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◆不定期日記ログ◆

■2024-10-28
遥かなる戦いの詩・再び
 『ロマンシング・サガ2 リベンジオブザセブン』が出た!
ロマサガ2  リベンジオブザセブン
 6月に発表されただけで無駄に2回くらい泣いた俺は、その後体験版のタイトル画面で豪華に拡張されたメインテーマを聞きながらまたしても無駄な涙を流し、そしてそれに続く製品版でもいきなり「ジェラール様の……皇帝陛下の御出陣! ごしゅつじーん!!(♪皇帝出陣[YouTube])」で泣くはめになった。わかっておったろうにのうワグナス。

 前にWiiUでやったときのように……いや前にやったのもう10年前だな!? ちょっと前のことだと思ってたので真顔になっちゃった。とにかく前にやったときのを踏襲して、最終皇帝アイリ様で始めようと思ったんだけど、なんか最終皇帝女が謎の全身おしゃれタイツでなく、胸の谷間とふとももを曝け出したどえっち鎧になってしまっていたので、さすがにこれに娘の名前は入れられぬと思って男にした。
 キャラデザ、主に女子のデザインがとても頑張っているが、最終皇帝くらいは威厳ある姿にして欲しかったぞ。

 ジェラール帝の時代が終わった時点でこれを書いているが、テンポが素晴らしい。難易度ノーマルなせいかもしれない(難易度オリジナルはハードに相当します。俺たちは昔なにをやらされていたんだ?)けど、連続で敵と戦うことにストレスがない。
 今作ではあとどのくらい技術点を稼げば技能レベルが上がるのかが見えたり、どの技から閃きが派生するのかの閃圧(今考えた言葉)が見えたりするのが戦闘のモチベ上げにたいへん貢献している。
 あと、ボス前に全快ポイントが設置されているので、道中もガンガンBPを使ってしまって良いのも助かる。傷薬を使ったあと装備し直さなくても勝手にリロードされるよ!

 あと、原作ロマサガ2はUIの限界かマスクデータが多く、攻略本やアバロン帝国大学を参照しなければ、帝国の運営に必要な情報が手に入らなかった。解像度が上がったのでそのへんは全部わかる。というか防具の防御力が8属性に分かれているのに、画面上では斬防御しか見えなかった原作がどうかしていた。なんでそれでOK出した!?
 閃き適正は見えないっぽいけど、まさか令和の時代に所持技能と閃き適正が一致してない誰得人材はいないでしょう。信じているぞ。


 総じて、めちゃめちゃ尖っていたロマサガが、普通のRPGのような手触りでプレイできるような作品に仕上がっている感触がある。「閃き」の元祖たるロマサガ2を多くの人に届けたいという心意気であろう。音楽も丁寧にリマスターしてくれて感謝しかないが、オリジナル音源にしても画面に負けてないのはやっぱりすごい。皆も帝国の歴史を紡ぐべきだと思います。

ロマサガ2  リベンジオブザセブン
 なお、ロマサガRSの放った「アバロンには雪が降るのか問題」については、「こんなばかでかい暖炉を据え付ける地域に雪が降らねえワケがあるか」という想いが一層強まっています。どう考えても寒冷地の建築様式だろこれ。どうしてくれるんだ皇帝。