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◆不定期日記ログ◆

■2011-12-12
けいあん!
 江戸時代、幕府が百姓を統制するために出した「慶安の御触書」というのがある。
 小学校の教科書にも載っているので、覚えてる人は多いはずだ。
  • 朝は早く起きて、晩まで気を抜かずに仕事をすること。
  • 酒や茶を買って飲んではいけない。
  • 麦やあわ、ひえなどをつくり、米は多く食べないこと。
  • 麻と木綿の他は着てはいけない。
 教科書では「幕府が出した百姓の心得」として扱われているこの資料だけど、近年その立場が徐々に崩れてきている。
 ソースあんならすぐ出せ、といっても出てくるのは地方のコピーばかりで、大元である幕府の文書が出てこないらしい。
 幕府のお触れではないとなると、教科書での扱いだってそりゃ変わる。

 これが、甲斐の国の百姓たちによる、
 「社畜の悲惨さを挙げて現代人釣ろうずwwwww」
 みたいなスレのまとめだったらどうしよう。どうするんだろう。