◆不定期日記ログ◆
- ■2025-04-27
- 映画マイクラにログインせよ
「だからこれからもたくさん見せてね!」
「採掘 好きの工作 ……マイン・ザ・クラフトを!」
マインクラフトが実写映画化する、そしてスティーブをジャック・ブラックがやると聞いたので、これは映画館せにゃ! となり、行ってきた。
よく見たらこれ、邦題が『マインクラフト/ザ・ムービー』なのに原題は『A Minecraft Movie』なんだね。これでもう英語のテストでaとtheを間違えてもバツを食らわなくて済むな!!
実はオールタイムベスト映画を挙げると『スクール・オブ・ロック』が隙あらば入ってくる程度にはジャック・ブラックが好きなので、彼がスティーブ役として仕上がった段階で観ない選択肢はなかった。そこのお前! ジャック・ブラックは無免許教師、ブラック・ジャックは無免許医師だぜ!
ただ上映されているのはほぼ吹き替えで、字幕版は1日1回しかなかった。対象年齢が低いので仕方がない。娘氏を率いて吹き替え版で山寺宏一ボイスのジャック・ブラックが大暴れしているのを観るという案もあったが、娘氏がおじさんの大暴れにまったく興味を示さなかったため、単騎で、児童のいない夜の字幕版に向かった。
公開されたばっかりなので以下折りたたみます。
『スクール・オブ・ロック』『ナチョ・リブレ』が刺さった人で、マイクラ経験者は確実に満足できる映画であるが、そのような人は俺が言うまでもなく公開初日にとっくに視聴済みであろう。俺が出せる情報はここまでだ。
「
マインクラフトが実写映画化する、そしてスティーブをジャック・ブラックがやると聞いたので、これは映画館せにゃ! となり、行ってきた。
よく見たらこれ、邦題が『マインクラフト/ザ・ムービー』なのに原題は『A Minecraft Movie』なんだね。これでもう英語のテストでaとtheを間違えてもバツを食らわなくて済むな!!
実はオールタイムベスト映画を挙げると『スクール・オブ・ロック』が隙あらば入ってくる程度にはジャック・ブラックが好きなので、彼がスティーブ役として仕上がった段階で観ない選択肢はなかった。そこのお前! ジャック・ブラックは無免許教師、ブラック・ジャックは無免許医師だぜ!
ただ上映されているのはほぼ吹き替えで、字幕版は1日1回しかなかった。対象年齢が低いので仕方がない。娘氏を率いて吹き替え版で山寺宏一ボイスのジャック・ブラックが大暴れしているのを観るという案もあったが、娘氏がおじさんの大暴れにまったく興味を示さなかったため、単騎で、児童のいない夜の字幕版に向かった。
公開されたばっかりなので以下折りたたみます。
最初に断っておこう。読者諸兄はすでにご承知の通り、俺にはゲームサントラ即泣きおじさんとしての危険な一面がある。そのため「マイクラの映画で泣いた」みたいなトロフィーをアンロックしてしまう可能性があり身構えていたが、予告編に含まれていた例の音楽[Youtube]以外に目立つメロディーは見当たらなかった。そもそも強いメロディの曲を持たないゲームなのでここで負けるわけにはいかない。
原曲よりむしろジャック・ブラック作詞作曲の溶岩チキンの歌などが随時挿入され大暴れだった。溶岩チキンの歌、調べてみたら広報が吹き替え版を公開[YouTube]してたんだけど、これを見る限り山寺宏一の仕事はかなり信頼のおけるもので、機があれば吹き替え版も観たいと思わせるに十分なクオリティであった。言語が違うのに完コピってできるもんなんだな……。
いま予告編の話が出たが、マイクラの世界を実写化(実写とは?)したという体験については、予告編の驚きを越えるようなギミックはあまりなかった。予告編にいろいろ出てきすぎじゃないかね。
ちゃんと繁殖するときにハートが出るとか、バケツの水をぶちまけて落下ダメージをゼロにするとか、「やりやがったな!」っていうギミックもあったけれど、改めて観てなかったほうの予告(3月に出た本予告)を観たら全部入ってた。チキンジョッキーも入ってる。これ全部あらかじめ知ってたらもうマイクラ面で驚くこと、エンドロール後のアレしかないじゃん! エンドロール後のアレ、吹き替え版は坂本真綾なの!?
なのでもうちょっとこう、オーブに手が届かないよ! って時に下向いてその場ジャンプして土を出して乗るとかさ、「マイクラあるある」の隠し玉がもっとあってもよかったんじゃない? あっでもヴィンディケーターがめっちゃ律儀にチェスト部屋作って整理整頓してたのは笑ったわ。
そんな感じなので俺の視聴姿勢としてはどうしても「ジャック・ブラックが暴れて歌って踊るのを見守る」といういつものやつになる。いやいつものっていうほどジャック・ブラック映画は観てないけど、目的はそれになる。ここにジェイソン・モモアが加わり、太ったヒゲのおっさんといかついヒゲのおっさんが画面を占有したいへん暑苦しい。ナタリー役の人が規格外の美少女なのでそこだけが画面の清涼剤になっていた。
お話はマイクラらしく創造性を讃えるもので、「創造は難しく、破壊はたやすいので、弱いやつは破壊に走る」みたいないい話も出てはくるんだけど、べつにそこまで創造の難しさが障壁になる話ではなかったためあまり深い言葉ではなかった。むしろそれを言ってるダイヤ装備一式を身に付けたジャック・ブラックで無限に笑えてしまう、そういう映画だった。
ごめんなアイアンゴーレム、毎回毎回トラップにかけて鉄インゴットの素材にしちまってよ……でもジャック・ブラックだってあの大量の鉄インゴットは同じ手段で手に入れたものだと思うから……。
原曲よりむしろジャック・ブラック作詞作曲の溶岩チキンの歌などが随時挿入され大暴れだった。溶岩チキンの歌、調べてみたら広報が吹き替え版を公開[YouTube]してたんだけど、これを見る限り山寺宏一の仕事はかなり信頼のおけるもので、機があれば吹き替え版も観たいと思わせるに十分なクオリティであった。言語が違うのに完コピってできるもんなんだな……。
いま予告編の話が出たが、マイクラの世界を実写化(実写とは?)したという体験については、予告編の驚きを越えるようなギミックはあまりなかった。予告編にいろいろ出てきすぎじゃないかね。
ちゃんと繁殖するときにハートが出るとか、バケツの水をぶちまけて落下ダメージをゼロにするとか、「やりやがったな!」っていうギミックもあったけれど、改めて観てなかったほうの予告(3月に出た本予告)を観たら全部入ってた。チキンジョッキーも入ってる。これ全部あらかじめ知ってたらもうマイクラ面で驚くこと、エンドロール後のアレしかないじゃん! エンドロール後のアレ、吹き替え版は坂本真綾なの!?
なのでもうちょっとこう、オーブに手が届かないよ! って時に下向いてその場ジャンプして土を出して乗るとかさ、「マイクラあるある」の隠し玉がもっとあってもよかったんじゃない? あっでもヴィンディケーターがめっちゃ律儀にチェスト部屋作って整理整頓してたのは笑ったわ。
そんな感じなので俺の視聴姿勢としてはどうしても「ジャック・ブラックが暴れて歌って踊るのを見守る」といういつものやつになる。いやいつものっていうほどジャック・ブラック映画は観てないけど、目的はそれになる。ここにジェイソン・モモアが加わり、太ったヒゲのおっさんといかついヒゲのおっさんが画面を占有したいへん暑苦しい。ナタリー役の人が規格外の美少女なのでそこだけが画面の清涼剤になっていた。
お話はマイクラらしく創造性を讃えるもので、「創造は難しく、破壊はたやすいので、弱いやつは破壊に走る」みたいないい話も出てはくるんだけど、べつにそこまで創造の難しさが障壁になる話ではなかったためあまり深い言葉ではなかった。むしろそれを言ってるダイヤ装備一式を身に付けたジャック・ブラックで無限に笑えてしまう、そういう映画だった。
ごめんなアイアンゴーレム、毎回毎回トラップにかけて鉄インゴットの素材にしちまってよ……でもジャック・ブラックだってあの大量の鉄インゴットは同じ手段で手に入れたものだと思うから……。