◆不定期日記ログ◆
- ■2021-10-01
- いろんな娘氏と、鉄棒
夏休み前後の記録。
娘氏は1年生なので、なんとスポーツテストと呼ばれるものが迫っている。
そしてワイフが面談で担任の先生から「ボール投げと鉄棒がヤバだった」という話を聞いてきた。
投擲は仕方ない。すまないが投擲は諦めてくれ。パパはボール投げのせいでスポーツテストは常に級外だったんだ。人類が二足歩行を始めて獲得した肩の可動範囲というものが全然理解できないんだ。
だが……鉄棒(懸垂)は常に1級だった。荷重が人よりはるかに低いため、懸垂だけは誰にも負けなかった。鉄棒はなんとかなるはずだ。
ワイフ「なので鉄棒を注文しました」
ぼく「鉄棒を……注文……?」
「鉄棒」と「注文」って一つの文脈に入ってくるものだったんだ……。
確かにコロナ禍で公園に行くことが減り、かつ最寄りの公園の鉄棒がサビッサビなので、家で鉄棒の訓練をしようと思ったら鉄棒を買うしかない。理屈は合っているし判断が早い。
こうして我が家のトランポリンが撤去され、鉄棒が設置されたのであった。
……でかい! 娘氏「ねえこれバッキバキに崩れ落ちたりしないよね?」
ぼく「耐荷重80kgあるから平気ら」
高めに調整したらパパでも懸垂逆上がりができたので実際安定はしている。
周囲の安全(主に落下事故)についてはやや不安があり、そのうち勢いのある技をやるようになったらマットなどを敷かないとよくないかもしれない。
技のことはよく知らないが、まずは斜め懸垂から毎日ビシビシやって、腕力と握力のパラメータを伸ばすほかないだろう。小学一年生は文字通り伸びしろしかないので期待したい。
あっやべ……ワクチン接種の日なのに無駄に懸垂逆上がりしちゃったぞ!
- お絵かきのとき「せんしんとういつして色を選ぶ……せんしんとういつ!」と言ってマーカー入れからサーモンピンクのペンを取り出し「ショッピングピンク……」と言う娘氏。
- ダイソーの復刻スウィーティガムを手に入れて食べてるんだけど、板ガムというものを知らない娘氏が「平べったいwww」「平べったいwww」ってウケてる。
- 娘氏「パパは立ち止まるとき足はどうしてる?」
ぼく「きっちり揃えてる」
娘氏「あーやっぱサラリーマンはそうか」
ぼく「職業関係なくない!?」
娘氏「仕事してない女の子はつま先を内側に入れる。仕事してない男の子はつま先を外に向ける。」
ぼく「職業関係なくない!?」 - 咀嚼中にパパのおもしろ話を聞いた娘氏「あやうく放物線でブッて出るとこだった」
- 柱におでこをぶつけた娘氏「大丈夫、ダンベルで鍛えてるから」
ぼく「ダンベルでおでこは鍛えられないよ」
娘氏「せいしんを鍛えてるから」
ワイフ「精神を鍛えてるのにけいさんカードの宿題で泣いちゃうの??」
娘氏「算数のせいしんは鍛えてないから」 - 一本目の乳歯が抜けた娘氏「ぬけとるーって感じひゅる」
- 永久歯、なんか前歯の内側のとんでもない位置から生えてきていたので心配していたけど、乳歯がなくなったらなんかうまいことあるべき場所に収まっていって驚いた。すごいぜ人体!
- ワイフ「アイチャンかっぱ巻きにおしょうゆつける?」
娘氏「いい。おやさいとおしょうゆ、合わない気がするから」
ぼく「ウサギか?」 - 娘氏が怪談ごっこを始めたけど、タイトルが「きのこのかぞく」の段階で語彙がかわいかった。
- 娘氏「今まででいちばんつらかった登下校ナンバーワン」
ぼく「はい」
娘氏「夏休みの連休のまえ」
ぼく「あの重かった日か……」
娘氏「歩道橋の下でちょっとないた」
ぼく「そんなに」 - ぼく「アイチャンもうお風呂入る時間だぞ」
娘氏「エーヤダヤダ」
ぼく「このやりとり毎日やらないとだめか? ドラクエでまず『いいえ』を選ぶタイプか?」 - ワイフ「アイチャンけいさんカードして」
娘氏「エーヤダヤダ」
ぼく「このやりとり毎日やらないとだめか? そろそろBボタン長押しで演出カットしたいんだが」 - 英会話教室のあと突然「昔の外国人は何語を話してたんだ?」と不思議がる娘氏。イギリスができる前に英語が何て呼ばれてたかって話……?
- スイミング教室のあと突然「スイミングのとき、手に強大な力を秘めているような気がしたんだよ」と告白する娘氏。
- ワイフ「アイチャンもっと丁寧に字を書いて」
ぼく「書道教室に通ってたでしょ頑張って」
娘氏「アイチャンまだ字を書くことにあいさつしてるだけだから……」
ぼく「あいさつ」 - 慣用句やコトワザの本にハマり、プリキュアのセリフに出てきた「飛んで火に入る夏の虫」をすぐ調べる模範的な娘氏。
- 娘氏「一寸の虫にも五分のたましい、ってしってる?」
ぼく「小さい虫でも命は大切にってことかな?」
娘氏「小さなそんざいでも強い力とか強い言葉とかを持ってるってこと。」
ぼく「あんまり強い言葉を使うなよ」 - 娘氏「アイチャンの真似して。鵜の真似をするからすのように。」
ぼく「失礼では?」 - ついに娘氏が俺のミニタワー型パソコンの本体を指して「パパのパソコンの隣にあるこれはなに?」と聞いてきた。
娘氏は1年生なので、なんとスポーツテストと呼ばれるものが迫っている。
そしてワイフが面談で担任の先生から「ボール投げと鉄棒がヤバだった」という話を聞いてきた。
投擲は仕方ない。すまないが投擲は諦めてくれ。パパはボール投げのせいでスポーツテストは常に級外だったんだ。人類が二足歩行を始めて獲得した肩の可動範囲というものが全然理解できないんだ。
だが……鉄棒(懸垂)は常に1級だった。荷重が人よりはるかに低いため、懸垂だけは誰にも負けなかった。鉄棒はなんとかなるはずだ。
ワイフ「なので鉄棒を注文しました」
ぼく「鉄棒を……注文……?」
「鉄棒」と「注文」って一つの文脈に入ってくるものだったんだ……。
確かにコロナ禍で公園に行くことが減り、かつ最寄りの公園の鉄棒がサビッサビなので、家で鉄棒の訓練をしようと思ったら鉄棒を買うしかない。理屈は合っているし判断が早い。
こうして我が家のトランポリンが撤去され、鉄棒が設置されたのであった。
……でかい!
ぼく「耐荷重80kgあるから平気ら」
高めに調整したらパパでも懸垂逆上がりができたので実際安定はしている。
周囲の安全(主に落下事故)についてはやや不安があり、そのうち勢いのある技をやるようになったらマットなどを敷かないとよくないかもしれない。
技のことはよく知らないが、まずは斜め懸垂から毎日ビシビシやって、腕力と握力のパラメータを伸ばすほかないだろう。小学一年生は文字通り伸びしろしかないので期待したい。
あっやべ……ワクチン接種の日なのに無駄に懸垂逆上がりしちゃったぞ!