Oneside Flat Web
[Fallout4]ウェイストランド開拓記-06
前回のフォールアウト4!
B.O.S.という軍隊のダンスさんと出会い、絆を結んだ!
ガービーさんからはミニッツメンという組織の将軍に推薦された!
レールロードエージェントとしても活躍中で息子誘拐の件はどうなっちゃうのー?
■ Getting a Clue
装備も充実したので、探偵事務所のニックさんにようやく息子誘拐事件の相談に行く。「顔に傷のあるハゲ」と実行犯の外見を伝えたところ、かつて街外れに住んでいたケロッグという傭兵が怪しいということになった。徒歩圏内にいたのかよ。ニックさんが「偶然にしてはできすぎている」と言ったけど俺もそう思うよ。
元ケロッグ邸はもう何年も空き家らしい。鍵がかかっていたので、市長の秘書に「たった一人の息子の手がかりなんだ……」と泣き落としをかけて鍵をもらった。なんかマクレディさんが舌打ちしたような気がした。お前、俺が盗みをやることを期待してたな。いろいろ方法はあるんだよ。
何年も空き家のくせに、ケロッグ邸の隠し部屋には生活感があった。ニックさんに「なんかアイデアない?」って聞いたら「このタバコをドッグミートに嗅がせて追跡させよう」との提案。なんであんたが俺の村にいるわんわんのこと知ってるんだよ……あいつ有名なの? まあホントに何kmも追跡できるってんなら探偵業界で有名であってもおかしくないな。
で、家の外に出たら、サンクチュアリの犬小屋にいたはずのわんわんが到着していた。なんなのお前ら仲良しだったの? 釈然としないが追跡を開始してもらった。ここでマクレディさんとはいったん別れて、ニックさんをメンバーに加えた。
■ Reunions
わんわんを追ってダイヤモンドシティを出て、ひたすら荒野を行く。途中、ケロッグが滞在したであろう痕跡のある箇所をいくつか経由した。……ケロッグ邸は何年も空き家だったってことだけど、これはつまり、空き家とみせかけて最近出入りしていて、徒歩でアジトと往復していたってこと? わんわんもすごいしニックさんも有能すぎない?
途中「犬を買わないか?」って人とすれ違った。犬は間に合ってるっていうか、いま散歩の真っ最中なんだけどわからない? まあ買いましたけど。そのままスターライトドライブインに送っておいた。番犬として機能するらしい。そんなことをしているうちに、わんわんはヘーゲン砦というところの前で止まった。ここがケロッグのアジトか! よし突入……のまえに道中漁ったジャンクを最寄りの居住地においてくるぞ! 明日にしよう!
砦内部はタレットと人造人間が守備していた。破壊したタレットからは、こちらの拠点におくタレットの素材も採れるので念入りにジャンクを漁る。どんどん地下に潜っていくとケロッグが館内放送で煽ってきた。俺の侵入に気づいてるんなら、人造人間を2~3人ずつ順番に送り込んでくるのやめたほうがいいと思うよ。そのうちいよいよ最深部が近づいてきたのか、館内放送は「まだ間に合う、Uターンして出て行け」みたいな余裕なのかビビってんのかわからない状態になってきた。ああUターンしてやるよ……武器庫を漁ってたらヌカランチャー(核ロケラン)と核弾頭2個を拾っちゃって、俺もニックさんも荷物がパンパンなんでな……決戦は明日にしよう!!
翌朝……ショートカットルートで再びたどり着いた司令部の奥では、二日も待ちぼうけしていたケロッグがつっ立っていた。妻の仇! 殺すべし! だがその前に息子をどこへやったかインタビューだ! ……息子ショーンは推理通りインスティチュートに略取されたようだ。なぜ? どこへ? 疑問はつきないが口頭のインタビューで機密を漏らすような男ではない。カラテだ! 俺はすばやく銃を抜いた!
ケロッグはステルス=ジツの使い手であった。姿が見えず、VATSでも捕らえられないところからグレネードを投げまくってくるのでたまらない。ニックさん巻き込まれてねえか? ていうかダメージが半端ない。おかしいな……俺の防御力は常人の3倍あるはずなんだが……とりあえず部屋の入り口まで後退しつつ人造人間に.45口径弾をたたき込む。さらに廊下まで後退したところ、ステルス=ジツの切れたケロッグが銃撃してきたので、爆殺サブマシンガンで足下を掃射して対処した。
爆殺完了ーッ! やっちまったぜ……これからどうする? とりあえず死体からマグナム銃とサイバネティック・ブレイン・オーグメンターという謎の装置を回収しておいた。インスティチュートに行く方法は誰も知らぬ。だがニックさんの話によると、それを調べ続けている新聞記者がいる。パイパーさんだ。三人寄ればなんとやらか。我々は砦を出た。
……一瞬FF15と間違うような飛行船が頭上を飛んでいった。「我々はB.O.S.だ」とか放送している。ラジオをつけるとパラディン・ダンスさんの無線が聞こえた。なにかBOS側であったらしいがこっちの事情が優先だな。
■ Dangerous Minds
パイパーさんは居住地に待機させておいたはずだが、新聞社のオフィスに戻っていた。まあそれはそうか。三人で相談した結果、俺が死体からくすねたこのサイバネに残された記憶を読み出す、という結論になった。そういうのアリなんだ……グッドネイバーの「メモリー・デン」で可能らしい。そういえば初めて訪れたときに記憶再生マシンを体験した。あれの応用でできるんだぁ……へえー……
メモリー・デンのDr.アマリは「やったことない」って言ってたけど協力してくれた。保証なしとはいえ無償でやってくれるのすごくない? そういうのはC.V.千葉繁とかのジジイ科学者がやるもんじゃないの? ニックさんの人徳? 結局ケロッグのサイバネ脳をニックさんに接続しただけでは駄目で、記憶再生マシンに入った俺がそれを読み出す形になった。ニックさん普段は過剰に人間くさいくせに、こういうときは完全に自分の体をハードウェアとしか思ってないのでイカス。これぞロボよな。
ニューロンの上を進む斬新な回想を閲覧した結果、インスティチュートは拠点の出入りにテレポーテーション技術を使っていることと、「輝きの海」というところに離反した科学者が逃げ込んだという情報が得られた。輝きの海とはいわゆる爆心地で、今でも生身の人間を秒殺するレベルの放射線が渦巻いているのだとか。地図を見たらものすごい南の端っこだったので、ちょっとこれは準備が必要だな。
あと記憶の読み出しが終わったところで、手元の端末に「キュリーをDr.アマリのところに連れて行く」という指示が出た。死者のサイバネ脳の記憶を読み出すなんて荒技をやってのけた以上、ロボであるキュリーの記憶を他の体に移すことだってできるだろうってことか。記憶って一体なんなんだよ……
■ Emergent Behavior
探偵事務所に帰ったニックさんの代わりにキュリーを再びパーティメンバーに。Dr.アマリのことを話すとASAPで連れてってくれと必死なのですぐに案内した。
Dr.アマリは「ロボットの記憶を人間に移植するのは無理」とごく当たり前の反応。たぶん俺はいつも意味不明な依頼を持ってくる狂人だと思われてるな。だが人造人間のサイバネ脳にだったら移植できるらしい。できんのかよ。脳死した人造人間のボディが必要だけど、それは24時間以内に手配できてしまうらしい。なんなんだよこの技術……とりあえず1日待つ必要があるので、俺はいったん一人で近所の公園に行ってくることにした。
この公園の池にはスワンというバカでかいクリーチャーがいる。スプレーアンドプレイで銃撃しまくっても倒れないし、なにしろ銃弾をめちゃめちゃ使いそうなので無視していたが、岩みたいなものをガンガン投げつけられた屈辱は忘れがたい。俺は近所の拠点であるハングマンズ・アリーに戻って、いろいろ武器を持ち出した。
まず遠距離から銃撃してこちらに注意を向ける。そして飛んでくる石つぶてを左右にかわしつつ接近を誘う。接近してくるルート上に地雷を大量にバラまいておき、奴はそれを踏みまくってサヨナラというわけよ。もちろん地雷だけではおそらく仕留められないので、トドメの一撃としてケロッグの砦で奪った小型戦術核兵器ヌカランチャーを構えておき……
大爆殺!! やったか!?(微妙に体力ゲージが残っているフラグ)
このあと死にかけたが無事に殺した。殺るか殺られるかよ……! やっぱり防御力が常人の3倍になった実感ないんだけどどういうことだよ……報酬として近接武器「猛烈なパワーフィスト」を獲得。
時間を経過させ、Dr.アマリの元に戻る。脳死状態の人造人間の体を用意したのは秘密結社レールロードのエージェントだった。第三世代人造人間はニックさんと違い、もはや生身の人間と区別ができないということだが、レールロードが連れてきたっていうなら間違いはなかろう。
データの転送はすぐに完了。完了と同時に、キュリーの元の球体ボディが崩れ落ちる。これmoveじゃなくてcopyだったらどうなるの? と考えなくもなかったが余計なことは言わないでおこう。まず呼吸に戸惑うキュリー。そして生い立ちを話すうちに胸が苦しくなり「悲しみ」をインプット完了するキュリー。このへんツボをおさえてますね。「腕が飛ばされたら修理できませんね」って言ってたけど人造人間なんだし平気じゃない? それとも第三世代人造人間はそういうレベルで人間そのものなの?
完全に外見がモブ市民になっちゃったので、まずは防具を見繕ってやらないとな……。Vault出身だしVault-tecスーツがよかろう。目立つし。あとは敵の人造人間から奪ったシンスアーマーを装備してもらおう。インスティチュート製のアーマーって街で着てても怒られたりしないよな?
次回へ続く!