◆不定期日記ログ◆
- ■2025-08-09
- ポルトガ王とくろこしょう
HD-2D版の『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を進めている。
今回のリメイクではもう公式サイトで「ここから始まる、ロトの物語」と言っており、これがエピソード1であるということがオープンにされている。なので気持ちはわかるんだが、やっぱタイトル画面で堂々たる『序曲』が流れると気になってしまう。原作ではタイトルは無音で、エンディングに「ロトのテーマ」としていつものアレが流れるのが「お前がロトになるんやで」という感じで良かったのだ。そしてでんせつがはじまった!
メンバーの名前はかつてうちで暮らしたねずみの兄弟から持ってきた。
現在、レミラーマまで覚えた盗賊を賢者にして、ポルトガで船を獲得するところまで進めたんだけど、このポルトガ王、やっぱりよくわからん。
ポルトガ王は黒胡椒が大好き。でも黒胡椒は高価で黄金ひとつぶほどの価値がある。東方ではそれは安く手に入る。東方への安全な通路はポルトガ王の友人がふさいでおり、通行にはポルトガ王の手紙が必要となる。なのにポルトガ王は過去15年間で2回しか通行証を出していない。明らかにムジュンがある!
そもそもこの世界にはキメラのつばさやルーラがあり、我々の歴史のように黒胡椒が高騰する理由がない。
一般市民もルーラできるの? という疑問について少し整理しておく必要があるが……ルイーダの酒場にいる魔法使いが普通にルーラを習得でき、キメラのつばさもそこそこの価格で店売りされていることから、一般的な移動手段と考えていいだろう。
ただ、だとすると極めて革新的な技術であり、様々な経済理論が破綻するため、「物語の都合でパーティ全員に効果があるが、実際は本人(+手荷物)しか飛べない」のではないかと仮定したい。アバン先生も同行者をちゃんとルーラさせるには苦労していた。仲間や乗り物や道具袋をいっしょに飛ばせるのは精霊ルビスの加護であろう。ドラクエの世界はけっこう分断されているので、こう仮定すれば一般人が飛べる範囲は限定される。
こうなるとポルトガ王の思惑が見えてくる。あいつは黒胡椒の料理が大好きなフリをして、実際は黒胡椒の転売で得られる利益が大好きなのだ。
東方への唯一の安全な通路を塞ぎ、息のかかった者だけを送り込んで、密かにルーラで黒胡椒を仕入れ、希少価値を煽って高値で売る。もしくは単純に陸路を塞ぎ、ルーラで運搬できない大量の香辛料を海路で入手し、独占していたのかもしれない。
こうなると株仲間みたいな組織があって、莫大な上納金でポルトガ王を縛っている可能性もある。他国との外交衝突を避けるため勇者に通行証を出さねばならないが、海運ギルドがそれを許さず……みたいな政治も見えてくるではないか。
実際ポルトガ王は、勇者が黒胡椒を持ち帰ったとき「やはりだめであったであろう?」と言ってくる。通行証を15年ぶりに出しておきながら期待値が低すぎる。
やはり持ってこられると困るのかもしれない。勇者の志が高かったので黒胡椒転売ルートは崩れなかったが、これが勇商商商のパーティでルーラを使ったガチ転売を始められたら……と考えると、ギルドから暗殺者が差し向けられていてもおかしくはない。
意外とあいつら、ドロドロした思惑で動いている。父オルテガはそれに嫌気がさして、船をあきらめ独力で海に漕ぎだして遭難しムオルに流れ着いたのであろう。
アレーッ!? だとすると、ポルトガ王の助力を得ずに自力でバハラタにたどり着いたカンダタは、黒胡椒買ってキメラのつばさを投げてれば転売で大金持ちだったってことじゃないか!? なに人さらいなんてやってんだ、アホなのか!?
……仮にカンダタがポルトガ海運ギルドの手先で、勇者を始末するよう送り込まれていたと考えると……やりかたが回りくどすぎるし再会したときのリアクションが素直すぎるんだよな……やっぱあいつはアホだったのかもしれねえ……。
今回のリメイクではもう公式サイトで「ここから始まる、ロトの物語」と言っており、これがエピソード1であるということがオープンにされている。なので気持ちはわかるんだが、やっぱタイトル画面で堂々たる『序曲』が流れると気になってしまう。原作ではタイトルは無音で、エンディングに「ロトのテーマ」としていつものアレが流れるのが「お前がロトになるんやで」という感じで良かったのだ。そしてでんせつがはじまった!

- モロッコ ゆうしゃ(むっつりスケベ)
- ユキ とうぞく(セクシーギャル)
- きぬお まものつかい(がんばりや)
- ラテ そうりょ(すばしっこい)
現在、レミラーマまで覚えた盗賊を賢者にして、ポルトガで船を獲得するところまで進めたんだけど、このポルトガ王、やっぱりよくわからん。

そもそもこの世界にはキメラのつばさやルーラがあり、我々の歴史のように黒胡椒が高騰する理由がない。
一般市民もルーラできるの? という疑問について少し整理しておく必要があるが……ルイーダの酒場にいる魔法使いが普通にルーラを習得でき、キメラのつばさもそこそこの価格で店売りされていることから、一般的な移動手段と考えていいだろう。
ただ、だとすると極めて革新的な技術であり、様々な経済理論が破綻するため、「物語の都合でパーティ全員に効果があるが、実際は本人(+手荷物)しか飛べない」のではないかと仮定したい。アバン先生も同行者をちゃんとルーラさせるには苦労していた。仲間や乗り物や道具袋をいっしょに飛ばせるのは精霊ルビスの加護であろう。ドラクエの世界はけっこう分断されているので、こう仮定すれば一般人が飛べる範囲は限定される。
こうなるとポルトガ王の思惑が見えてくる。あいつは黒胡椒の料理が大好きなフリをして、実際は黒胡椒の転売で得られる利益が大好きなのだ。
東方への唯一の安全な通路を塞ぎ、息のかかった者だけを送り込んで、密かにルーラで黒胡椒を仕入れ、希少価値を煽って高値で売る。もしくは単純に陸路を塞ぎ、ルーラで運搬できない大量の香辛料を海路で入手し、独占していたのかもしれない。
こうなると株仲間みたいな組織があって、莫大な上納金でポルトガ王を縛っている可能性もある。他国との外交衝突を避けるため勇者に通行証を出さねばならないが、海運ギルドがそれを許さず……みたいな政治も見えてくるではないか。
実際ポルトガ王は、勇者が黒胡椒を持ち帰ったとき「やはりだめであったであろう?」と言ってくる。通行証を15年ぶりに出しておきながら期待値が低すぎる。
やはり持ってこられると困るのかもしれない。勇者の志が高かったので黒胡椒転売ルートは崩れなかったが、これが勇商商商のパーティでルーラを使ったガチ転売を始められたら……と考えると、ギルドから暗殺者が差し向けられていてもおかしくはない。
意外とあいつら、ドロドロした思惑で動いている。父オルテガはそれに嫌気がさして、船をあきらめ独力で海に漕ぎだして遭難しムオルに流れ着いたのであろう。
アレーッ!? だとすると、ポルトガ王の助力を得ずに自力でバハラタにたどり着いたカンダタは、黒胡椒買ってキメラのつばさを投げてれば転売で大金持ちだったってことじゃないか!? なに人さらいなんてやってんだ、アホなのか!?
……仮にカンダタがポルトガ海運ギルドの手先で、勇者を始末するよう送り込まれていたと考えると……やりかたが回りくどすぎるし再会したときのリアクションが素直すぎるんだよな……やっぱあいつはアホだったのかもしれねえ……。