◆不定期日記ログ◆
- ■2024-11-25
- ロマサガ2Rと、ゲームの解像度
最終皇帝手羽崎一郎、七英雄との戦いにピリオドを打つ!
こうやってゲームの主人公に自分の名前をつけて楽しむやつ、「小学生だからできた」というよりは、「解像度の低いドット絵だからできた」というほうが正しいんだろうなという思いがある。
なにしろこの手羽崎一郎とかいう皇帝、常にイケボでしゃべりルックスもイケメンだ。これを自分だと思って遊ぶのは無理がある。しかしそれでも最終皇帝手羽崎一郎は“俺”なので、即位後すぐに先帝コッペリアの遺骸を調べたのち、帝国大学に直行し蓄音機で「涙を拭いて」を聴きながら涙したという。
涙を流す俺
世間ではドラクエ3のリメイクも発売され盛り上がっているところだが、あちらはロマサガ2Rのような3DCGのキャラではなく、ドット絵を元にした2D-HDである。
おそらくこれは、ドラクエ3がパーティメンバーの名前をつけて楽しむゲームであることを重視してのことだろう。自分の名前をつけないまでも、みんながフリーレンパーティやライオスパーティを作って遊んでいる様を見て、フルポリゴン・フルボイスのキャラではこうはいかなかっただろうと強く思った。
それでも解像度が上がった結果、「勇者が民家のツボを漁るのはどうなんだ?」という疑問が持ち上がってくる。いや……これは解像度の低い時代から言われていたか。これについても作中で「忘れ物」とか「捨てた物」という言い訳が追加されているようで、まあ民家のモノを取ると住民と敵対してえらいことになるRPGとか普通にある時代なので大事なことなんだろうなと思った。
一方ロマサガ2Rでは皇帝陛下がそのへんの民家の宝箱を平気で開けてお金を持って行く。
娘氏「人の物を取っている」
ぼく「違うんじゃ、これは帝国の領地だから略奪ではないんじゃ」
娘氏「悪政をしいている」
ぼく「違うんじゃ、バレンヌ帝国には税務署がないから、皇帝自ら所得隠しをしている国民から追徴課税をしているんじゃ」
娘氏「お金じゃなくて術酒とかのときもある」
ぼく「古代日本でも地方の特産品を都まで運んで納める税があったんじゃ、それを皇帝自ら回収しているんじゃ」
解像度が上がるといろいろ大変である。なぜ王様ははした金で勇者を魔王討伐に送り出すのか。なぜ軍隊でなく4~5人で戦わないといけないのか。誰が宝箱を置いているのか。なぜ全滅するとお金が半分になるのか。なぜ僻地に城や都会があるのか。どの緯度を進行しても等距離で世界一周できるのはなぜか。さまざまな答えが考えられるだろう。考察の種は尽きない。
こうやってゲームの主人公に自分の名前をつけて楽しむやつ、「小学生だからできた」というよりは、「解像度の低いドット絵だからできた」というほうが正しいんだろうなという思いがある。
なにしろこの手羽崎一郎とかいう皇帝、常にイケボでしゃべりルックスもイケメンだ。これを自分だと思って遊ぶのは無理がある。しかしそれでも最終皇帝手羽崎一郎は“俺”なので、即位後すぐに先帝コッペリアの遺骸を調べたのち、帝国大学に直行し蓄音機で「涙を拭いて」を聴きながら涙したという。
涙を流す俺
世間ではドラクエ3のリメイクも発売され盛り上がっているところだが、あちらはロマサガ2Rのような3DCGのキャラではなく、ドット絵を元にした2D-HDである。
おそらくこれは、ドラクエ3がパーティメンバーの名前をつけて楽しむゲームであることを重視してのことだろう。自分の名前をつけないまでも、みんながフリーレンパーティやライオスパーティを作って遊んでいる様を見て、フルポリゴン・フルボイスのキャラではこうはいかなかっただろうと強く思った。
それでも解像度が上がった結果、「勇者が民家のツボを漁るのはどうなんだ?」という疑問が持ち上がってくる。いや……これは解像度の低い時代から言われていたか。これについても作中で「忘れ物」とか「捨てた物」という言い訳が追加されているようで、まあ民家のモノを取ると住民と敵対してえらいことになるRPGとか普通にある時代なので大事なことなんだろうなと思った。
一方ロマサガ2Rでは皇帝陛下がそのへんの民家の宝箱を平気で開けてお金を持って行く。
娘氏「人の物を取っている」
ぼく「違うんじゃ、これは帝国の領地だから略奪ではないんじゃ」
娘氏「悪政をしいている」
ぼく「違うんじゃ、バレンヌ帝国には税務署がないから、皇帝自ら所得隠しをしている国民から追徴課税をしているんじゃ」
娘氏「お金じゃなくて術酒とかのときもある」
ぼく「古代日本でも地方の特産品を都まで運んで納める税があったんじゃ、それを皇帝自ら回収しているんじゃ」
解像度が上がるといろいろ大変である。なぜ王様ははした金で勇者を魔王討伐に送り出すのか。なぜ軍隊でなく4~5人で戦わないといけないのか。誰が宝箱を置いているのか。なぜ全滅するとお金が半分になるのか。なぜ僻地に城や都会があるのか。どの緯度を進行しても等距離で世界一周できるのはなぜか。さまざまな答えが考えられるだろう。考察の種は尽きない。