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◆不定期日記ログ◆

■2024-11-19
耳穴を解放し続けろ
 先月の末にNintendo Musicアプリが配信されて、つらい残業中の静寂を切り裂くのにたいへん重宝している。
Nintendo Music | 任天堂
任天堂のゲーム音楽をいつでもどこでも。Nintendo MusicはファミコンからNintendo Switchまで、さまざまなゲーム音楽が聴ける音楽配信アプリです。
https://www.nintendo.com/jp/nintendo-music/

 残業中の静寂のなにが厳しいって、脳内に住むDJディランa.k.aイヤーワームが今月新しくなった「はなかっぱ」のOPを刷り込まれてしまい、何かの拍子にずっとあややんあややんぴーぴーぱお!してくることだ。Eテレ、出勤前に電波ソングを流し込んでくるんじゃあない。

 そして俺は、こういった状況をコントロールするための作業用BGM再生装置としてイヤーカフ型イヤホンambie AM-TW01を活用しており、買ったときのレポのように『皇帝出陣(リメイク版)』を流して「今、受け継ごう……歴々の皇帝の力と記憶を!」と気分をブチあげて作業をすることができるのである。
 この用途として、ボーカル曲の少ないゲーム曲のサブスクは非常に効果的であり、Nintendo MusicアプリとambieによってDJディランは完全に制御下に置かれる……はずであった。
 
 しかし神よ! このような素晴らしいイヤホンにも寿命というものがあり、具体的にいうとバッテリーが1時間持たなくなってきた。
 そんな、もうバッテリーが……と思ってさっきのエントリを見たら2021年10月で真顔になっちゃったね。2021年……? 去年くらいでは……? いやもう3年使ってるんかいこれ。リチウムイオン電池が神の元へ旅立とうとしているのを感じた俺は、ただちに買い換えを検討した。


 耳穴を塞がないイヤホンの選択肢として、他に骨伝導が挙げられる。
 ちょっと前にワイフがイヤホンを探していたので試しにshokzを買ったんだけど、フレームがあり多少かさばることと、微妙にフィット感がよくないのか音が曇るのが気になってしまい、採用を見送った。shokzはワイフが気に入って活用している。耳へのダメージがゼロなのは素晴らしい。

 というわけで、俺は後継機であるambie AM-TW02を使っていくことにしたッ!!
AM-TW02
ambie soundearcuffs AM-TW02
 とはいえ目をひくほど真新しくなった点はない。着脱がしやすくなり、電池の容量が上がり、2000円高い。くそっせっかくmy new gear...したのにあまりテンションが上がらないな……。マイナスをゼロにもっていくだけの出費ってデカければデカいほどテンションが下がるよね……と思いはじめたが、その実しっかりこいつは進化していた!

 なんとこいつはマルチポイントに対応している。マルチポイント? 普通のマルチペアリングでしょ……と思っていた俺はただちにジューシーすることになった。
 マルチポイント対応とは何か。スマホンとPCの二者に同時にペアリングできるのである。スマホンで音楽を聴いていても、PCのbluetoothをオンにした瞬間に「2nd device connected.」と言ってダブル接続が確立され、PCのほうで動画を再生するとスマホンの音が勝手に止まる。その後スマホンの方で再度音楽再生ボタンを押すと、PCの音が勝手に止まる。
 手羽家の家訓として「bluetooth機器のマルチペアリングはするな」というのがあり、それはつまり、イヤホンを何でもかんでもペアリングしてしまうと、「今これをオンにしたらどれとつながるんだろう」という漠然とした不安にとらわれてしまうせいなんだけど、このマルチポイントという技術によりその不安は完全に払拭された形だ。電波の暮らし、ここまで来たか。

 しかしさすがに「ゲーム機に接続したbluetoothトランスミッターからゲームの音を受けつつ、スマホンのLINE通話を行う」みたいなコトはできないようだ。未来の技術に期待したい。

 
AM-TW02
 AM-TW01が「オオグンタマ」だったので、今回もワンチャン繁殖しそうな名前にしたぞ。

 なおブラックを買ったのは善し悪しであった。ホワイトだと黄ばみが目立ってしまうからブラックにしたんだけれど、これはこれで漆黒の闇が広がるカバンの中にうっかり落としてしまったときに、闇と一体化してしまい捜索が困難を極める。
 幸いソックス(カバー)が共通なので、白と黒のツートンで行くことも検討しているところだ。