FF15日記 その2
Chapter 05 - 08
前回のファイナルファンタジー15、3つの出来事!
ひとつ、突如ノクティス王子の祖国が焼かれた!
ふたつ! ノクティス王子は歴代王墓巡礼の旅に出た!
そしてみっつ! 巨神タイタンと戦いこれを討滅した!
■CHAPTER 05 - 暗雲
タイタン戦後、アーデンと名乗るうさんくさい帝国宰相になぜか救助され、最寄りの宿に解放されたノクティス王子でしたが、なんと路駐しといたレガリアが勝手にレッカーされていた事実に気付きます。まじか。あれがないと移動時にFFのサントラを流せない。困る。
困る王子たちの元に突然世界観の違う人が現れます。まあこれくらい違う方がファイナルファンタジーらしくていいよね。ゲンティアナさんは神に近い存在らしく、どうやら人間ではないようです。
そしてタイタンを調伏したノクト君に、次は雷神ラムウの力を得る任務が与えられます。墓も巡るし神も巡るのか……。ラムウの力を得るためには近所にある3つの祠を巡礼すればよいそうです。
しかしレガリアがありません。FFのサントラなしに長距離を移動するなどおよそ現実的とはいえません。となると残された選択肢は……
レンタルチョコボですね。
しかし係員に聞くと、なんでもベヒんモスが周囲に出没してチョコボがビビっちまって走ってくれないそうです。それチョコボだけの問題か? 戒厳令を敷くべきでは? 仕方がないので討伐に向かいます。
ベヒーもスは生活音がめちゃめちゃでかいのですぐ見つかりました。これ本当に今のレベルで倒せるやつ?
バトルフィールドにわざとらしくドラム缶が置いてあり、これにファイアをぶつければ爆発するらしいのですが、今まで自分で魔法というやつを使ったことがありません。結局よくわかりませんでした。チュートリアルに真面目に取り組むべき。
仕方ないので正面から殴りまくり、HPが減ったら仲間に任せて高所にワープで避難し、隙を見てまたワープで駆けつけ「きた!盾きた!」「メイン盾きた!」「これで勝つる!」ってやってベヒんモスをバラバラに引き裂きました。(ノクト君の使う武器の中には盾もあり、シールドバッシュで攻撃します)
これでチョコボをレンタルできるようになりました。レンタルといいながら名前やカラーリングの変更ができ、走っているとレベルも上がります。レンタルとは一体。
ではさっそくラムウの啓示を受けに行きます。最初の2つはチョコボで爆走しつつ遭遇した帝国兵もブッちぎって簡単に回収できます(嘘。帝国兵バトルは音楽がかっこいいので見かけしだい殺している。)が、最後の1つはダンジョンの奥にあるようです。
最後の祠のあるフォッシオ洞窟は敵がつよい。いや敵がつよいのではなくこちらが弱いのは明らかで、物量で押してくるためかなり苦しい戦いを強いられます。HPが0になってもポーションという名のエナジードリンクを濫用することで回復できるのですが、そのあと最大HPががっつり下がります。これは寝るまで戻らないので深刻です。うっかり死んだので、これはそうなるまえにエリクサーを使わざるを得ないと思いました。
エリクサーはこれで減った最大HPを戻してくれるのですが、なんと半分までしか戻りません。完全に戻すにはハイエリクサーが要ります。エリクサーがインフレしている。
比較的苦労はしましたが、ラムウの啓示そのものは何事もなく済みました。やったぜ。
このあとようやくシドニーと連絡がとれ、レガリアがレッカーされた場所が特定できました。思った通り帝国基地に回収されていたので、ためらいなく基地を襲撃して車を取り返す計画を立てます。
チョコボで道路沿いを走っていると、突然親の顔より見たクエスト受諾画面&効果音が割り込んできました。FF14とのコラボイベントです。これを進めていくとまた別の帝国基地に乗り込むことになり、突入の時にはおなじみのシャキ音まで鳴るこだわりっぷりでしたが、推奨レベルがクソ高かったのでそこで放置しました。
改めて、レガリアが収容された帝国基地へカチコミをかけます。ノクト君の得意技であるシフトアタックをアサシネートに使用しながら進んでいきます。ただステルス判定がよくわからず、途中から力業で抜けました。
例によってでかい魔導アーマーと戦うはめになりますが、固定砲台の場所にワープすればめちゃめちゃに弾丸を撃ちまくれるのでもはやバイオハザード5になっています。そのうちばかでかいジジイ(ラムウ)が召喚され、あたり一面を消し飛ばしました。いきなりファイナルファンタジーに戻ってくるんじゃあない。
すべてを破壊してレガリアで脱出しようという時に、ルーナ様のお兄様であり帝国の将軍でもあるレイヴス氏(中村悠一)が出てきて一悶着しますが、アーデンが出てきてうやむやにします。いや基地めちゃくちゃにしたんだけどそれについては別にいいの……? いいらしいのでレガリアに乗って悠々と基地を出て、イリスのところに戻ります。
俺はここで大変なことに気がつきました。レガリアショップにいつの間にか
「ミュージックプレイヤー」というアイテムが売っています。
これはここまで集めてきたFFのサントラを、車以外でも流すことができるというドすげえアイテムで、これを買うことで俺はDJの異名を持ちBGMを自在に操る高貴なる演出家としてこのゲームをプレイすることができます。神ゲーか?(さすがにバトルやイベント時は切り替わります)
レスタルムのホテルに戻り、ムービーを見たら第5章は終了です。お疲れ様でした。
■CHAPTER 06 - 奮起
前章の最後のイベントで、ノクト君たちが留守の間に帝国兵がイリスのいるホテルを襲撃し、イリスたちの保護者であったじじいが殺害されたことが明らかになります。なんでそうやって急にシリアスな方へと流すかな。楽しいキャンプ生活が台無しになるじゃないか……。
この街にいては危ないということで、イリスを連れて旅立つことになります。ちょうど「カエムの岬」という場所にシドが向かっており、そこに隠してある船を直しているとのことなので、そこへ向かいます。
ところでなんで船が必要なんだっけ……そういえば船が出てないせいで結婚式場に行けなかったんだ……いや結婚式は王都襲撃で消滅したな……えっととにかく最終的にルーナ様に会う必要があるんだよな。カエムの岬に向かいましょう。
ところがオールド・レスタの街まで走ったところで帝国兵を目撃し、その先の基地をぶっつぶすことになりました。じじいの仇……全員ブッ殺す……というような流れなんですが、一行は「風が気持ちいいな」とかいつも通りのテンションなので自分の気持ちをどこに持っていったらいいかわかりません。
とはいえ俺は俺で基地に向かうまでのBGMを「オープニング~爆破ミッション」に変えて気分をアゲアゲにしているため、キャラクター達のことをどうこう言える立場ではありません。
じじいの仇であるカリゴ准将とかいうおっさんを尾行し、隙だらけになったところで確保、レジスタンスへ引き渡し……という作戦でしたが、その後無事帝国兵と魔導アーマーに見つかり結局すべてを破壊しました。さらにアラネアと名乗る竜騎士っぽい女に襲われ、これを撃退しました。
なおレジスタンスに引き渡した仇のおっさんは逃げたらしいです。さらっと言われて全員が流したので、みんな仇討ちについてはどうでも良かったんだなって思いました。
さてこれでイリスがパーティに加入します。写真は突然の女子の合流に死んだ目をしているプロンプト君です。
実際女子がパーティにいることで会話は弾むし、写真も華があっていいのですが、このゲームは男4人がキャンプ生活を満喫するボーイズゆるキャン△なので、そんな生活に、いくら「みんなの妹」的なキャラとはいえ、女子が同行するのは抵抗感があります。いままでRPGでそんなこと考えたことなかった。とはいえイリスが同行するのは今だけなので、寄り道できるところは寄り道していく所存です。
カエムの岬に向かう道中に「マルマレームの森」というところがあり、俺はメンバーがなぜこの森を知っているのか完全に忘れましたが、ここを探索するよう提案されました。さっそく車をとめて森の入り口を探し……
……突然異世界に召喚されました。えっと……これまた別のゲームとのコラボイベントですね?
よくわからないので調べました。どうやらヒゲの坂口さんがプロデュースした「テラバトル」っていうスマホゲーがあり、その派生タイトルの「テラウォーズ」っていうスマホゲーがFF15とコラボしたようです。
なお2019年12月にサ終しています。
……つまり……いまこのキャラクターたちが生きているのは、この買い切りのFF15のイベント内しかないということで……なぜそんなことになっちまっているのか、理解はできるけれど、納得がいかない部分はありますね……。
しかしノクティス王子、巻き込まれ体質のせいか、コラボシナリオ映えするというか、異世界適応能力が高くて好感がもてます。ライトニングさんだとこうまで溶け込めないんだよね。
気を取り直してマルマレームの森に侵入します。BGMを「迷いの森(FF6)」と「大森林の伝説(FF5)」のどちらにするか迷いましたが、どちらもサントラを入手してませんでした。(してても入ってないと思う)
森とはいえ行程はほぼ一本道で、日が暮れてきたころセーブポイントめいてキャンプ用地が見つかるというありがたいダンジョンでした。道中はグラディオに新たに習得させたゲージ3技「ライジングインパルス」でガンガン敵を薙ぎ払っていきました。
見晴らしの良いところにでかいボスがいたのでナントカ倒し、王墓でファントムソードを継承しました。えっと……ここに王墓があるっていう話はどこで誰から聞いたんだっけ……?
再びカエムの岬へ向かいます。旅の終わりを惜しむイリスが「みんなと旅するの楽しくって……」みたいなことを言ったあと「楽しいなんて言ってゴメン」と一人で謝りますが、ノクト君以下全員が完全にこのボーイズゆるキャン△を楽しみ切っているのでお前が謝る必要はありません。むしろごめんな、「王都陥落!」とか「ジャレッドじいさん惨殺!」とかサツバツとした話を唐突に入れてくるシナリオライターが悪いんだ……。
さて、イリスをカエムの岬に送り届けると「船の修理に必要な材料を集めて欲しい」というミッションが発生します。さすがに「あったよ!エンジンが!」「でかした!」とまではいかないようです。準備ができたら教えてくれとのことなので、ちょっと放置していたイベントを片付けてこようと思います。
それは火山です。(当たり前のようにBGMを「グルグ火山」に変更しています)
火口近くの溶岩洞窟の写真を撮ってくれ、という依頼を例のオラフみたいな喋り方をするオッサンから受けていたので、15000ギルのために火山を登ります。
火山には明らかに「他のイベントのためのスペース」がいくつかあり気になりましたが、無事写真を撮り、かつ王墓まで発見してファントムソードを継承しました。火山に葬るな!
オラフみたいな喋り方をする羽振りのいいオッサンは、ノクト君が王子だと知った上で、「次は王都を撮ってきて欲しいんだけど~」とサイコパスみたいなことを言い出しました。いや故郷を焼かれてからまだ一月も経ってないんですよ? 大勢の知り合いが死んだ廃墟を撮りに行けって? なんかノクト君もカジュアルに引き受けてるし何なのお前ら?
冒涜的な依頼を放置してカエムの岬に戻り、グラディオが突然「ちと出かけてこようと思ってる」と言い出してパーティを抜けたら第6章は終了です。お疲れ様でした。
■CHAPTER 07 - 三人旅
「船の部品探しならお前ら3人で大丈夫だろ」とか言ってグラディオがパーティを抜けました。
ぶっちゃけグラディオのゲージ3本技が使えなくなるのは大打撃なのですが、そんなことはおくびにも出さず、理由も聞かずにカジュアルに送り出します。どうせ修行か何かでギルガメッシュと戦ってくる(DLC:EPISODE GLADIOLUS)んでしょ! 車中のサントラで聴いたから知ってるもん!
♪ビッグブリッヂの死闘 - EPISODE GLADIOLUS Ver
シド曰く、足りない部品はミスリルで造る必要があり、それはこのへんでは帝国管理下の遺跡でしか採れないとのことなので、帝国兵の関門を突破して「スチリフの杜」へ向かいます。
グラディオの穴を埋める(変な意味でなく)べく、イグニスの「ラウンドアサルト」とプロンプトの「トリガーハッピー」をそれぞれ覚えさせてセットしておきます。
スチリフの杜には例によってアーデンが先回りしており、快く内部へ侵入させてくれたばかりでなく、先日激戦を繰り広げたアラネア姐さんを護衛に付けてくれます。
さっそくプロンプトが「アラネアって強いねー」「あらありがと」みたいな軽いやりとりをし始め、距離の縮まり方の急さに気持ちが置いていかれてしまっています。
あとアラネアの配下として、ここで待望のビッグス&ウェッジのノルマが達成されます。歴史あるモブの登場に拍手を送りたい。
……ところでアーデン、ノクト達に船でルーナ様のところに行ってもらいたいなら、船の部品となるミスリルを探す許可を出すんじゃなくて、直接飛空艇で送ってくれればいいんじゃないの? なんかすごい遠回りしてない?
道中アラネアが「帝国がなんかおかしくなってるので辞める予定」みたいなことを話してくれます。「シガイ」を利用して何かやばいことをやっているそうです。
「シガイ」というのは夜になると現れるという強敵で、普通のモンスターとは違うそうです。伝聞口調で書いたのは、俺は今まで違いがよくわからずに殺してきたからです。調べてみると「ボム」とか「プリン」とか「ガルキマセラ」とか、わりとFFおなじみの異形モンスターがシガイに分類されているようです。特別感ねえな……。
徹夜して朝になりましたがボスをナントカ倒し、ミスリルを手に入れたら第7章は終了です。お疲れ様でした。
■CHAPTER 08 - 船出
ミスリルを手に入れたので、次はこれを加工する職人のところにいかなければなりません。その人はレスタルムの発電所で働いていて、今ちょうど発電所にシガイが沸いて爆発寸前なので助けてほしいと言っています。
……という説明をセリフだけでぶっ飛ばして、遺跡の前からいきなり発電所の前にワープします。何らかのイベントをカットした匂いを感じます。防護服は1着しかないのでノクト君の単独行動です。
ここは当然BGMを「オープニング~爆破ミッション(FF7)」に変えなければ雰囲気が出ません。ここだったなこの曲の使いどころ! さっき貼ったし仕方ない、リメイク版のでも貼っとくか。
先に入っていったという男が待っているので合流しますが、明らかにグラディオの声でしゃべるので一撃でわかりました。しかしお互いあえてリアクションせずにシガイ駆除を完了します。いやグラディオが2晩たってこんなとこに来てるのおかしいでしょ誰かツッコんでよ。
グラディオが合流し、ミスリルパーツも手に入ったので、今度こそカエムの岬に戻って……と思ったらグラディオが急に「究極のカップヌードルを作る」とか言い出しました。お前……2日間の修行で頭がおかしくなっちまったのか?
最高の肉といえばベヒーモスの肉! 最高のカップヌードルを味わうためにまずベヒーモス狩りだッ! ファイナルファンタジーと日清製粉とダンジョン飯を同時に立ち上げるんじゃあない!!
(ところで「はぐれベヒーモス」ってことは普段ベヒんモスって群れてるんですかね?)
ぼく「おいしくなさそう」
そんなオモシロキャンプを堪能し終わったら、いよいよカエムの岬で船に乗り込みます。どうやったのかわかりませんが、レガリアも積んでくれるそうです。
出港前にシドとコル将軍から昔話を聞き、ルーナ様の待つオルティシエに向かって出港したら第8章は終了です。お疲れ様でした。