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◆不定期日記ログ◆

■2023-04-17
羽になんか細工したような漢字
 娘氏が突然「世界カイシャクの日って何?」と聞いてきた。

 年間の記念日をまとめたポスターを見て聞いてきたものと思うが、さてカイシャクとは何か……「解釈」か「介錯」しか思いつかないが、前者は個人の自由であって世界的な記念日になるとは思えないし、後者はなおさら記念する意味がない。

 「カイシャクってどんな漢字だった?」
 「むずかしい漢字」
 「なんかヒントは?」
 「羽になんか細工したような漢字だった」
 「それはカイ? それともシャク?」
 「覚えてない」

 俺は推理を諦め、ポスターを確認した。
 そしてそれらしきものを9月30日の欄に見つけた。

 「世界翻訳の日」

 世界翻訳の日(せかいほんやくのひ)は、翻訳業を顕彰する記念日で、毎年9月30日。国際翻訳家連盟が1991年に制定したもので、聖書をラテン語に翻訳した聖職者ヒエロニムスの命日にちなんでいる。同記念日は、その後2017年に国連総会の決議で国際デーとして承認され、国際翻訳デー(International Translation Day)とも通称されている。

世界翻訳の日 - Wikipedia

 羽になんか細工したような漢字の正体は「翻」であった。そして「訳」にはシャクが含まれている。まあパパも長いこと破綻のことハジョウだと思っていたし、習っていない漢字を強引に読みにいく姿勢は素晴らしい。