいつでもブキごとに計測できるようになった。
俺はデータが大好きだ。埋められるデータがあるなら埋めたい。なのでステージもルールも問わずにひたすらバンカラマッチチャレンジを繰り返し、ブキチPを計測した。その結果がコレだ!

ところでこれを埋めるためにひたすらバンカラマッチチャレンジを続けていたら、久々にXマッチへの招待状が来てしまった。次はまたXパワー計測しろってコト!?
■Tetris Effect
マリオカートやらイカやらで忙しいのだが、Switch版の『テトリス エフェクト・コネクテッド』が半額セールだったので即決で買った。このテトリスの表現力がスゴいという話は聞き及んでいて、PS5版がセールになったとき買おうかとも思ったんだが、『コネクテッド』には3人協力プレイモードがあるらしく、それならコントローラーが複数あるSwitch版を買うべき……しかし表現力がスゴいテトリスを、表現力が劣るハードでわざわざプレイするのも……アッそういえば今月からSwitchの表現力が上がったんだったッ今しかねェ~~!! という流れだった。
まじでテトリスとアートが融合しており、全プレイヤーをテトリス・ハイに導こうという強い意志を感じる。
ミノの落下速度も徐々に上がっていくのではなく、背景の演出に合わせて速くなったり戻ったりと緩急を付けてくる。
音楽に合わせてプレイするのではなく、俺のプレイが音楽を作っていく[参考URL]。
普通にテトリスやってるだけなのに否応なくブチアガッてしまう。
3人協力プレイモードは対戦型テトリスをレイドバトルにしたような形で、3人のバイブスが高まると音楽が最高潮を迎えフィールドが合体する。演出が感動的すぎておなかいっぱい笑った。

家庭内対戦ツールとしても申し分ないプレイ環境を提供してくれるんだけど、我が家ではテトリスで対戦するときは『ぷよぷよテトリス』を使ってきたので、いざこっちで対戦すると「テトリス大回転!」「大打撃~~!」みたいなボイスがないため、殴り合っている感覚が薄い。各プレイヤーが自分で連鎖ボイスを出す必要がある。サンダー・ストーム!!サンダー・ストーム!!勝負!あったな!!
■ガンダムGQu...uX
毎週毎週、タイムラインのガンダムおじさんたちに狂気を撒き散らしていったすげえガンダムが終わった。本当にドすげえ話だった。これせめて2クール欲しかったよな。Beginningに1.5話使ってるのもそうだけど、展開が早いというよりは、本筋でない話をまるまるカットしたような印象があった。エッじゃあ100キル人妻や猛毒ケーキ事件は本筋だったんですか!? ……本筋だったかもしれねえ……。
アルテイシア様とヒゲマンが会う話は絶対欲しかったし、何より、正しいと思った事なら常に全力ダッシュしていく弾丸のような女ことアマテさんと、普段はどん臭いくせに生存本能の爆発力で突破する一人ちいかわ女ことニャアンのコンビをもっと見たかった。絶対面白い。
最終回、執政者としてエレガントに成長したアルテイシア様が、原作準拠の魔城ガッデムみてえな公王庁に入っていくシーンがシュールすぎてだめだった。この宇宙でもそこはそうなのかよ!!
■生命保険
そういえば保険の見直しをしないとな~~って思っている。稀に民放のテレビ番組を観ていて明治安田生命とかのCMに遭遇するたびに思い出す。ここで奇妙なのは、テレ朝を観てると高頻度で遭遇するライフネット生命のCMはぜんぜんそれを喚起しないことだ。どうやら俺の頭はアレを「仮面ライダーエグゼイド」だと認識しているらしい。リアクションがでかいのもニチアサめいている。
まあCM企画してる人も自分を仮面ライダーエグゼイドだと思ってるっぽいし、いいっちゃいいんだろう。エグゼイドはニコニコ動画での無料配信も始まったようだ。来年10周年だがぜんぜん「10年ぶり」って感じがしないぞ。
■朝ドラ あんぱん
CMで思い出したが、民放見てるとすげえ高確率でのぶ役の子(今田美桜)を見る。朝ドラ女優っていつもこうだったっけ? それともめちゃめちゃ売れてるから朝ドラ女優に選ばれたのか?ただ「のぶだ」って気付くのはいつもワイフか娘氏であり、俺は「そう言われればそうだな」って思っている。俺は髪型が変わると別キャラとして認識するので、なんなら『あんぱん』のオープニングで走ってる子は誰だ? って思っているフシすらある。相貌失認に片足を突っ込んでいるな。
■ニチアサ百景
プリキュアは追加戦士の月だった。「力を得るには一番大切なものを捧げる必要がある」っていうのはプリキュアでは珍しいし、それを妖精がやるのはだいぶ珍しい。そういえば昔、代償つき変身をそそのかされたのにそれを踏み倒して自力でプリキュアになった破天荒な人魚がいたっけな……。先月予想した「追加戦士は二人組で変身して二人でハートを作る」っていうのは後半がハズレだった。いやまだ5人同時変身のバンクを見ていない……勝機はある……!
アイドルものとしては主人公ユニットに対して謎の新ユニットが出てくるのは定番だと思うんだけど、お話がアイドルものの文脈に乗っていないので浮いている。「アイドルプリキュアとズキューンキッスはライバルユニットだメロ!」って言われても「お前の国が滅びたんで戦ってるんだけどな?」っていう気持ちにしかならないぞ。緊張感を持て。
戦隊も追加戦士の月だった。ゴジュウジャー全滅からのOP曲乗っ取りで新番組! というていで登場する追加戦士、あまりにもふてぶてしすぎる。
追加戦士に関して、異世界人が現代になじんでいくパートと同じくらい、追加戦士と既存メンバーの掛け算で既存メンバーのキャラが深まっていくパートが好きなんだけど、これくらいふてぶてしい奴だとそれが捗ってとても良い。去年はこれがあんまりなかったんだよな。
そして出てくるたびに好感度を上げていく敵幹部のファイヤキャンドル様と、出てくるたびに発言が濃くなっていくクオンお兄ちゃん、最終的にゴジュウジャーと並んで変身するのはどっちだ!?
- ■2025-06-24
- 熾烈なる歯列矯正生活5
歯列矯正を始めて10か月となった。前回までのお話はこちらにまとまっている。
2か月かけて、つまり2回に分けて、犬歯のあたりにはまっていた仮の歯が外された。これは一時的に高さを出し、前歯も奥歯も噛み合わないようにするための装置である。俺の場合はこれが「正しい咬合位置」に顎を持っていくための矯正装置でもあった。
これが少しずつ削られていき、段階的に奥歯が使えるようになっていった……わけだが、いよいよ仮の歯が外され元通りになっても、咬合位置の変わった奥歯はとうぜん噛み合わず、相変わらず咀嚼には難儀している。
前回、歯が動いたことによって知覚過敏が発生して困った話をしたが、これはシュミテクトを歯間ブラシにつけて直塗りすることで改善した。
今回はさらにそれとは別に、仮の歯が被さっていて磨きにくかった犬歯の根元が虫歯に蝕まれていることが判明した。こちらは全く染みていないので発見が遅れるとこだった。念の為受診しておいてよかった。
検診で撮った口内の写真が手に入ったので、去年までの悲惨な歯列の様子と、ほぼ1年でどの程度歯が動いたのかをご覧に入れたい。しかしそのまま掲載すると不快広告と同罪になっちまうので、抽象化したものをご用意した。こちらである。

2024→2025 これは下顎の比較である。一年間でこれだけ揃った。塗りつぶしてしまったので立体感がわからないと思うが、奥歯が引っ込んだというよりは、内側に向かって生えていた前歯を起こして外側に向けたというのが実態のようだ。
最後の前歯を起こすときなんて、細いワイヤーを繋いだあと、すごい腕力で引っ張ってメリメリと一瞬で起こしてしまうのだ。それを太いワイヤーに結んで固定する。ワイヤーってもっとこう……弱い力をかけ続けて歯を動かすもんだと思ってたけど……まさか腕力で歯の向きが変わるとは……衝撃的だった。
今回いちばんなんとかしたい、ほぼ横向きに倒れている歯は、仮の歯の土台になっていたためワイヤーも繋がっておらず手付かずである。これもいつかメリメリって起き上がらせるのだろうか。怖い。できればゆっくり起こしてほしい。
2か月かけて、つまり2回に分けて、犬歯のあたりにはまっていた仮の歯が外された。これは一時的に高さを出し、前歯も奥歯も噛み合わないようにするための装置である。俺の場合はこれが「正しい咬合位置」に顎を持っていくための矯正装置でもあった。
これが少しずつ削られていき、段階的に奥歯が使えるようになっていった……わけだが、いよいよ仮の歯が外され元通りになっても、咬合位置の変わった奥歯はとうぜん噛み合わず、相変わらず咀嚼には難儀している。
前回、歯が動いたことによって知覚過敏が発生して困った話をしたが、これはシュミテクトを歯間ブラシにつけて直塗りすることで改善した。
今回はさらにそれとは別に、仮の歯が被さっていて磨きにくかった犬歯の根元が虫歯に蝕まれていることが判明した。こちらは全く染みていないので発見が遅れるとこだった。念の為受診しておいてよかった。
検診で撮った口内の写真が手に入ったので、去年までの悲惨な歯列の様子と、ほぼ1年でどの程度歯が動いたのかをご覧に入れたい。しかしそのまま掲載すると不快広告と同罪になっちまうので、抽象化したものをご用意した。こちらである。

2024→2025
最後の前歯を起こすときなんて、細いワイヤーを繋いだあと、すごい腕力で引っ張ってメリメリと一瞬で起こしてしまうのだ。それを太いワイヤーに結んで固定する。ワイヤーってもっとこう……弱い力をかけ続けて歯を動かすもんだと思ってたけど……まさか腕力で歯の向きが変わるとは……衝撃的だった。
今回いちばんなんとかしたい、ほぼ横向きに倒れている歯は、仮の歯の土台になっていたためワイヤーも繋がっておらず手付かずである。これもいつかメリメリって起き上がらせるのだろうか。怖い。できればゆっくり起こしてほしい。
- ■2025-06-16
- Switch2のひみつ展
『Nintendo Switch 2 のひみつ展』をやって思ったことを書く。
これは、Switch2の価格を考えると+1000円なら誤差だら! と勢いで買ったローンチタイトルである。Switch2の機能を使ったミニゲームとテックデモが収録されている。
我々はマリオカートワールドしながら「うわーUSJみたい」って言ってるし、このソフトやりながら「うわー万博みたい」って言ってるので、直近の大阪旅行にだいぶ影響を受けていることがわかる。ゲームと現実は双方の体験が重なり合ってより良くなっていくのだ。
「ひみつ」はホントに秘密だろコレというようなものから、「Joy-Con2グリップは……立ちます」みたいなものまで取り揃えられている。マジだ! 立つぞこれ! 言われなきゃ気付かなかった!!
「ミニゲーム」は新機能であるJoy-Conマウスを使ったものがメインで、俺がScratchで作ったクソゲーのようなものがニンテンドークオリティで襲い掛かってくる。
「テックデモ」では旧Swtichから強化されたもの……たとえば解像度であるとか、フレームレートであるとか、そういったものを丁寧に比較しながら示してくれる。
ただ……いまさらのことなんだが、こうやって1000円のソフトを作って丁寧に比較して体験させないと、もう違いがわからないんだよな。
俺の人間性能の限界で、60fpsと120fpsを見極めるゲームはぜんぜん歯が立たなかったし、解像度やHDRだって並べて出してくれればまあわかるが、プレイ中には意識しないだろう。
お前たちは覚えているだろうか。
スーパーファミコンで『赤い翼』を聴いたときの感動を。
プレイステーションで爆破ミッションが始まったときの高揚感を。
ニンテンドウ64でピーチ城を走り回ったときの全能感を。
プレイステーション2で董卓軍の雑兵の群れを見たときの衝撃を。
プレイステーション3でHDMI端子を繋いだときの解放感を。
ゲームの進化とともに成長してきた俺は、こうした劇的なスペックアップに晒され続けて感性が摩耗し、そこから先はもうさしたる変化を感じられなくなってしまっていた。これが大人になるってことなら悲しいわね。
でも……『マリオカートワールド』のレインボーロードで喰らったあの謎の感動は、きっと解像度&フレームレートの向上と、HDRによるものなんだろう。このソフトがそれをわからせてくれた。技術の進歩を素直に認め祝福しよう。

我々はマリオカートワールドしながら「うわーUSJみたい」って言ってるし、このソフトやりながら「うわー万博みたい」って言ってるので、直近の大阪旅行にだいぶ影響を受けていることがわかる。ゲームと現実は双方の体験が重なり合ってより良くなっていくのだ。
「ひみつ」はホントに秘密だろコレというようなものから、「Joy-Con2グリップは……立ちます」みたいなものまで取り揃えられている。マジだ! 立つぞこれ! 言われなきゃ気付かなかった!!
「ミニゲーム」は新機能であるJoy-Conマウスを使ったものがメインで、俺がScratchで作ったクソゲーのようなものがニンテンドークオリティで襲い掛かってくる。
「テックデモ」では旧Swtichから強化されたもの……たとえば解像度であるとか、フレームレートであるとか、そういったものを丁寧に比較しながら示してくれる。
ただ……いまさらのことなんだが、こうやって1000円のソフトを作って丁寧に比較して体験させないと、もう違いがわからないんだよな。
俺の人間性能の限界で、60fpsと120fpsを見極めるゲームはぜんぜん歯が立たなかったし、解像度やHDRだって並べて出してくれればまあわかるが、プレイ中には意識しないだろう。
お前たちは覚えているだろうか。
スーパーファミコンで『赤い翼』を聴いたときの感動を。
プレイステーションで爆破ミッションが始まったときの高揚感を。
ニンテンドウ64でピーチ城を走り回ったときの全能感を。
プレイステーション2で董卓軍の雑兵の群れを見たときの衝撃を。
プレイステーション3でHDMI端子を繋いだときの解放感を。
ゲームの進化とともに成長してきた俺は、こうした劇的なスペックアップに晒され続けて感性が摩耗し、そこから先はもうさしたる変化を感じられなくなってしまっていた。これが大人になるってことなら悲しいわね。
でも……『マリオカートワールド』のレインボーロードで喰らったあの謎の感動は、きっと解像度&フレームレートの向上と、HDRによるものなんだろう。このソフトがそれをわからせてくれた。技術の進歩を素直に認め祝福しよう。