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◆不定期日記ログ◆

■2007-05-24
楽都どウィーン
 前の日記で、「ウィンナーソーセージをウィンナーと略してしまったことによって、日本人はウィンナーコーヒーを受け入れがたい土壌を作ってしまった」というところまで書き進めようとして、ふと気がついた話。
 問題はハンバーグである。

 ハンバーグとはハンブルク(Hamburg)のことらしい。
 日本には、英語的に読んだものがカタカナ語として入ってきたのだろう。

 これはよくない。
 富士宮焼きそばを「フジノミヤ」と呼ぶくらいよくない。

 …そんな略し方もご当地料理的でよいという考え方もあろう。
 だがウィーンのソーセージはウィンナーだ。
 ナポリのスパゲティはナポリタンだ。
  
 したがってハンブルクのステーキはハンバーガーであるべき
 あ、ダメだ。


 挫折したところで冒頭の話題に戻るが、この話は結局「二種類も名物スタイルを抱え込んだウィーンが欲張りなだけであって、我々日本人にはなんの落ち度もない」という主張にまとまっていく予定であった。
 あと、フランクフルトはフランクフルトのままなのに、ウィーンのソーセージがウィンナーになるのも気に入らない。
 ウィーンに会ったら言ってやりたいことがいっぱいある。