◆不定期日記ログ◆
- ■2014-12-29
- 12月のあいりさん
あいりさんはおすわりを完全にマスターした。
最初はDogezaの姿勢で前後にゆらゆらしているだけだったが、そこから尻を高く上げ、上手に腰を下ろして上体を起こすことができるようになった。
現在はそこから前に向かってハイハイを試みているが、三歩進んで三歩戻るような状態を繰り返しており、目標に向かって前進するのは運次第というありさまになっている。なんという困難性。普通は左スティックを前に倒すだけで進むようになっているはず。やはり人生はクソゲーなのか。
しかし我々大人はいつのまにか、この複雑な人体の移動コマンドをマクロを書いて自動処理しているのであり、あいりさんもこの奇妙なムーブをしながらマクロを書いているのだろうと思われる。完成が待たれる。
なお、おすわりの際にどうしても後退するため、コタツに体が押し込まれていく事態が多々ある。おもしろいのでとくに救出はしない。まんざらでもなさそうだし。
あいりさんはおすわりの安定にともない視点が高くなり、より高いところに手が届くようになった。
これはつまりコタツの上においてあるスマフォやデジカメ、リモコンといったたぐいのものに積極的に手を伸ばすことが可能ということ。あいりさんはそれらを決して見逃さない。ストラップが垂れているようならそれをつかんで引っ張り、落下してきたスマフォで頭を打って泣くのである。
何度痛い目にあっても引っ張るのをやめないので、やはりアカチャンの学習能力に期待することはできないと悟った。人は悲しいぐらい忘れてゆく生き物なのだ。こうして今日もあいりさんは果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばすので、我々が危機を遠ざけてやるしかない。まだ大移動をしないのがせめてもの救いだ。
幼いころ婆様が歌っていた子守唄をあいりさんにとびっきり不気味に歌い上げるとあいりさんが泣く。
この子守歌、ちゃんと調べたら2番がわりとガチで不穏だった。1番しか知らなかったが婆様はなぜこんな歌を。
現在、あいりさんは日に2回離乳食を食べている。
だんだん歯ごたえのあるものにも挑戦するようになり、おやつのアカチャン用おせんべいなども食べられるようになった。ただまだ、掴む→放すの操作が難しいらしく、なかなか手に持ったおせんべいを口に置いてくることができない。結局、一口サイズに割って直接口に運んでやるしかないのだ。
また、下の歯が微妙に生え始めているため、ゴムの歯ブラシを与えている。現状、それで下の歯をグリグリしてやると大変に喜ぶ。生え始めでムズムズするのだろう。終わっても大喜びでそれをカミカミしている。ブラシ側より持ち手側のほうがいいらしい。
以上、生後8ヶ月を迎えたあいりさんの記録。
最初はDogezaの姿勢で前後にゆらゆらしているだけだったが、そこから尻を高く上げ、上手に腰を下ろして上体を起こすことができるようになった。
現在はそこから前に向かってハイハイを試みているが、三歩進んで三歩戻るような状態を繰り返しており、目標に向かって前進するのは運次第というありさまになっている。なんという困難性。普通は左スティックを前に倒すだけで進むようになっているはず。やはり人生はクソゲーなのか。
しかし我々大人はいつのまにか、この複雑な人体の移動コマンドをマクロを書いて自動処理しているのであり、あいりさんもこの奇妙なムーブをしながらマクロを書いているのだろうと思われる。完成が待たれる。
なお、おすわりの際にどうしても後退するため、コタツに体が押し込まれていく事態が多々ある。おもしろいのでとくに救出はしない。まんざらでもなさそうだし。
あいりさんはおすわりの安定にともない視点が高くなり、より高いところに手が届くようになった。
これはつまりコタツの上においてあるスマフォやデジカメ、リモコンといったたぐいのものに積極的に手を伸ばすことが可能ということ。あいりさんはそれらを決して見逃さない。ストラップが垂れているようならそれをつかんで引っ張り、落下してきたスマフォで頭を打って泣くのである。
何度痛い目にあっても引っ張るのをやめないので、やはりアカチャンの学習能力に期待することはできないと悟った。人は悲しいぐらい忘れてゆく生き物なのだ。こうして今日もあいりさんは果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばすので、我々が危機を遠ざけてやるしかない。まだ大移動をしないのがせめてもの救いだ。
幼いころ婆様が歌っていた子守唄をあいりさんにとびっきり不気味に歌い上げるとあいりさんが泣く。
この子守歌、ちゃんと調べたら2番がわりとガチで不穏だった。1番しか知らなかったが婆様はなぜこんな歌を。
現在、あいりさんは日に2回離乳食を食べている。
だんだん歯ごたえのあるものにも挑戦するようになり、おやつのアカチャン用おせんべいなども食べられるようになった。ただまだ、掴む→放すの操作が難しいらしく、なかなか手に持ったおせんべいを口に置いてくることができない。結局、一口サイズに割って直接口に運んでやるしかないのだ。
また、下の歯が微妙に生え始めているため、ゴムの歯ブラシを与えている。現状、それで下の歯をグリグリしてやると大変に喜ぶ。生え始めでムズムズするのだろう。終わっても大喜びでそれをカミカミしている。ブラシ側より持ち手側のほうがいいらしい。
以上、生後8ヶ月を迎えたあいりさんの記録。