Oneside Flat Web
[Fallout4]ウェイストランド開拓記-05
前回のフォールアウト4!
息子をさらったやつの調査はひとまずおいといて徘徊するてばさき村長!
Vault81の闇を暴き医療ロボット・キュリーを仲間に加えた!
そして村長は廃ドライブインシアターをを巨大迷路としてリニューアルオープンするのだった!
■ Call to Arms
前回ラジオを聴きながら開拓していたところ、初めてダイヤモンドシティに向かったときに、途中でなんかの軍の無線をラジオが拾ったことを思い出した。ラジオの聴き方がわかったので該当地点に行ってみると、ケンブリッジ警察署の位置がマーキングされた。状況をつかむため急行。はたしてそこにはグールの群れに襲われている警察署と、応戦しているパワーアーマーの男の姿があった。
加勢してみたがアーマー男のビームが強すぎて俺はいてもいなくても一緒だった。戦いはすぐに終わり、キュリーは「敵の皆様は処分されました」と言っていた。この子意外と好戦的じゃねえの。
男はパラディン・ダンスと名乗った。B.O.S.という軍隊に所属していて、どうもパラディンは階級名のようだ。「BOSとは?」って聞きそびれてしまったので想像だ。あー……BOSね……知ってる知ってる……こうして出会ったのもなにかの縁なので、この男の手助けをして、無線の部品を取りに廃研究所までいく任務に同行することにした。こいつパワーアーマー装着でけっこうな距離を走っていくな……燃料のフュージョンコアは足りてるんだろうか……
道中はインスティチュートの人造人間を蹴散らしながら進んだ。俺はときどき狙撃するだけで、あとは廃棄物の回収に精を出していた。しかしどうやら気に入られたようで、BOSに勧誘されたので二つ返事でオッケーを出した。軍隊とのコネは必要だ。あんたみたいな堅くて便利な奴と行動できるのはありがたいからな。
あとなんかライト・オーソリティっていう光線銃を貰った。威力は低いが射程と連射力があり、クリティカルゲージにボーナスがある。最初にラジオ電波を拾ったときにまっすぐここまで来ていれば……! 光線銃は比較的軽いのがメリットなので、スナイパーライフルと併せて持ち歩くことにした。強いスナイパーライフルが手に入るまでこれに一本化してもいいかもしれない。
■ The First Step
遠い昔、我が町サンクチュアリの最初の居住者であるガービーさん一行から「助けを求めている居住地がある」という情報を得て、テンパインズの断崖っていう居住地に行ったことがあった。で、そこの農民から「コルベガ組立工場のレイダーを一掃してくれ」という依頼を受けていたことを思い出した。なぜそんなことを思い出したかというと、レールロードの監視カメラ設置ミッションでついにコルベガ工場が指定されたからだった。
当時は複数のレイダーに囲まれただけで死んでいたので、完全に後回しにしていたが、いよいよ行かなければならんのか……だが装備の整った今なら行けるかもしれない。とはいえコルベガ工場は鉄のとりでよ! 普通に攻めるんじゃダメッ! そうだ! そうだ!
というわけでカネで雇った傭兵を用意した。こいつの名はマクレディさん。なんかグッドネイバーの酒場でガラの悪いやつに強請られてたところに居合わせて、そのまま会話の流れで雇ってしまったのだった。
まずは隣接した高架上から、工場外の敵を狙撃する。とくに高い位置にいるやつらは延々と火炎ビンとか投げてくるため、早めに遠距離スナイプで排除しておきたい。
狙撃戦ではダンスさんから貰ったライト・オーソリティをさっそく活用した。クリティカルゲージが溜めやすいので、射程内の敵を撃ちまくってゲージを溜めて、射程外の敵に必中クリティカルを撃ち込むことをくり返すのだ。威力が不安だったので炎上ダメージが乗るように改造してきたんだけど、ちょうど炎上込みで一撃って感じだった。こいつら数はいるけど、防具はあくまで序盤仕様だな。
これクリティカル当てると死体がド派手に分子分解される。よくこの状態から装備とか略奪できるな……。内部もあっというまに掃討完了。マクレディさんもよく働いてくれた。
依頼を出した農民に報告して、テンパインズの断崖を居住地として解放。その後ガービーさんに報告したら自分の組織「ミニッツメン」がいかにして崩壊したかを詳しく教えてくれた。さっきの農民がミニッツメンへの再協力をどうのこうの言ってたのはこれか。先に教えておいて欲しい。崩壊したミニッツメンを地道な人助けで復興していくのだそうだ。うんうん頑張れよ……と頷いていたら「頼んだぞ将軍」と言われてしまった。俺かよ。俺はお前にとってはあくまで村長であって、将軍になる気はないんだが。まあガービーさんが仲間にできるようになったようだしいいか……。
■ Jackpot
レールロードで監視カメラ設置のアルバイトを続けていたところ、データ分析担当ロボであるP.A.M.さんからもお仕事をもらうようになった。とはいえ特別なものではなく、「テンパインズの東にあるジモンヤ前哨基地を落としてセーフハウスにしてくれ」みたいな内容。なぜロボがこんな仕事を俺に振ってくるのか。上長の決裁は下りているのか。まあ居住地が増えるのは良いことなのでサクッと落として居住施設を整備した。
次にDIA貯蔵庫っていうところの確保を頼まれた。現地に行ってドアを解錠するだけで、特に何か取ってくるわけではないらしい。指定されたポイントは監視カメラ設置ミッションのすぐとなりのビルだったので、なみいるスパミュ野郎を爆殺しながらついでに行ってきた。
レールロードのアジトに戻ってPAMさんにミッション完了を報告し、いつもの監視カメラ設置報告も平行して行うと、監視カメラ担当のトム氏が「DIA貯蔵庫のテクノロジーでバリスティックウィーヴっていうすごい繊維ができた」とかいってアーマード服を売り出した。やったぜ。
おおまかにいって、この世界の防御力には「物理防御/エネルギー防御/放射線防御」の3つのパラメータがある。ふつう服にはこの防御力は期待できない。俺がこの忌まわしきVaultスーツを着ているのは、服にしては珍しくエネルギー防御と放射線防御がちょっとあるからだ。とはいえ、手元の端末によれば数値にしておよそ5~10にすぎないが。
薄い服ならば、その上にアーマーを付けられる。胴体・右腕・左腕・右足・左足の5箇所。いま装備しているコンバットアーマーシリーズは、それぞれ物理防御とエネルギー防御が数値にして8~15くらい。それにヘルメットも被っているので、合計で60くらい防御力を上乗せしてくれる。
ところがこのトム氏の売る「アーマード破れたぼろ服」とかはもうぼろ服の段階で物理防御30・エネルギー防御30を実現している。これを買ったことにより俺のひらめきが全開となり、レベル25到達と共にArmorer(防具作成)の技能をレベル3まで上昇させた。こうなるとトム氏の改造を遙かに上回る、バリスティックウィーヴMarkIIIで物理防御90・エネルギー防御90の服が完成する。耐衝撃ファイバーが足りないな……もっとジャンクを漁らなきゃ……。
これだけでも防御力がハネ上がったのに、服によってはさらにアーマーを上に着込むことができるので素晴らしい。これでアーマーは防御力以外を重視した改造ができるな。しかしMODなしだと重ね着可能かつ改造可能な服ってあんまり選択肢がないようで残念。とりあえずミニッツメンの服にしておくか。
次回へ続く!