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◆不定期日記ログ◆

■2024-01-23
追憶の箱
 ねずみがいなくなってもう1年もたつのに、今でもバレンタインチョコ売り場に並ぶかわいい箱を見るとねずみの家にしたくなってしまうことだなあ。
ユキ
在りし日のねずみ
 そうだAI! 「ねずみがいなくなってもう1年もたつのに、今でもバレンタインチョコ売り場に並ぶかわいい箱を見るとねずみの家にしたくなってしまうことだなあ」という心情をうたった詩を作って!

GPT3
バレンタインの夜、甘い誘惑に満ちた売り場
チョコの香りが漂い、心を踊らせる

一年前にさよなら告げたはずのねずみの面影
しかし、かわいらしい箱が目に入ると心は揺れ動く

死んでしまったはずの小さな友、ねずみの家
思い出の中で輝く、温かな影が蘇る

バレンタインのチョコが語る物語
愛と別れ、そして未練が交錯する心の中

 よし、ではこれをsunoAIに投げてねずみへの鎮魂歌を生成……

PIPI
ピピチャン キタヨ!(感情をAIに外注するんじゃないよ)
 それはその通りだな、ピピ助!


 そんなに懐かしいならまたハムスターを飼えばいいじゃない、と思われるところだが、マロンちゃんは「増える」という唯一無二の衝撃的エクスペリエンスを我々に提供しており、これを狙って再現するにはブリーダーになるしかない。マロンちゃん一家の替わりになるものはないので、まったく違うものをぶつけていくべきなのだ。鳥とか。
ウメチャン
平常運転のウメセンパイ
 そんな鳥たちだが、ウメセンパイなどは全長はハムスターと大差ないのに、健康に気をつければ3倍以上生きるらしい。ピピ助はさらに長い。
 おかしいぞ、俺たちは「ゾウの時間 ネズミの時間」でサイズの生物学を学んだはず。なんでこんなに小さくて軽いのに寿命が長いんだ? 見た目より心拍数がゆっくりなのか? でもピピ助とか部屋を一周飛び回って俺の肩に戻ってくるとスゲェ息が上がってるぞ。……飛ばずに済むから長寿になるのか……?
ピピチャン
人間の食べ物を見つめるピピ助
 ところでピピ助もウメセンパイも本来は群れで暮らす生き物であり、さし餌によって我々人間を「群れ」と認識させたため、とても人間を求めてくる。
 一方、ねずみやねこは基本的には人間を求めてこない。俺が犬か猫かの択一を求められた場合に猫派である理由の一つがここで、飼い主との適度な距離感が好きだから猫派なのだ。なので犬のように人間を求めてくる鳥たちの愛が重い。俺は四六時中お前たちの愛に応えることはできない。

 とはいえ、ウメセンパイは最近俺の顔面に向けて弾丸のように飛んできて上唇にくちばしを突き刺してくるし、ピピ助も頭を下げて俺の手のひらにくちばしをつけているから「ナデナデシテアゲルヨ!(裏声)」って言いながら手を出したらめちゃめちゃ攻撃してくるし、あまり求められていないのかもしれない。そう、俺は都合のいい枝 兼 リフト……。