FF15日記 その3
Chapter 09 - 13
前回のファイナルファンタジー15、3つの出来事!
ひとつ、ノクティス王子の王墓および六神巡礼の旅は続く!
ふたつ! 突如グラディオがパーティを抜け、そして2晩で戻ってきた!
そしてみっつ! ついに一行はルーナ様の待つオルティシエに向けて出発した!
■CHAPTER 09 - それぞれの使命
[[ 警告:ここから先のセクションには主要人物の安否ネタバレが含まれます。 ]]
このチャプターのロード画面で「水神の力を授かって帝国を倒す力を得るために水都オルティシエに向かうノクティス……」みたいな説明文が出て「そうだったんだ~~」と思いました。いやマジで俺が話を聞いてなかっただけ!? 水神の居場所とか初耳なんですけど!?
さあアコルドの首都オルティシエに到着です。
新しい大陸の新しい街……大冒険の予感がします!
街はほぼヴェネツィアで、どこを撮っても絵になる最高の作り込みを見せています。花や宝石を売る屋台もあり、おそらくルーナ様に渡すプレゼントなどを探すイベントがあるのでしょう。……しかし、マップには特にクエストとかは表示されていません。まずはシドに聞いていた知り合いの店にゴンドラで乗り付けます。
シドの旧友からルーナ様の所在と帝国軍の動向を聞いていると、アコルドの首相がやってきて、ノクトと正式に会談したいと申し出ます。父が死んだ以上もはやノクト君は王子でなく国王なのです。国はもうないんだけどその点はどうなんだろう? 亡命政府代表みたいなもの?
さっそく首相官邸に向かい、大量の選択肢をさばく首脳会談を行います。やべえなこれ、正しい選択肢を選ばないとタマのすずとか貰えなくなっちゃう奴じゃないの?(最後によくわからないメダルを3つもらえたので、そこそこ上手くできたものと思われます)
会談の内容としては、「神凪であるルーナ様が水神リヴァイアサンを起こす儀式をすること」を許可してもらい、その結果リヴァイアサンが荒ぶって街に被害が出る可能性を考慮して市民の避難誘導と、帝国が軍事行動に出た場合の対処を要求されました。それ4人でなんとかなるやつ? あと結局ルーナ様とは打ち合わせできてないけど平気?
ルーナ様の演説を遠巻きに見たのち、儀式が始まります。目覚めたリヴァイアサンはルーナ様を侮り大暴れし、ノクト君とプロンプトは帝国のマシンを乗っとってリヴァイアサンに突撃をかけます。グラディオとイグニスはどっかで避難誘導をしているそうです。
そしてよくわかんないなりにリヴァイアサンを殴り続けていましたが、そのうちノクト君はルーナ様のいる祭壇の近くに落下してしまいます。
そして駆け寄るルーナ様の背後にアーデンが現れてルーナ様を刺しました。えっ刺し……死!? 死なの!?
ルーナ様の最期の力によってノクト君はファントムソードの力を全開にしてドラゴンボールみたいな戦いを繰り広げます。ここの音楽がまたカッコイイんだこれ!
リヴァイアサンを見事調伏したノクト君は力尽きて落下、そして瀕死のルーナ様と遭遇します。
あっマジでここでルーナ様死ぬんですか……いやまさか行動原理が全く明かされていない人の凶刃になんとなく刺されてしまうとは……。アイツ「指輪を出せ」って言って刺したくせに指輪は取らないで消えるし、せめて刺した理由くらいは教えて欲しかった……。
気を失い、ベッドで目覚めたノクト君を待っていたのは、ルーナ様の訃報と、託された王家の指輪と、イグニスが目を負傷し失明したという事実でした。
盲目のイグニスを連れて船に乗り込み、オルティシエを発つムービーを見たら第9章は終了です。ご愁傷さまでした。
……オルティシエ、中心街しかないうえにマップのほとんどが使われてなぁい!! イベント墓場かよ!!!
ホテルにゲンティアナさんが出現して「現在の力を持ったまま過去のChapterに飛べる機能」が解禁されたあたりで嫌な予感がしてましたが、どうやら俺はもう途中下車のできない列車に乗っちまったようです。ここから俺は「FF15とは何か」をめちゃめちゃにわからされることになります。
■CHAPTER 10 - 王たるもの
数週間が経過し、ノクト君たちが帝国首都行きの列車に乗っているところからスタートします。いやレガリアで行かないのかよ。(レガリアは貨物車両に載っています)
ていうかなんで帝国首都へ行くんだっけ? ルーナ様の仇討ち?
婚約者を喪い失意の底にあるノクト君にグラディオがキレ散らかします。イグニスが失明して大変なのに自分のことで凹んでんじゃねえ、切り替えらんねえのか、という事ですが婚約者死亡したんだし凹んでてよくね? あと列車内でキレ散らかすな。他の乗客に迷惑だろうが……。
このシーン「FF大投票」でも出てきましたが本当にキレ散らかしてるだけで驚きました。
ノクト君はルーナ様から受け取った指輪をビビッてまだはめられていません。これは王家に代々伝わる指輪で、映画でルーナ様たちが帝国から守りきったものです。俺は映画を観ているので詳しいんだ。映画内でこの指輪をはめた奴は全員死にました。死にました。死にました。(なんとセリフにエコーがかかった。)
列車は、普通の乗客がいるにも関わらず、王墓があるというカルタナティカ駅で「貨物の積み込み」という名目で停車します。都合よく王墓のある鉱山には駅から直通のエレベーターがあるようなのでそれに乗り込みます。ついに街すら作られなくなってしまった……これが噂に聞いていたゼノギアスDisc2……。
鉱山は足場が悪いのでイグニスには待機してもらおうと思いましたが、イグニスは選択肢を無視してついてきます。プロンプトは介助で大変そうだし、グラディオはノクト君にグチグチと嫌味を言うばかりで最悪です。誰も婚約者を喪った悲しみに寄り添ってくれない。仕方ないのでBGMを「エアリスのテーマ(FF7)」にしてヒロインの喪失を全力でアピールしています。
グラディオを無視して単独で斥候し、キャンプ場を見つけたので宿泊します。みんなのお母さんであるイグニスが失明したので、もう食事はカップヌードルと缶詰しかありません。今まで閃いてきたレシピ、上げてきた料理スキルは全て無意味になりました。
王墓はモルボルの巣になっていてこれも最悪でした。でも突如モルボルが出現して大仰な汎用ボスBGMが入ってくるのがクソ面白かったのでその点は良かったです。
ファントムソード継承後、イグニスに「俺のことで喧嘩をするな、でも最後まで付いていく」みたいなふわっとしたことを言われて、何も解決してないのになんか仲直りしました。
駅に戻り列車に乗ったら第10章は終了です。お疲れ様でした。
■CHAPTER 11 - 罠
列車の次の停車地はルーナ様の故郷テネブラエです。レガリアあるのになんで一般乗客を巻き込んで列車移動してるんですかね。
そんな車内に突如アーデンが出現しノクト君を煽ります。ノクト君がこれをブン殴っているうちに帝国軍が列車を攻撃してきたため有耶無耶になり、プロンプトと共に魔導兵の迎撃に移ります。
帝国軍バトル曲はとてもカッコ良いのですが、今回は列車での戦いということでBGMを「決戦(FF6)」にさせて貰いました。いやそれは「列車との戦い」やないかーい!
シフトアタックを駆使して帝国軍をナントカ退けましたが、アーデンの幻術によってプロンプト君が列車から転落し、パーティから抜けてしまいます。
にぎやかな写真撮影係はもうこの旅に居場所がないのでしょう。どんどん「FF15」が砂のように両手からこぼれ落ちていくのを感じます。
ノクト君も気を失い、第11章は終了です。お疲れ様というほどの尺もない。
■CHAPTER 12 - かたむく世界
ノクト君が気がつくとすぐ列車はトンネルに入り、大量のシガイにまとわりつかれます。が、これはリヴァイアサンがナントカしてくれました。ほんと一般乗客がかわいそう。レガリアで移動してほしい。
テネブラエに到着し、帝国軍を抜けたアラネア姐さんと遭遇します。お城は遠景しか見えず、移動できるマップは駅前の荒野のみです。
あとやたら暗い。これはルーナ様が演説で言っていた「星の病」の影響で、夜が長くなっているらしいです。
ここではテネブラエの人からルーナ様とレイヴス氏の昔話を聞くのみで、特にイベントはありません。
列車から一般乗客を降ろし、ビッグス&ウェッジの運転で帝国首都へと発車します。いやホント何にもない所だったな……。
列車はグロブス渓谷に差し掛かります。ここは氷神シヴァのいる場所でクソ寒いのですが、シヴァはすでに帝国軍に討滅されているとのことでした。
列車が緊急停止し、運転席のビッグス&ウェッジから「車外に異常が発生」という連絡が入ります。雪がめちゃ降っていて、かつビッグスとウェッジがいるということで、ここは「ティナのテーマ(FF6)」で気分をアゲて勢いよく外に出ましたがすぐにボスと戦ってイベントは終了しました。もはや俺がBGMを悠長に流せるだけのマップがないのです。悲しい。
車内に戻るとまーたアーデンがPOPして煽ってきます。何がしたいんだ……と思うまでもなく、ゲンティアナさんが現れアーデンを退場させます。
そして語られるシヴァとゲンティアナさんとルーナ様の関係……神話の真実……これ……この長セリフ……この局面まできて長セリフで世界観を説明するやつ……完全にアレだ……MOTHER3の第8章だ……。
氷神の証を受け取り、リスポーンしたアーデンからプロンプトが帝国首都にいることを聞きだしたら第12章は終了です。大部分見てるだけでしたがお疲れ様でした。