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ゼルダティアキン日記 その1

- 馬宿巡りの旅 -

 前回のティアーズオブザキングダム!

 ハイラル城地下でガノンドロフに襲われたリンクはなぜか空島で目覚め、ゾナウ族からゾナウテクノロジーのチュートリアルを受ける。
 折れたマスターソードもなぜかどこかへ消えてしまい、何が何だかわからないうちに、パラセールもないままハイラル平原へとダイビングするのであった……。
リンク氏、ハイラル平原に立つ
 始まりの空島でのチュートリアルを終えた俺はハイラルの大地に降り立った。
#Zelda #NintendoSwitch
 降り立った場所にはなぜか車輪などの資材が置かれていた。とりあえず車を作ったが、別に何をするわけでもないので数秒乗って満足し、遺棄した。
 資材を置いてくれているのはエノキダ工務店らしい。エノキダは前の冒険のときいっしょに村の開拓に尽力したので感無量である。あいつ独立したんだな。あいつなら資材を勝手に使い捨てても文句は言わなさそうだ。

 さてどこに行くべきか、とくに情報がない。そういえば大地に降り立つとき、ハイラル平原の真ん中に集落ができているのが見えた。まずそこへ向かうことにする。
 前の冒険では、序盤は素直に誘導されていたほうがいろんなもののアンロックが早く快適になった。まずは誘導に従おう。

#Zelda #NintendoSwitch
 道ばたに爆発物の入った樽があったので、よせばいいのに武器と盾にスクラビルドして、緊張感のある冒険を楽しむことにした。
 数秒後に接敵し、死んだ。


 ハイラル平原の中央にできていたのは、宙に浮いたハイラル城を監視するための砦だった。
 このような施設ができてしまうとは、俺は何年くらい寝ていたのだろうか。まあ前回の冒険では100年寝ていたので数年くらい誤差だし気にしないことにした。

 監視砦にはめちゃめちゃ背が伸びて性格も落ち着いたプルアと、何ひとつ変わっていないロベリーがいた。プルアの体どうなってんだよ。
 プルアの指示に従ってパラセールを獲得し、最初の鳥望台(塔)を起動してマップを更新。あとハイリアの服一式を購入してやっと文明人となることができた。
 ただ武器については、旅人の剣も騎士の剣もすべてが朽ちてしまったらしい。なのでボコブリンから剥いだ角などを刀身にスクラビルドして運用することになる。魔物素材はそのうち防具の強化に使うであろうことが予想されるので、武器として消耗してしまうことには抵抗がある。

#Zelda #NintendoSwitch
 これはありもので作ったバカの武器。

 当面の目標は「消えてしまったゼルダ姫の手がかりを探すこと」で、その手段として異変の起きた4地方を巡ることが示された。
 最初にリトの村の情報が出たので、おそらくリトを優先すべきなのだろう。
 とはいえ……それは前の冒険でまっすぐ神獣に向かうようなもの。まずは祠などを巡って力をつけるのが常道であろう。
 
リンク氏、馬宿巡りの旅を始める
 というわけでメインクエストをいったん横においといて、街道沿いに馬宿巡りを行う。馬宿のそばにはたいてい祠があるからだ。現在地からもっとも近い馬宿は……たぶんリバーサイド馬宿か平原外れの馬宿であろう。とりあえず平原外れの馬宿を目指す。

#Zelda #NintendoSwitch
 途中にカンバンが倒れないようにしている奴がいた。俺にカンバンを支えてほしいようだが、よくわからないので丸太でガッチガチにしてやった。
 このカンバン男、この先も各地で会うことになるが、どうやら近くの資材でガッチガチにすれば良いらしい。周りをよく見ずに丸太で解決してしまったな。

 ここから平原外れの馬宿へ抜けるには、闘技場跡の横を通るのが早い。そして、かつて闘技場跡には俺と死闘を繰り広げたライネルがいた。当然今の装備でなんとかなる相手ではない。
#Zelda #NintendoSwitch
 おそるおそる遠くから様子をうかがうと、そこにはライネルじゃなくて見るからにやべえ奴がいた。見るからにやべえので足早に通り過ぎ、馬宿へ向かった。

 平原外れの馬宿は昔と変わらぬ姿でそこにあった。木を伐採するための斧があることまで同じであった。
 よろずやのテリーも健在であった。ようテリー、俺だよリンクだよ、今日も矢を買い占めさせてもらうぜ……と声をかけたが、なんとテリー、俺のことを覚えていない。くそっ……あんなにひいきにしてやったのによ……。所詮俺も客の一人に過ぎなかったというわけかよ……。

 ほかに目をひく変化といったら、禍々しい大妖精のつぼみがそそり立っていることだ。以前はつぼみを開くために堂々とカネを要求するなど、妖精として許されザル態度をとっていた大妖精であるが、今回はつぼみを開くのはカネの力ではなく音楽の力らしい。妖精であることを自覚したか。
 そのために必要な楽団は、森の馬宿にいるようだ。やや遠いが覚えておく。

 せっかく馬宿に来たのでウマを用意したい。とはいえこのあたりにはウマがいそうな平原がないので、青ボコブリンに撲殺されそうになりながら、サトリ山のふもとまで行って適当なウマを捕らえてきた。さすがに白馬はいなかった。
#Zelda #NintendoSwitch
 前例に従って、最初の馬をウマヘッドと名付けた。


 ここからまずはマップの南東のほうを探っていこう。さしあたって街道沿いにカカリコ村を目指す。特にカカリコ村に用があるわけではないが、前の冒険の記憶が「まずカカリコ村、次がハテノ村」と俺を急き立てるからだ。

 ほどなくして双子山の馬宿に到着。あんなに登るのに苦労した双子山も、落下してきた岩にモドレコを使ったり、トーレルーフで天井をぶち抜いたりすればあっという間に登れてしまう。
 ……前例に従って「がんばりゲージが2周になるまでがんばりの器に全力」という方針で進めてきたが、ひょっとして今作ではそこまで急いでがんばりゲージを確保しなくてもよいのでは……?


 カカリコ村着。パーヤが族長に就任していると聞き、取り急ぎ裸で会いに行く。しかしまったく照れる様子がない。色男の半裸を見て無反応とは、さては偽物……と思ったが、イベント後に話しかけたらちゃんと恥ずかしがっていた。俺は一体なんでこんな熱心にセクハラしてるんだろう。
#Zelda #NintendoSwitch
 カカリコ村には遺跡の破片が大量に落下したようで、景色がずいぶん変わっている。遺跡はゼルダ姫の命令で立ち入り禁止だそうだ。かつて大妖精の泉があったところが禍々しい深穴になってて笑った。このへんの探索は後にしよう。
 予定ではここで忍びスーツを買っておくところだが、まだ全然手持ちのルピーがない。とりあえず双子山の馬宿に戻り、ハテノ村を目指す。

 
リンク氏、戦力強化を志す
 ハテノ村に向かう途中にハテノ砦がある。
 討伐隊がここに巣くう魔物の群れと戦うそうなので、勇んで参加したが、複数の黒ボコブリンに殴られて一瞬で死んでしまう。ハート4個ではまったく歯が立たない。やむなく撤退した。


 これは、ハートでなくがんばりに器を突っ込んでしまった弊害……しかし俺にはこの状況を一撃で打破するソリューションがある。ハートの最大値を一時的に上げるマックス料理である。俺はマックスドリアンを求めて双子山から南に強引に進軍し、フィローネ地方の密林へ向かった!
#Zelda #NintendoSwitch
 そして俺はドリアンを乱獲すべくフィローネ地方に降り立ったが……マックスドリアン畑がない!!
 いや落ち着け、目印にしていた塔がなくなったせいで違うところに降り立っているに違いない。そう思って周囲をつぶさに探したが……やっぱりないッ!
 捜索範囲を広げて必死に探しながらとうとうレイクサイド馬宿まで着いてしまったが……どこにもないッッ!!
 ハート最大値4ではイワロックにもヒノックスにも勝てるわけがない!! ざんねん!! わたしのぼうけんはここでおわってしまった!!!

 ……待て待て慌てるな、マックスドリアン畑はなにもフィローネ地方だけのものではない。次善の策としてサトリ山にドリアン畑があったはず。俺は再び平原外れの馬宿まで戻り、サトリ山に登った!
#Zelda #NintendoSwitch
 やっぱりなーいッッ!! マックスドリアン削除確定ですーッ!!

 冷静に考えれば、前の冒険のお手軽攻略法がそのまま生きているわけがない。マックス素材の安定供給ができていた前作のほうがおかしかったのだ。このまま馬宿巡りをしていけばそのうちがんばりゲージも2周になり、ハートも増え始めるであろう。がんばりゲージは何が何でも2周にするぞという気持ちは捨てずにいきたい。

 マックスドリアンは消えたが、サトリ山のりんご園と薬草園は健在であった。とりあえずここは赤い月のたびに寄ることにしよう。


 そういえば監視砦のロベリーを放置していた。
 どうやらロベリーとジョシュアちゃんは深穴を研究しているようで、地底の探索方法をレクチャーしてきた。あんなあからさまに怪しい穴に入って大丈夫なのかよ。
#Zelda #NintendoSwitch
 入った。地底はひたすら明かりを灯しながら探索するしかなく、閉塞感がすごい。光る根を探し、それを解放することでマップが明るくなっていくようだ。ロベリーの言うことを素直に聞いていたらウツシエ機能が解放されたので、やはり誘導には従っておくべきという気持ちを新たにした。

 地底を探索する中で、コンラン花とケムリキノコが新たに手に入った。前者は同士討ちを誘発する毒であり、後者はステルスキルを可能とする煙幕を張れる。どちらもアサシンクリードでめちゃめちゃ使った非人道兵器である。
 今後は積極的に勇者としての誉れを捨てて姑息な戦いを仕掛けていくことを決意した。


 ところで鳥望台を解放してマップを開拓するのを後回しにしていた。
#Zelda #NintendoSwitch
 ハイラル平原にある鳥望台、これでいけんじゃね? と思ったらやっぱりいけたのですごい。正面から突入したときの敵のレベルを考えると、これが正攻法の可能性すらある。
 ついでにカカリコ村周辺の鳥望台も解放しておいた。トーレルーフ、存在を忘れがち。


 さて、馬宿巡りを再開しよう。次はハイラル平原から北東へ向かい、森の馬宿を目指す。
 途中にすごいイワロックがいたので全力で逃走する。

#Zelda #NintendoSwitch
 森の馬宿からデスマウンテンに向かう道が整備され、こっちが主な登山道になったようだ。そしてゴロン族の中におかしくなったやつがいるらしい。怖いので近づかんとこ。
 ここまで来たので一応、昔マスターソードのあった迷いの森に向かったけど、迷うまでもなく追い出されたのですごすごと帰ってきた。

 そして馬宿には噂の楽団がいたが、話を聞いてくれない。新聞記者を呼ぶ必要があるようだ。

 ハートが少ない今、強敵と対抗するためには強い防具が必須。
 防具は大妖精が強化してくれる。
 大妖精は楽団の音楽で解放される。
 楽団の力を借りるには新聞記者による聞き込みが必要。
 新聞社はリトの馬宿にあるらしい。

 ……やはり全ての誘導がリトの村へ続いている。素直に誘導に従って、ヘブラ地方へ向かおう。

 次回へ続く!
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